国道435号
part2

R316国行交差点〜R191特牛交差点
美祢市→下関市

62.美祢大橋 63.山口r33吉則下交差点を右折 64.美晴橋
 R316国行交差点を過ぎて少し走ると美祢市役所の前を通って美祢大橋を渡る。西詰の交差点から北に向かうとJR美祢線の美祢駅がある。国行交差点から約700m走ると山口r33吉則下交差点に至る。R435は左折してから右にカーブしてr33の上を沖田橋で通過し、美祢線の上を美晴橋で通過する。美晴橋の北で交差している道路が旧道と思われるが、吉則下交差点との間にある踏切は撤去されており、歩行者や自転車以外で通り抜ける事はできなくなっている。

65.緩やかな上り勾配 66.山口r38日永交差点 67.「上り5%勾配」
 美晴橋以降は緩やかな上り勾配の2車線道路を走って美祢市の中心部から離れて行く。大きく左にカーブして第一日永橋を渡った先で山口r38日永交差点を通過する。以降は山間部に入り、5%勾配が始まる。

68.大嶺トンネル 69.緩やかな下り勾配の2車線道路 70.美祢市化石採集場の入口
 5%勾配の2車線道路を走っていると大嶺トンネルをくぐる。トンネル以降は緩やかな勾配を下って行く。沿線に集落がないせいか交通量は非常に少ない。再び上り勾配を上っていると美祢市化石採集場の前を通る。

71.山口r336交差点 72.「特牛34km 豊田8km」 73.美祢社会復帰促進センターの入口
 緩やかな勾配を下っていると山口r336交差点を通過する。三ッ杉川流域の谷筋に入り集落もあるが、道路状況は良く走りやすい2車線道路が続く。勾配が落ち着く辺りで視界が開け、美祢社会復帰促進センターの入口の交差点を通る。これは分譲されなかった工業団地に建てられた半官半民の刑務所である。

74.中河内橋 75.山口r267麻生交差点 76.市境に向かって上って行く
 旧豊田前町の中心部で山口r267麻生交差点を通過する。旧豊田前町と言っても合併して美祢市の一部になったのは1954年であり、昭和の大合併の時期である。麻生交差点を過ぎてからは山間部に入るため上り勾配が始まる。

77.「またどうぞ交流拠点都市美祢市へ」 78.下関市に入る 79.山口r34とのランプ
 沿線の家屋が途切れてからの緩やかな上り勾配が続いており、その途中で下関市に入る。市境の手前に旧道が交差しているが市境部分に車止めが設置されているため通り抜ける事はできない。
 下関市に入ってから下り勾配に変わり、平成の大合併で下関市の一部になった旧豊田町の中心部の手前で山口r34とのランプを通過する。r34の豊田市街方面の200m弱の区間はR435の旧道に当たる。

80.祇園橋 81.バイパスのため沿線に集落なし 82.西市トンネル
 側道が分岐した後に祇園橋で旧道、木屋川、そして山口r34の上を越えていく。美祢豊田バイパスは旧豊田町の中心部の北に造られており、旧道とは異なり沿線に建物がない。緩やかなカーブを描きながら緩やかな勾配を上っていると西市トンネルをくぐる。

83.豊田ほたる橋 84.八道橋 85.山口r65交差点
 西市トンネルからは緩やかな勾配を下り、豊田ほたる橋を、次いで八道橋を渡る。どちらの橋も山口r65の上を通っているが、r65のこの区間はR435の旧道に当たる。そのr65との交差点がバイパスの終点という事になる。

86.E9山陰道(俵山・豊田道路)が建設中 87.四辻集落 88.ローカル快走国道
 バイパスが終わると歩道がなくなるも交通量が少ないためさほど走りにくさは感じない。道路工事現場を通過するが、これはE9山陰道(俵山・豊田道路)であり、(仮称)豊田ICが接続する予定である。このインターチェンジ以南は2025年1月時点では工事は始まっていない。以降もカーブは多いものの緩やかなものばかりで勾配もほとんどないため走りやすい2車線道路を快走できる。

89.R491久保田交差点 90.「特牛21km 豊北14km」 91.尾根筋に白滝山ウインドファームの風車が見える
 緩やかな右カーブの先でR491久保田交差点を通過する。案内標識には表記されていないが、ここから北はR491が重複している。R491に菊川が案内されているが、それまでに山岳酷道区間がある。
 久保田交差点からも2車線快走路が続いている。前方の尾根筋に風力発電用の風車がいくつも建っているのが視認できるなど開けた場所を通っている。山口県西部の南北を繋ぐR491ではあるが、酷道区間があるせいか交通量は増えない。

92.R491荒木交差点 93.殿居集落 94.城見坂
 久保田交差点から約2.4km走って荒木交差点でR491が油谷方面に分岐する。R491の菊川方面意外にも油谷方面にも山岳酷道区間があり、案内標識に「大型トレーラ通行不可」との警告が付加されている。久保田交差点の案内標識には大型車両の通行可否の文字はなかったが、道幅が狭くなる所で大型車両は通行困難である旨の警告がなされている。
 R491との重複区間が終わってからも道路状況に変化はなく走りやすい2車線道路が続いている。粟野川の流域を走っていると上り勾配が始まり、程なくして城見坂を越えて下りに転ずる。

95.下関市豊北町原 96.山口r269交差点 97.山口r269交差点
 城見坂からの勾配を下って開けた場所を走るようになる。蛇行している粟野川に架かる新日ノ下橋の西詰で山口r269交差点を通過する。山裾を走っていると山口r270交差点を通過して右カーブを曲がり、さらに走るとr269交差点を通過してr269が粟野方面に分岐する。

98.改良済みの快走路が続く 99.山口r39久森交差点 100.家屋密集地をパスしている
 滑川流域の比較的開けた谷筋を走り抜けて左カーブを曲がった先で山口r39久森交差点を通過する。滝部駅を擁する集落の北を通り抜けている事からバイパスだと思われ、下市交差点でr39と交差している道路が旧道と思われる。

101.旧道と合流 102.田代集落 103.JR山陰本線のトンネルの近くを走る
 旧豊北町の中心部の北を通るバイパスを走っていると旧道らしき市道との交差点を通過する。以降も緩やかなアップダウンのある2車線快走路が続く。JR山陰本線とともに田代川の流域を上って行く。

104.特牛駅は右折 105.荒田川流域を快走 106.鳴滝集落
 JR山陰本線が離れた直後に特牛駅の出入口に当たる交差点を通過する。駅まで約200mあるがその道路は停車場線には指定されておらず市道である。山陰本線から離れてからは荒田川の流域を走る。

107.荒田川から離れても快走路 108.R191特牛交差点
 緩やかなアップダウンと緩やかなカーブを繰り返す2車線道路を走り、最後に下った先でR191特牛交差点に至る。下関市の中心部からも長門市の中心部からも離れており、旧豊北町の中心部からもやや離れた位置にある。ちなみに、交差点や駅の名称でもある「特牛」は“こっとい”と読み、難読地名のひとつである。