国道418号 |
part6 |
笠置ダム〜R257本郷交差点 |
恵那市 |
244.笠置ダム側ゲート | 245.2007年はガードレールとA型バリケードだった | 246.通行止期間が長い割に路上堆積物は少ない |
笠置ダム側のゲートに到着する。2007年頃はガードレールとA型バリケードで塞がれていたが、トラ模様の本格的なゲートに変わっていた。温見峠の能郷、黒津ゲートと同様に支柱の脇からの通り抜けも逃さない仕様である。車両用とは別に人が通れる幅だけ開くようにもなっており、何かの保守や調査のための出入りがあるのかもしれない。ゲート及び施錠等を破損した場合は、法律に基づき処罰されるという旨の警告が貼られている。 ゲートの隙間から奥の道路を撮影したが、10年以上通行止が続いている割にアスファルトの見える割合が多いという印象を受ける。普通の旧廃道で10年も車や人が通らなければほとんど自然に還った状態になってもおかしくない。 |
247.ゲートを背にして岐阜r412交差点方向を撮影 | 248.ゲートの手前に車を停められるスペースがある | 249.笠置ダムの横を通過 |
ゲートを背にして東に進み始めると緩やかな勾配を上った所で笠置ダムの下流側に下りられる道路が接続しているが、当然ながらゲートで閉鎖されており車でも人でも進入できない。以降はフェンスが張られた国道らしからぬ雰囲気の道路を走る。道幅が広いように見えるが、2車線と言うよりは1.0車線+駐車帯という感じである。その区間の山側に普通の民家のような建物があるが、民家ではなくダム管理会社か何かの詰所のようだ。駐車帯(?)が終わると1.5車線幅の道路で笠置ダムや管理棟の脇を通過する。 |
250.川寄りの駐車スペース(?)から狭くなる | 251.完全1.0車線幅 | 252.朽ちかけた警笛鳴らせ標識 |
管理棟を過ぎた所で左側に車数台分のスペースがありそこから山に登る道路が交差しているが、その道路沿いの斜面に数軒の家屋がある模様。その後すぐに川寄りの駐車スペースのような場所を通り過ぎると道幅は完全な1.0車線幅と狭くなる。ダム湖の湖面がすぐ近くにあり、転落した場合は即死よりも溺死の可能性の方が高い。奥にダムや集落があるとは言え行止り区間のため交通量はきわめて少ないが、万が一対向車が現れた場合は離合に苦労する事は必至である。待避所なんてものは設置されておらず、路肩にタイヤを乗せて無理やり離合しなければならないが、川寄りは路肩が軟弱そうで怖い。 |
253.栃久保集落は2車線道路 | 254.栃久保集落の中にも狭い箇所あり | 255.前方に武並橋が見えてくる |
笠置ダムゲートから約2.0kmで突然道幅が広くなり消えかけのセンターラインの2車線道路となる。山の斜面には家屋が建っており栃久保という集落を通過する。集会所付近だけセンターラインがないものの1.5車線程度で交通量がほとんどないのでさほど走りにくさを感じない。木曽川に沿っているという状態は変わらず、前方に赤色に武並橋が見えてくる。この武並橋はR418の橋である。 |
256.家屋が途切れると狭くなる | 257.左側には岐阜r412が高い位置を並走 | 258.岐阜r412交差点を直進方向に進む |
栃久保集落が終わると道幅が狭くなるものの笠置ダム〜栃久保集落間ほど狭くなく、1.5〜1.8車線程度である。左の山側の法面が整備されたものになるが、その上を岐阜r412が走っており、下ってきたr412との交差点に至る。直進方向がR418なのだが、路側帯の線がr412潮見方面に引かれており、笠置ダム方面は国道と言えども行止り区間のため、優先道路扱いされていない。そのためR418笠置ダム方面が割り込むような形なので、一旦停止義務はないもののそれに近い対応で交差点に進入しなければ危険である。 |
259.岐阜r412交差点を右折 | 260.武並橋 | 261.武並橋の南詰に右直角カーブ |
岐阜r412との交差点からは2車線道路になるが、僅か70m程東のT字路を右折して武並橋を渡らなければならない。案内標識には表記されていないが、直進の恵那市街方面はr412である。離合できない1.0車線幅の武並橋で木曽川を渡って左岸に着くと右の直角カーブを曲がってやや急な勾配を上る。 |
262.武並橋からしばらくは狭い | 263.勾配が緩やかになると道幅も広くなる | 264.岐阜r394交差点 |
武並橋からは1.5車線狭路を約500m走るとセンターラインが現れて2車線道路になる。しばらくは勾配と急カーブのあるが木曽川右岸区間とは比べようがない程走りやすい道路状況である。岐阜r394との交差点を左にカーブしながら通過すると勾配も急カーブも収まる。 |
265.岐阜r394重複区間は長い直線区間 | 266.中山道(東海自然歩道)が交差 | 267.中央道とR19 |
岐阜r394交差点からは直線かつ平坦な状態となり、沿線に建物が密集していないせいもあってかなり見通しが良い状態である。r394が恵那市街地方面に分岐して少し走ると藤川に沿ってカーブが多くなるが、それでも走りやすいと言える範疇である。藤川沿いを緩やかに下っていると勾配が少し急になり中央道の高架下を通過する。そのすぐ先でR19の跨道橋の下を通過する。 |
268.R19との接続道路との交差点を一旦停止して左折 | 269.岐阜r421交差点付近は7%勾配 | 270.JR中央本線と岐阜r421交差点 |
跨道橋の下でR19との接続道路(なぜか国道に指定されてない)とのT字路を一時停止して左折する。道なりに進むという構造ではないにもかかわらず案内標識が設置されていないのでR418トレース時は注意である。逆方向の走行であれば案内標識が設置されている。 接続道路との交差点からも2車線道路が続いており、右にカーブしながら7%の勾配を下り、岐阜r421交差点を通過した直後にJR中央本線の下を通過し、そしてr421が分岐する。 |
271.緩やかなアップダウンとカーブの快走路 | 272.集落が途切れる区間も快走路 | 273.岐阜r66佐々良木上平交差点と道の駅「そばの郷らっせぃみさと」 |
JR中央本線以南の区間は緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線快走路が続いている。快走路を走っていると岐阜r66佐々良木上平交差点を通過するが、交差点の南東には道の駅「そばの郷らっせぃみさと」がある。“らっかせぃみさと”ではない。R418やr66の交通量はさほど多くないが、行楽シーズンともなれば混雑している道の駅である。 |
274.岐阜r66佐々良木橋東交差点 | 275.これと言って特徴のない快走路を走る | 276.アップダウンが多い |
道の駅を過ぎるとやや急な勾配を下り、下り切る手前で岐阜r65交差点と岐阜r66佐々良木橋東交差点を相次いで通過する。以降は佐々良木川沿いの集落を結ぶようにしてカーブとアップダウンの多い2車線道路を走る。やや急なカーブもあるが2車線と整備されており、また交通量が少ないせいもあって走りにくいと感じる程ではない。 |
277.R363馬場山田交差点を左折 | 278.R363重複区間も2車線快走路 | 279.集落がない場所でもオレンジ色のセンターライン |
R19の接続道路との交差点から約13.1kmでR363馬場山田交差点に突き当たる。案内標識にR418のおにぎりは表記されていないが、左折してR363に重複して恵那市街・岩村方面に進む。 馬場山田交差点からも2車線道路が続いている。センターラインがオレンジ色である事からもわかるとおり、交通量はやや多めである。それでも信号機が少ない区間とあって流れは良く概ね快走路と言える。 |
280.岐阜r416交差点 | 281.R257・R363一色交差点を右折 | |
岐阜r416との交差点を通過した先でR257・R363一色交差点に突き当たる。この交差点の案内標識にもR418のおにぎりが表記されていないが、右折してR363に加えてR257とも重複しながら新城・上矢作方面に進む。恵那市の市街地へは左折してR257を北上する。 |
285.「この先冬期 凍結注意」 | 286.登坂車線あり | 287.新木ノ実トンネル |
裏山交差点を過ぎると上り勾配となって旧岩村町の中心部を離れる。整備された2車線道路だが上り勾配が長いためかさほど距離は長くない登坂車線が設置されている。登坂車線が本線に合流した直後に全長1350mの新木ノ実トンネルを通過する。木ノ実トンネルのある旧道はトンネルの前後に簡易ゲートが設置されているようで通り抜けできない。 |
288.トンネル南側には登坂車線はない | 289.道の駅「上矢作ラ・フォーレ福寿の里」 | 290.木ノ実川沿いを走る |
新木ノ実トンネルを出てからは緩やかな勾配を下る。勾配のある距離は長いが南側には登坂車線は設置されていない。緩やかな勾配の2車線快走路を走っていると道の駅「上矢作ラ・フォーレ福寿の里」を通過する。この道の駅も「そばの郷らっせぃみさと」と同じように前面道路の交通量の割に混雑している事が多いというイメージである。 |
国道418号 part7 |