国道418号
part3

R157樽見交差点〜R156小瀬6番町交差点
本巣市→山県市→関市

132.市道との交差点を右折 133.樽見鉄道をアンダーパス 134.アンダーパス以降は上り勾配
 樽見交差点を鋭角に左折してR157から分岐してセンターラインのない2.0車線幅の道路を少し走ると市道との交差点を右折する。案内標識は設置されているが、信号機はなく突然の右折という感じなので直進してしまっても不思議なない交差点である。なお、直進すれば旧根尾村役場(現在の本巣市役所根尾分庁舎)のある旧根尾村の中心部に行ける。
 市道との交差点の直後で樽見鉄道のアンダーパスをくぐり、直後で上り勾配の左カーブを通過する。カーブの先の左側には樽見鉄道の終着駅の樽見駅のロータリーがある。線路の反対側には前述の本巣市役所根尾分庁舎が建っている。ロータリーからも上りが続いているが、その勾配はやや急である。

135.2車線ながら舗装の凹凸は多め 136.尾並坂峠区間も大型車通行不能 137.岐阜r255交差点
 勾配は緩やかになるものの上りが続いている。2車線ではあるが舗装状況は余り良くなく部分補修による凹凸が見られる。根尾東板屋集落の南部を通過するが、そこには尾並坂峠が大型車(車幅2.5m超、車長10m超)は通行不能である旨を警告する標識が設置されている。ただし、かなり古いもので色あせており赤字だったと思われる文字を読み取るのは困難である。東板屋集落を通過した先で岐阜r255との交差点を通過するが、このr255は件の“落ちたら死ぬ”区間が閉鎖された際の迂回路の一部である。

138.岐阜r255交差点からは下り勾配 139.本巣市根尾口谷 140.何度も板屋谷川を渡る
 岐阜r255交差点からは緩やかな下り勾配となって引き続き板屋谷川沿いを走る。根尾口谷集落を通り過ぎてからも2車線快走路が続いており、蛇行する板屋谷川を何度も渡る。川沿いの道路が旧道と思われるが、閉鎖こそされていないが管理はほとんどされていないようで路上には堆積物が散乱している。

141.根尾奥谷以降は狭い 142.センターラインが復活するもすぐに狭くなる 143.大型車が通れない程の狭さではない
 根尾奥谷集落でセンターラインがなくなって1.5車線幅と狭くなるが、国道沿いに細長い集落を出るまでにセンターラインが復活して2車線に戻る。が、集落を通り抜けた所でまたしてもセンターラインがなくなって1.8車線幅になる。この根尾奥谷集落が本巣市側の最後の集落だが、集落以降も1.8車線幅が続いており大型車が通行できないような道路状況には見えない。

144.尾並坂峠を越えて山県市に入る 145.尾並坂峠以東は2車線 146.法面崩落の復旧工事のため片側交互通行規制
 ヘアピンカーブで標高を上げると樽見交差点から約7.6kmの地点で尾並坂峠を越えて山県市に入る。結局峠までの区間において大型車が通れない決定的な場所はなかった。なお、尾並坂峠の標高は330mと、1020mの温見峠と比べると随分低い。
 峠を越えるとセンターラインのある2車線道路となり、ヘアピンカーブはあるものの勾配はさほど急ではないため概ね走りやすい道路状況と言える。走行した日は法面崩落のための災害復旧工事のため片側交互通行規制区間が1ヶ所だけあった。葛原浄水場まで2車線道路が続く。

147.塩後集落から狭くなる 148.2車線になった所におにぎり 149.大型車の離合は不可能
 山県市側最初の集落の塩後に入ると道幅は1.5車線と狭くなる。大型車通行不能は峠そのものではなく山県市側の集落内が要因と思われる。急なカーブこそないものの乗用車すら離合する場所に困るような道路状況なので、大型車を排除するのも致し方ないだろう。センターライン付きの2車線になる箇所もあるが、距離は短く気休めでしかない。

150.正面に見えるのは蓮華寺 151.所々に短い2車線区間あり 152.消された横断歩道は3本!?
 広狭を繰り返しながら武儀川の流域を走る。川自体はかなり蛇行しているのだが、忠実に川に沿っていると言うより左岸の山裾を走っており、急なカーブはさほど多くない。蓮華寺の西側を直角にカーブして少し走るとセンターライン付きの2車線道路になるが、それもすぐに終わって1.0〜1.5車線狭路の戻る。

153.山裾を走っている事が分かる 154.おにぎりは所々に設置されている 155.道幅は横断歩道4本分
 広狭を繰り返しながら武儀川流域の集落を繋ぎながら東の方角に走る。集落は途切れる事なく続いており、地域住民の安全面や騒音・振動対策としても大型車排除という決断に至っているのかもしれない。複数の集落を通っているが交通量はさほど多くない。

156.センターラインなし区間でも広狭がある 157.和合橋 158.広狭が混在
 1.0〜1.5〜2車線と広狭が混在する状態を武儀川の左岸の山裾を走る。和合橋で武儀川を渡って右岸に移ってからも道路状況や周辺の様子は変わらない。蛇行する武儀川の南を比較的カーブの少ない道路状況で東の方角に進む。

159.横断歩道3本分!? 160.岐阜r91・r200谷合交差点 161.落合橋の東詰を右折
 百瀬集落には現役(?)の3本横断歩道がある。左側の路側帯の白線をもう少し側溝寄りに引けばもう1本追加できるかもしれないが、それでも道幅が狭い事には変わりない。その後百瀬橋を渡って武儀川の左岸に移ると沿線の建物に店舗兼住宅が建ち並ぶ間を走る。旧美山町の中心部であり旧美山町役場(現在の山県市役所美山支所)の南西で岐阜r91・r200谷合交差点を通過する。
 旧美山町の中心部の東部で神埼川に架かる落合橋を渡り、東詰で市道とのT字路に突き当たり路側帯の白線とセンターラインに従って道なりに右へ進む。センターラインが引かれているが交差点部分だけである。

162.落合橋以降も決して広い道路ではない 163.岐阜r196交差点を道なりに右へ進む 164.ロックシェッド内だけ狭い
 落合橋の東詰からも武儀川の左岸の山裾を走っているという状況は変わらないが、道幅は1.5〜1.8車線と多少なりとも広くなっている。山裾が終わって笹賀集落に入るとセンターラン付きの走りやすい2車線道路に変わる。一部はR418の旧道と思われる岐阜r196との交差点を道なりに右へカーブして2車線快走路を走っていると旧道の市道と交差する。以降は集落のない山が川に迫った場所を走っておりロックシェッドが設置されている。道路が改良する以前に造られたもののようで、その前後だけセンターラインのない1.5車線幅となっている。

165.広狭が混在しているが見通しは良い 166.愛相橋 167.まだまだ狭路区間が残る
 ロックシェッド以降は2車線道路かと思いきやまだセンターラインのない区間が残っている。とは言うものの沿線に建物がないため集落内のような走りにくさは感じない。佐野集落も武儀川寄りにバイパスが造られたようでセンターライン付きの2車線道路を快走できる。対岸を走る岐阜r200に行ける市道との佐野交差点を通過すると右にカーブしながら愛相橋とあみかけ大橋を渡る。旧道は川に沿っている道路だと容易に分かる。
 あみかけ大橋以降も2車線道路が続いているが、富永集落で2車線から1.5車線と急に狭くなる。家屋が密集しており拡幅は難しいのだろう。

168.家屋が密集している訳ではないが狭い 169.美山中学校前を通過 170.R256美山大橋北交差点
 1.5車線狭路を走っていると美山中学校の前を通過するが、その先でセンターラインが現れたと思った矢先にR256美山大橋北交差点に至る。右折すれば案内標識の通り、山県市の市街地を経て岐阜市に至り、逆の洞戸方面にはタラガトンネルがある。R418は直進して関方面に進む。

171.武儀川沿いを快走 172.関市に入る 173.岐阜r59交差点
 美山大橋北交差点からは武儀川の堤防上を走っており、急なカーブも勾配もなく見通しが非常に良い快走路である。市道との中洞交差点から約400mの区間は川と反対側の狭路もウォッちずで国道色に塗られていが、現地にはまだ国道に指定されている事を思わせる物はない。旧道並走区間が終わってすぐに岐阜r182との交差点を通過し、県立山県高校を通過して少し進んだ所で市境を越えて関市に入る。大野市と本巣市の市境(=県境)と本巣市と山県市の境は峠だったが、山県市と関市の境は峠でも河川でもない場所にあり、隣り合う家屋で所属する市が異なっている。市境を通過してからも道路状況は変わらず堤防上の2車線快走路を走る。

174.堤防を離れても快走路は続く 175.岐阜r94高野交差点 176.関西電力の関開閉所の前を通過
 関市武芸川事務所前交差点を過ぎると堤防から緩やかに下って水田の間を走り抜ける2車線道路になる。その後1ヶ所だけ武儀川に近接する場所を走っているが、基本的には家屋と水田が混在する間を走り抜ける。岐阜r94高野交差点を通過してからも道路状況に変化はない。快走路を走っていると関西電力の関開閉所の前を通過する。門構えの字が連続しているため誤記に見えるが誤記ではない。さらに付け加えると関西電力も間違いではない。そもそもR418の例の区間の東端にある笠置ダムは関西電力が所有するダムである。

177.東海環状道の関広見IC口交差点 178.鮎之瀬大橋 179.関市小瀬
 関開閉所のすぐ先でR475東海環状道の関広見ICに繋がっている関広見IC口交差点を通過する。走行した時は関広見IC以南の区間は開通しておらず、R418の上を横切る本線の跨道橋もまだ造られていない段階である。
 関広見IC口交差点からも2車線道路を走っていると右にカーブして勾配を上って長良川に架かる鮎之瀬大橋を渡る。橋を渡り終えた所で緩やかに下りながら左にカーブしている。

180.岐阜r290小瀬北交差点 181.R156小瀬6番町交差点
 平坦な2車線道路を走っていると沿線の建物が増えてきた所で岐阜r290小瀬北交差点を通過する。家屋密集地の狭路を通っているせいかr290に案内されていた地名が消されている。r290交差点の先でR156小瀬6番町交差点を通過する。R157と同様に東海地方と北陸地方を結ぶ国道だが、番号がひとつ違うだけのR156は山間部を走っているもののそれなりに整備されており、両地域の下道での往来に利用される。なお、直進方向に関IC、左折方向に美濃ICと案内されているが、どちらも東海北陸道のインターチェンジである。

国道418号 part4