国道414号
part1

R1上石田交差点〜R136三福交差点
沼津市→伊豆の国市

1.R1・R246上石田交差点(R1小田原方面) 2.R1・R246上石田交差点(R1静岡方面) 3.普通の対面2車線道路
 静岡県沼津市の市街地の北西に位置するR1R246上石田交差点がR414の終点である。R246から進入すれば片側2車線道路の右側に車線が増えた直後に左端車線がR1小田原・熱海方面に分岐し、次いで真ん中車線がR1静岡・富士方面に分岐する。よってR414に進むには付加された右端の車線に移らなければならない。上石田交差点を過ぎるとごく普通の対面2車線道路として始まる。

4.静岡r87上石田南交差点を右折 5.沼津市大岡 6.竹ノ岬交差点
 上石田交差点からすぐに静岡r87との上石田南交差点となり、右折して沼津市街方面に進む。裾野方面のr87はR246の旧道に当たる(R414沼津市街方面も?)。上石田南交差点からも引き続き対面2車線道路が続いている。JR御殿場線の大岡駅付近で左にカーブしながら大岡駅前交差点を通過し、建物一列を挟んで線路と並走しながら南西の方角に進む。御殿場線の向こう側にはJR東海道本線も並走している。
 上石田南交差点から約1.7kmの竹ノ岬交差点は単純な直進ではなく右にカーブしながらの通過となる。交差している市道はセンターラインがなく決して広い道路ではないがその割に交通量が多い。交差点の直近にR414が左折である旨の案内標識が立っているが、これは350m西の杉崎町交差点のものである点に注意を要する。

7.静岡r405杉崎町交差点を左折 8.市道との交差点でも迂回路を案内 9.迂回路の市道との交差点以南は車線幅に余裕あり
 西向き車線が増えた直後の静岡r405杉崎町交差点を左折する。R414に3.8mの制限高箇所があるため、直進の市道が「迂回路」として案内されている。制限高による“迂回路”なのだろうが、案内標識には「迂回路」としか表記されていないので伊豆の国市・沼津市街方面の迂回路なのか、東名・新東名・R1方面の迂回路なのか、瞬時の判断に困るかもしれない。
 杉崎町交差点からは道路改良工事の現場を走り、200m弱で市道との交差点を通過する。この交差点にも市道が迂回路として案内されている。この市道との交差点からは既に改良済みの道路を走る。北向き車線は2車線で南向き車線は1車線だが、路側帯とセンターラインのゼブラゾーンを削ればどちらも2車線にする事はできると思われる。

10.JR御殿場線 11.JR東海道本線
 市道との三ツ目ガード北交差点を過ぎると下り勾配となりJR御殿場線、次いでJR東海道本線のガードをくぐる。2つの路線のガードの間はやや急なS字カーブとなっている。なお、三ツ目ガード北交差点から市道に右折するのは禁止されているため、高さが3.8mを超える車両はそれより北の市道から迂回路に進まなければならない。

12.三枚橋町交差点 13.静岡r380三園橋交差点 14.三園橋
 2つのガードをくぐり終えて短い勾配を上ると通常の平面道路に戻る。三枚橋町交差点を左にカーブしながら通過すると車線が増えるように見えるが、これは静岡r380三園橋交差点の長い右折車線である。三園橋交差点を過ぎると三園橋を渡るが、その下を流れている狩野川とはこの先もいくつもの橋で渡る事になる。

15.静岡r139沼津市役所前交差点 16.左側車線が減少 17.沿線には商業施設が多い
 車線が増えて4車線道路になった所で静岡r139沼津市役所前交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、沼津市役所が交差点の南西にある。その後も4車線道路で沼津市の中心部を走っていると市道との玉江町交差点の先で左側車線が減少する。対面2車線道路になって以降も沿線の商業施設が多い状態が続いている。

18.R414静浦バイパスとの交差点を道なりに通過 19.バイパスとの交差点以南は両側に家屋が建ち並ぶ 20.駿河湾が見える
 静岡r144下香貫交差点からは左側に拡幅の余地のある状態となり、S字状にカーブしながらR414静浦バイパスとの交差点を通過する。静浦バイパスは沼津市大平までの区間が建設中でそのうちの一部は供用されているがウォッちずでは一切国道扱いされていない。
 バイパスとの交差点からも沿線には多くの建物があるが一般の家屋が中心となる。家屋が密集しており歩道が狭いので車両で走っていても狭苦しさを感じる。海に近い場所を走っているが、標高が低いため海はほとんど見えず馬込集落と獅子浜集落の間の急カーブ区間で少し見える程度である。

21.「この先遮断機あり。津波警報が発令されると通行止になります。」 22.住吉神社の前を通過 23.江浦隧道の左を通過
 静浦小中一貫校を通り過ぎた後に左にカーブして江浦湾の北西に位置する大久保の鼻を回り込むようにして海沿いを走る。江浦湾に沿った集落の中を走っていると江浦隧道の山側の脇を通過する。江浦隧道は旧道に当たるが、フェンスが設置されており進入する事ができない。さらに進むともう一つ旧道のトンネルがあるが、下田方面に向かっている場合はその存在に気付かないかもしれない。そのトンネルの上部は津波時の避難所として活用されている。

24.多比第一隧道 25.多比第二隧道 26.静岡r17口野放水路交差点を左折
 小刻みなアップダウンを繰り返す直線基調の2車線道路を走っていると多比第一隧道と多比第二隧道を相次いで通過する。それぞれ内陸側に旧隧道が残っているが、第二隧道の旧トンネルは歩行者・自転車用として利用されており、その東側は現在の多比第二隧道に直結している。
 多比第二隧道を出てすぐに口野橋を渡り、その南詰で静岡r17口野放水路交差点を左折して下田・伊豆の国方面に進む。直進の市道は旧道だが、口野の切通し区間が車両では通行できない。

27.口野トンネル 28.狩野川の口野放水路沿いを走る 29.放水路を離れると上り勾配になる
 口野放水路交差点を左折してすぐに口野トンネルをくぐって伊豆の国市に入る。北側には狩野川の放水路のトンネルが掘られており、トンネルを出てからも放水路沿いを走る。静岡r134長塚橋交差点を通過して少し走ると右にカーブして放水路から離れて上り勾配を走る。

30.R136伊豆中央道との長岡北IC 31.「伊豆市10km 大仁5km 伊豆長岡2km」 32.緩やかな勾配を下る
 上りから下りに転ずる所でR136伊豆中央道の長岡北ICを通過する。その後は勾配を下って行くが、沿線の家屋が増えてくると勾配はさらに緩やかになる。交通量は決して少なくないが流れはスムースで概ね走りやすい道路状況である。

33.静岡r130長岡IC東交差点 34.伊豆中央道の長岡高架橋 35.戸沢川沿いを走る
 伊豆の国市の市役所の南東で静岡r130長岡IC東交差点を通過する。右折してr130を約400m走るとR136伊豆中央道の長岡ICに至る。長岡IC東交差点からすぐの地点で伊豆中央道の長岡高架橋の下をくぐり、戸沢川沿いの直線基調の2車線道路を走る。市の中心部を通っているが交通量はさほど多くない。

36.市道とのT字路を左折 37.静岡r129大門橋西交差点 38.大門橋
 長岡IC東交差点から約600mで市道との交差点を左折するが、市道への右折は禁止されている。戸沢川に架かる太田橋を渡ると緩やかな勾配を上り、静岡r129大門橋西交差点を通過して大門橋を渡る。大門橋の下を流れているのが狩野川であり、下流側にR136伊豆中央道の新大門橋が架けられている。

39.狩野川の堤防上を走る 40.左の高架橋はR136伊豆中央道 41.R136伊豆中央道/R136・R414修善寺道路との大仁中央IC
 大門橋を渡り終えた直後で市道が接続している右の急カーブを曲がってからは狩野川の右岸の堤防上を走る。川と反対側にはR136伊豆中央道が並走している。伊豆中央道の大仁高架橋と狩野川の間を走っていると左にカーブして高架橋の下で大仁中央ICを通過する。このインターチェンジを境に北側区間がR136伊豆中央道、南側区間がR136/R414修善寺道路となっている。修善寺道路は有料である事を示す緑色で表記されているが、ひとつ南の大仁南ICで流出すれば料金所を通過しないため無料で通行可能である。逆に伊豆中央道は無料で通行できるように見えるが、江間料金所を通過すると料金が発生する。

42.道の駅「伊豆のへそ」 43.R136・静岡r19三福ICを側道に進む 44.R136・静岡r19三福交差点を右折
 大仁中央ICを通過した直後に道の駅「伊豆のへそ」の南側を通過し、その先でR136・静岡r19三福ICとなる。R414は側道に進んで三福ICを右折して伊豆市方面に進む。案内標識にR414のおにぎりは表記されていないが支柱のおにぎりの下に右折矢印の補助標識が付けられている。この三福交差点からはR136との重複区間が始まる。

国道414号 part2