国道403号
part8

R117市川橋右岸交差点〜R292七瀬交差点
野沢温泉村→飯山市→木島平村→山ノ内町→中野市

366.「長野48km 中野30km 飯山16km」 367.道の駅「野沢温泉」 368.虫生2号橋
 市川橋右岸交差点からはR117との重複区間となる。100番台国道との重複とあって路側帯を含めて車線幅に余裕のある2車線道路のため走りやすい。大きな河川に沿っているとは思えない程の急な勾配を上り、左カーブを曲がっているとコンクリート舗装からアスファルト舗装に変わった後に道の駅「野沢温泉」を通過する。道の駅からは下り勾配となる。

369.100番台国道との重複区間の割に交通量は多くない 370.矢垂大橋 371.長閑な風景が広がっている
 概ね千曲川の右岸と言える場所を通っているものの川とは少し離れており高低差もある。アップダウンとカーブが連続しているがどちらも緩やかなため走りやすい。対岸には長野r480とJR飯山線があるため集落も存在している。

372.湯沢川大橋 373.長野r353交差点 374.千曲川右岸を快走
 湯沢川橋を渡った直後に長野r353交差点を通過して再び飯山市に入る。信号機のない交差点だが、野沢温泉村の中心部に至る県道である。約300m進んだ所でr353が分岐しており、湯滝橋を渡った北詰で長野r480と交差している。r353交差点からは集落が途切れた場所を通っているが、緩やかなアップダウンと緩やかなカーブの走りやすい2車線道路が続いている。

375.千曲川の堤防沿いを走る 376.長野r410柏尾橋東交差点 377.常磐大橋
 千曲川の堤防に沿って走っていると長野r410柏尾橋東交差点を通過する。r410は停車場線であり千曲川の対岸にJR飯山線の戸狩野沢温泉駅がある。引き続き堤防沿いを走っているとr410が分岐し、大きく右にカーブしてから常磐大橋を渡って左岸に移って左カーブを曲がる。

378.長野r419大関橋西交差点 379.常磐橋以降は堤防上を走る 380.道の駅「花の駅千曲川」
 常磐橋で千曲川の左岸に移ってからは堤防の上を走る。長野r419との大関橋西交差点を通過してからも同様であり、川の反対側にも家屋がないため非常に走りやすい道路状況と言える。そんな快走路区間に道の駅「花の駅千曲川」がある。

381.長野r95黄金石入口交差点 382.R117・R292有尾交差点を直進
 道の駅を過ぎてからも堤防上の快走路が続いている。長野r95との黄金石入口交差点を通過してすぐのR117・R292有尾交差点は直進して長野・中野方面に進む。この交差点より南はR117・R292との3国道重複区間である。

383.皿川交差点 384.R117・R292重複区間 385.R117・R292・長野r97中央橋西交差点を左折
 有尾交差点を過ぎてすぐに市道との皿川交差点を通過するが、この市道はそのルートからして旧道と思われる。皿川交差点以降も堤防上の2車線道路を走り、飯山城跡の東を通り過ぎてR117・R292・長野r97中央橋西交差点を左折して木島平方面に進む。市川橋右岸交差点から約17kmである。

386.中央橋 387.新潟r354木島交差点を左折 388.市道との交差点を右折
 両側に歩道の設置された2車線の中央橋を渡って千曲川の右岸に移る。以前の橋は30m下流側に架かっていたが、2014年12月に新たな新橋が同じ名称で供用されている。橋を渡り終えて消防署前交差点を過ぎると融雪水パイプがセンターラインの代わりの2.0車線幅道路を走る。
 長野r354と市道が交差している木島交差点は道なりに左方向へと進む。右折方向の道路がr354(馬曲木島停車場線)で約100m先に木島駅があったが、2002年3月31日に廃止となっている。ウオッちずでは県道扱いされていないが、案内標識にヘキサが残っている。
 木島交差点から1.8車線幅とやや狭くなった道路を走り、約200mで3本の市道との交差点を右斜め前方へ進む。木島交差点もこの交差点も案内標識が設置されているためルートミスする可能性は低いだろう。

389.木島平村に入る 390.道の駅「FARMUS木島平」 391.長野r38蛭川橋交差点
 センターラインのない1.8車線幅道路を走っていると木島平村に入る。市村境から僅か200m程で道の駅「FARMUS木島平」の前を通り、右カーブの先で長野r38蛭川橋交差点を通過する。蛭川橋は交差点の手前の短い橋である。

392.村道が交差してる左カーブを曲がる 393.新橋 394.市之割集落
 蛭川橋交差点からは樽川の堤防の内側を走り、緩やかな勾配を上ってから左にカーブして新橋を渡ってやや急な勾配を下る。新橋の手前には村道が交差しており、案内標識では左折するかのように描かれているが、道なりにカーブするだけである。新橋からも走りやすい2車線道路が続いている。

395.大橋交差点を右折 396.大橋の南詰は左カーブ 397.融雪水パイプがセンターライン代わり
 樽川沿いになってすぐに村道との大橋交差点を右折して大橋を渡って左の急カーブを曲がりながら下る。以降は集落の中を通り抜けるが、融雪水パイプがセンターライン代わりになっている区間もある。

398.緩やかな上り勾配の快走路 399.拡幅工事のため片側交互通行規制中 400.「落石注意」「その他の危険」「幅員減少」
 融雪水パイプが埋設された区間が終わってからも集落は続いており、緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。片側交互通行規制が敷かれている箇所があったが、1.8車線幅道路を拡幅する工事のようである。工事区間が終わるとセンターライン付きの2車線道路に戻る。

401.雨量通行規制区間に入る 402.長野r451交差点 403.異常気象時通行規制区間内でも道路状況は悪くない
 集落が途切れた後に雨量通行規制区間に入る。時間雨量20mm、連続雨量80mmを超えると通行止になる。樽川の谷筋を走っていると滝見橋を渡った直後に長野r451交差点を通過し、程なくして千ノ平集落に入る。異常気象時通行規制区間はこの集落までの短い区間だが、走行時(2022年10月2日)は樽川沿いに崩落箇所があり片側交互通行規制が敷かれていた。

404.山ノ内町に入る 405.アップダウンのある2車線道路 406.下須賀川集落
 曲線半径が大きめの右ヘアピンカーブ部分で三沢に架かるおちあい橋を渡って山ノ内町に入る。橋から続く勾配を上りながら落合集落を走って曲線半径の大きな左ヘアピンカーブを曲がる。その後も上り勾配が続いているが、少ないながらも下り勾配区間も存在している。カーブも多く見通しは決して良くないが交通量が少ないためさほど走りにくさは感じなかった。

407.高原地帯を快走 408.夜間瀬活性化センターの前を通る 409.沿線の家屋が増えてからも急勾配が続く
 飯盛山の南東で峠部分を超えてからは下り勾配が始まる。進行方角を南から西に変えて飯盛山の南麗を下っていると夜間瀬活性化センターを通り過ぎ、その先からは沿線の家屋が多くなる。

410.中野市の市街地まで見える 411.左の急カーブを曲がる 412.斜面に広がっているのはリンゴ畑
 正面に中野市の市街地を望みながらやや急な勾配を下っていると左の急カーブを曲がり、その後も急な下り勾配が続く。前坂集落を通り抜けてきた町道との交差点を通過して裏笹川橋を渡る。周辺の斜面にはリンゴ畑が広がっている。

413.リンゴ畑の中をひたすら下る 414.長野r434交差点 415.長野電鉄長野線の部谷沢踏切
 リンゴ畑と家屋が混在する中をひたすら下っているとやや急な右カーブの直後の町道との交差点付近からほぼ平坦になるもののセンターラインがなくなり道幅が狭くなる。長野r434交差点からは沿線に家屋が建ち並んでおありさらに走りにくく感じる。長野電鉄長野線の夜間瀬駅の南で部谷沢踏切を通過して本郷橋を渡る。

416.長野r478交差点 417.夜間瀬橋 418.長野r355・r356交差点
 センターラインが復活すると同時に長野r478交差点を右にカーブしながら通過して夜間瀬橋を渡って中野市に入る。西詰で長野r355・r356交差点を通過して緩やかな勾配を下る。交差点にはソトバのみで案内標識は設置されていない。

419.R292中野栗和田交差点 420.長野r54一本木・栗和田交差点
 栗和田高架橋の手前でR292中野栗和田交差点を通過するが、北に長野電鉄長野線があるためか、R292の草津・志賀高原方面としか接続していない。R292から分岐した中央橋東交差点からの距離はR403が約19km、R292が約15kmである。栗和田高架橋をくぐった先で長野r54一本木・栗和田交差点を通過する。

421.町道の山神橋と長野電鉄長野線の下を通る 422.上下線が分離 423.R292本線(?)と合流
 アンダーパスで町道の山神橋と長野電鉄長野線の下を通った直後に反対側車線が分離し、R292の本線が間に入って隔てられる。側道のような片側1車線道路を走っているとR292草津方面からの本線と合流する。案内標識が設置されていないため分かりにくいが、ここから西はR292重複区間である。

424.R292重複区間 425.長野r29新井交差点 426.長野r414新井大道下交差点
 R292と合流してからは片側2車線道路を西に向かって走る。平坦な直線道路のため非常に走りやすい。中野市の中心部からやや離れているものの沿線には商業施設が多い。長野r29新井交差点と長野r414新井大道下交差点を相次いで通過する。

427.長野r414の新井跨道橋 428.七瀬高架橋の側道へ進む 429.R292七瀬交差点
 新井大道下交差点の直後から下り勾配となって長野r414の新井跨道橋をくぐり、平面道路に戻るまでに市道の跨道橋を2つくぐり、その間には長野電鉄河東線の跨道橋が残っている。
 片側2車線道路を走っていると右側車線が七瀬高架橋へ、左側車線が側道に別れるが、国道は側道に進む必要がある。七瀬高架橋は長野r29志賀中野道路という有料道路である。側道に進んで少し走ると七瀬交差点を直進してR292との重複区間が終わる。中野栗和田交差点からの距離は約3.5kmである。

国道403号 part9