国道403号
part9

R292七瀬交差点〜R18栗佐交差点
中野市→小布施町→須坂市→長野市→千曲市

430.志賀中野道路へのランプを側道へ進む 431.七瀬南交差点 432.沿線には商業施設が多い
 R292七瀬交差点からは単独区間となるが、長野r29志賀中野道路に隔てられた片側1車線という道路状況は変わらない。r29長野方面へのランプが分岐してから左にカーブしながら七瀬南交差点を通過すると通常の対面2車線道路に戻る。R292が重複している片側2車線区間と同様に沿線には多くの商業施設がある。

433.長野r29江部交差点 434.緩やかなカーブが多い 435.小布施町に入る
 長野r29江部交差点を通過するが、この県道は志賀中野道路の現道に当たる。志賀中野道路と現道どちらを走っても時間的な差が小さいため、志賀中野道路の利用者は伸び悩んでいる。
 江部交差点からも対面2車線道路が続いている。平坦ではあるもののカーブが多くなる。また、沿線は商業施設よりも家屋が多くなる。篠井川に架かる殿橋を渡ると小布施町に入る。

436.水田の間を走り抜ける 437.長野r343矢島沖交差点 438.押羽交差点
 小布施町に入ってからは沿線の建物がほとんどなくなり水田が広がっている中を走る。平坦でカーブもほとんどないため非常に走りやすい道路状況である。長野r343矢島沖交差点を過ぎると徐々に沿線の家屋が増えていく。

439.伊勢町跨線橋 440.長野r343中町南交差点 441.長野r66・r358松川橋北交差点
 緩やかな勾配を上って伊勢町跨線橋で長野電鉄長野線をオーバーパスする。跨線橋から南は小布施町の中心部を通り抜けており、センターライン付きの2車線道路ではあるものの若干車線幅が狭く走りやすいとは言い難い。小布施町役場や小布施駅の東で長野r353中町南交差点を通過してr353の重複が終わる。市街地の南で長野r66・r358松川橋北交差点を通過する。長野・豊野方面のr66はヘキサが表記されているが、r358はヘキサも行き先も表記されていない。

442.須坂市に入る 443.長野r66松川団地入口交差点 444.歩道のない2車線道路
 松川橋を渡ると須坂市に入り、直後に長野r66松川団地入口交差点を通過する。松川橋を挟んだ松川橋北交差点〜松川団地入口交差点はr66重複区間である。以南もほとんど平坦な2車線道路が続くが、歩道のない区間もあり整備が行き届いているとは言い難い。

445.長野r499旭ヶ丘交差点 446.観光客向けの果樹園が軒を連ねる 447.須坂市街地に向かって下る
 北須坂駅の近くで長野r499旭ヶ丘交差点を通過する。観光客向けの果樹園と家屋が混在している2車線道路を南に向かって走る。須坂市の市街地の手前を流れている八木沢川に向かって緩やかな勾配を下って行く。

448.長野r112春木町交差点 449.長野r352馬場町東交差点を左折 450.長野r344末広町交差点
 八木沢川橋を渡って緩やかな勾配を上っていると長野r112春木町交差点を通過する。r112は群馬r112でもあるが、県境の毛無峠の群馬県側に分断区間がある。春木町交差点から約300mで長野r352馬場町東交差点に至り、左折して千曲・長野方面に向かい、長野r344末広町交差点を通過する。末広町交差点の案内標識にヘキサは表記されているが、春木町交差点、馬場町東交差点は表記されていない。

451.R406横町中央交差点 452.東横町交差点 453.狭い歩道のある2車線道路
 須坂市役所と須坂駅の間でR406横町中央交差点を通過する。R406の左折方向は矢印表記ではなく地名もないが、菅平方面に行く事が可能である。横町中央交差点を過ぎてすぐに東横町交差点を通過するが、交差している市道はR406のバイパスとして機能している。

454.八幡町東交差点を右折 455.八幡町東交差点以降も2車線道路 456.墨坂神社西交差点を左折
 横町中央交差点から約700m走ると市道との八幡町東交差点を右折する。直進の市道に千曲・長野と案内されているのに対してR403には地名が表記されていない。八幡町東交差点からもセンターライン付きの2車線道路が続いており、300m強で墨坂神社西交差点に至る。以前は道なりに左にカーブするだけであったが、直進に長野方面への市道が造られたため左折に変更されている。八幡町交差点〜墨坂神社西交差点間は狭い2車線道路だったのが改良されて広くなっていた。

457.墨坂神社西交差点からは狭苦しい2車線道路 458.市川大橋 459.交通量は少ない
 墨坂神社西交差点からは狭い歩道のある狭苦しい2車線道路となるが、約400m走って境沢町北交差点からは車線幅に余裕があるため走りやすくなる。百々川と鮎川をそれぞれ市川橋と鮎川橋で渡りながら2車線道路を南西に進む。八幡町東交差点で南に延びている市道がバイパスの機能を持っているせいか、交通量は少ない。

460.長野r58幸高町交差点 461.井上跨道橋 462.E18上信越道・須坂長野東IC
 車線が増えた直後に長野r58幸高町交差点を通過し、以降は中央分離帯のある片側2車線道路になる。緩やかな右カーブを曲がっていると緩やかな勾配を上って井上跨道橋を通過する。跨道橋の下に通っている道路は長野電鉄河東線(屋代線)跡であり、2012年に廃止されるまでは井上跨線橋という名称であった。なお、跨道橋が改良・4車線化されたのは廃線後である。
 井上跨道橋の勾配を下り切った直後にR18上信越道の須坂長野東ICを通過する。上り線の流出ランプと料金所、国道との接続部分は須坂市域で下り線の流出入ランプと上り線の流入ランプが長野市域である。

463.長野r58須坂長野東IC西交差点を左折 464.長野市に入る 465.「!」
 E18上信越道の本線の井上橋の下から左折車線に入って長野r58須坂長野東IC西交差点を千曲・若穂方面に進む。直進して片側2車線道路を走れば屋代橋を経て長野市の中心部に行く事ができる。
 須坂長野東IC西交差点からは南の方角に向かって走り、約300m弱で市境を越えて長野市に入る。須坂長野東ICの南西で市道が交差している右カーブを曲がるが、左折して市道を道なりに走ると八幡町東交差点に至る。市道との交差点以降も小刻みなカーブが続く2車線道路を走る。その他の危険を示す警戒標識「!」が設置されているが、補助標識がなく警戒すべき内容が不明である。

466.長野r347綿内駅入口交差点 467.綿内駅入口交差点以南は1.8車線幅 468.長野r377古屋交差点
 長野r347綿内駅入口交差点を通過する。左折方向にあった綿内駅は長野電鉄河東線の駅であり、前述のとおり2012年に廃止されている。綿内駅入口交差点からはセンターラインのない1.8車線幅道路を走る。1.0車線と狭い長野r378との交差点付近からは拡幅されておりセンターライン付き2車線道路となり、程なくして長野r377古屋交差点を通過する。

469.湯島天満宮信濃分社の前を通る 470.長野r34領家交差点 471.信濃川田駅跡の近くを通る
 古屋交差点を過ぎると再びセンターラインのない1.8車線幅道路に戻ってしまうが、約400mでセンターラインが復活する。そのまま2車線道路を走っていると保科川橋を渡った先で長野r34領家交差点を通過し、信濃川田駅跡の北を通過する。入口に当たる交差点の案内標識にはまだ川田駅と案内されている。

472.標識が逆を向いているのではない? 473.長野r380関崎橋東詰交差点 474.長野電鉄河東線の離山隧道が見える
 緩やかな右カーブを曲がっていると逆方向を向いている標識が確認できる。標識の中身は左折方向に道路ありだが、北向き車線には直後に左折方向に接続する道路があるので現在の向きが正しいのかもしれない。
 緩やかな左カーブを描きながら緩やかな勾配を上って千曲川の堤防の上を走り始めると長野r380関崎橋東詰交差点を通過する。その後も堤防上のため見通しの良い直線道路を走る。離山には長野電鉄河東線の離山隧道が視認できる。北側の坑口付近には駐車スペースがあるが、特に鉄道遺構としてアピールしていないようでトンネルゆえに取り壊されていないだけに見える。

475.センターラインがなくなる 476.長野市松代町小島田 477.ハッピードリンク柴店以南は歩道が整備済み
 離山付近からは堤防から一段低い内側を走り、松田町小島田集落に入るとセンターラインのない1.8車線幅道路になってしまう。集落を抜けて沿線の家屋が少なくなるとセンターラインが復活し、少し走ると両側に歩道が整備された状態になる。

478.長野r382柴交差点 479.長野市松代町柴 480.市道との交差点を道なりに進む
 金井山駅跡の北西のカーブ部分で長野r382柴交差点を通過すると狭苦しい2車線道路に戻ってしまう。西側の建物を移転させた空き地は拡幅用地と思われる。沿線の家屋が少なくなると歩道付きの2車線道路になる。
 平坦な直線道路を走っているとE18上信越道の東寺尾橋をくぐった直後を右にカーブして真田・千曲方面に進む。以前は長野電鉄の踏切の手前の信号機のない交差点を右折しなければならなかったため、案内標識を見落とすと直進してしまいかねない交差点であった。廃線後に改良されて道なりに進むだけで良くなっているが、案内標識は修正されていない。

481.長野r35長野インター南交差点 482.上高相交差点 483.西寺尾新橋
 蛭川橋に架かる逢川橋を渡った先で長野r35長野インター南交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、右折して北上するとE18上信越道の長野南ICがある。約200m先に上高相交差点があるが、かつては左折がR403で直進が長野r385であった。r385がR403に変更された際はR403の旧道はr35に指定されたが、長野インター南交差点に接続するバイパスが供用されたため現在は市道に降格している。上高相交差点からはE18上信越道の南側を並走している。

484.E18上信越道と並走 485.中道島交差点 486.E18上信越道の清野橋
 E18上信越道と並走している直線道路を走っていると松代PAの南西で中道島交差点を通過する。左折の真田方面が旧道である。中道島交差点からもE18上信越道との並走は続いているが、隣接ではなく少し離れている。

487.長野r385赤坂橋南交差点 488.妻女山の北を快走 489.長野r387交差点
 清野橋をくぐった先で長野r385赤坂橋南交差点を通過する。r385の路線名を松代篠ノ井線といい、上高相交差点からはR403に重複している。また、旧赤坂橋は撤去されているが、その前後の道路は県道の指定を外されていないのかウオッちずでは県道として表記している(2022年10月時点)。
 赤坂橋南交差点からは見通しの良い2車線道路を快走する。岩野駅跡付近から家屋の立ち並ぶ間を通る1.8車線幅道路になるが、一部区間では拡幅工事が始まっていた。長野r387との交差点も狭路区間にある。

490.千曲市に入る 491.E18上信越道と千曲川の間を走る 492.E18上信越道の起返橋
 1.8車線幅のまま千曲川沿いになった所で市境を越えて千曲市に入り、薬師山の西端の山裾からセンターラインが復活して走りやすい2車線道路になる。山裾を南に向かう市道が旧道と思われる。千曲川とE18上申接道の間を走っていると左にカーブしながら少し下って起返橋をくぐる。

493.「上田24km 更埴IC2.5km 国道18号2.2km」 494.長野r335雨宮の渡し入口交差点 495.E18上信越道の屋代東橋
 両側に歩道が設置されている走りやすい2車線道路を走っていると右にカーブしながら長野r335雨宮の渡し入口交差点を通過する。左折のあんずの里・森方面はR443の旧道である。交差点の東に雨宮の渡し公園があり、川中島の戦いに関する史跡である。当時とは流路が異なっているため現在の千曲川からは離れている。カーブが終わって直線道路を西に向かって走っているとE18上信越道の屋代東橋をくぐる。

496.市道との交差点を左折 497.元は市道だった区間 498.工業団地南交差点を右折
 屋代東橋から200m強で市道との交差点に突き当たり、一旦停止した後に左折して千曲市街方面に進む。交差点から見て南東に位置する上田市が右折の北の方角に案内されている点に違和感を覚えるが、ここから先のR403が市街地を通り抜けており右左折が多いため、より容易にR18に行けるルートを案内しているものと推測される。
 突き当りからもセンターライン付きの2車線道路だが、歩道がなくそれまでに比べるとやや狭苦しい。前回走行時(2012年9月18日)は国道に指定されていたのがこの交差点より東だったが、現在では元からあった市道が国道に指定されており盲腸線ではなくなっている。
 約300m南で工業団地南交差点に突き当たる。案内標識は設置されていないが右折が正解である。左折の市道は旧道である。逆方向に走行していた場合は左折して右折するところまで1枚の案内標識に表記されているのでルートミスする可能性は低い。

499.平坦な直線道路を西進 500.北陸新幹線 501.しなの鉄道の松代踏切
 工業団地南交差点からも直線かつ平坦な2車線道路が続いいる。東屋代駅跡の近くで屋代中学校前交差点を通過し、そのすぐ先で北陸新幹線の高架橋をくぐる。S字カーブの中でしなの鉄道の松代踏切を通過する。すぐ北で北陸新幹線としなの鉄道とが交差しているが、どちらも駅は設置されていない。

502.高見町交差点を左折 503.長野r392横町交差点を右折 504.長野r392横町交差点
 松代踏切からはセンターラインのない1.8車線幅道路で市街地を走る。市道との高見町交差点を左折して千曲市街方面に進むが、直進すれば道なりに走るだけでR18に行く事ができる。
 高見町交差点からはセンターライン付きの2車線道路を走ると100m強で長野r392横町交差点に突き当たる。案内標識が設置されていないが、右折がR403のルートである。直後にr392横町交差点を通過するが、2つの横町交差点の信号機は連動していると思われる。

505.千曲市粟佐 506.R18粟佐交差点を左折
 緩やかなカーブを描く2車線道路を走っているとR18粟佐交差点に至る。案内標識にR403のおにぎりは表記されていないが、左折してR18との重複区間を高崎・上田方面に進む。飯山市の中央橋西交差点からの距離はR403が約59km、R117とR18が約46kmである。10km強しか違わないが、R403は右左折が多いため両交差点間の往来には不向きであるのは言うまでもない。

国道403号 part10