国道381号
part1

R56下分甲交差点〜R56古市町交差点
須崎市→中土佐町→四万十町

1.R56・R497・高知r388下分甲交差点 2.道の駅「かわうその里すさき」 3.新荘川橋
 高知県須崎市の市街地から見て南西に位置するR56R197・高知r388下分甲交差点がR381の起点である。案内標識に表記されてないのはR56四万十市方面に重複しているからである。ちなみにR197はこの交差点が起点もしくは終点ではなく、R56の高知市方面に重複している。
 下分甲交差点には道の駅「かわうその里すさき」が隣接している。主要施設は交差点の南東にあるが、第二駐車場が北東に設置されている。また、道の駅の南には高知道の下分甲出口が接しているが、この出口は高知市方面からの出口のみで、道の駅を利用するための出口と言える。その出口の直後に新荘川橋を渡る。

4.高知道・須崎西IC 5.津波浸水想定区間が終わる 6.カーブの多い上り勾配の2車線道路
 新荘川橋を渡り切った南詰で高知道の須崎西ICを通過する。ひとつ手前の須崎中央ICは高知市方面としか接続しておらず、四万十方面は須崎西ICを利用する事になる。須崎西ICを過ぎると左にカーブすると同時に上り勾配となる。標高が上がるため津波浸水想定区間の終点を通過する。高知道の新角谷トンネルの上を通過し、カーブの多い2車線道路を走る。

7.角谷トンネル 8.久保宇津トンネル 9.太平洋が見える
 緩やかな右カーブを曲がった先で角谷トンネルと久保宇津トンネルを相次いで通過する。左急カーブを曲がって少し進むと前方に海が見えてくる。海を見ながら右のヘアピンカーブを曲がる。標高は50m程度なので海面との高低差が結構ある。

10.安和トンネル 11.津波浸水想定区間に入る 12.高知r312交差点とJR土讃線
 やや急な左カーブを曲がった先で安和トンネルをくぐり、緩やかな勾配を下ると津波浸水想定区間の起点を通過する。JR土讃線のガードの手前で高知r312が交差しているのだが、案内標識もなければソトバも設置されておらず、県道が交差しているようには見えない。

13.高知r320交差点 14.おにぎりはR56のみ 15.津波浸水想定区間が終わる
 緩やかな勾配の直線道路を走っていると高知r320交差点を通過する。R381(実質R56)が内陸部を走るのに対して、r320が海沿いを走っている。r320交差点からは緩やかな勾配を上り、津波浸水想定区間が終わる。

16.巨大な高さ制限警告 17.焼坂トンネル 18.中土佐町に入る
 緩やかな勾配を上っていると焼坂トンネルをくぐる。4.5mの制限高が設定されており、トンネルの手前には4.5mの制限高を表示した巨大な文字の高さ制限バーが設置されている。全長966mの焼坂トンネルは市町境のトンネルであり、西側は西土佐町となっている。

19.カーブの多い2車線道路を下る 20.法面工事のため片側交互通行規制区間あり 21.焼坂休憩所
 中土佐町に入ってからは下り勾配となるが、その他の道路状況は須崎市側と大差ない。法面工事のため片側交互通行規制が敷かれていた区間を通り過ぎ、大きく左にカーブしてJR土讃線と川を挟んで並走する形になる。焼坂休憩所を通過するが、雨露を凌げる東屋があるだけの駐車スペースである。

22.「四万十市(旧中村)67km 四万十町(旧窪川)21km」 23.道の下跨線橋 24.高知道・中土佐IC
 右にカーブすると視界が開けると同時に集落に差し掛かる。津波浸水想定区間に入ってすぐに上り勾配となり道の下跨線橋でJR土讃線をオーバーパスする。跨線橋を過ぎると左にカーブして勾配を下る。右側に並走している道路が見えるが、これは高知道であり、中土佐ICで繋がっている。

25.高知r41交差点 26.高知r320久礼交差点 27.久礼トンネル
 緩やかにアップダウンしている2車線道路を南下していると高知r41交差点を通過し、勾配を下った所で高知r320久礼交差点を通過する。r320とは2ヶ所目の交差点で、r320の行き先に中土佐町の中心部や土佐久礼駅がある。久礼交差点からは上り勾配となり、左にカーブしていると久礼トンネルをくぐる。

28.高知r25交差点 29.津波浸水想定区間が終わる 30.緩やかな上り勾配の2車線道路
 久礼トンネルを出て左にカーブした先で高知r25交差点を通過する。高知r320に代わって海沿い区間を走るr25だが、四万十町の大半が不通区間となっている。r25交差点から少し走ると津波浸水想定区間が終わり、以降も緩やかな上り勾配が続く。カーブは多いが2車線道路なので走りにくさは感じない。

31.登坂車線が現れる 32.上り方向のみはみ出し可能 33.「七子峠まで4km」
 緩やかな勾配とは言え二桁国道と重複しているとあって400m程の登坂車線が設置されている。登坂車線が終わると対面2車線道路に戻るが、上りとなる四万十方面は右側にはみ出す事が可能である。通常のオレンジ色のセンターラインになると急カーブをいくつか通過する。

34.久礼坂第一トンネル 35.久礼坂第二トンネル 36.橋上の登坂車線
 久礼坂第一トンネルと久礼坂第二トンネルを相次いで通過して、左の急カーブを曲がる。ともに短い第一橘川橋と第二橘川橋を渡り、次の第三橘川橋から右ヘアピンカーブを曲がる。カーブの下には高知道が通っているが、久礼坂トンネルの中のため視認する事はできない。またヘアピンカーブの終わり辺りから2ヶ所目の登坂車線が現れ、いくつかの急カーブをその状態で通過する。

37.久礼坂大橋 38.久礼坂第三トンネル 39.久礼坂第四トンネル
 2ヶ所目の登坂車線が終わってすぐに久礼坂大橋を渡る。橋の左側(南側)は眺望が開けており、かなり低い位置に高知道を確認する事ができる。大きく左にカーブした後に右にカーブし、久礼坂第三トンネルをくぐる。さらに緩やかな上り勾配のカーブの多い2車線道路を走っていると久礼坂第四トンネルをくぐる。

40.大坂谷橋 41.七子峠 42.高知r41交差点
 久礼坂第四トンネルを出てからは上り勾配は相変わらずだが直線的な道路状況となっている。大坂谷橋を渡り、右に左にカーブした先で七子峠を越えて四万十町に入る。峠には駐車スペースと茶屋があり、四万十町川には高知r41が交差している。r41との交差点も2ヶ所目だが、R381(実質R56)に比べて内陸側を通っており、旧大野見村の中心部を結ぶ機能がある。なお、四万十町の境標識がr41交差点より南に設置されているが、町境そのものは峠にある。

43.床鍋集落 44.高知道・四万十町東IC 45.影野駅の北西を通過
 七子峠からの勾配は緩やかで、仁井田川の流域を下っていく。峠付近から集落が断続的に続いており、山岳区間に比べると随分走りやすく感じる。JR土讃線が接近してきた所で高知道の四万十町東ICを通過する。このインターチェンジは須崎方面としか繋がっていない。四万十町東ICから程なくして影野駅の近くを通過する。駅の周囲には多くの家屋が建っている。

46.高知r323交差点 47.JR土讃線 48.六反地集落
 下呉地橋の南詰で高知r323交差点を通過し、仁井田川の右岸を走る。JR土讃線の下をくぐって右にカーブした先で六反地駅付近を通過する。アップダウンとカーブがあるもののどちらも緩やかで、交通量も少ないので概ね走りやすい。

49.仁井田駅の東を通過 50.高知r52交差点 51.「宇和島138km 四万十市(旧中村)49km」
 高知r324交差点を通過してすぐに仁井田駅の東を通過し、さらに少し南で高知r52交差点を通過する。その先の案内標識に宇和島まで138kmとなっているが、これはR56を走行した距離であり、R381を走行すれば90kmに満たない。

52.右側にJR土讃線が並走 53.高知道・四万十町中央IC 54.道の駅「あぐり窪川」
 JR土讃線と隣接並走して谷筋を通り過ぎると高知道の四万十町中央ICを通過する。2018年1月の時点では、高知道は四万十町中央ICまでしか供用されていない。須崎西IC以南は無料で通行できるため、その区間のR381(実質R56)の交通量は減少しているが、四万十町中央ICより南は交通量が増加する。また、四万十町中央ICから約200m南に道の駅「あぐり窪川」がある。

55.四万十とおわと四万十大正、松葉川温泉へは1.5km先を右折 56.根元原交差点 57.窪川トンネル
 道の駅を過ぎてすぐに仁井田川に架かる平串橋を渡る。緩やかな勾配を上っていると沿線の家屋が途切れてJR土讃線と隣接しながら仁井田川の左岸を走る。根元原交差点で右折する先がR381江川崎・対象と案内されているが、この道路は町道である。道なりに走るとR381に繋がっている事を考えるとR56やR381の旧道なのかもしれない。根元原交差点から少し走ると窪川トンネルをくぐる。

58.窪川トンネルからは下り勾配 59.R56古市町交差点を右折
 窪川トンネルからの下り勾配はトンネルを出てからも続いており、上りとなる反対側車線には登坂車線が設置されている。登坂車線がなくなり、吉見川を渡った先のR56古市町交差点を右折すると単独区間となる。下分甲交差点からの距離は約30kmである。

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