国道381号
part2

R56古市町交差点〜R441交差点
四万十町→四万十市

60.土佐くろしお鉄道 61.高知r19交差点 62.町道との交差点を左折
 古市町交差点を右折してR56から単独分岐を果たすと四万十町の中心部を走る。鉄道のガードをくぐるが、これまで並走していたJR土讃線ではなく土佐くろしお鉄道である。窪川駅を境に北はJR土讃線で南が土佐くろしお鉄道となっている。ガードをくぐってすぐに高知r19交差点を通過するが、真っ直ぐではなく左斜め前方の2車線道路へ進む。
 家屋が密集する間を2車線道路で走っていると吉見川を渡った先で町道とのT字路に突き当たる。案内標識が設置されてないので分かりにくいが左折がR381である。右折して道なりに走れば根元原交差点に行く事ができる。

63.窪川橋 64.高知r322交差点 65.路面のキロポストは古市町交差点からの距離を示す
 町道との交差点からすぐに勾配を上り窪川橋を渡る。下を流れているのは四万十川で、以降のR381は概ね四万十川の流域を西に向かって進む。窪川橋からは平坦かつ直線的な2車線道路を走り、高知r322交差点を通過する。路面に描かれたキロポストだが、R381の起点である下分甲交差点ではなく、R56から分岐する古市町交差点からの距離が描かれている。

66.四万十川の右岸を走る 67.交通量は非常に少ない 68.高知r328交差点
 高知r322交差点を過ぎてから程なくして四万十川の右岸を走る。この辺りの四万十川は海のある東ではなく西に向かって流れており、海から離れていくにもかかわらず川の流れとしては下流に向かっている形である。若井大橋の北詰を通過し、蛇行する四万十川をショートカットするルートを取った後に再び川沿いを走る。井細川が合流する地点では高知r328交差点を通過する。南川口集落を通る道路はR381の旧道と思われ、さらにr328の旧道にもなっていると思われる。

69.四万十町秋丸 70.秋丸集落は家屋が点在している 71.高知r329交差点
 四万十川に沿ってほぼ平坦な2車線道路を走る。カーブもあるが緩やかなものが多いので非常に走りやすい道路状況と言える。そんな快走路を走っていると高知r329交差点を通過する。r329を走ればR56に行く事ができる。

72.広瀬トンネル 73.動物注意標識はタヌキ 74.北川新橋
 高知r329交差点を過ぎてすぐに右にカーブして広瀬トンネルをくぐる。この広瀬トンネルは蛇行する四万十川をショートカットするために造られたと思われる。広瀬トンネルを出ると四万十川沿いとなり、引き続き2車線道路を快走する。井細川に架かる北川新橋を渡ってから程なくして沈下橋の近くを通過する。四万十川には多くの沈下橋が架けられているが、R381から視認できるのはこの橋が最も上流である。

75.15KP 76.高知r55交差点 77.桜並木
 四万十川沿いの2車線快走路を淡々と走っていると高知r55交差点を通過する。r55の打井川橋を渡ればJR予土線の打井川駅があり、南下し続ければ海沿いのR56まで行く事ができる。海洋堂のホビー館四万十もr55沿線にある。r55交差点付近から道の駅「四万十とおわ」まで25km、「四万十大正」まで6kmである。「四万十大正」はR439との交差点に接している事から田野々交差点までの距離も6kmである。

78.上岡集落 79.下岡集落 80.町道(?)の四手の川橋の北詰を通過
 小さな集落を繋ぎながら四万十川の右岸を走る。対岸にはJR予土線があるのだが川沿いに集落はない。町道(?)の四手の川橋の北詰を通過するが、町道の先に希ノ川集落がある。

81.瀬里集落 82.JR予土線 83.JR予土線の橋以降はカーブがきつい
 蛇行する四万十川に沿って右に左にカーブしながら2車線道路を走っているとJR予土線の橋梁の下を通過する。その後緩やかな左カーブを曲がった後に右の急カーブを曲がる。

84.道の駅「四万十大正」 85.R439田野々交差点
 右カーブを曲がった先に道の駅「四万十大正」があり、その先にR439田野々交差点がある。交差点の南西に道の駅があるが、R439四万十市方面には出入口が設置されてないため出入りできない。また、この交差点から北はR381・R439の重複区間である。

86.轟崎集落 87.「宇和島62km 江川崎29km 十川16km」 88.旧道(?)との交差点を道なりに進む
 田野々交差点の直後に轟崎集落を通過するが、通り過ぎれば家屋が途切れる。四国で最凶の酷道との重複区間だが、非常に走りやすい道路状況である。旧道と思われる町道との交差点を道なりに左にカーブして通過する。大正総合支所や土佐大正駅へは右折して町道を走る。

89.旧大正町の西を走る 90.田野々大橋の東詰を通過 91.大正橋の東詰を通過
 町道との交差点からは四万十川に突き出た場所を走っており2つの長大橋を通って旧大正町中心部の西を北上する。四万十川に架かる田野々大橋と大正橋の東詰を通過するが、大正橋付近が旧大正町の中心部の北端に当たる。

92.おにぎりはR381のみ 93.JR予土線 94.R439交差点を左折
 大正橋の東詰から程なくしてJR予土線の橋梁の下を通過し、その先でR439交差点を左折する。R439が重複している距離は約2.7kmである。なお、道の駅「よって西土佐」と「四万十とおわ」がR381に案内されているが、前者はR441沿線の道の駅である。

95.大正新橋と田野々トンネル 96.「宇和島59km 江川崎27km」 97.浦越トンネル
 R439交差点の直後に大正新橋で四万十川を渡り、その先で田野々トンネルをくぐる。右にカーブしている田野々トンネルを出ると旧道らしき道路との交差点を通過し、四万十川の右岸を走る。これまで同様にほぼ平坦で緩やかなカーブ主体の快走路が続いている。緩やかな右カーブを曲がっていると浦越トンネルに入る。両側の坑口付近に交差している道路は川沿いを走るルートからして旧道と思われる。

98.四万十川沿いを快走 99.屋敷峠 100.津賀トンネル
 浦越トンネルから西はJR予土線と四万十川を挟む形で西進を続ける。右岸にも左岸にも集落は存在しているが、規模は小さい。R381沿線の集落は道路面より高い山の斜面に家屋があるため全体が見えにくい事もあって余計に規模が小さく見える。
 右にカーブして四万十川から離れて緩やかな勾配を少し上ると屋敷峠を越える。川のすぐ傍という事もあって峠とは思えない状態である。津賀の川を渡った先で津賀トンネルをくぐり、津賀集落を通り抜ける。

101.上下線が分離する 102.上下線の間に津賀発電所がある 103.対面2車線道路に戻る
 津賀集落を通り過ぎてから程なくして上下線が分離する。間には津賀発電所があり、それ故に拡幅できずに四万十川に沿う津賀橋を架けて2車線としたのだと推測される。発電所を挟んだ分離区間の距離は約400mである。

104.消防署の分署の前を通過 105.三島トンネル 106.旧十和村の中心部に差し掛かる
 通常の対面2車線道路に戻ってから程なくして消防署の分署の前を通過する。周囲に家屋はなく消防署がぽつんと建っているだけである。四万十川で最大の中洲である三島を左手に見ながら走っているとJR予土線のトンネルの上を通過し、右直角カーブを曲がって三島トンネルをくぐる。トンネルを出た所も右急カーブとなっており、カーブ以降は旧十和村の中心部に差し掛かる。

107.四万十町昭和 108.高知r332交差点 109.右に見えるのはJR予土線の大保木トンネル
 旧十和村の中心部は2車線道路ではあるものの家屋が密集しており歩道がないため多少走りにくく感じる。土佐昭和駅の近くを通過してしばらく家屋密集地を走り、家屋が途切れた所で高知r332交差点を通過する。その後はJR予土線と並走しながら四万十川の右岸を走る。

110.十和トンネル 111.JR予土線が右側を並走 112.十川駐在所付近だけ狭い
 JR予土線と少し離れた後に十和トンネルをくぐる。川沿いの旧道と思われる道路は沿線に集落があるため現在でも通行可能である。十和トンネルを過ぎてから程なくしてJR予土線が隣接するようになり、その状態で十川駅付近を通過する。家屋が密集しており、十川駐在所付近だけセンターラインのない1.5車線幅となっている。

113.高知r106交差点を左方向へ進む 114.駄馬崎橋 115.ライダーズイン四万十へは左折する
 十川駅周辺の家屋密集地帯を走っていると高知r106交差点に至る。案内標識では直進であるかのように描かれているが、実際は左折に近い左カーブであり、まっすぐ進むとr106に行ってしまう。
 r106交差点の直後に駄馬崎橋を渡り、周囲に建物の少ない2車線道路を走る。JR予土線との並走も続いており、右側の少し高い位置を走っている。十川大橋の西詰を通過するが、橋を渡って狭路を2.3km程走るとライダーズイン四万十に行く事ができる。

116.道の駅「四万十とおわ」 117.川平トンネル 118.「宇和島42km 江川崎10km」
 JR予土線が東に逸れていく今成集落の南端付近で道の駅「四万十とおわ」を通過する。道の駅のすぐ先で右にカーブしている川平トンネルをくぐるが、前後に交差している川沿いの道路が旧道と思われる。旧道沿線や広井大橋を渡った対岸に集落があるため現在も通行可能である。

119.川平橋と四万十トンネル 120.JR予土線をオーバーパス 121.江川トンネル
 川平トンネルを出て少しだけ四万十川沿いを走った後に川平橋を渡り、四万十トンネルをくぐって四万十市に入る。四万十トンネルを出た直後に半家橋でJR予土線と四万十川の上を通過する。さらにその先で右にカーブしている江川トンネルをくぐる。川平橋から江川トンネルにかけて、右岸にある道路が旧道と思われる。

122.大野平集落 123.JR予土線の橋梁下にも上下線分離区間あり 124.半家駅付近を通過
 四万十川に沿って大きく左にカーブすると比較的家屋の多い集落を通過する。中半家沈下橋と半家大橋の南を通過した後に右にカーブしてJR予土線の橋梁の下を通過する。橋脚があるためそれを挟む形で上下線が別れている。なお、沈下橋と通常の橋と鉄道の橋の3つが近接しており、ちょっとした観光スポットにもなっているようである。
 JRの橋梁をくぐってからはJRと四万十川に挟まれた状態になり、程なくして半家駅の傍を通過する。ちなみに半家は“はげ”と読む。由来は頭髪ではなく、平家の落人にあるらしい(平の横線をずらして半に変えたと言われている)。

125.左に四万十川、右にJR予土線 126.右直角カーブあり 127.R441交差点
 JR予土線とともに四万十川に右岸を走っていると長生沈下橋の南を通過する。数軒程度の野稲尻集落を右にカーブしながら通過した後はしばらく集落が途切れる。宮地集落に差し掛かった所で右の急カーブを曲がり、その直後にR441交差点を通過する。案内標識に表記されていないが、ここから宇和島方面はR441が重複している。なお、道の駅「よって西土佐」はR441を約400m南に行った場所にある。

国道381号 part3