国道371号
part1

R425小又川交差点〜R311来栖川交差点
田辺市

143.和歌山r29の吊橋をくぐる 144.湯ノ又集落 145.湯ノ又隧道
 R425小又川交差点交差点からも引き続き日高川沿いを走る。4.0mの制限高が設けられた吊橋の下を通るが、この吊橋は和歌山r29であり、下流側の制限高バー付近に交差している。ただし、道幅は狭く未舗装であり車両で通行できるような道路ではなく、県道である事すら認識されないと思われる。
 日高川は蛇行しているがそれに沿っている国道は比較的緩やかなカーブが多く、勾配もほとんどないため走りやすい。湯ノ又橋を渡って右岸に移ると湯ノ又隧道をくぐり、しばらくは右岸を走る。

146.田辺市龍神村広井原 147.寺野橋 148.ドライブイン龍の里
 三ツ又集落や和歌山r735に至る市道との交差点を過ぎると右にカーブして寺野橋を渡る。日高川の左岸を走っており、対岸には旧道と思われる道路と大熊集落が存在している。

149.廣井原トンネル 150.仮屋集落 151.橋の近くに旧道が交差
 廣井原トンネルをくぐった直後に下広井原橋を渡って日高川の右岸に移る。直線道路で仮屋集落を通り抜けるとS字状にカーブして左岸に移る。橋の手前に交差している道路が旧道と思われる。

152.宮代トンネル 153.仲橋の北詰を通る 154.日高川沿いを快走
 左カーブの先で宮代トンネルをくぐって小原橋を渡る。その後しばらくは日高川の右岸を走る。カーブが多いもののほぼ平坦で交通量の少ない2車線道路とあって走りにくさはあまり感じない。

155.田辺市龍神村西 156.R425龍神交差点を左折
 旧龍神村の中心部を走っているとかつての村役場だった建物の前を通過し、その先でR425龍神交差点を左折する。小又川交差点からの距離は約13.6kmである。酷道と名高いR425には田辺や白浜といった地名が案内されているが、R371には地名はなく和歌山r735が表記されているだけである。

157.上山路橋 158.上山路橋の東詰は右へ進む 159.短い2車線区間あり
 龍神交差点を左折してすぐにセンターラインのない2.0車線幅の上山路橋を渡り、その東詰の突き当りを右へと進む。案内標識は設置されているが、交差点の奥にあるので見にくい。2.0車線幅道路を走っているとカーブ部分だけセンターラインが描かれている。上山路郵便局の前後で左カーブを曲がって進行方角を南から北へと転じる。

160.「十津川県境18km」 161.和歌山r735交差点を右折
 龍神交差点から約1.0km走ると和歌山r735との交差点に至るが、R371は右折しなければならない。信号機も案内標識も設置されていないため直進してしまう可能性が非常に高い交差点である。飲料用の自動販売機が並ぶ商店(跡?)の前を右折である。

162.高橋 163.高橋以降は狭い 164.交通量は少ない
 和歌山r735との交差点の直後に高橋で丹生ノ川を渡って左カーブを曲がる。以降はセンターラインのない1.5車線幅の狭路が続いている。r735がバイパスの機能を果たしているせいか普段の交通量は極めて少ないはずである。

165.意外に沿線には家屋が多い 166.朝潮橋の手前が端点
 集落内の右直角カーブを曲がり、家屋が途切れる地点で左の直角カーブを曲がる。緩やかな勾配を下った先で朝潮橋があるが、その手前がR371の端点である。これと言って国道の端点である事を示すものは存在しない。


167.和歌山r735交差点を右折 168.法面崩落危険箇所にグリーンシートが掛けられている 169.法面崩落箇所
 朝潮橋を渡った北詰で和歌山r735との交差点に突き当たって右折する。左折すると龍神交差点方面に戻ってしまう。交差点の直後こそ2車線程度の道幅があるが、すぐに1.5車線幅と狭くなってしまう。法面は脆いようで複数の崩落もしくは崩落予備箇所が存在していた。

170.和歌山r735 171.恩行司集落 172.和歌山r735交差点を右折
 丹生ノ川に沿った平坦な狭路を走る。端点から約6.0kmで交差点を右折して宮前大橋を渡る。この交差点にも案内標識が設置されておらず、事前にルートを確認していないと直進してしまう可能性が高い。なお、龍神四バイパスが供用される以前は約2.2km先で南に向かう市道を経由する必要があった。


173.宮前大橋 174.交通量は非常に少ない 175.賽の谷大橋
 分断区間の迂回路の和歌山r735から分岐した直後に宮前大橋を渡る。川沿いながら急な勾配の2車線道路を走っていると丹生ノ川から離れて南に向かう。バイパスが供用されたのは2018年と年月が経過していないせいもあって路面の状況は良好である。道路状況は良好だが場所が場所なだけに交通量は少ない。

176.バイパス区間には橋梁が多い 177.東谷橋
 長い上り勾配が続いており多くの橋梁を通っており、その中の東谷橋を渡り終えた先でバイパス供用以前の迂回路だった市道との交差点を通過する。この龍神四バイパスが供用された事によって分断区間の解消には至っていないが、酷道区間の短縮には貢献している。

178.「新宮86km 本宮57km 中辺路18km」 179.笠塔トンネル 180.天狗羅橋
 龍神四バイパス区間が終わってからも消えかけているとはいえセンターライン付きの2車線道路が続いている。交通量は少ないはずだがセンターラインが消えかけているのは整備の手が行き届いていないせいもあるだろう。緩やかなS字カーブを曲がった先で笠塔トンネルをくぐる。トンネルを出てからも複数の橋梁を渡りながら2車線道路を走る。

181.笠塔森林公園の出入口を通過 182.小松原トンネル 183.タイヤ痕が目立つ
 下り勾配の2車線道路を走っていると短い橋梁を連続で通過して右カーブを曲がって小松原トンネルをくぐる。トンネルからは北の方角に向かって走っており、急カーブが多くなる。付近に集落が存在していない場所ゆえか、カーブ部分にはタイヤ痕が目立つ。

184.崩落箇所あり 185.油断をしていると酷道区間が始まっている 186.通行に支障はないが落石もある
 2か所のヘアピンカーブを通過してからは道幅が狭くなって狭路酷道区間が始まる。比較的開けた谷筋を通っており雰囲気は明るいが少ないながらも落石のあるような場所なので油断はできない。

187.長年放置されてそうな崩落場所 188.離合できない場所もある 189.改良済み区間は短い
 法面の崩落箇所を通り過ぎた後に小松原集落への市道との交差点を右にカーブしながら通過する。中川の右岸の狭路を走るが、一部は改良されて2センターライン付きの2車線道路になっている。

190.寺前集落 191.桑畑集落 192.和歌山r216交差点
 堂ノ坪集落や寺前集落を通り抜けながら1.5車線幅の狭路を走る。寺前集落の南でセンターラインが現れてからは2車線道路が続くため走りやすくなる。露待橋を渡った先で和歌山r216交差点を通過する。温川トンネルが工事中の際はr216が迂回路に設定されていたため、路面には左折矢印の跡が残っている。

193.温川トンネル 194.二川トンネル 195.R311高原交差点を右折
 桑畑橋で和歌山r216と内井川谷の上を通過し、茗荷蔓橋を渡った後に温川トンネルと二川トンネルを相次いでくぐる。川合橋を渡った後に緩やかな勾配を下ってR311高原交差点に突き当たる。左右どちらもR311のおにぎりしか表記されていないが、R371は右折して田辺方面に向かう。

196.R311重複区間 197.旧中辺路町の中心部を通る 198.和歌山r198鍛冶屋川口交差点
 高原交差点からはR311との重複区間を走る。センターラインのある2車線道路ではあるが、若干車線幅が狭い。旧中辺路町の中心部を走っていると富田川沿いを走り、和歌山r198鍛冶屋川口交差点を通過する。

199.鍛冶屋川口交差点以降は異常気象時通行規制区間 200.滝尻隧道 201.R311来栖川交差点を左折
 鍛冶屋川口交差点からは異常気象時通行規制区間に入る。対象区間の延長は6kmで、連続雨量200mを超えると通行止になる。とは言え道路状況は引き続き2車線道路で走りやすいといえる。滝尻隧道を出た直後のR311来栖川交差点を左折してとの短い重複区間が終わる。

国道371号 part5