国道361号
part2

岐阜r39交差点〜R19木曽大橋交差点
高山市→
→木曽町

56.高嶺大橋と近城トンネル 57.「木曽48km」 58.水屋谷橋と水屋谷トンネル
 岐阜r39交差点の直後に高嶺大橋を渡り、次いで近城トンネルをくぐる。高根乗鞍湖に沿った緩やかな上り勾配の2車線道路を淡々と走っていると水屋谷橋を渡って水屋谷トンネルをくぐる。このトンネル以降は高根乗鞍湖ではなく日和田川沿いとなる。

59.山岳部ながら走りやすい 60.日和田1ロックシェッド 61.所々に簡易パーキングがある
 日和田川の谷筋となってからも2車線道路泥が続いている。急なカーブが増えるものの勾配は緩やかで交通量が少ないため走りにくさはあまり感じない。日和田1ロックシェッドと日和田2ロックシェッドを相次いで通過した後に右の急カーブを曲がる。沿線には簡易なものながら、パーキングが複数設置されている。

62.日和田ロックシェッド 63.高山市高根町小日和田 64.「ランナーに注意」
 日和田ロックシェッドを通過してから少し走ると右カーブを曲がって日和田集落の出入口に当たる市道との交差点を通過する。以降は支流の幕岩川に沿っており、程なくして小日和田集落を通過する。ランナーに注意する旨の看板が設置されているが、これは日和田小学校跡を転用した飛騨御岳高原高地トレーニングセンターや日和田ハイランド陸上競技場などの施設があるためだろう。

65.交通量は非常に少ない 66.高山市高根町留之原 67.岐阜r463交差点
 幕岩川の流域を上流に向かって淡々と走る。センターラインが消えかけている箇所が多いが走りやすい道路状況と言える。左にカーブしながら幕岩川を渡った直後に岐阜r463交差点を通過する。

68.舗装状態はやや悪い 69.緩やかな上り勾配が続く 70.長野県木曽町に入る
 岐阜r463交差点からも緩やかな上り勾配の2車線道路が続いている。走りやすい道路状況だが、標高は1300mを越えている。県境の長峰峠を越えると長野県木曽町に入る。峠の直後に茶屋があるが、営業していないように見えた。

71.長峰峠からは下り勾配 72.長野県側は急カーブが連続 73.ヘアピンカーブ以外のカーブも多い
 長峰峠からは下り勾配となるが、岐阜県側に比べて勾配はきつくヘアピンカーブが連続しており雰囲気は異なる。とは言うもののセンターライン付きの2車線道路なので特段走りにくい道路状況ではない。

74.西又川沿いを走る 75.関谷集落 76.集落内にも急勾配あり
 西又川沿いとなってからはヘアピンカーブがなくなり、集落に差し掛かると急カーブもなくなる。下り勾配の2車線道路を走っていると大きく左にカーブした後に直線ながらやや急な勾配を下る。

77.長野r20交差点 78.「木曽福島28km 国道19号27km」 79.木曽町開田高原西野
 直線の勾配を下っていると長野r20交差点を通過しながら左のカーブを曲がる。藤沢川と西野川の間の直線道路を走っており、沿線には家屋が途切れる事なく続いている。真後ろには御岳山があり、逆方向に走っていれば正面に見る事になる。

80.右直角カーブを曲がる 81.西野橋 82.西野橋の東に色あせたおにぎりがある
 緩やかな上り勾配の右急カーブを曲がった後にセンターラインのない西野橋を渡る。その後、センターライン付きの2車線道路に戻って右急カーブを曲がる。センターラインがあるのはカーブ部分だけである。

83.西野橋以降は上り勾配 84.右には御岳山が見える 85.上り10%勾配
 西野橋からは上り勾配の1.8車線幅道路になる。右前方に御岳山を見ながらカーブの多い道路を走る。町道との交差点からは10%の勾配を上るが、実際に走ってみるとそこまで急な勾配には思えなかった。

86.道幅の割に交通量は多い 87.小刻みなカーブが多い 88.九蔵峠
 急勾配を上った後も1.8車線幅の狭路が続いている。酷道ととしてのレベルは高くないが、道路状況の割に交通量が多く、小刻みなカーブが連続しており見通しは良くないため走りにくさを感じるかもしれない。西野橋から約2.8kmで九蔵峠を通過する。峠付近には駐車スペースがあり、そこからも御岳山を望む事ができる。

89.制限速度は40km/h 90.町道との交差点から2車線 91.木曽町開田高原把の沢
 九蔵峠を越えると下りとなる。勾配は緩やかだがカーブが多く見通しの悪い区間が多い。峠から約1.4kmでセンターラインが現れ、その直後に王滝・三岳方面への町道との交差点を通過する。交差点の南東には池ノ沢ポケットパークがあり、R361からも町道からも出入りできる。
 町道との交差点以降はセンターライン付きの2車線道路を走り、左の急カーブが1ヶ所あるがそれを除けば緩やかなカーブばかりである。勾配も緩やかなため峠道区間だが快走路と言える。

92.市道との交差点を右にカーブ 93.「木曽福島22km 国道19号21km」 94.木曽町開田高原藤屋洞
 木曽町役場の開田支所の南で町道が交差している右カーブを曲がる。案内標識ではT字路を右折するかのような描き方になっているが、道なりにカーブという感じである。把之沢川を渡ると上り勾配となるが、緩やかなため走りやすい道路状況である。

95.アップダウンのある快走路 96.木曽町開田高原末川 97.地蔵峠旧道との交差点
 緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を淡々と走る。長野r20交差点から約9.8km走ると町道との地蔵峠に向かう町道との交差点を通過するが、この峠道は新地蔵トンネルの旧道に当たる。新地蔵トンネルが開通したのは1988年頃とかなりの年月が経過しているが、峠が案内されている事からも分かる通り、現在でも通行する事が可能である。2009年に走行した旧道区間はこちらのページ。ただし、美女峠旧道、秋神・権現トンネル旧道と同様に走行方向は逆方向である。

98.木曽町開田高原西 99.末川橋 100.末川橋以降は急勾配
 旧道との交差点からも走りやすい2車線道路が続いている、右カーブを曲がって末川橋を渡って以降は勾配が急になる。左、右とカーブしながら急勾配の2車線道路を走る。道路状況が良いにもかかわらず交通量は非常に少ない。

101.高原の雰囲気が漂う 102.新地蔵トンネル 103.なぜか木曽町の境標識が立っている
 直線的な2車線道路を走り右カーブを曲がっていると新地蔵トンネルに入る。新地蔵トンネルの北東に折橋隧道があるがこれは旧道ではなく林道として掘られたものであり、現在は閉鎖されており通行する事はできない。トンネルを出ると黒川に架かる橋を渡るが、その傍に木曽町の境標識のようなものが立っている。平成の大合併以前は新地蔵トンネルが町村境だったが、開田村と木曽福島町の境であり、木曽町は平成の大合併で誕生した町である。

104.下り9%勾配 105.岡ノ平橋 106.長い勾配を下り続ける
 新地蔵トンネルからは9%の勾配を下る。上り勾配となる反対側の車線には登坂車線が設置されており、その距離は1.4km程度と結構な長さである。黒川の流域を走っており、複数の集落が存在しているが、その大半は旧道沿いにあるため現在の国道沿線に建っている家屋は多くない。

107.おにぎりの数字が消えかけている 108.ふるさと体験館きそふくしまを通過 109.地蔵峠旧道との交差点を通過
 新地蔵トンネルを出てから約5.9kmでふるさと体験館きそふくしまの前を通過する。さらに下っていると地蔵峠旧道との交差点を通過する。こちら側も案内標識に峠が案内されている。なお旧道との交差点間の距離は新地蔵トンネル経由が約12.1km、地蔵峠経由が約11.8kmと旧道の方が僅かながら短い。ただし、旧道は狭路区間が長い事から走行に時間が要するためトンネルを利用した方がより早く着けるであろう事は疑いない。

110.急勾配を下る 111.木曽町の中心部が見えてくる 112.木曽町福島杭の原
 旧道との交差点を過ぎてからも下り勾配が続いているが、若干勾配が急になる。とは言うものの整備された2車線道路で交通量も少ないため走りにくさは感じない。いくつかの集落を通り過ぎながらひたすら下っていると前方に木曽町の中心部が見えてくる。

113.旧道との交差点を通過 114.木曽大橋 115.R19木曽大橋交差点を左折
 木曽町の中心部に向かう町道(=旧道)との交差点を通過した先で木曽大橋を渡り、その東詰でR19木曽大橋交差点に突き当たる。案内標識にR361のおにぎりは表記されていないが、伊那が左に案内されている事から左折と分かる。1994年頃に開通した木曽大橋だが、旧道は木曽町(開通当時は木曽福島町)の中心部を通り抜けており、一部には狭路区間も存在していた。

国道361号 part3