国道356号
part1

R6我孫子市街入口交差点〜R356BP平岡交差点
我孫子市→印西市

1.R6・R294我孫子市街入口交差点 2.「香取55km 印西17km」 3.「冠水注意」
 千葉県我孫子市と柏市のそれぞれの中心部の中ほどに位置するR6R294我孫子市街入口交差点がR356の終点であり、ここから概ね利根川の南側(右岸)を通って河口のある銚子市に向かう。R294のおにぎりは案内標識に表記されていないが、起点が柏市内にあり、R6の東京、土浦両方面に重複している。
 我孫子市街入口交差点から対面2車線道路を市街地に向かって走る。狭路という訳ではないが一桁国道と市街地を結ぶ道路にしては道路状況が貧弱であり、沿線の家屋の密集具合から狭苦しさを感じる。

4.JR常磐線 5.白山橋 6.市道との突き当りの交差点を左折
 左にカーブするとJR常磐線沿いになる。線路の向こう側の道路に“旧水戸街道”がある事からかつては踏切があったものと推測される。線路沿いを走っていると白山橋でR356の上を通過し、やや急な勾配を下りながら180度回った先で市道とのT字路に突き当たり、左折して香取・印西方面に進む。右折すると約500m北にR6との我孫子駅入口交差点がある。

7.白山橋とJR常磐線をくぐる 8.旧水戸街道との交差点を左折
 市道との交差点を左折してすぐに先ほど通った白山橋とJR常磐線の下を通る。アンダーパスからの上り勾配が終わって平坦になった所で旧水戸街道との交差点を左折して引き続き香取・印西方面に進む。

9.旧水戸街道との交差点からは道路状況が良くなる 10.千葉r195我孫子駅入口交差点 11.新設された市道との交差点を左折
 旧水戸街道との交差点からも対面2車線道路が続いているが、路側帯が広くて幅に余裕があるため走りやすくなる。千葉r195我孫子駅入口交差点を通過して右カーブを曲がった先で市道との交差点に突き当たり、左折して香取・印西方面に進む。手賀沼方面の市道は新設された道路であり、それまではただの直角カーブであった。

12.市道が交差している右カーブを曲がる 13.千葉r8消防本部前交差点 14.我孫子市高野山
 市道が交差している右カーブを曲がると沿線の高層の建物が少なくなり始めるが、路側帯が狭くなり車線幅に余裕がなくなる。旧水戸街道が分岐して我孫子駅で分岐したJR成田線に沿って走っていると千葉r8との消防本部前交差点を通過する。R356がやや狭苦しい対面2車線道路である一方でr8は中央分離帯付きの片側2車線道路である。その後も歩道の整備状況が不完全な対面2車線道路が続く。

15.天王台駅入口交差点 16.富士見橋 17.JR成田線の北を並走
 市道との天王台駅入口交差点を通過するが、天王台駅はJR成田線ではなくその北のJR常磐線の駅である。緩やかな左カーブを曲がると上り勾配が始まって富士見橋で成田線の上を通過して右カーブを曲がる。跨線橋の勾配を下り切った直後の交差点を右折すると東我孫子駅の北口に行く事ができる。東我孫子駅付近からは平坦かつ直線的な対面2車線道路をほぼ真東の方角に向かって走る。

18.湖北台団地入口交差点まで下り勾配 19.住宅地を走り抜ける 20.我孫子市中峠
 我孫子第二小学校の前から下り勾配が始まり、市道との湖北台団地入口交差点を過ぎると上り勾配になる。沿線の家屋は途切れる事なく続いているが、利根川寄りの一段低い場所には田畑が広がっている。

21.千葉r196湖北駅入口交差点 22.「成田空港36km」 23.意外にアップダウンがある
 千葉r196湖北駅入口交差点を通過する。手賀沼が駅名の由来なのであろうが、北と言うより北東に位置しており、駅から手賀沼に向かうにはやや遠い。湖北駅入口交差点からも対面2車線道路が続いており、これまでよりもアップダウンが多くなる。

24.我孫子市新木 25.気象台記念公園の南を通る 26.下り4%勾配
 JR成田線の北をカーブの少ない対面2車線道路をで走り抜ける。新木駅の北を通るが、北口は設置されておらず停車場線どころか直接駅に向かう道路もない。気象台公園の南で緩やかな右カーブを曲がり終わると直線道路を走る。利根川に近付いた所で右にカーブして4%とやや急な勾配を下って布佐集落に差し掛かる。

27.千葉r4の栄橋取付高架橋をくぐる 28.千葉r197交差点 29.「成田空港30km」
 家屋が密集している中を通っており歩道のない区間もあるため走りにくさを感じる。北東に利根川が流れておりその堤防の上を千葉r170が通っており、そちらは走りやすい道路状況で交通量も多い。堤防上のr170と交差している千葉r4は栄橋取付高架橋でR356の上を越えているため接続していないが、すぐ南で交差している千葉r197を経由する事で往来が可能である。
 r4に繋がっている市道との都交差点からは大型貨物車両通行禁止区間となる。交差点から北の区間にも大型貨物車両通行禁止の標識が設置されているが、終点側の標識設置個所が見当たらずどこまでかが不明である。

30.印西市に入る 31.六軒橋 32.市道との交差点を右折
 歩道のない狭苦しい対面2車線道路を走っていると印西市に入る。道路を横断するかたちで青い薄層舗装が施されているが、これは市境ではなく千葉r407=我孫子流山自転車道線が横断している事を示している。
 r407との交差点を過ぎてから六軒橋と弁天橋を渡る。どちらも手賀川に架けられた橋だが、おそらく前者が本流、後者が分流と思われ、2つの橋の間は島のような状態になっている。
 弁天橋から少し走ると左カーブの先で市道との交差点があるが、R356は右折しなければならない。案内標識も右折車線もないうえに多くの車両が道なりに直進するためルートミスの可能性が高い交差点である。この交差点以降も大型貨物車両通行禁止区間は続く。

33.第二大森県道踏切 34.踏切以降は少し走りやすくなる 35.R356印西バイパス・千葉r59中ノ口交差点を左折
 市道との交差点を右折してすぐにJR成田線の第二大森県道踏切を通過する。踏切以降は片側だけとはいえ歩道が設置されており車線幅も若干広くなるが、大型貨物車両通行禁止区間に指定されている。
 R356印西バイパスと千葉r59との中ノ口交差点を左折して成田・千葉方面に進む。右折の地名が表記されていない道路が印西バイパスだが、約5.8km先までしか国道に指定されていない。道路自体は手賀沼ふれあいラインという市道としてさらに西に延びているため我孫子市の市街地や柏市に行く事も可能である。なお、バイパスにも大型貨物車両通行禁止を示す標識が確認できるが、狭隘箇所が拡幅されたため規制自体が解除されている可能性がある。

36.「幅員拡大」 37.千葉r4大森交差点 38.千葉r4バイパス(?)との木下駅南口入口交差点
 中ノ口浅間神社のある小さな山を切り開いた箇所を通り抜けると印西市の市街地に差し掛かるが、バイパスのため狭苦しさは感じない。千葉r4大森交差点を通過して印西市役所の北を通り過ぎた先でもr4との木下駅南口入口交差点を通過する。後者はr4のバイパスと思われるが、約700m南の市道との交差点までしか供用されておらずウォっちずでは県道表記されていない。

39.右側車線が減少 40.千葉r64竹袋交差点 41.稲荷橋
 木下駅南口入口交差点を過ぎて左カーブが始まると右側車線が減少する。その後しばらくは中央分離帯のある片側1車線状態が続くが、千葉r64竹袋交差点からは普通の対面2車線道路になる。稲荷橋の北東側に水道橋も設置されているが、2車線+歩道程度の離隔があるため片側2車線で計画されているものと思われる。

42.木下跨線橋 43.千葉r4木下東交差点を右折
 木下跨線橋でJR成田線の上を越えてから下り、住宅地の間を走っていると千葉r4木下東交差点に突き当たり、右折して香取方面に進む。案内標識には表記されていないが、千葉r409も交差(?)している。ただし、r409は佐原我孫子自転車道線という名称の自転車道で、利根川寄りを並走している。

44.堤防上には千葉r409が通っている 45.R356安食バイパスとの平岡交差点を右折して現道へ進む
 木下東交差点からは利根川の堤防の内側を走っており、堤防の上には自転車道の千葉r409が通っている。国道から出入りできる場所にはご丁寧にr409のヘキサが設置されている。
 約600m走ると平岡交差点に至る。案内標識には直進の香取・成田方面にしかおにぎりが表記されておらず、右折方向はR464が案内されているだけだが、2024年11月現在のウォっちずでは右折方向の道路も国道に指定されている。よって直進の安食バイパスへは進まず右折して現道へと進む。

国道356号 part2