国道300号
part2

R139本栖交差点〜R52上沢交差点
富士河口湖町→身延町

39.単独区間に入る 40.山梨r709交差点 41.本栖湖周辺は雨量通行規制区間
 R139本栖交差点からは単独区間となるが、道路状況は変わらずセンターライン付きの2車線道路が続いている。右にカーブしながら緩やかな勾配を上った先で山梨r709交差点を通過する。交差点の北には県営の無料駐車場が設置されている。
 県営駐車場を過ぎると沿線の建物が途切れる。緩やかな上り勾配の直線道路と道路状況は悪くないが、町境を含む区間が雨量通行規制区間となっており、連続雨量80mmを超えると通行止になる。

42.本栖トンネル 43.本栖湖の北岸を走る 44.交通量は少ない
 緩やかな右カーブの先で本栖トンネルをくぐる。前述の雨量通行規制区間は本栖トンネルから西が対象だが、トンネル付近に転回場も閉鎖用ゲートも確認できなかった。本栖トンネルからは本栖湖の北岸を走っており、湖に沿っているためカーブが多くなる。

45.身延町に入る 46.山梨r709交差点 47.中之倉トンネル
 本栖湖の北岸を走っていると町境を越えて身延町に入る。陸地部分の境界は確定しているが、湖面部分の境界は未確定である。身延町に入って少し走ると山梨r709交差点を右にカーブしながら通過して中之倉トンネルをくぐる。本栖交差点の西でも交差していたr709は本栖湖の南と西を通っており、R300と併せて本栖湖周遊道路として機能している。r709に少し走ると本栖湖展望公園駐車場があり、さらに少し先の民宿の傍に閉鎖された中之倉隧道の坑口がある。

48.「旧身延29km 旧下部19km」 49.「国道52号19km 下部温泉郷18km」 50.南アルプス展望台
 中之倉トンネルを出てすぐに見返橋を渡る。名称からしてふり返ると富士山が見えそうだが、直近の山に視界を遮られて富士山は見えない。等高線に沿った緩やかな下り勾配の2車線道路を走るり、トンネル出口から約900mで南アルプス展望台を通過する。中之倉トンネルから西は富士山に替わって南アルプスを望む事ができる。

51.小渕トンネル 52.くるみトンネル 53.笠松橋
 勾配は緩やかなもののカーブの多い2車線道路を走っていると小渕トンネルとくるみトンネルをくぐる。トンネルの間には小渕沢橋、くるみトンネルの先にはくるみ橋があり、さらに先で笠松橋を渡る。

54.眺望良好 55.災害復旧工事中 56.百合切トンネル
 標高は徐々に下がっているが、眺望の良い状態は続く。2021年8月17日に発生した土砂崩れによって通行止規制が続いていたが、2022年2月28日から片側交互通行規制になって通り抜ける事が可能になった(その後、2022年12月6日に片側交互通行規制も解除)。百合切トンネルの手前が災害箇所だったせいもあってトンネルも規制に含まれていた。

57.災害復旧現場の下も通っている 58.カーブが多い 59.ヘアピンカーブも多い
 百合切トンネルを出た直後の左ヘアピンカーブを曲がると規制区間が終了したが、災害箇所の真下は山側を通行できないようにラバーコーンが並べられていた。その後も引き続きカーブの多い状態が続くが、これまでの区間に比べても急なものが多いのが特徴である。

60.ヘアピンカーブ以降は常葉川沿いになる 61.中屋敷集落 62.センターラインがほぼ消えている
 右ヘアピンカーブを曲がって常葉川沿いになった後に中屋敷集落を通り抜ける。身延町に入ってから最初の集落で町境から約6.8kmの距離がある。集落が途切れてからも2車線道路が続いているが、センターラインが消えかけている区間もある。

63.建設中の灯第1トンネル 64.灯第1トンネルの西側坑口の前を通る 65.新灯橋
 左のヘアピンカーブの外側に建設中の灯第1トンネルの坑口が接続しており、供用されるとヘアピンカーブを突き抜けるように直進してトンネルに入る事になる。その後、右のヘアピンカーブの手前で灯第1トンネルの坑口の前を通過する。出入口の坑口の位置関係が不自然だが、これは灯第1トンネルがループを描いているためである。右ヘアピンカーブを曲がった先では新灯橋の下をくぐる。

66.建設中の中ノ倉バイパスが見える 67.中ノ倉集落 68.中ノ倉バイパスの西側の接続地点を通過
 常葉川の右岸を走っていると左、右と2ヶ所連続でヘアピンカーブを通過してから中ノ倉集落を通り抜ける。集落の西で中ノ倉バイパスの接続予定地点を通過する。このバイパスが開通すると4ヶ所のヘアピンカーブを通らなくても済むようになる。走行後の2022年12月18日に中ノ倉バイパスが供用されており、旧道は通り抜けできなくなっている可能性がある。

69.釜額トンネル 70.沿線に家屋なし 71.古関トンネル
 バイパス接続予定地点を過ぎてすぐに旧道との交差点を通過して中之倉橋を渡る。常葉川の左岸を走っているとボックスカルバートのような形状の釜額トンネルをくぐって釜額橋を渡る。バイパスのため沿線に家屋のない状態を走っていると古関トンネルをくぐる。

72.旧道と合流 73.聖トンネル 74.道の駅「しもべ」
 古関橋を渡り終えた直後に旧道との交差点を通過する。旧道には山梨r404が交差していたが、国道から降格してからも起点は移動されていないようである。ただし、ウオッちずでは延伸されていないものとして扱っているものの、更新されていないだけで法令では延伸されている可能性も否定できない。
 常葉川が蛇行している所で聖橋を渡って聖トンネルをくぐって大境橋、木喰上橋を渡る。大境橋と木喰上橋の間に道の駅「しもべ」の出入口がある。営業時間外は交差点の傍の門扉が閉ざされており進入できない。駐車場とトイレが24時間利用可能であるという道の駅の条件を満たしていないと思いきや、木喰上橋と木喰橋の間の第2駐車場はトイレもありそちらは24時間利用可能である。

75.木喰トンネル 76.長塩上橋 77.長塩トンネル
 木喰橋を渡った先で木喰トンネルをくぐって長塩上橋を渡る。木喰トンネルの東と長塩上橋の西に旧道が交差しているが、閉鎖されており進入できない。また、長塩上橋の東詰の下に旧道が通っている。常葉川に沿って緩やかな左カーブを曲がっていると長塩トンネルをくぐってから長塩下橋を渡る。ここの旧道は沿線に集落があるため現在でも通行できる。

78.山梨r9交差点 79.市之瀬集落 80.山梨r419交差点と常葉トンネル
 北川橋の手前で山梨r9との交差点を通過する。直進のR300にはE52中部横断道の下部温泉早川ICが静岡方面として、右折のr9には六郷ICが甲府方面として案内されているが、どちらもハーフインターチェンジではなくフルインターチェンジである。
 r9交差点を過ぎると常葉川沿いという点に変化はないが少し開けた場所を通っており沿線には家屋も見られる。山梨r419交差点を通過した先で常葉トンネルをくぐる。r419の一部はR300の旧道である。

81.新栃代川橋 82.宮之平集落 83.山梨r411常葉バイパス南交差点
 常葉トンネルを出てすぐに新栃代川橋を渡り、南詰で山梨r412常葉駐在所前交差点を通過する。常葉川の支流の栃代川に沿って少し走ると常葉川に合流してからは常葉川沿いを走って新常葉川橋を渡って山梨r411常葉バイパス南交差点を通過する。r411は旧道だが僅か50m北で旧道区間から離れる。

84.JR身延線と並走 85.JR身延線の竹の島踏切 86.下部温泉駅の近くに日帰り温泉施設が建設中
 常葉バイパス南交差点からは常葉川の右岸を走るが、川の反対側にJR身延線が並走している。緩やかなS字状のカーブを曲がりつつ竹の島踏切を通過してからは山裾を走る。右カーブ付近で身延線が常葉川を渡って対岸に移って隣接状態ではなくなる。

87.山梨r415交差点 88.常葉川の右岸を快走 89.波高島トンネル
 下部温泉や下部温泉駅に至る山梨r415との交差点を通過して常葉川に沿って走っていると旧道との交差点を通過して波高島トンネルに入る。トンネルの直後に山梨r9交差点を通過する。交差点から100m弱の区間はR300の旧道であり、そこから南進するとE52中部横断道の下部温泉早川ICに行く事ができる。

90.富山橋 91.富山橋以西は上り勾配 92.R52・山梨r37上沢交差点
 富士川に架かる富山橋を渡って緩やかな勾配を上った先でR52・山梨r37との上沢交差点に至る。この交差点がR300の終点である。各方向とも左折は信号機の色に関係なく可能である。ただし、一旦停止が必要で、直進右折車線が短いため数台の車両がいればそれらが進むまで待たなければならない。