国道288号
part1

R4交差点〜R399楢梨子交差点
郡山市→三春町→郡山市→三春町→郡山市→田村市

1.R4交差点を側道へ進む 2.反対側車線と合流 3.バス停の前後で左側車線(?)が減少
 福島県郡山市の市街地の北に位置するR4との交差点がR288の起点である。ランプ構造でありR4を白河方面から北上していた場合はR288に進む事はできず、同様にR288からR4白河方面に進む事もできない。これはR288がR4あさか野バイパスの旧道に当たるためである。
 R4から側道を下った後に北向きの反対側車線と合流して対面2車線道路になる。原バス停の前後に車線減少を示す矢印が描かれているが、どちらも非常に短く車線としては機能していない。かつてはバス停を含めて左側車線だったのかもしれない。

4.郡山市富久山町八山田経堂 5.内環状線の末広跨道橋をくぐる 6.福島r296三春街道入口交差点を左折
 2車線道路を走っていると緩やかだが長い勾配を下る。その後は平坦な直線道路を走り、市道の内環状線の末広跨道橋をくぐる。この市道を約1.4km東に進んだ所に部分開通済みのR288富久山バイパスが接続している。
 R4とのランプから約3.7km走ると福島r296との三春街道入口交差点に至る。R288は左折して三春方面に進むが、前述のとおり起点からここまではR4の旧道である。旧道はr296の須賀川方面に引き継がれ、福島r57と福島r17を経てR4に接続している。

7.「双葉70km 田村20km 三春12km」 8.福島r355久保田交差点 9.東北新幹線とJR東北本線
 三春街道入口交差点からはあさか野バイパスに一本化される以前からR288だった区間であり、進行方角は南から東に変わる。緩やかな勾配を下って福島r355久保田交差点から上り勾配となり、東北新幹線の高架をくぐった直後にJR東北本線の上を久保田橋で越える。

10.東部幹線との交差点 11.福島r73交差点 12.三春町に入る
 久保田橋からの勾配を下っていると市道との交差点を通過する。この市道は東部幹線と呼ばれており郡山市街地の東側を南北に貫く幹線道路である。その後はJR磐越東線に沿って北東の方角に向かってアップダウンしている2車線道路を走る。
 阿武隈川に架かる逢隈橋を渡った先で福島r73との交差点を連続で2ヶ所通過する。また、遭隈橋の手前に福島r372があるが、これは須賀川二本松自転車道でありR288とは直接繋がっていない。JR磐越東線に沿って走っていると市町境を通過して三春町に入る。

13.福島r298交差点 14.福島r298交差点 15.三春西大橋をくぐる
 三春町に入ってから少し走ると福島r298交差点を通過する。蛇行している三春川に沿ってカーブの多い2車線道路を走っていると再びr298交差点を通過する。r298は停車場線で2ヶ所目の交差点の先にJR磐越東線の舞木駅がある。最初に三春町に入って2ヶ所目のr298交差点付近までは市町境が交錯しており、R288も複数個所で境を通っている。完全に三春町に入った後に郡山東部広域農道の三春西大橋の下をくぐる。

16.E49磐越道の郡山東ICに至る町道との交差点 17.E49磐越道の西田橋 18.JR磐越東線の桜川橋梁
 JR磐越東線とともに桜川の流域を走っているとE49磐越道の郡山東ICに至る町道との交差点を通過する。再び郡山市に入って少し走るとE49磐越道の西田橋の下をくぐる。桜川に沿って右の直角カーブを曲がった直後に磐越東線の桜川橋梁をくぐる。

19.三春町大久保 20.R288三春バイパスの三春大橋 21.福島r54踊り場交差点
 さらに市町境を通過して三春町に入りカーブの多い上り勾配の2車線道路を走る。左の急カーブを曲がってR288三春バイパスの三春大橋の下をくぐり、右の急カーブを曲がると三春町の中心部に差し掛かる。福島r54踊り場交差点付近からは周辺の建物が増える。

22.福島r28三ッ角交差点を右折 23.福島r40四ッ角交差点を左折
 三春町の中心部を走っていると福島r28三ッ角交差点に突き当たり、右折してすぐの福島r40四ッ角交差点を左折する。対面2車線道路ながら広い歩道が設置されており無電柱化もされている。

24.三春町北町 25.上り勾配が続く 26.見通しの悪いカーブが多い
 四ッ角交差点からは三春町の中心部を離れて行くが沿線の家屋は途切れる事なく続いている。道路状況は緩やかな上り勾配の2車線道路だが、カーブが多く見通しは良くない。三春バイパスが並走しているせいか、交通量は少ない。

27.三春町熊耳大明竹 28.R288三春バイパスとの田村西部工業団地入口交差点を左折
 福島r50交差点を通過して緩やかな勾配を下り、大きく右にカーブした先でR288三春バイパスとの交差点に至る。左右どちらもR288と案内されているが、右折の郡山方面がバイパスであり、国道トレースは左折して双葉方面に進む。なお、三春バイパスを西進するとE49磐越道の郡山東ICを経て郡山市街地の北東で内環状線に接続している。

29.E49磐越道の船引三春IC 30.「田村市へようこそ!!」 31.船引バイパスとの交差点を右折して現道へ進む
 田村西部工業団地入口交差点からはバイパスとの並走区間ではなくなり、両側に歩道が設置された走りやすい2車線道路となっている。田村市に入った直後にE49磐越道の船引三春ICを通過する。三春町と旧船引町から付けられたであろう名称だが、国道との接続部分と高速本線との接続部分のどちらも旧船引町に属しており、高速本線と国道の間のランプの一部だけが三春町に属している。
 船引三春ICからは緩やかな右カーブを描きながら緩やかな勾配を下って行く。船引三春ICの供用に併せて整備されたと思われ、走りやすい2車線道路である。下り勾配が終わる所で交差点を通過するが、船引バイパスと現道とが分岐する交差点である。船引バイパスは前線は開通しておらず、おそらく市道だった道路を暫定的に国道に指定している状態である。よって今回は右折して現道へと進んでいる。

32.現道と言っても狭路ではない 33.田村市船引町春山 34.船引橋
 現道に進んでもセンターライン付きの2車線道路が続いており特に道幅が狭い訳でも勾配やカーブが急なわけでもなく概ね走りやすい道路状況である。市道が交差している左の急カーブを曲がって大滝根川に沿って走っていると供用済みの船引バイパスの東端と現道を繋ぐ市道との交差点を通過して船引橋を渡る。この橋の親柱は田村富士を模した形状である。

35.福島r19船引駅入口交差点 36.福島r172田村市役所入口交差点 37.元町橋
 船引橋以降は田村市の中心部を通っており沿線には建物が密集しており狭苦しい印象を受ける。福島r19船引駅入口交差点と福島r172田村市役所入口交差点を相次いで通過した後に上の橋を渡る。船引小学校の北を通過してから元町橋でJR磐越東線の上を通過する。

38.市道との交差点を道なりに左へ進む 39.R349舘柄前交差点
 田村市の中心部を離れて緩やかな勾配を下っていると市道が交差している左の急カーブ曲がる。その後はほぼ平坦な状態を走り、R349舘柄前交差点を通過する。市の中心部からは離れたものの周辺には郊外型の駐車場を備えた商業施設が多い。

40.田村市船引町中ノ内 41.旧常葉町の中心部を走る 42.福島r113交差点
 舘柄前交差点からも歩道はないものの比較的走りやすい2車線道路が続いている。バイパスとの並走区間は終わったが交通量は増えず少ないままである。遠表橋を渡って少し走ると船引バイパスの東側の接続予定地点を通過する。
 快走路を走っていると旧常葉町の中心部だった場所に入るため沿線の建物が多くなる。その中心部で福島r364交差点、福島r154交差点、福島r113交差点を次々に通過して行く。r113交差点付近が旧常葉町の中心部の東端で、それ以降は沿線の建物が少なくなる。

43.田村市常葉町本坊 44.交通量の少ない快走路 45.旧都路村に入る
 桧山川に沿った上り勾配の2車線道路を走る。勾配もカーブも緩やかで交通量が少ない事もあって走りやすい。名もなき峠を越えると旧都路村に入り、以降は長い勾配を下って行く。

46.西戸集落 47.日本標準時 48.R399楢梨子交差点
 旧都路村に入ってからは古道川の流域を緩やかに下って行く。カーブも緩やかなものばかりで走りやすい道路状況である。中作集落で日本標準時を表示した塔のようなものが立っているが、これは標準電波(電波時計が受信するの時刻を送信している)の送信所のひとつが田村市都路町のおおたかどや山に置かれているために設置されたのだろう(ただし、当地から電波送信所まで13km以上離れている)。
 緩やかなカーブを描く2車線道路を快走しているとR399楢梨子交差点を通過する。信号機は設置されておらず、案内標識がなければ国道が交差しているようには見えない。ここから東はR399が重複しており、案内標識にも串刺しおにぎりが表記されている。

国道288号 part2