国道287号
part1

R121成島町交差点〜R348荒砥交差点
米沢市→川西町→長井市→白鷹町

1.R121・山形r101・r152成島町交差点 2.「長井25km 川西11km」 3.松ヶ根橋
 山形県南部の都市、米沢市の中心部から見て北西に位置するR121・山形r101・r152成島町交差点がR287の起点である。かつての起点は米沢城に近い古くからの中心部にあったが、R121がバイパスに一本化されるのに併せてR287の起点も移動されている。かつてのルートは成島町交差点からだと、山形r101、r3、r233となっている。R121の旧道はr233、r232、市道となっている。
 成島町交差点からR287を走り始めるとごく普通の対面2車線道路を北西の方角に進む。家屋と田畑が混在している中を走っていると緩やかな勾配を上った後に鬼面川に架かる松ヶ根橋を渡る。

4.JR米坂線をオーバーパス 5.米沢市広幡町成島 6.JR米坂線と並走
 松ヶ根橋を渡り終えると右にカーブした後に上り勾配の左カーブを曲がり、JR米坂線をオーバーパスして右にカーブしながら勾配を下る。以降は米坂線の東を並走しながら北上する。成島駅が近くにあるが周辺の家屋の数はさほど多くない。

7.山形r237交差点 8.折畳み式の防雪柵が設置されている 9.センターラインが消えかけている
 成島駅を通り過ぎてすぐに山形r237との交差点を通過するが、案内標識にヘキサは表記されていない。平坦ながら緩やかなカーブが連続する2車線道路を淡々と北上する。鬼面川の東にR13があり、そちらがメインルートとして機能しているせいか、R287の交通量はあまり多くない。米沢市の北部ではセンターラインが消えかけている。

10.川西町に入る 11.山形r239交差点 12.山形r239交差点
 センターラインが消えかけているのか消されたのか判断し難い2.0車線幅の道路を走っていると川西町に入り、しばらくは2車線とも2.0車線とも言える状態を走る。山形r239交差点を2ヶ所通過するが、南の方の案内標識にはヘキサが表記されていない。沿線には家屋が建ち並んでいるうえに小刻みにカーブしているため見通しは良くないので走りやすいとは言い難い。

13.JR米坂線の時田踏切 14.川西町時田 15.八幡寺の前は2.0車線
 山形r239の重複が終わった直後にJR米坂線の時田踏切をS字状にカーブしながら通過する。以降はセンターライン付きの2車線道路だが、八幡寺の前だけ2.0車線となっている。

16.沿線の家屋が少ない場所は快走路 17.センターラインが消えている区間が多い 18.朝日連峰を遠望
 沿線の家屋が少ない場所は歩道付きの2車線道路に改良されており走りやすい。黒川を渡ってからはセンターラインが消えている区間が多いが、歩道が設置されているのでさほど走りにくさは感じない。

19.町道が交差している左カーブを通過 20.川西町の中心部に近付く 21.町道との交差点を通過
 市道が交差している左の急カーブを曲がると進行方角が北から西へと変化する。そのまま平坦な2車線道路を走っていると町道との交差点を通過する。案内標識には直進のR287にも右折の町道にも長井と案内されている。

22.町道との交差点以降は狭苦しい2.0車線道路 23.JR米坂線の第一小松街道踏切 24.町道との交差点を右折
 町道との交差点からは融雪水パイプがセンターライン代わりの2.0車線道路となる。直線とは言え、乗用車同士ならともかく大型トラックだと離合に苦労しそうな道幅である。JR米坂線の第一小松街道踏切を通過した直後の町道との交差点は右折しなければならない。案内標識は設置されているが、なければもしくは見逃せば直進してしまう可能性が極めて高い。

25.右折後は多少広くなる 26.山形r250交差点 27.おにぎりが国道である事をアピール
 町道との交差点を右折してからも融雪水パイプがセンターライン代わりの2.0車線道路だが、第一小松街道踏切前後に比べると広く、片側だけとは言え歩道が設置されている。羽前小松駅の西で山形r250との交差点を通過するが、かつて山形r8だったが経路変更されたようである。r250交差点からは小松小学校と三菱鉛筆の山形工場の間を走る。

28.町道との交差点を右斜め前方に進む 29.融雪水パイプが西に寄りすぎている 30.S字カーブ部分は広い
 山形r250交差点から約400mで町道との交差点を通過するが、ここは単純な直進ではなく右斜め前方へと進む。案内標識も良く見れば交差点を境にずれている。以降も融雪水パイプが埋設されている道路を走るが、パイプが西に寄っておりセンターラインとしては使いづらい。その後、緩やかなS字カーブを通過しながら北上を続ける。

31.山形r8交差点を右折 32.JR米坂線の高畠踏切 33.山形r7交差点を左折
 山形r250交差点から約900mで山形r8交差点に至る。この案内標識が設置されていない交差点を右折しなければならない。かつては直進がR287の現道で右折が山形r7だったが、現道が降格すると同時にr7だった区間が国道に指定されている。
 r8交差点からは広い歩道のある2車線道路となり、JR米坂線の高畠踏切を通過する。そのまま2車線道路を東に向かって走ると約400m先のr7交差点を左折して長井・南陽方面に進む。右折して町道と約1.3km走るとNo.21の写真の交差点に至る。つまり、この町道を走れば羽前小松駅周辺の右左折のある狭路や踏切を通行しなくても良く、実質的にはバイパスとして機能している。

34.山形r102交差点 35.川西町小松 36.山形r240交差点
 山形r7交差点の直後に山形r102交差点を通過して犬川橋を渡る。片側にしか歩道がないが走りやすい2車線道路を北上していると山形r240交差点を通過する。r102は南陽川西線と言って20km程度の県道で、r240は犬川停車場線と言って犬川駅までの短い県道である。しかし、前者の案内標識は小さくヘキサが表記されておらず、後者のそれは通常のサイズでヘキサが表記されている。

37.バイパス工事箇所を通過 38.山形r248交差点 39.長井南バイパス
 山形r7交差点から約2.3km走ると左にカーブして山形r248交差点を通過する。まだ川西町内ではあるもののここから北は長井南バイパスであり、これまで以上に走りやすくなる。なお、これより南は川西バイパスが工事中である。羽前小松駅の東の町道が国道にならないのはさらに別ルートのバイパスが計画されているからなのだろうか。

40.路側帯も広く走りやすい 41.東側では拡幅工事が進行中 42.R113西大塚交差点
 歩道は片側にしか設置されていないが路側帯が広く見通しが良いため非常に走りやすい2車線道路が続く。長井南バイパス自体は片側2車線で計画されており、2018年4月の時点で東側で工事が行われていた。置賜総合病院の東でR113西大塚交差点を通過する。交差点以北も引き続き長井南バイパスとして整備された区間である。

43.高田前跨線橋 44.長井市に入る 45.下り勾配も緩やか
 西大塚交差点を過ぎてすぐに緩やかな勾配を上って山形鉄道を高田前跨線橋でオーバーパスする。線路の上を過ぎても下り勾配とならずに上り勾配が続いており、程なくして長井市に入る。市道との八ヶ森交差点を過ぎると下りとなるが、勾配は非常に緩やかで走りやすい。

46.河井交差点 47.しらかわ大橋 48.R287現道・R348交差点
 下り勾配が終わりほぼ平坦な2車線道路を走っていると河井交差点を通過する。この河井交差点より北の区間は長井南バイパスのうち最も遅い2016年3月に開通しており、これを以って全線開通となった。河井交差点を過ぎると緩やかな勾配を上ってしらかわ大橋を渡る。橋を渡り終えてから直線道路を走っていると右にカーブしてR287現道とR348との交差点を通過する。ここからはR348が重複しているが、おにぎりや案内標識はR287しか表記されていない。

49.R287現道・R348交差点以降は普通の2車線道路 50.沿線には商業施設も多い 51.山形r10・r166館町南交差点
 R287現道・R348との交差点からは普通の2車線道路となる。決して走りにくい道路状況ではないが、長井南バイパスに比べると走りにくいと感じてしまう。進むにつれて長井市の中心部に近付くため沿線には商業施設が増えてくる。右にカーブした先で山形r10・r166館町南交差点を通過する。

52.つつじ公園(松ヶ池公園)の前を通過 53.山形r162交差点 54.道の駅「川のみなと長井」
 館町南交差点からは長井市の市街地と言える場所と通っているため沿線の建物が多い。つつじ公園(松ヶ池公園)の東側を走っていると山形r9つつじ公園前交差点を通過する。公園の敷地には市民文化会館もあり、R287(R348重複)を挟んだ西には高層のホテルが建っている。
 さらに少し北に進むと長井市役所の東で山形r162交差点を通過して、そのすぐ先で道の駅「川のみなと長井」を通過する。2017年4月21日にオープンした新しい道の駅である。

55.長井市の市街地を北上 56.山形r253・r259舟場交差点を右折
 道の駅を通過してからも市街地の中の2車線道路を走っていると、山県r253・r259舟場交差点を右折して寒河江・白鷹方面に進む。直進のr259にも白鷹が案内されているが、鮎貝経由とされている。

57.長井橋 58.長井市森 59.改良された2車線快走路
 舟場交差点を右折すると短い勾配を上った先で最上川に架かる長井橋を渡る。ここから北は概ね最上川の流域を走る事になる。橋を渡り終えると左にカーブして山裾を走り、森上集落からは平坦で見通しの良い2車線快走路を走る。

60.浅立方面は旧道と思われる 61.最上川沿いに駐車帯あり 62.白鷹町に入る
 最上川の堤防の外側を走っていると旧道らしき道路との交差点を通過し、緩やかな勾配を上って少しだけ堤防上を走る。堤防の上には駐車帯が設置されている。堤防から離れると平坦な直線道路を走り、程なくして白鷹町に入る。

63.おにぎりはR287のみ 64.山形r254交差点 65.山形r254交差点以北は街路樹あり
 白鷹町に入ってからもほとんど勾配がなく直線的な2車線道路が続いている。信号機も少なく交通量もさほど多くないため非常に走りやすい。山形r254交差点を過ぎると歩道には街路樹が植えられている。

66.山形r3交差点 67.白鷹町の中心部の手前で右にカーブ 68.R348荒砥交差点を左折
 2車線快走路を走っていると緩やかな勾配を上って山形r3交差点を通過して緩やかに下る。川を渡っていそうな状況だが、河川橋ではなく制限高4.5mのボックスカルバートの上を通っている。r3は路線名を米沢南陽白鷹線と言うが、南陽市と白鷹町の境が分断区間となっている。
 右にカーブしながら仲町橋を渡り、白鷹町の中心部の南でR348荒砥交差点を左折して寒河江・朝日町方面に進む。重複していたR348は山形方面に分岐して単独区間となる。R348の起点の今泉交差点からの距離は約14kmである。

国道287号 part2