国道269号
part1

R10橘通3交差点〜R10都城駅入口交差点
宮崎市→都城市→三股町→都城市

1.R10・R219・R220・R448・宮崎r25橘通3交差点 2.R10重複区間 3.R10交差点を左折
 宮崎県宮崎市の繁華街に近いR10R220R448・宮崎r25橘通3交差点がR269の終点であり、鹿児島湾の西の薩摩半島の南東の鹿児島県指宿市の終点に向かう。宮崎駅や宮崎県庁、宮崎市役所にも近いため東西南北どの方向の道路も多車線で構成されており、北にR10延岡方面、西にR10・R269鹿児島・都城方面、東にr25宮崎駅方面、南にR220・R448日南方面となっている。
 橘通3交差点から西の方角に向かって走り始めるがR10に重複しているためR269のおにぎりは設置されていない。約700m走って県立宮崎病院の前の交差点を左折してR10から分岐して単独区間になる。合流部に一旦停止の標識が設置されており、信号機の色にかかわらず左折できると思われる。

4.R10分岐後も片側2車線道路 5.宮崎r26松橋交差点 6.天満橋
 単独区間になってからも片側2車線道路が続いている。宮崎r26松橋交差点を通過すると緩やかな勾配を上って天満橋を渡る。橋の北詰付近で宮崎r363の上を通っているが、これは綾宮崎自転車道線である。

7.宮崎r17天満橋南詰交差点 8.住宅地の間を走る 9.山を切り開いた箇所もある
 天満橋を渡り終えた直後に天満橋南詰交差点を通過するが、ここで接続している道路は宮崎r17との連絡路であり、r17本線は天満橋の南詰付近の下を通っている。天満橋南詰交差点を過ぎると少しだけ下って住宅地の間を走り抜ける。宮崎r9大坪町交差点以南は周辺の建物が少なくなるが、住宅地を通っている区間も存在している。

10.加納交差点 11.E10宮崎道 12.「霧島85km 都城45km 田野市街13km」
 左側車線がなくなった直後に市道との加納交差点を通過する。国道220号方面の市道はR269の旧道であり、源藤交差点でR220と交差している。終点の交差点が移動していないとすれば、橘通3交差点〜源藤交差点はR220・R269・R448重複区間だったと考えられる。
 加納交差点からは対面2車線道路になり、程なくしてR10宮崎道をくぐってかのう台という住宅地の西側を通過する。少し東に宮崎ICがR220に接続しており、西にはE10東九州道との清武JCTがある。

13.掘割を下る 14.宮崎r13・r348正手交差点 15.宮崎r13交差点を道なりに右へ進む
 掘割を下って新清武橋を渡る。西側に並走している市道が旧道と思われ、清武隧道と清武橋がある。旧道はトンネル、橋ともに1.0車線幅と狭い。新清武橋を渡り終えた直後に宮崎r13・r348正手交差点を通過する。平成の大合併以前は清武町の中心部だった場所で沿線には商業施設が多い。清武駅の真西でr13との交差点を道なりに右へカーブしながら進む。おそらくかつてはT字路を右折するルートが国道だった思われる。

16.宮崎r13交差点以降は沿線の建物が少なくなる 17.正手橋 18.宮崎r338・r371大久保交差点(E10清武IC)
 宮崎r13との交差点からは沿線の家屋が途切れ、同時にカーブが連続する上り勾配道路になる。カーブが落ち着いた後に正手橋でE10宮崎道の上を通る。緩やかな勾配を上り、大久保橋を渡った直後に宮崎r338・r371大久保交差点を通過する。r371は清武インター線という路線名でR269と清武ICを結んでいる。右折してr371を進むと料金所までの間に出口はなく、実質的には清武ICの一部と言える。

19.E10東九州道の岡川橋 20.宮崎r378沓掛交差点 21.宮崎市清武町今泉甲
 大久保交差点(清武IC)から程なくして岡川橋の下をくぐるが、これはE10九州道の本線及びCランプとDランプの橋であり、すぐ南に清武JCTがある。少し西に進むと宮崎r378沓掛交差点があり、E10東九州道の清武南ICとを接続している。

22.二ッ山橋 23.流れの良い2車線道路 24.旧道とのランプを通過
 歩道のない対面2車線道路を走っていると二ッ山橋を渡る。その下にはE10東九州道でもE10宮崎道でもなくJR日豊本線がある。その後は緩やかな勾配を上った後に下りに転じ、下り切る途中で旧道とのランプを通過する。ランプ構造のためバイパスと旧道の往来は不可能である。

25.梅谷跨道橋 26.楢原橋 27.宮崎r343寺町東交差点
 旧道とのランプを過ぎると梅谷跨道橋で旧道の上を通った後に札ノ元橋で山住川を渡り、その後に下り勾配が終わって平坦になる。旧田野町の中心部の南で宮崎r343寺町東交差点と宮崎r28寺町交差点を相次いで通過する。寺町東交差点の手前にだけ中央分離帯が設置されている。寺町東交差点を右折して北上すると田野駅や旧田野町中心部、寺町交差点を右折して北上すると旧田野町中心部、左折して南下するとE10宮崎道の田野ICに行く事ができる。

28.バイパスらしい走りやすい道路状況 29.七野交差点 30.バイパス以西も走りやすい道路状況が続く
 東町交差点を過ぎると旧田野町中心部から離れるため沿線の家屋が少なくなる。新七野橋を渡った先で七野交差点を通過するが、田野市街方面の市道が旧道に当たる。旧道と合流してからも走りやすい2車線道路が続いているが、若干カーブが多い。

31.「カーブ多 注意」 32.登坂車線あり 33.猪之谷跨線橋
 集落が途切れ、JR日豊本線の跨道橋をくぐってからはカーブが連続する区間に入る。日豊本線と3ヶ所の交差地点があるが、うち2ヶ所はトンネルの上で1ヶ所は猪之谷跨線橋で跨いでいる。

34.青井岳大橋 35.宮崎r426交差点 36.五十山第2橋
 青井岳大橋を渡って都城市に入る。橋の下を流れているのは境川という名称で、青井岳大橋付近を含む20kmは宮崎市と都城市の市境となっている。境川の右岸を走っているとやや急な左カーブを曲がってJR日豊本線の跨道橋をくぐって宮崎r426交差点を通過する。r426は停車場線で、300m弱先に青井岳駅がある。r426交差点以降は境川の支流の五十山川の流域を走る。五十山川は蛇行しているためR269にも多くの橋が架けられており線形が改良されている。

37.ゆずりゾーン 38.道の駅「山之口」 39.所々に簡易駐車帯がある
 道の駅「山之口」手前には上下線それぞれにゆずりゾーンが設置されており、ゾーンの外側には簡易駐車帯もある。道の駅の手前から五十谷川ではなく東岳川沿いになるがどちらも大淀川水系である。E10宮崎道も同じ流域を走っておりどちらも線形は良好である。

40.山之口橋 41.宮崎r422麓交差点 42.E10宮崎道の山之口高架橋
 谷筋を脱して開けた場所に差し掛かるとほぼ平坦になるためさらに走りやすくなる。山之口橋の手前に幅員減少の警戒標識が設置されているが、橋上部分の路側帯の幅が狭い程度で乗用車の通行には問題ない。
 ごく緩やかな左カーブを曲がっていると宮崎r422麓交差点を通過してJR日豊本線と並走しているとE10宮崎道の山之口高架橋をくぐる。山之口SAにはスマートICが併設されており、その出入口が高架橋の北に接続している。また、高架橋の直後にr422との交差点がある。

43.宮崎r47向原交差点 44.宮崎r47山之口総合支所南交差点を右折 45.JR日豊本線
 宮崎r47向原交差点付近からは旧山之口町の中心部と言える場所に入り、山之口駅の東で宮崎r422山之口駅前交差点を通過する。かつての山之口町役場の南の宮崎r47山之口総合支所南交差点を右折して霧島・都城方面に進んでJR日豊本線のアンダーパスを通過する。アンダーパスの前後に閉鎖用ゲート及び冠水表示板が設置されている。

46.都城市山之口町花木 47.都城盆地朝霧ロードとの飯起交差点 48.直線基調で走りやすい
 アンダーパスを出てからは旧山之口町中心部から離れていく。都城盆地と呼ばれる場所を通っているためほぼ平坦かつ直線的な道路状況で、集落を通っている区間もあるが走りやすい2車線道路と言える。

49.三股町に入る 50.三股町蓼池 51.宮崎r12・r108神之山交差点
 平坦な直線道路を走っていると三股町に入る。沿線に商業施設が見られるが町の中心部ではなく役場や駅から離れた場所である。宮崎r12との交差点を通過するが、約1.0km先から北の区間は未供用である。再び都城市に入った後に宮崎r12・r108神之山交差点を通過する。

52.東郡元橋 53.郡元交差点 54.祝吉五差路交差点を道なりに右へカーブ
 東郡元橋を渡ると都城市の市街地と呼べる場所に入るため周辺の建物と交通量が多くなる。市街地を通っている割に路側帯が広い区間もあり走りにくさはさほど感じない。祝吉五差路交差点は道なりに右にカーブするように通行する。

55.都城農業高校前交差点 56.千町橋 57.北原交差点を右折
 祝吉五差路交差点のすぐ先の都城農業高校前交差点は左にカーブしながら通過して緩やかな勾配を上って千町橋でJR日豊本線をオーバーパスする。跨線橋からの勾配を下り切った直後の市道との北原交差点は右折して鹿児島・霧島方面に進む。

58.宮崎r32都城駅前交差点 59.都城駅前交差点以西は4車線道路 60.R10都城駅入口交差点を左折
 北原交差点からは車線幅の広い対面2車線道路を走り、宮崎r32都城駅前交差点を過ぎると中央分離帯のない4車線道路になる。約500m西のR10都城駅入口交差点は左折しなければならず左側車線を走っていればそのまま左折専用車線になる。二桁国道との交差点でありながら案内標識が設置されていない。ストリートビューでは2015年2月時点では案内標識が確認できるが、次の2017年11月にはなくなっていた。なお、終点の橘通3交差点〜都城駅入口交差点間の距離はR269が約48km、R10が約54kmである。距離の差が小さく道路状況に大きな違いもないため、どちらが先に目的地に着けるかは状況次第になると思われる。

国道269号 part2