国道266号
part5

R324交差点〜R389牛深港交差点
天草市

188.R324交差点の直後から対面2車線になる 189.交通量は多い 190.沿線には商業施設が多い
 R324が分岐した直後に左側車線が減少して対面2車線道路になる。交差点の直後に車線がなくなるのであれば直進車線を2本設置しなければ良いのにと思うかもしれないが、もし1本だけであれば常時左折可能なR324への流れを止めてしまう可能性が高くなるため2本にしているのかもしれない。R324から天草瀬戸大橋への右折車線も2本(左側は左折兼用)だが、交差点の直後に左側車線がなくなってしまう。天草瀬戸大橋の前後の交差点の2本ある同方向への車線は右側を利用するとその後の車線変更をせずに済む。
 天草瀬戸大橋からの勾配を下り切った所で明亀橋交差点を通過するが、橋と反対の南東に接続している道路は熊本r26の旧道である。ウオッちずでは2022年11月時点でも県道扱いしているが、案内標識やソトバは設置されていない。亀場橋の前後で緩やかなS字カーブを曲がって亀川の左岸に移る。亀川と十万山の間を走っているとやや急な右カーブを曲がる。天草市の中心部からは離れていく方向だが、沿線には郊外型の商業施設が目立つ。

191.ごく緩やかなアップダウンあり 192.見通しの良い快走路が続く 193.下新休橋
 亀川流域の比較的開けた谷筋を西の方角に向かって走る。沿線の建物は少なく見通しが良く走りやすい状況である。蛇行している亀川を何ヶ所か渡りながら緩やかな勾配を上って行く。

194.道目木隧道 195.赤石橋 196.山の神橋
 工事の片側交互通行規制区間を走っていると道目木隧道をくぐる。工事箇所はトンネルの東の法面だが、トンネル内で停止する事がないようにトンネルを含んだ規制が掛けられていた。トンネルを出た直後に亀川ダム駐車場を通過する。駐車場の出入口もある市道(?)との交差点があるが、この道路を進むと亀川ダムの天端を通行できる。亀川ダムの西岸を走って赤石橋、山の神橋を渡って行く。

197.梨の木橋 198.ひめぞ橋 199.亀川の上流に向かっているが勾配は下り
 ダム湖畔を下っていると梨の木橋と石割橋を渡り、ひめぞ橋で本流の亀川を渡って右岸に移る。南詰で交差している市道へ左折して道なりに走ると亀川ダムに至る。ひめぞ橋からは亀川の谷筋を下って行く。

200.熊本r24交差点 201.熊本r24交差点から上り勾配 202.長平越隧道
 熊本r24との交差点を通過する。案内標識にヘキサは表記されていないが、ウォっちずでは県道となっているのでr24の支線のような区間だと推測される。r24交差点からは上り勾配となり、長平越隧道から下り勾配になる。

203.熊本r286交差点 204.北向き車線にはゆずり車線あり 205.屋形集落
 長平越隧道を出てすぐに熊本r286との交差点を通過するが、案内標識もソトバも設置されておらず県道との交差点には見え難い。交差点を過ぎると上り勾配の北向き車線にはゆずり車線が設置されている。ゆずり車線が終わると若干急なカーブが連続しているが走りにくいと感じる程ではない。視界開けると同時に屋形集落を通り抜ける。

206.旧道との交差点を通過 207.熊本r278豆木場交差点 208.道の駅「宮地岳かかしの里」と熊本r278・r291交差点
 勾配がほぼなくなった後に旧道らしき市道との交差点を右にカーブしながら通過する。豆木場橋の西詰で熊本r278豆木場交差点を通過するが、r278の一部はR266の旧道に当たる。快走路をさらに南下すると熊本r278・r291交差点を通過するが、その手前に道の駅「宮地岳かかしの里」の出入口がある。2021年3月21日に開業した新しい道の駅で、2012年に廃校になった宮地岳小学校が転用されている。

209.中岳川の流域を走る 210.鳥越 211.立原隧道
 熊本r278・r291交差点を過ぎてすぐに市古木川に架かる柳渡橋を渡り、支流の中岳川の流域を南下する。勾配は非常に緩やかでカーブも少ないため走りやすい。鳥越という峠を越えて下り勾配になると左の急カーブを曲がり、右カーブの先で立原隧道をくぐる。

212.北向き車線に2ヶ所目のゆずり車線 213.熊本r289交差点 214.一町田川流域を快走
 立原隧道からの勾配を下っていると北向き車線に2ヶ所目のゆずり車線が設置されている区間を通る。対面2車線道路に戻った後に熊本r289交差点を右にカーブしながら通過する。その後は一町田川の流域を快走する。交通量は少なく道路状況が良いため非常に走りやすい。

215.熊本r285交差点 216.交通量の少ない2車線快走路 217.熊本r280新合交差点
 熊本r285交差点を通過して少し走ると十の原橋で一町田川を渡って左岸に移る。赤木ダムの北で川に沿った右カーブを曲がって熊本r280新合交差点を通過して一町田川から離れていく。

218.山間部区間も走りやすい 219.北向き車線に3ヶ所目のゆずり車線 220.三軒屋集落
 新合交差点を過ぎると上り勾配となり沿線の家屋も途切れて山間部区間に突入する。山間部といってもセンターライン付きの2車線道路が続いており、走りにくさはほとんど感じない道路状況である。勾配は緩やかだが上りとなる北向き車線には3ヶ所目のゆずり車線が設置されている。中村集落からは視界が開けて勾配も緩やかになる。

221.R389白木河内交差点 222.「牛深17km」 223.R389重複後も快走路
 R389白木河内交差点を通過して牛深方面に進む。案内標識には表記されていないが、この交差点からはR389が重複している。右折してR389で下島の西岸を北上すると苓北町に行く事ができ、R324とも交差・重複している。なお、R324にもR389にも海上区間が存在している。
 白木河内交差点からはR389との重複区間となるが道路状況に大きな変化は見られずほとんど勾配のない2車線道路が続いている。牛深まで17kmとの案内標識が設置されているが、これはR266の起点までの距離とほぼ同じである。

224.水の浦集落 225.九重越 226.拡幅工事中
 水の浦集落で羊角湾沿いを少しだけ走ってから海岸線を離れた内陸を走る。九重越(ここなごん)という峠を越えて緩やかな勾配を下り、平坦になった所で旧道が接続している右カーブを曲がる。小古江集落の北西を通っているバイパスでは拡幅工事が行われていた。

227.路木橋 228.魚貫集落に向かう市道との交差点 229.早浦川沿いを走る
 工事区間が終わると路木橋を渡り、早浦川の河口の近くで旧道と合流する。その先で魚貫集落に向かう市道との交差点を通過するが、約1.2km先に熊本r35との交差点がある。r35には羊角湾に隔てられた分断区間が存在しており、制定当初は架橋するつもりだったのかもしれない。市道との交差点からは早浦川の右岸を走り、第二早浦橋を渡って左岸に移る。橋の手前で交差している道路は旧道だろう。

230.早浦川の右岸を走る 231.集落以降も下り勾配 232.天草市久玉町
 第二早浦橋から程なくして下り勾配となり、やや急な右カーブを曲がって女渕橋を渡った先で熊本r285交差点を通過する。その後は早浦川沿いを走り、松山集落から開けた場所を走る。

233.久玉隧道 234.久玉隧道以降は下り勾配 235.北向き車線にゆずり車線
 内の原集落を通り過ぎて勾配を上っていると久玉隧道をくぐる。久玉隧道以南は勾配がややきつく急カーブが連続している。ここにも北向き車線にだけゆずり車線が設置されている。天草下島では北向き車線に4ヶ所のゆずり車線区間がある一方で南向き車線には1ヶ所も設置されていない。

236.久玉浦を遠望 237.旧牛深市の中心部まで下る 238.熊本r26久玉町交差点
 北向き車線のゆずり車線の起点付近からは久玉浦が見えるようになり、旧牛深市の中心部に向かってさらに下る。勾配がなくなって平坦になる辺りで熊本r26久玉町交差点を通過する。天草瀬戸大橋の東の明亀橋交差点でr26の旧道と交差していたが、路線名を本渡牛深線といって下島の東部の沿岸部を通っている。R266は約39km、r26は約47kmと距離が長いうえに狭路区間もあるためR266を利用する方が便利である。

239.久玉浦の北端で右直角カーブ 240.市道との交差点を左折 241.久玉浦沿いの直線道路
 久玉浦の手前で右の直角カーブを曲がる。左には市道(港湾道路?)が交差しているが、センターラインに従って道なりに進むだけである。埋立地に沿った直線道路を走っていると牛深高校の南で市道との交差点を左折する。直進した先のT字路も含めて案内されており、そちらは旧道と思われる。市道との交差点を曲がった直後に新久玉橋を渡り、海沿いの平坦な直線道路を走る。

242.久玉浦の南西で右直角カーブ 243.大池田交差点 244.道なりに左へカーブ
 牛深警察署の前を通り過ぎて少し走ると右の直角カーブを曲がるが、ここも道なりに進むだけである。前述の旧道らしき市道との大池田交差点を通過するが、左折の市道に牛深港が案内されており、国道ではなく市道がメインルートとされている。大池田交差点からも対面2車線道路が続いており道路状況としても決して走りにくく感じるようなものではない。

245.天草海上保安署の西の交差点を左折 246.熊本r35交差点を左折 247.R389牛深港交差点
 天草海上保安署の西にある市道との交差点は左折しなければならない。直進の市道もセンターライン付きの2車線道路なうえに案内標識が設置されていないため、事前にルートを確認しておかないとルートミスしてしまう可能性が高い。
 市道との交差点を左折してからは店舗兼住宅が建ち並ぶ間を走り、約300m南で熊本r35との交差点に突き当たる。この交差点にも案内標識が設置されていないが、右折がr35で左折がR266(R389重複)である。r35交差点から50mほど東の信号機のない交差点がR266の起点である。交差点の東に牛深ハイヤ大橋があり、南東に道の駅「うしぶか海彩館」がある。R389はこの交差点が海上区間の端点であり、牛深ハイヤ大橋の下にフェリーの発着港がある。