国道259号
part2

愛知r28大久保南交差点〜R42鳥羽水族館南交差点
田原市…
…鳥羽市

49.大久保南交差点の西側にだけ中央分離帯がある 50.旧道と合流 51.裏向きの標識は50km/h規制標識
 愛知r28大久保南交差点の直後に中央分離帯が設置されているが、すぐに途切れて対面2車線道路に戻る。田原市の中心部から離れて行くため周辺の建物は少なくなり、特産品のメロン畑と思われる中を走り抜ける。旧道との交差点を過ぎて山裾を右にカーブする。反対方向を向いている標識がいくつか確認できるが、その高さや取付け方からしてトラック等に当てられたのではなく最初から逆向きに設置されているようである。

52.愛知r416交差点 53.「伊良湖岬19km」 54.愛知r2馬草口交差点
 宮川橋の西詰で愛知r416との交差点を通過する。r416を南に進むと太平洋岸のR42に行く事ができる。対面2車線道路でいくつかの集落を通り抜けていると沿線の家屋が少なくなる。三河湾に近付いた辺りで愛知r2馬草口交差点を通過する。r2は豊橋渥美線という路線名で、前述のとおり片側2車線の区間も存在しておりR259のバイパスとしても利用できる県道である。

55.旧渥美町に入る 56.三河湾沿いを走る 57.「渥美半島道路 早期実現」
 馬草口交差点からは三河湾に沿っており、標高は10〜20mとやや高い位置ではあるものの樹木に視界を遮られるため海面が見える場所は意外に少ない。旧田原町から旧渥美町に入るが、境標識は両町とも「この先も安全運転で」に替えられている。緩やかな勾配を下って宇津江橋を渡ると上りに転ずる。渥美半島道路の早期実現を望むという旨の碑が建てられているが、この道路は静岡県のE1東名とE1A新東名の三ケ日JCTから渥美半島、伊勢湾を経て三重県伊勢市に至る地域高規格道路である。伊勢湾の湾口部が繋がればR259のみならずR42の海上区間が解消される可能性があるが、橋によるのかトンネルによるのかすら決まっていない段階であり開通の時期は全く見通せていない。

58.江比間町集落に向かって下る 59.愛知r419江比間交差点 60.愛知r419交差点
 宇津江町集落を過ぎると標高10〜20mと少し高い位置を走り、緩やかな勾配を下って標高を下げて泉橋を渡ると江比間町集落に入る。愛知r419江比間交差点とr419交差点を相次いで通過する。2ヶ所目の交差点は信号機どころかセンターラインの切れ目もなくソトバが設置されているだけなので県道との交差点とは認識し難い。

61.田原市伊川津町郷中 62.愛知r398石神交差点 63.田原市石神町
 断続的に続く集落を通り抜けており、ほとんど勾配がなくカーブも緩やかではあるが一部は歩道が設置されておらず快走路とは言い難い区間もある。三河湾の支湾の福江湾の南東部で愛知r398石神交差点を通過して平坦な直線道路を走る。

64.市道との高木東交差点を左折 65.高木東交差点の直後に右直角カーブ 66.直線道路を快走
 旧渥美町の中心部に入る手前で市道との高木東交差点を左折して伊良湖岬方面に進む。直進の福江市街方面はR259の旧道である。高木東交差点の直後に右直角カーブを曲がるが、急カーブのためか中央分離帯が設置されている。直角カーブが終わると僅かなアップダウンのある直線道路を快走する。

67.旧渥美町の中心部を走る 68.愛知r420高田交差点 69.愛知r2・r421保美交差点
 旧渥美町の中心部では少ないながらも商業施設が建っている。旧道と思われる畠神社前交差点を通過してすぐに愛知r420高田交差点を通過する。宮下橋を渡って程なくして愛知r2・r421保美交差点を通過する。馬草口交差点から約10kmはr2が重複している。

70.田原市保美 71.愛知r423交差点 72.愛知r423交差点
 旧渥美町の中心部を過ぎると周辺には田畑が目立つようになる。愛知r423との交差点を2ヶ所続けて通過するが、東の交差点はr423が1.0車線幅狭路のためか、案内標識も信号機も設置されておらず県道が交差しているようには見え難い。西の交差点は案内標識も信号機も設置されている。ウォっちずでは県道扱いされていないが南東側に延びる道路がバイパスと思われるものの100mに満たない辺りで途切れている。

73.田原市亀山町 74.初立ダムは左折 75.「伊良湖岬3km」
 愛知r423との短い重複区間以西も集落を通り抜ける対面2車線道路が続く。南にある山の向こうの初立ダムによる初立池はダム湖ではなく渥美半島に農業用水を供給する豊川用水の調整池である。その初立ダムに至る市道との交差点からは山裾から離れる。

76.愛知r418伊良湖神社北交差点 77.前方の高層建物はリゾートホテル 78.宮下交差点
 右カーブを曲がっていると愛知r418伊良湖神社北交差点を通過する。左折の南に伊良湖神社があるが、県道に指定されているのは反対方向の道路である。伊良湖神社北交差点を過ぎると住宅や畑よりも観光関連の建物が絶対数は少ないながらも目立つようになる。

79.田原市伊良湖町宮下 80.R42伊良湖港入口交差点を右折
 伊良湖岬の出入口に当たる場所でR42伊良湖港入口交差点に至る。300m手前の案内標識にはT字路であるかのように描かれているが、浜松方面に延びる左の急カーブに伊良湖港方面が接続している交差点形状である。つまり、交差点の直前の案内標識の方がより実際の交差点形状に近いと言えるだろう。R259はこの交差点で終了、ではなく右折してR42との重複区間を伊良湖港方面に進む。

81.伊良湖港入口交差点からは片側2車線道路 82.「鳥羽行きフェリー 左車線」 83.フェリー乗船車両入口を右にカーブ
 伊良湖港入口交差点からは緩やかな下り勾配の片側2車線道路を走る。伊良湖橋という跨道橋の下を通過するが、この橋は渥美サイクリングロードと呼ばれる自転車道で、愛知r497(田原豊橋自転車道線)に指定されている。ただし、ウォっちずにおいて伊良湖岬付近は県道色に塗られていない(2024年6月時点)。
 伊良湖橋をくぐった先で右の急カーブを曲がる。フェリー乗船車両の入口があり、左側に建っている小さな建物の前を通って乗船車両待機場所に停める。件の建物は乗船チケット販売所ではなく、駐車場所に停めてから降車して道の駅内の発券窓口にて乗船券を購入する流れである。

84.道の駅「伊良湖クリスタルポルト」 85.伊良湖港側端点
 フェリー乗船車両の入口のカーブが終わる手前に右の駅の出入口がある。フェリー乗船車両待機場所と道の駅の建物の間の横断歩道付近がR259(とR42)の伊良湖港側端点である。前述の乗船券の発券は右側の建物の2階で行われる。なお、2階と言っても道の駅の駐車場から入れば1階に相当するフロアである。


86.伊勢湾フェリーの乗船車両入口 87.右側の1番レーンから順に並んで停める 88.乗船中
 鳥羽港行きのフェリーに車両で乗船する場合は道の駅の入口の手前の右カーブを左折して窓口のような建物の前を通過してゲートをくぐり、右の1番レーンから順に車を停める。乗船方法の案内に道の駅の建物内にある発券所で乗船券を購入となっており、現在は窓口のような建物は使用されていないのかもしれない。
 出港時刻の10分ほど前から乗船が始まり、まず人、次いで2輪車、4輪車の順となっている。定刻の8:10に出港したフェリーは1時間後に鳥羽港に到着して下船する。距離は22km程度である。


89.鳥羽港側端点 90.フェリーの待機場と鳥羽水族館の駐車場に挟まれている 91.R42・R167鳥羽水族館南交差点
 下船後は鳥羽水族館の立体駐車場の1階部分を出た先のT字路がR259(R42)の鳥羽港側の端点である。右折自体は禁止されていないが、右折車線がなくフェリーの乗船車両が多い場合は直進して方がより安全かもしれない。
 端点から先はフェリーの乗船車両待機場と鳥羽水族館の立体駐車場に挟まれており、水族館の開業時間帯は駐車場に出入りする車両が多く流れが悪くなりやすい。端点から100mも走らないうちにR42・R167鳥羽水族館交差点に突き当たる。この交差点がR259の起点であり、伊良湖港入口交差点から海上区間を含む区間はR42との重複区間である。交差しているR167はR42伊勢方面に重複しているが、起点の通町ICまで全てR42との重複区間となっている。