国道197号
part6

佐賀関港〜R10大道入口交差点
大分市

306.R217交差点を右折 307.道の駅まで3km 308.佐賀関トンネルと古宮隧道
 大分県大分市の佐賀関港でフェリーから降りて真っすぐ進むとR217との交差点を一時停止してから右折して別府・大分方面に進む。左折の佐伯・臼杵方面がR217だが、起点はR197の終点と同じ大道入口交差点であり、ここから全て重複区間となっている。
 R217交差点からすぐに旧道との交差点を通過して佐賀関トンネルをくぐる。右側に見えるトンネルは旧道の古宮隧道であり、3.6mの制限高が設定されている。なお、旧道と記載したが、ウオッちずでは2021年3月時点でも現役扱いされている。

309.旧道は閉鎖されている 310.志生木トンネル 311.別府湾沿いを走る
 佐賀関トンネルを出て旧道(?)との交差点を通過してから山を切り開いた場所を通り抜ける。海岸線沿いの旧道は歩道として利用されているが、ガードレールによって閉鎖されており車両での進入はできない。歩道としては利用できるためか、ウオッちずではまだ現役扱いされている。
 志生木トンネルをくぐるが、ここの旧道は車両でも通行可能であり、他の2つの区間と同様にウオッちずで現役扱いされている。なお、3つの旧道はどれもセンターライン付きの2車線道路であった。

312.正面のトンネルは日本鉱業佐賀関鉄道跡 313.道の駅「佐賀関」 314.ジョイフル大分佐賀関店の跡
 別府湾に沿った2車線道路を走っていると小生木橋を渡るが、正面に歩行者用のトンネルが確認できる。これは日本鉱業佐賀関鉄道の廃線跡であり、その一部は自転車道として利用されている。やや急な左カーブを曲がった先で道の駅「佐賀関」を通過する。乗用車の駐車台数が26台と規模は小さいため、行楽シーズンは混雑しそうである。走行した日(2021年3月29日)は駐車場を拡幅する工事が行われていたため、完成すればいくらかは駐車台数が増えるだろう。なお、日本鉱業佐賀関鉄道の廃線跡も駐車場用地に転用されたようである。

315.旧道との交差点 316.小学校の校舎とグランドの間を通る 317.大分r715交差点
 緩やかな左カーブを曲がって旧道との交差点を通過する。バイパスを走っていると日本鉱業佐賀関鉄道跡の自転車道が合流してくるが、以降のバイパスは鉄道跡に造られている。こうざき小学校の校舎とグランドの間の掘割を通って右にカーブしてから大分r715との交差点を通過する。左折するとJR日豊本線の幸崎駅に行く事ができ、日本鉱業佐賀関鉄道はこの駅から佐賀関港付近を結んでいた。

318.大分r715バイパスとの交差点 319.平成の大合併以前の大分市域に入る 320.臨海産業道路への抜け道(旧道?)
 大分r715交差点から約550mで再びr715交差点を通過するが、こちらはバイパスである。バイパスが作られた県道だが、轟ダム以南に点線区間がありその区間内に集落が存在している。r715バイパス交差点の近くには旧道が交差しており、以西も2車線道路ながら歩道が狭かったりなかったりする。建設中のホテルの前を通って右にカーブすると平成の大合併以前から大分市だった区域に入る。大分市、佐賀関町どちらの境標識も残っているが、それぞれ“市”と“町”が消されている。
 かつての市町境を過ぎて少し走って景色が開けた所で市道との交差点を通過する。臨海産業道路という整備された他車線道路への抜け道となっているが、道幅が狭く住宅地を通り抜けているため大型車の通行は禁止されている。乗用車は通行可能だが、6時30分〜8時の時間はR197からの右折が禁止されている。

321.JR日豊本線をオーバーパス 322.周辺の建物が増え始める 323.大分r38・r504交差点
 緩やかに右にカーブしてる勾配を上り、JR日豊本線の上に架かる跨線橋から下り勾配となる。以降は沿線の家屋が増え始め、大分市の中心部に近付いている事が分かる。坂ノ市駅の南で大分r38・r504交差点を通過する。右折方向に坂ノ市駅があり、r504は停車場線である。

324.大分r536竹下橋南交差点 325.大分市政所 326.大分r22角子原陸橋南交差点
 JR日豊線と並走しつつ丹生川を渡り、程なくして大分r536竹下橋南交差点を通過する。左折して片側2車線の市道を南下するとR197の大分東バイパスの東端に至る。市道との交差点以東は供用されておらず、また西端もR10のバイパスには接続しているがR197の現道には接続していない。
 竹下橋南交差点からは緩やかな勾配を下り、それ以降はほぼ平坦な状態となる。大在駅の南を通り過ぎた後に大分r22角子原陸橋南交差点を通過する。r22には地名が案内されていないが、前述の臨海産業道路に行く事ができ、その一部はr22に指定されている。

327.沿線には商業施設も目立つ 328.鶴崎橋 329.大分r208・r513鶴崎駅入口交差点
 角子原陸橋南交差点からは沿線には商業施設が目立つようになる。右にカーブして大分r614鶴崎橋東交差点を通過して鶴崎橋を渡る。鶴崎橋を渡り終えてからは車線が増えて4車線道路になる。大分r539中鶴崎2交差点を通過してから程なくして大分r208・r513鶴崎駅入口交差点を通過するが、ここで左側車線が左折専用車線になってしまう。

330.鶴崎駅入口交差点以西は2車線道路 331.乙津橋以西は4車線道路 332.桃園陸橋
 鶴崎駅入口交差点からは対面2車線道路に戻るが、乙津橋を渡ると4車線道路になる。2車線区間の距離は800m程度だが、乙津橋の下流側で架橋工事が行われていたため、遠からず4車線区間が繋がるものと思われる。4車線道路を走っていると緩やかな右カーブを描く勾配を上って桃園陸橋を通過して左カーブを曲がる。陸橋の下には並走しているJR日豊本線が通っている。

333.大分r610仲西陸橋北交差点 334.交通量が多くなる 335.大分r685栗越交差点
 JR日豊本線の北を走っていると大分r610仲西陸橋北交差点を通過して日吉橋を渡り、程なくして大分r514高城駅前交差点を通過する。さらに走ると裏川の手前で大分r685栗越交差点を通過する。800m程北に大分r22が並走しておりバイパスとしての機能を持っているが、R197の交通量も多い。

336.平和市民公園の下を通る 337.中津留1交差点 338.舞鶴橋
 栗越交差点の直後に跨道橋をくぐるが、これは平和市民公園の一部である。この跨道橋付近から中央分離帯付きの片側2車線道路になる。市街地に近付き交通量の多い片側2車線道路を走っていると中央分離帯がなくなり4車線道路になって舞鶴橋を渡る。橋を渡り終えると片側2車線道路に戻る。

339.片側3車線道路 340.左端車線はバス優先(7:00-8:30,17:00-18:00) 341.寿町交差点を左折
 農業会館南交差点からは片側3車線道路になる。大分府内城址の南を通過するが、周辺には大分県警察本部や大分県庁、大分市役所などがある官庁街である。大分r511昭和通り交差点を過ぎた先で寿町交差点を左折する。ウオッちずや多くの地図で直進の別府方面も国道扱いされているが、案内標識におにぎりは表記されていない。

342.文化センター用の歩道橋あり 343.R10・R57・R210・R217・R442大道入口交差点
 寿町交差点からも片側3車線道路が続いている。文化センターの横を通り過ぎた後にR10・R57・R210・R217・R442大道入口交差点に至る。この交差点が四国からの海上区間を含むR197の終点である。前述のとおりR217はR197に重複しており、案内標識に表記されていないR57はR10の佐伯方面に、R442はR210に重複している。