国道186号
part4

R9三宮IC〜R9渡津町交差点
浜田市→江津市

156.浜田川の左岸を走る 157.山裾を右カーブ 158.島根r5交差点を左折
 山陰道(R9浜田バイパス)との三宮ICを過ぎてしばらくは浜田川の左岸を走っている。左にカーブして浜田川から離れると市街地に差し掛かるため沿線の建物が多くなる。南側にそびえる山の裾を走っていると右の急カーブを曲がって島根r5との交差点に至る。R186は左折だが左折専用車線が設置されており国道が優先されている。

159.浜田市の市街地を走る 160.今宮トンネル 161.JR山陰本線
 島根r5との交差点からも引き続き浜田市の市街地を走っており沿線の建物は多いが、狭いながらも歩道が設置されており決して走りにくい狭苦しさを感じる道路状況ではない。緩やかな左カーブを曲がりながら勾配を上ってから右にカーブしている今宮トンネルを通過する。トンネルを出てからも右カーブが続いており、JR山陰本線のガードの下を通過する。

162.山陰本線以北は片側2車線 163.R9殿町交差点を右折
 山陰本線のガードの直後の右急カーブを曲がると車線が増えて片側2車線になる。交差点の手前に青い塗装が施されているのは渋滞や横断者への注意を促すためだろうか。大橋で浜田川を渡った先でR9殿町交差点に至る。日本海側を東西に走る大幹線国道のR9との交差点なのでここが起点を思ってしまっても何ら不思議ではないが、R186の起点は江津市にあるため右折してR9と重複区間を走らなければならない。この先の区間はすべてR9に重複しているため一般的にはこの殿町交差点が起点と思わているだろう。

164.R9重複区間 165.島根r208田町交差点を左折 166.浜田市浅井町
 殿町交差点からはR9との重複区間となるが、一桁国道と言えども地方都市とあって対面2車線道路である。浜田市役所の北を通過し、鏡山の南麓で島根r208田町交差点を左斜め前方に進む。浅井川橋を渡ってすぐに右にカーブするが、この辺りから緩やかな上り勾配になっている。

167.浜田駅の裏側を走る 168.JR山陰本線をオーバーパス 169.跨線橋からは上り勾配
 浜田駅の裏側を走っており、右手には車両基地らしき建物があり停車している車両も見える。上り勾配を走っているとJR山陰本線をオーバーパスし、その後も上り勾配が続いている。市街地からは離れているが、沿線には商業施設が点在しており交通量も少なくない。

170.おにぎりはR9のみ 171.R9浜田バイパス・浜田バイパス東口交差点 172.浜田バイパス東口交差点からは下り勾配
 上り勾配を走り続けているとR9浜田バイパスとの浜田バイパス東口交差点を通過する。浜田バイパスに入ってすぐに浜田道の浜田ICがあり、山陰道との浜田JCTもあるため、山口・益田方面(R9浜田バイパス)だけでなく松江方面(山陰道)や広島方面(浜田道)にも行く事ができる。浜田バイパス東口交差点の直後は4車線になるが、すぐに左側車線がなくなって対面2車線道路になりとともに下りに転ずる。

173.山陰本線の跨線橋部分は上下線が分離 174.島根r50王水道交差点 175.交通量は多いが流れは良い
 勾配を下りながら大きくS字状にカーブしてJR山陰本線の跨線橋を通過するが、上下線で別の橋となっており橋上部分だけ片側1車線になっている。跨線橋からも下り勾配が続いており島根r50王水道交差点を通過して下府川を渡る辺りでほぼ平坦になる。しかし、その後は緩やかな上り勾配となっており、完全に平坦な状態にはならない。

176.石見銀山や三瓶山のある大田市まで45km 177.右にはJR山陰本線が隣接 178.島根r254海浜公園入口交差点
 ごく緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると山陰本線と隣接した状態を並走する。山陰本線と少し離れてから勾配を下っていると島根r254海浜公園入口交差点を通過する。右折してr254を2.5km程走れば山陰道の浜田東ICに至る。

179.緩やかなアップダウンの2車線道路が続く 180.島根海洋館アクアスを通過 181.「!(飛砂滞砂)」
 緩やかにアップダウンしている2車線道路を走る。概ね海に近い場所を走っているが、海が見える場所はない。海浜公園の一部でもある島根海洋館アクアスの前を通過し、緩やかな勾配を下っているとその他の危険を示す「!」の警告標識が立っている。補助標識には「飛砂滞砂」と書かれており砂浜が近い事が容易に想像がつく。

182.島根r300交差点からは江津市 183.海岸沿いを走る 184.山陰本線を跨線橋で越える
 勾配を下り切って海面との高低差がなくなると島根r300交差点を通過するが、この交差点上に市境があるため以東は江津市である。島根r206との交差点の少し北までが海岸線沿い区間となっているが、右にカーブして勾配を上ると海から離れる。山陰本線の上を跨線橋で通過してから線路の東側を並走して北東の方角に進む。

185.左側には山陰本線が並走 186.島根r299敬川橋東詰交差点 187.左側に山陰本線の線路が見える
 緩やかな勾配を下ってから平坦な状態になり、島根r299敬川橋東詰交差点を通過する。右折してr299を約900m進めば山陰道の江津西ICに至る。山陰本線に並走しながら2車線道路を走っていると徐々に交通量が増えてくる。

188.徐々に交通量が増えてくる 189.島根r330嘉久志町交差点 190.江津市嘉久志町
 島根r330嘉久志町交差点の手前から沿線の建物も増えてきて市街地に差し掛かったと思わせてくれる。嘉久志町交差点を右折してr330を500m程進めば江津ICに至るが、この江津ICを境に東側はR9の江津バイパス区間であり無料で通行する事ができる。

191.島根r112江津町交差点の直後で左にカーブ 192.跨線橋の先を右にカーブ 193.店舗兼住宅が建ち並ぶ
 江津市の市街地を走っていると島根r112江津町交差点を通過し、市役所の手前で左に大きくカーブする。江津跨線橋を通過した直後に右にカーブして島根238との交差点を通過する。江津駅の北側を通過し、線路と並走するようにして商店街のような風景の中を走る。

194.江川橋 195.R9渡津町交差点
 短いがやや急な勾配を上ると江川橋で江の川を渡る。上流側には歩道用の橋が隣接しており、さらに少し離れた上流側には山陰本線の鉄道橋が架けられている。さらに上流にはR9江津バイパスの新江川橋が架かっている。江川橋を渡り終えて緩やかな勾配の左カーブを曲がっていると渡津町交差点に至る。このR9上にある交差点がR186の起点である。中途半端な状態の交差点だが、おそらくはR9江津バイパスが開通する以前は桜江方面の市道がR261だったと思われるので、制定当時は多少わかりやすい交差点だったのかもしれない。もっともその問題以前に殿町交差点〜渡津町交差点をR186に指定したという不可解な点に疑問がある。