国道182号
part2

広島r104交差点〜R314友末交差点
神石高原町→庄原市

45.2車線快走路が続く 46.広島r418三和の森入口交差点 47.広島r259上井関交差点
 広島r104交差点からしばらく集落が途切れるが、さほど走らないうちの次の新開集落に差し掛かって下り勾配になる。緩やかな左カーブを曲がった先で広島r418三和の森入口交差点を通過するが、r418も「大型車通行困難」と表記されている。緩やかな下りながらいくつかのカーブを曲がると広島r259上井関交差点を通過する。このr259の行き先に神石高原町の町役場があり、大型車通行困難な道路ではないようである。

48.「長い下り坂 速度注意 急カーブ」 49.学校食堂 50.反対側車線に登坂車線あり
 上井関交差点からは長い下り勾配が続いている。大きく右にカーブした先で学校食堂の前を通る。その名が示す通り井関小学校跡を利用した食堂である。森僧集落を過ぎると9%の勾配を下る。実際に走ってみるとそこまで急な勾配には思えなかったが、南向き車線には登坂車線が設置されている。

51.下井関集落 52.相変わらずの交通量の少なさ 53.所々に簡易パーキングが設置されている
 前方に家屋が見えてきた所で小田川に架かる明治橋を渡って左の急カーブを曲がる。下井関集落を過ぎると上り勾配となり、小田川沿いの市道との交差点からは川から離れてしまう。

54.登坂車線その5 55.広島r21交差点 56.「幸運仏→」
 旧道らしき道路との交差点の手前からは約400mに渡る登坂車線が現れる。登坂車線が終わった後に小吹集落を走っていると広島r21が交差している左カーブを曲がる。r21と反対側の左の道路が旧道と思われ、少し走った先で右から交差してくる道路も旧道だろう。沿線の家屋が途切れた所で幸運仏が右にあると案内されているが、道路脇にあるのではなく広島r106を10km程走らなければならない。

57.広島r106交差点 58.広島r27交差点 59.点在する集落を繋ぐ
 左、右とやや急なカーブを曲がった後に広島r106交差点を通過する。緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると広島r27交差点を通過する。r27は神石高原町役場まで行く事ができる県道だが、大型車通行困難となっている。一方でr21とr106は大型車通行困難とはされていない。

60.上り6%勾配 61.下り7%勾配 62.R314のおにぎりは一切なし
 広島r27交差点からは安田川の左岸を走っており、勾配もカーブも比較的緩やかで走りやすい道路状況となる。安田中集落の東を通るが、おそらくバイパスとして造られた道路であり、集落を通り抜けている狭い道路が旧道と思われる。7%の勾配を下って左に大きくカーブする。

63.花の木集落 64.崩落のためバイパスが通行できなかった 65.迂回路は旧道か
 右にカーブしながら広島r416交差点を通過する。その後緩やかな勾配を上っていると幅員減少の警戒標識が立っているが、路側帯がなくなるだけで車道部分は特に狭くなる事もない。花の木集落は路側帯のない2車線道路で通り抜けるが、交通量が少ない事もあって走りにくさを感じる事はない。
 広島r9交差点の手前ではR314走行時にはまだ新しかったバイパスを通行したが、今回は法面が崩落したため旧道と思われる道路に迂回しなければならなかった。旧道はセンターライン付きの2車線道路ながらややカーブがきつい。

66.広島r9交差点 67.旧油木町の中心部を通る 68.広島r412油木高校入口交差点
 迂回路の旧道(?)から復帰した先で広島r9交差点を通過する。一桁県道だが大型車通行困難と案内標識に表記されている。r9交差点からは旧油木町の中心部と言える場所を走っているが、家屋が密集しているのはR182(R314重複)より北であり沿線の建物はさほど多くない。町道との油木交番前交差点を過ぎると緩やかな勾配を上り、下りに転じた直後に広島r412油木高校入口交差点を通過する。

69.「新見48km 東城18km」 70.アップダウンのある快走路 71.広域農道(?)の跨道橋をくぐる
 油木高校入口交差点からは上り勾配となり、緩やかなカーブをいくつか曲がりながら2車線道路を走る。その後勾配を下っていると町道(?)らしき道路をボックスカルバートで通過してからは上り勾配となる。広域農道(?)の跨道橋をくぐってから緩やかな勾配を下っていると旧道らしき町道との交差点を通過する。

72.「凍結注意 急勾配」 73.上に見えるガードレールは旧道のもの 74.油木大橋
 旧道の交差点を過ぎると沿線の家屋が途切れる。急カーブを示す警戒標識が立っているが、道路の線が円を描いておりループがある事が分かる。ループ部分のカーブが始まる手前に異常気象時通行規制区間の起点がある。起点付近には規制値を示した標識は立てられていないが、時間雨量40mm、連続雨量120mmを超えた場合に規制される。旧道のガードレールの下を左にカーブしていると油木大橋を通る。油木大橋自体も左にカーブしておりループを構成している橋と言える。

75.油木大橋からは下り勾配 76.油木大橋の下を通る 77.反対側に登坂車線あり
 油木大橋を渡り終えると下り勾配となり、左ヘアピンカーブを曲がった後に油木大橋の下を通過し、カーブの多い状態を走る。勾配はさほど急ではないが、上りとなる南向き車線には登坂車線が設置されている。

78.安全溝(グルーピング)設置区間 79.高所にある家屋は旧道の沿線にある 80.大渡橋と田川瀬トンネ
 野田の丸集落に繋がる町道との交差点を過ぎると安全溝(グルーピング)が設置された区間を走る。4輪車では全く気にならないが、2輪車や自転車、特にタイヤ幅が細いものは気を遣うのかもしれない。谷筋を下っていると大渡橋を渡って田川瀬トンネルに入る。トンネル坑口の手前を横切る橋は町道である。

81.帝釈川沿いを走る 82.高岩トンネル 83.広島r107交差点
 田川瀬トンネルを出た直後に田川瀬大橋を渡る。大渡橋と田川瀬大橋はどちらも帝釈川に架かっている橋である。川に沿っている道路がトンネルと2つの橋の旧道である。東城川の右岸を走っていると高岩トンネルをくぐり、出た直後に帝釈川を渡り北詰で広島r107交差点を通過する。

84.手入トンネル 85.「新見39km 東城9km」 86.神石高原町新免
 広島r107交差点からは成羽川の右岸を走る。山間部ではあるが勾配はほとんどなくカーブも緩やかである。手入トンネルをくぐってすぐに広島r451交差点を通過する。川沿いの旧道沿いに家屋があり、対岸の山間部へのアクセス路でもあるため、現在でも通行可能である。r451交差点以降は引き続き成羽川に沿った2車線道路を快走する。

87.庄原市に入る 88.畑トンネル 89.畑集落
 成羽川に沿って走っていると市町境を通過して庄原市に入り、程なくして畑トンネルをくぐる。トンネルを出て右にカーブして畑集落を通過する。ちなみに神石高原町の最後の集落の名称も畑である。

90.「走行注意レベル4」 91.道路状況は良好 92.広島r108交差点
 畑集落を通り過ぎると「走行注意レベル4」区間に入る。これは広島県が独自に設定している物で、レベル4は「落石やがけ崩れの発生するおそれが高い区間」を意味する。ひとつ下にレベル3があるが、これは「落石やがけ崩れの発生するおそれがやや高い区間」となっている。落石やがけ崩れの可能性によって分類されたものであるため、道路状況が悪い事を指しておらず、ほとんど勾配のない2車線快走路であり、区間内には集落も存在している。
 宮原集落内を走っていると広島r108交差点を通過する。r108は県境を越えて岡山県新見市まで繋がっているが、1.0車線狭路区間のある険道である。交差している県道に対して案内標識に「大型車通行困難」と表記されているケースの多いR182(R314重複)だが、r108に関して言えばそのような文言どころか案内標識すら設置されていない。

93.成羽川沿いを快走 94.巨大な岩(?)がある 95.ロックシェッドあり
 広島r108交差点以降も成羽川の谷筋を快走する。カーブは多く、そのうちのいくつかはかなりの急カーブだが、交通量が少ない事もあってさほど走りにくさは感じない。成羽川の右岸を淡々と北上する。

96.急カーブもいくつかある 97.走行注意レベル4区間は続いている 98.交通量は非常に少ない
 川に沿っておりカーブが多く、急カーブには赤いペイントが施されている。沿線に人家はないが人里離れた場所ではない。にもかかわらず交通量は非常に少なく走りやすい状態である。視界が開けて狭い谷筋を脱すると工場の前を通る。

99.旧東城町の中心部が見えてくる 100.中国道の成羽川橋 101.R314・広島r25友末交差点を右折
 さらに北上すると中国道の成羽川橋の下を通り、その直後でR314・広島r25友末交差点となり右折して新見・哲西方面に進む。終点の明神町交差点から重複していたR314がようやく分岐して単独区間となる交差点であり、重複距離は約56kmとかなりの長さである。

国道182号 part3