国道166号
part2

R422大谷橋交差点〜R370捨生交差点
松阪市→
→東吉野村→宇陀市

56.大谷橋交差点以降にも狭路区間が残る 57.杢原集落 58.三重r569交差点
 R422大谷橋交差点からも1.5〜1.8車線幅の狭路が続いている。杢原集落を走っていると川俣郵便局の前で三重r569交差点を通過する。大谷橋の南詰でR422に交差しているのもr569で櫛田川を挟む形で並走しており、郵便局の前のr569はバイパスと思われる。なお、r569のバイパスに桜井と東吉野が案内されている事からも想像できるが、r569バイパスの方が走りやすい道路である。

59.集落内の狭路が続く 60.集落のない場所も狭い 61.センターラインがあっても狭く感じられる
 三重r569交差点からしばらくはセンターライン付きの2車線道路で集落の中を走り抜ける。集落が途切れる手前で道幅が1.5車線幅にまで狭くなってしまう。集落がなくなってからも狭路が続いており、センターラインが復活しても車線幅は若干狭く感じられる。

62.三重r569交差点 63.三重r569交差点 64.三重r569交差点
 深野集落に差し掛かった所で右にカーブしながら三重r569交差点を通過し、さらに300m程先でもr569交差点を通過する。前者は現道で後者はバイパスである。川俣郵便局前の交差点をr569に進み、道なりに走ればこの交差点に至る。さらに約500m進むとまたr569交差点を通過する。この先のr569は蓮川沿いを走り、奥香肌峡に向かうルートとなっている。

65.鍋倉橋 66.バイパス化された快走路を走る 67.新乙栗子橋
 三重r569との短い重複区間が終わってから少し走ると右にカーブしながら鍋倉橋を渡る。橋の手前で交差している道路が旧道と思われる。櫛田川の右岸を走っていると左カーブを曲がり、その先で笠松橋を渡って右カーブを曲がる。その後は下向橋と新乙栗子橋を渡って櫛田川の右岸と左岸を行き来する。

68.緩やかな上り勾配の快走路 69.桑原トンネル 70.松阪市飯高町波瀬
 新乙栗子橋からは櫛田川の左岸を走る。緩やかな上り勾配でカーブが多いものの緩やかなものが主体なので概ね走りやすい道路状況と言える。桑原トンネルをくぐるが、その手前に新八雲橋、奥に桑原橋で櫛田川を渡っており旧道との交差点も2ヶ所ある。

71.奥香肌橋 72.三重r783交差点 73.殿垣内橋
 奥香肌橋を渡った先で市道の跨道橋の下をくぐり、波瀬駅という道の駅の小さいバージョンのような施設の前を通過する。そのすぐ先には三重r783との交差点を通過する。このr783は奈良r783でもあるが、県境の請取峠の前後に分断区間がある。r783交差点を過ぎてから櫛田川に架かる橋を連続して渡る。それぞれの橋の間の距離は短く、櫛田川が蛇行している事が分かる。

74.落方トンネル 75.木梶トンネル 76.「大阪105km 桜井40km」
 上落方橋を渡った直後に落方トンネルをくぐり、トンネルを出ると平瀬橋を渡る。上落方橋の下を流れているのは櫛田川だが、平瀬橋の下を流れているのは支流の木梶川であり、以西はその木梶川の流域を走る。木梶川の左岸を走っていると栃谷集落に向かう市道との交差点を通過した後に木梶トンネルをくぐる。道路沿いに家屋は少ないが旧道と思われる道路沿いにはいくつかの家屋が存在している。

77.木梶橋 78.正面に見えるのは木梶大橋 79.小谷橋
 旧道との交差点を通過した先で高見口橋を渡り、次いで木梶橋、宮の谷橋を渡る。北側の斜面にへばりついている道路が旧道である。木梶集落の西端を過ぎると正面にカーブしている橋が見えてくる。これから通る木梶大橋である。木梶大橋を見ながら池の谷橋を渡り、右の急カーブを曲がって小谷橋を渡る。

80.高見大橋の下をくぐる 81.右ヘアピンカーブを曲がる 82.高見大橋
 小谷橋を渡り終えて左カーブを曲がっていると高見大橋の下を通過り、右のヘアピンカーブを曲がった後に高見大橋を渡る。山肌にへばりついている旧道とは異なり、複数の橋梁とカーブで高低差を解消しているダイナミックな道路である。

83.美滝橋と中野大橋 84.木梶大橋 85.中野大橋
 高見大橋を渡り終えると右に左に大きくカーブしながら急勾配を上る。中野大橋のすぐ近くで美滝橋を渡り、ヘアピンカーブしている木梶大橋を渡った後に中野大橋を渡る。カーブ、勾配ともにきついが、カーブが多く道幅の狭い旧道に比べると格段に走りやすくなっている。

86.大畑橋 87.高見トンネル 88.左に延びているのは旧道への連絡道路
 大畑橋を渡って左にカーブした先で旧道との交差点を通過してその直後で高見トンネルに入る。旧道との交差点とトンネルの間には駐車場が設置されている。全長2470mのトンネルをくぐると奈良県東吉野村に入る。
 高見トンネルを出ると帝釈橋を渡り、その先で旧道(への連絡道路?)との交差点を通過する。高見トンネルの旧道は国道の指定を外れているが、高見峠が登山道の入口になっているため廃道になっている訳ではない。ただし、地質が脆い場所を通っているため自然災害による通行止規制が敷かれる事が多い。

89.新杉谷トンネル 90.新不動橋 91.「只今の気温 -2℃ 路面凍結注意」
 旧道への連絡道路との交差点を通過してすぐに新杉谷トンネルをくぐる。高見峠旧道に存在する杉谷隧道に対応する新たなトンネルだが、杉谷隧道の位置は高見トンネルに近い。新杉谷トンネルからは左カーブを曲がり、下り勾配を走っていると右にカーブしている新不動橋を渡る。新不動橋を渡り終えた直後に旧道が交差しているが、斜めに交差しているため高見トンネルから走行していた場合は気付かないかもしれない。

92.高見の郷の前でヘアピンカーブを曲がる 93.杉谷集落 94.高見山登山口へは旧道へ右折
 カーブの多い2車線道路を下っていると高見の郷という桜の名所の前をヘアピンカーブで通過する。さらに進むと高見橋を渡りながらヘアピンカーブを曲がり、中村橋を渡った後に杉谷集落に差し掛かる。三重県側程ではないが複数の橋梁を架ける事で改良が行われたバイパス道路である。2車線のバイパスと言えども勾配とカーブはきつい。高見川の右岸を走っていると杉谷橋を渡って左岸に移る。橋の西詰には旧道が交差しており、その沿線には複数の家屋が建っている。右岸に戻った際に旧道と交差して合流する。

95.奈良r28へは旧道を経由する 96.杉谷大橋 97.奈良r28松本大橋交差点
 出渡寺橋の手前で旧道との交差点を通過するが、一部の地図では旧道も国道扱いされている。出渡寺橋を渡って高見川の左岸を走っていると杉谷大橋と松本大橋を相次いで渡る。松本大橋の西詰で奈良r28松本大橋交差点を通過する。交差している道路は北東と南西に延びているが、ソトバは北東方向のみをr28としている。一方で前述の通り、両方向の道路をR166としている地図も存在している。また、ウォッちずでは両方向とも県道扱いしているが、南西側の道路の番号は不明である。中村大橋交差点から西に約200m強の距離にも交差点があるが、ここで交差する道路も国道扱いしている地図があり、ウォッちずでは県道扱いとなっている。

98.木津集落の南を走る 99.奈良r221交差点 100.新木津トンネル
 宮の前橋を渡ってからは沿線に家屋のない状態を走っているが、対岸の旧道(国道?県道?)沿いには複数の家屋が見られる。木津集落の南を走っていると奈良r251と案内標識に表記されている道路との交差点を通過するが、その道路は多くの地図とウォッちずでは県道扱いされていない。神武大橋を渡って高見川の右岸に移って少し走ると奈良r221交差点を通過し、その直後で新木津トンネルに入る。

101.新木津トンネルの西には登坂車線あり 102.小刻みなカーブが連続 103.鷲家トンネル
 新木津トンネルを出ると東向き車線には登坂車線が設置されているが、勾配は緩やかな方である。南側には旧道が並走しており程なくして交差する。前述の一部の地図ではここまでの旧道を現役扱いしており、ウォッちずでは新木津トンネルの東側坑口付近より東は県道、西は村道扱いとなっている。
 旧道と合流してからは反対側車線の登坂車線もなくなり、対面2車線道路に戻る。鷲見川の左岸を走っており多少の急カーブはあるものの交通量が少ないため概ね走りやすい。旧道らしき道路が交差している右カーブを曲がった先で鷲家トンネルをくぐる。

104.奈良r16交差点 105.「東海南海連絡道を早期に実現しよう」 106.佐倉峠
 鷲家トンネルを出た直後に奈良r16との交差点を通過する。約200m先で交差する道路があるが、これはr16の旧道と思われる。ただし、ウォッちずでは県道扱いされたままである。その後は緩やかな上り勾配の直線道路を走る。「東海南海連絡道路を早期に実現しよう」という看板が立てられているが、東海南海連絡道路とは奈良県五條市(京奈和道)と三重県松阪市(伊勢道)とを結ぶもので構想段階でしかない。さらに北上していると奈良r28との交差点を通過するが、所謂点線区間が接続しているだけなので道路が交差しているようには見えない。
 カーブが多くなってきた所で右にカーブしながら佐倉峠を越えて宇陀市に入る。峠のすぐ先には奈良r219交差点があり、多少狭い区間があるもののr219を利用してR370に行く事が可能である。

107.宇陀市菟田野佐倉 108.長い下り勾配が続く 109.奈良r31新松井橋交差点
 佐倉峠を越えてからは下り勾配となるが、周辺には集落もあるため寂しげな山間部という訳ではない。勾配に緩急のある状態を下っていると新松井橋を渡ってその北詰で奈良r31新松井橋交差点を通過する。その手前にはr31の旧道が交差しているが、ウォッちずには未だ県道色に塗られている。

110.「桜井22km 大宇陀8km」 111.奈良r31地蔵の辻交差点 112.市道が交差する右カーブを曲がる
 新松井橋交差点を過ぎてすぐに左カーブを曲がり直線的な2車線道路を走る。旧菟田野町の中心部に近い場所だが沿線の家屋は多くない。その代わりに並走しているr31の沿線には多くの建物が密集している。左カーブを曲がった後にr31との地蔵の辻交差点を通過し、市道が交差している右カーブを曲がる。

113.奈良r135交差点 114.奈良r218水分橋南詰交差点を左折
 芳野川に沿って走っていると奈良r153交差点を通過し、その先で奈良r218水分橋南詰交差点を左折する。矢印信号機が設置されているが、これはR166への左折車両を捌くためと思われるが、車線が別れていないのでr218に進む車両が多いと矢印が表示されていても左折できなくなる可能性がある。

115.奈良r31岩崎東口交差点 116.アップダウンのある快走路 117.笹峠
 水分橋南詰交差点から少し走ると奈良r31岩崎東口交差点を通過する。r31は新松井橋以降は並走状態だったが、岩崎東口交差点で交差しているのはr31のバイパスと思われる。岩崎東口交差点からはカーブの少ない2車線道路を走る。アップダウンを繰り返しているものの交通量は多くないため走りやすい道路状況と言える。その後、切り開かれて見通しが良くなった笹峠を越える。

118.R370旧道との交差点 119.R370捨生交差点を右折
 笹峠からは下り勾配が続いており、R370の旧道との交差点を通過した直後にR370捨生交差点に突き当たり、右折して桜井方面に進む。交差点の西には道の駅「宇陀路大宇陀」があり、R166東吉野方面から来た場合は直進左折車線から直進する必要がある。

国道166号 part3