国道151号
part4

R418新野交差点〜長野r8中央通り3・4交差点
阿南町→下條村→飯田市

133.「松本132km 塩尻119km 飯田41km」 134.沿線に家屋が建ち並ぶが走りやすい道路状況 135.上り勾配が始まる
 R418新野交差点を過ぎても2車線道路が続いている。沿線の家屋の数は多いものの整備された2車線道路のため走りにくさは全く感じない。大村橋を渡ると上り勾配となるが緩やかなので引き続き走りやすい道路状況と言える。

136.異常気象時通行規制区間に入る 137.沓掛沢橋と宇遠坂橋 138.ヘアピンカーブあり
 集落が途切れると同時に異常気象時通行規制区間に入る。ここから見名トンネルまでの区間は時間雨量25mm超、連続雨量100mm超で通行止になる。異常気象時通行規制区間に入ってからもセンターライン付きの2車線道路が続いており、ヘアピンカーブがあるものの曲線半径は大きめに取られておりさほど走りにくさは感じない。

139.新野トンネル 140.桧山橋 141.聖岩トンネル
 はかりまき6号橋を渡ると左ヘアピンカーブが始まって途中ではかりまき5号橋を渡る。右ヘアピンカーブを曲がった後にはかりまき4号橋を渡ると新野トンネルの上を通って左回りのループが始まりはかりまき2号橋の直後に新野トンネルをくぐる。はかりまき1号橋から新唐沢橋、桧山橋に架けての左ヘアピンカーブの後に右にカーブして聖岩トンネルをくぐる。

142.大津大橋 143.根吹トンネル 144.帯川トンネル
 聖岩トンネルを出ると大津大橋を渡って左カーブを曲がる。前方に見えているガードレールは旧道のものだが、閉鎖されているため進入できない。大きく左にカーブしていると根吹トンネルをくぐるが、断面形状からしてトンネルというよりボックスカルバートと言える。さらに曲線半径の大きな右ヘアピンカーブを曲がって帯川トンネルをくぐる。トンネルの東側坑口付近は長野r430が上を通っている。

145.長野r46交差点 146.山岳地帯ながら整備された道路状況 147.ロックシェッドもある
 帯川トンネルを出て落合橋を渡った直後に長野r46交差点を通過する。約350m先の長野r430との交差点までの区間はR151の旧道と思われる。r46交差点からは和知野川沿いの断崖を通っておりロックシェッドも設置されているが、カーブは多いもののセンターライン付きの2車線道路は維持されており走りにくい道路状況ではない。

148.見名トンネル 149.炭焼沢大橋 150.早稲田トンネル
 カーブが落ち着いた辺りで見名トンネルをくぐる。異常気象時通行規制区間はこのトンネルから南の区間だが、起点を示す標識は少し北、西沢橋の北詰に設置されている。比較的長大な炭焼沢大橋を渡ってから早稲田トンネルをくぐる。

151.長野r244早稲田交差点 152.早稲田橋 153.田上トンネル
 早稲田トンネルを出て少し走ると長野r244との早稲田交差点を通過して早稲田橋を渡る。r244は左(西側)に接続しているが、直後の交差点を右折して早稲田橋の下を通って東に延びている。なお、阿南町の役場はr244沿いにある。緩やかな勾配を上りながら井戸橋と千木沢橋を渡って田上トンネルをくぐる。根吹トンネルと同じく断面は矩形である。

154.牛久保橋 155.井戸入沢橋 156.門原大橋
 緩やかな左カーブを描きながら上っていると小中尾橋を渡って下り勾配に転る。井戸入沢橋はほぼ平坦だが渡り終えると下り勾配が再開する。門原大橋を渡ると上り勾配になる。アップダウンしているがセンターライン付きの2車線道路のため走りにくさは一切感じない。

157.長野r242交差点 158.吉原橋 159.雲雀沢橋
 緩やかなカーブを繰り返す2車線道路を上っていると長野r242との交差点を通過する。案内標識は泰阜が案内されているもののヘキサは表記されていない。r242交差点以降は集落のない場所を通っている。大沢橋や吉原橋、笹洞橋、老の久保橋、井戸沢橋、雲雀沢橋といった橋を次々に渡る事からもバイパスとして改良された走りやすい道路状況である。

160.雲雀沢トンネル 161.陽犀トンネル 162.吉岡城北大橋
 雲雀沢トンネルをくぐると下條村に入り、程なくして陽犀トンネルをくぐる。このトンネルも断面が矩形でボックスカルバートのような見た目である。直線ながらやや急な下り勾配の吉岡城南大橋と吉岡城北大橋を渡る。橋梁名が示す通り、橋の間に吉岡城址があるが、掘割を通っているせいもあって国道からは何も見えない。

163.長野r83交差点 164.中央アルプス(?)を遠望 165.下條村睦沢
 吉岡城北大橋からの上り勾配の途中で長野r83交差点を通過する。長野r244と同様に、西側に接続しているが吉岡城北大橋の下を通って東に延びている。右、左とS字状にカーブしてからは正面に中央アルプスらしき山々が視認できる。下條中学校辺りからはやや急なカーブを繰り返しながら下っていると下條村役場の近くを通過する。村役場周辺ながら家屋が密集していない。

166.現道との交差点を通過 167.粒良脇トンネル 168.長野r64交差点
 下條村役場付近からの緩やかな勾配を上っていると新しい舗装の交差点を通過して粒良脇トンネルをくぐって長野r64交差点を通過する。粒良脇トンネルの供用は2023年12月16日と1ヶ月しか経っていないため、北側の接続地点(=r64交差点)は工事中のため通行できなかった。

169.長野r64交差点 170.小松原隧道 171.道の駅「信濃路下條」
 約300mで長野r64が泰阜方面に分岐して短い重複区間が終わる。緩やかな勾配を上っていると小松原隧道をくぐり、緩やかに下っていると道の駅「信濃路下條」の前を通過する。

172.小松原橋 173.飯田市に入る 174.万才大橋からは上り勾配
 緩やかなアップダウンを繰り返した後に万歳大橋で阿智川を渡って飯田市に入る。上流側に万歳橋が架かっているが90年近く前の1935年に供用されており、老朽化のため通行止になっている。万歳大橋からは緩やかなカーブを繰り返す緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。

175.R474/E69三遠南信道の千登勢橋をくぐる 176.R474/E69三遠南信道・天龍峡IC 177.長野r250大明神原交差点を左折
 R474/E69三遠南信道の千登勢橋をくぐると車線が増えて片側2車線道路となり、直後に天龍峡ICを通過する。インターチェンジに隣接する位置に天龍峡PAがあるが、通常の本線からランプで出入りするのではなくインターチェンジ出入口のラウンドアバウトから出入りする。そのためPAを利用するには本線から降りなければならないが、R474/E69三遠南信道は新直轄方式で無料で通行できるため余分な料金を徴収されることはない。
 天龍峡ICから200m弱で長野r250大明神原交差点に至り、左折して天龍峡方面に進む。直進に飯田市より北の塩尻と駒ケ根が案内されている事からも分かるが、r250がバイパスとして機能しており直進する車両の方が多い。

178.大明神原交差点の直後に右急カーブ 179.長野r236天龍峡交差点 180.留々女沢橋
 大明神原交差点の直後に右の急カーブを曲がり、長野r250と並走するような状態で北北東に進む。下り勾配の途中で長野r236天龍峡交差点を通過する。r236は長野r250の川路大橋の下を通っており、天龍峡に行くにはr250ではなくR151を経由してr236を通る必要がある。
 天龍峡交差点からもr250との並走状態が続いている。少し高い位置を通っており天竜川寄りを見渡す事ができる。留々女沢橋で長野r234の上を通過する。南詰で交差している市道を経由して往来できるが立体交差点と言うより谷筋のr236との高低差があるためこのような接続になっているのだろう。

181.中央アルプス(?)が見える場所もある 182.長野r233上川路交差点 183.「松本100km 塩尻87km 駒ケ根39km」
 時折見える中央アルプスらしき山々を眺めながら2車線道路を走り、茂都計川の前後で大きく右にカーブした後に長野r233上川路交差点を通過する。前述のとおり、長野r250がバイパスとして機能しているせいか交通量は少ない。

184.サンヒルズ入口交差点 185.駒澤橋 186.長野r444鈴岡公園入口交差点
 大明神原交差点から約3.7kmで市道とのサンヒルズ入口交差点を通過する。長野r250から長野r233に替わったバイパスの開通済み区間の北端がこの市道に交差しており、以降は交通量が増える。
 サンヒルズ入口交差点からもセンターライン付きの2車線道路が続いており、多少交通量は増えるものの信号機付きの交差点が少ないため概ね快適に走る事ができる。沿線の商業施設や建物が増えてきた所で長野r444鈴岡公園入口交差点を通過する。

187.長野r237駄科交差点 188.サンヒルズ入口交差点以北の交通量は多い 189.R256八幡様前交差点
 交通量と沿線の建物が増えてきた状態を走っていると長野r237駄科交差点を左にカーブしながら通過する。愛知県東栄町の東栄駅付近から離れていたJR飯田線が東を通っており並走状態になる。
 伊那八幡駅の手前でR256八幡様前交差点を通過し、R256との重複区間が始まる。案内標識にR256の行き先が表記されていないが、天竜川の左岸やR474/E69三遠南信道の飯田上久堅・喬木富田ICに行く事ができる。ただし、点線区間があるため車両で旧上村まで行く事はできない。

190.長野r231伊那八幡駅交差点 191.JR飯田線の上溝踏切 192.飯田市の中心部に近付く
 八幡様前交差点からは沿線に家屋が密集している中を走り、程なくして長野r231伊那八幡駅交差点を通過する。さらに進むとJR飯田線の上溝踏切を通過して大きく左にカーブして飯田市の市街地に近付く。

193.R153の松尾高架橋をくぐる 194.R153東鼎交差点
 左カーブが終わる地点でR153の松尾高架橋をくぐり、下り勾配が終わった所でR153東鼎交差点を通過する。300m手前の案内標識には右折の塩尻方面にはおにぎりが表記されていないが、150m手前と直前のそれには表記されている。ウォっちずでは両方向が国道扱いされている。なお、R153の松尾高架橋を含むバイパスは片側2車線道路であり、格上のR151よりも整備されている。

195.東鼎交差点からは上り勾配 196.長野r18新飯田橋交差点 197.R151・R256重複区間
 東鼎交差点からは上り勾配が始まって直線道路を上って行く。長野r18新飯田橋交差点を右にカーブしながら通過して新飯田橋を渡って左カーブを曲がる。飯田市の中心部と言える場所だが上り勾配が続く。

198.歩道のない2車線道路を上る 199.中央交差点 200.中央通り1・2交差点
 緩やかな左カーブを曲がって直線道路を上って行く。東西方向だけでなく南北方向も高低差があり、国道より南側が低くなっている。沿線にビルが目立つようになった辺りで中央交差点を通過すると勾配が収まってほぼ平坦な状態になる。中央通り1・2交差点で交差している並木通りという市道は両方向とも植栽のある広い中央分離帯が備わっている。

201.R256中央通り2・3交差点 202.飯田駅に向かって走る 203.長野r8・r15・r21中央通り3・4交差点
 中央通り2・3交差点でR256が豊田・稲武方面に分岐して約3.5kmに渡る重複区間が終わる。R151は直進して飯田駅方面に進むが、僅か100m先で起点の長野r8・r15・r21中央通り3・4交差点に到着する。終点ではあるが、3本の主要地方道との交差点であり、国道は交差していない。現在のR153がバイパスである点を考えると旧道がr8やr15で国道から降格した後も起点は変更されてなかったと推測される。もっとも国道の起終点がバイパス等の開通により移動した例が皆無ではないので、他の何らかの理由があるのかもしれない。