国道150号
part2

R473波津交差点〜R152相生町交差点
牧之原市→御前崎市→掛川市→袋井市→磐田市→浜松市

70.「浜松52km 御前崎12km」 71.静岡r239須々木IC東交差点 72.防波堤が嵩上げされた場所もある
 R473波津交差点からも平坦な2車線道路が続いており、風景にも特に変化は見られない。約500mで内陸を通っていた静岡r375(静岡御前崎自転車道線)が接近してきて並走状態となる。この区間も静岡鉄道駿遠線が転用されており、R150から見て内陸寄りを通っている。海寄りのR150は防波堤の傍を通っている区間もある。嵩上げされた防波堤も見られるが、低いままの防波堤も残っている。

73.臨港道路入口交差点を右折 74.海岸線から離れて上り勾配になる 75.R150南遠道路との地頭方ICを直進
 波津交差点から約4.9km走ると市道との臨港道路入口交差点に至り、右折して浜松・御前崎方面に向かう。市道が臨港道路であり、ここから先のR150は海岸線を離れて内陸部へ向かう。勾配を上っていると静岡r375との交差点を通過する。静岡鉄道駿遠線が廃止される前は踏切だったと思われる。
 臨港道路入口交差点から約900mでR150南遠道路との地頭方ICを通過する。南遠道路は内陸を通っているR150のバイパスだが、北端はR150の現道ではなくR473のバイパスに接続している。

76.静岡r372交差点 77.御前崎市に入る 78.静岡r240牛飼交差点
 地頭方ICを通過して少し走ると静岡r372交差点を通過する。市境を通過して御前崎市に入ると車線が増えて片側2車線道路になり、右カーブの先で静岡r240牛飼交差点を通過する。

79.おにぎりは大型タイプが設置されている 80.「上り6%勾配」 81.下り6%勾配
 牛飼交差点以降も片側2車線道路が続いている。カーブは少ないがアップダウンが多いのが特徴である。静岡r357上ノ原交差点からは太平洋岸自転車道が並走状態となるが、交差点を境に静岡寄りが静岡r375(静岡御前崎自転車道線)で、浜松寄りが静岡r376(浜松御前崎自転車道線)である。

82.浜岡原子力発電所の出入口を通過 83.御前崎市池新田 84.静岡r37浜岡IC
 アップダウンのある片側2車線道路を走っていると浜岡原子力発電所の出入口を通過する。この原子力発電所があるが故に太平洋岸自転車道は海岸線を通れないのだろう。緩やかな勾配を上っていると新野川橋を渡って御前崎市の中心部に差し掛かる。市役所の南で静岡r37浜岡ICを通過するが、ここで静岡r376が南の方角に分岐する。

85.道の駅「風のマルシェ御前崎」 86.左側車線が減少 87.静岡鉄道跡が拡幅用地?
 道の駅「風のマルシェ御前崎」を通過する。幹線国道と観光国道の両方の顔を持つR150だが、2020年8月時点では唯一の道の駅である。道の駅を通り過ぎて少し走ると左側車線が減少して片側2車線区間が終わる。舗装の具合から見て最近になって少し延伸されたものと思われる。対面2車線道路になってからも平坦で直線的な道路状況が続く。南側に拡幅用地のような空き地があるが、これは静岡鉄道の跡地である。

88.静岡r244千浜南交差点 89.菊川橋 90.静岡r38浜野東交差点
 掛川市に入ってすぐに静岡r244千浜南交差点を通過し、しばらく走った後に菊川橋を渡る。菊川の河口部には静岡r376の潮騒橋が架けられおり、当然ながら歩行者や自転車しか通行できない。工場が点在する中を走っていると静岡r38浜野東交差点を通過する。このr38を北上すると掛川市の市街地に行く事ができる。

91.単調な風景が続く 92.海沿いには静岡r376が並走 93.沿線にはビニールハウスも多い
 多少のアップダウンはあるもののほぼ平坦で直線的な2車線快走路が続く。海岸線からは5〜600m離れており景色は非常に単調である。沿線には家屋よりもビニールハウスが目立っており、おそらくいちごが栽培されていると思われる。

94.掛川市沖之須 95.西大谷川大橋 96.イオンタウン大須賀の南を通過
 緩やかな右カーブを曲がって緩やかな勾配を上って西大谷川大橋を渡り、左にカーブしながら緩やかな勾配を下る。イオンタウン大須賀の南西で静岡r41弁財天川橋交差点を通過する。

97.袋井市に入る 98.単調な2車線道路が続く 99.静岡r257西同笠交差点
 弁財天川橋を渡ると袋井市に入るが、掛川市と同様に中心部から離れた場所である。ほぼ平坦で直線的な2車線道路を走っていると静岡r257西同笠交差点を通過する。交差点の周辺が旧浅羽町の中心部だった場所である。

100.左の丘は津波避難所(湊命山) 101.磐田市に入る 102.静岡r376が合流する
 掛川市から袋井市にかけての区間は沿線に古墳のような小高い丘がいくつか見られる。これは津波避難所であり、2011年の東日本大震災以降に造られたものである。磐田市に入ってすぐに静岡r376との交差点を通過するが、交差点以西はr376が歩道として並走している。

103.太田川橋 104.今之浦川橋 105.鮫島北交差点
 太田川橋の東詰で静岡r258交差点を通過するが、r258が1.0車線狭路でありかつ右折車線もないためか、案内標識は設置されていない。そのまま太田川橋を渡ると西詰で静岡r376が分岐する。自転車道と並走しているが太田川橋の歩道は下流側にしかなくしかも狭い。
 旧福田町の中心部を走っていると静岡r43福田西交差点を通過する。r43は磐田福田線という路線名で、北上すると磐田市の市街地に行く事ができる。新今之浦川橋を渡ってから程なくして市道との鮫島北交差点を通過するが、左折して約900m南下するとR150の磐南バイパスの東端に至る。磐南バイパスは1.6km西で掛塚バイパスに接続しており、遠州大橋を経てR1福塚交差点に行く事ができる。遠州大橋はかつては有料だったが、2019年9月28日に無料開放されている。

106.静岡r260小島交差点 107.竜洋東小北交差点 108.静岡r262竜洋中学校入口交差点
 バイパスとの並走区間となるが幹線国道のため交通量は多くなる。静岡r260小島交差点付近からは旧竜洋町の中心部を通っており沿線の建物も多い。旧市街地の西武で静岡r262竜洋中学校入口交差点を通過する。

109.交通量は多い 110.掛塚橋 111.静岡r344交差点
 交通量の多い対面2車線道路を走っていると静岡r259白羽交差点の直後に静岡r343掛塚橋東交差点を通過して掛塚橋を渡って浜松市に入る。掛塚橋東交差点ではr343の他に静岡r376(浜松御前崎自転車道線)も南から交差しており、掛塚橋の歩道橋がr376に指定されている。掛塚橋を渡り終えた西詰で静岡r344交差点を通過する。ここも南側にr376が分岐している。これまで幾度も交差、並走してきた太平洋岸自転車道だが、掛塚橋より西の区間は離れ離れになる。

112.静岡r316河輪交差点は右方向へ進む 113.交通量の割に歩道がなく走りにくい 114.静岡r315西町中交差点
 掛塚橋を渡り終えてすぐに静岡r316河輪交差点を通過するが、この交差点は右方向へ進まなければならない。案内標識は設置されているが、おにぎりが表記されておらず頼りなのは支柱のおにぎり下の補助標識である。r316に進む車両も多いのでルートミスに注意を要する。
 河輪交差点からのカーブが終わった後に静岡r315東町交差点を通過する。緩やかな左カーブの先でr315西町中交差点を通過して短い重複区間が終わる。浜松市の中心部にも近いため沿線には家屋が建ち並んでおり、交通量が多い割に歩道が設置されておらず走りにくい。西町中交差点以降は歩道が設置されているがやや狭い。

115.R1石原町交差点 116.石原町交差点以降は歩道なし 117.芳川大橋西交差点を右折
 浜松市に入って約2.5km走るとR1石原町交差点に至る。一桁国道との交差点だが、ここが起点ではなく直進して浜松市街方面に進む。なお、R150掛塚バイパスの福塚交差点は豊橋方面に約2.2kmの位置にある。
 石原町交差点を過ぎると歩道のない2車線道路で家屋の密集地を走り抜ける。芳川橋で東芳川を新川橋で芳川を渡った先の市道との芳川大橋西交差点を右折する。案内標識は設置されているが右折車線のない交差点で、しかも直進する車両も多いためこの交差点もルートミスに注意を要する交差点と言える。信号機の切り替わりタイミングは西向きと東向きで異なるため右折待ち渋滞は発生しにくいようになっている。

118.浜松市南区本郷町 119.浜松市中区に入る 120.交通量が多く走りにくい
 芳川大橋西交差点からも歩道が充分に整備されていない2車線道路が続いている。片側2車線の市道との頭陀寺町北交差点を通過してすぐに区境を通過して浜松市中区に入る。その後も道路状況と周辺の様子に変化はない。

121.東海道新幹線とJR東海道本線 122.R152相生町交差点
 東海道新幹線とJR東海道本線の高架をくぐった直後にR152相生町交差点に至る。この交差点がR150の終点である。僅か2つとは言え番号の大きな国道との交差点が終点というのは珍しいが、このR152はR1の旧道に当たる。R1が浜松バイパスに一本化されてR152に降格したが、R150の終点は移動されなかったためである。ウオッちずでは相生町交差点から連尺交差点までもR150のおにぎりが表記されているが、これは誤りを思われる(2020年8月確認)。