国道115号
part1

R6大曲交差点〜R4岩谷下交差点
相馬市→伊達市→福島市

1.R6・福島r74大曲交差点 2.「福島55km 霊山41km 常磐道4km」 3.福島r394中野交差点
 福島県の北東に位置する相馬市のR6大曲交差点がR115の起点である。相馬市の市街地を通る現道も国道の指定を受けたままだが、起点の塚ノ町交差点で接続していたR6が相馬バイパスに一本化された際に現道は福島r394に降格しており、国道と交差していないため今回は大曲交差点から走行を開始した。
 立体交差化された大曲交差点から走り始めるとほぼ真西の方角に向かって平坦で直線的な2車線道路を走る。市街地の南で福島r394中野交差点を通過する。ここを右折して北上するとR115現道の起点の塚ノ町交差点がある。

4.中野跨線橋 5.福島r34交差点 6.中野跨線橋以西は片側2車線道路
 中野交差点を過ぎると中野跨線橋でJR常磐線と福島r121の上を通過する。この跨線橋から車線が増えて片側2車線になる。跨線橋を過ぎて平坦な状態を走っていると福島r34交差点を通過し、以降も片側2車線道路を走る。

7.R115現道との交差点 8.現道合流後も片側2車線道路 9.E6常磐道/E13東北中央道の相馬IC
 大曲交差点から約3.8kmでR115現道との交差点を通過する。その後も片側2車線道路が続いているが、E6常磐道/E13東北中央道の相馬ICで左側車線が相馬ICへの左折専用車線になってしまう。E13東北中央道のE4東北道以西の区間はR115のバイパスでもあり、東日本大震災を契機に整備が進んだ高規格道路である。E6常磐道の相馬ICは2014年12月6日に、E13東北中央道の相馬ICは2019年12月22日に供用が開始されている。

10.E6常磐道の宇多川橋 11.福島r270交差点 12.「↑福島空港」
 相馬ICを通過すると対面2車線道路になり、すぐにE6常磐道の宇多川橋の下をくぐる。宇多川の左岸を走っていると福島r270交差点を通過する。バイパスとしてのE13東北中央道が供用されていいるせいか道路状況が良い割に交通量は非常に少ない。

13.交通量は少ない 14.E13東北中央道の横川高架橋 15.E13東北中央道の相馬山上IC
 宇多川の谷筋を快走しているとE13東北中央道の横川高架橋の下をくぐった後に右にカーブしてから相馬山上ICを通過する。福島方面とのみ接続しているハーフインターチェンジのため相馬方面に行く事も相馬方面から出る事もできない。

16.宇多川とE13東北中央道の間を走る 17.アップダウンあり 18.E13東北中央道の橋梁が見える
 相馬山上ICからは宇多川とE13東北中央道の間を走る。基本的には上り勾配だが少ないながらも下り勾配の箇所も存在している。どちらの勾配でも緩やかなので走りやすい。宇多川の右岸に移るとカーブが多くなるが走りにくいと感じる程ではない。

19.宇多川沿いを快走 20.ヘアピンカーブで標高を上げる 21.欅橋
 宇多川沿いから支流の玉野川沿いになった所で市道との交差点を通過する。市道へ右折して玉野川を渡ると宮城県丸森町に入る。R115は福島県内のみを通っていたが、バイパスでもあるE13東北中央道は短距離ながら宮城県域を通っている。2つのヘアピンカーブで標高を上げた後に欅橋を渡り、以降は玉野川の左岸を走る。

22.災害復旧工事中 23.法面崩落箇所もある 24.カーブは多いが走りやすい
 中井塚集落では路盤崩落と法面崩落の2つの被災現場を通過する。路盤崩落は復旧工事が行われていたが、法面崩落はH鋼や土嚢が設置されているものの復旧工事は始まっていない様子であった。以降は玉野川に沿ってカーブの多い2車線道路を走る。急なカーブもあるが交通量が少ない事もあって走りにくさはさほど感じない。

25.E13東北中央道 26.落合橋 27.E13東北中央道の相馬玉野IC
 谷筋を脱して開けた場所を走っているとE13東北中央道のカルバートをくぐり、左カーブの先で相馬玉野ICを通過する。東隣の相馬山上ICと反対に相馬IC方面とのみ接続しており、福島方面に行く事はできない。

28.相馬市東玉野 29.伊達市に入る 30.平坦な直線道路を走る
 東玉野集落を走っていると市境を越えて伊達市に入るが、道路状況や風景に変化はなく平坦で直線的な2車線道路を快走できる。南にはE13東北中央道が通っており、北の山の向こうは相馬市域である。

31.E13東北中央道の霊山飯館IC 32.下の標識だけ車に当てられたと思われる 33.福島r31交差点
 E13東北中央道との4か所目のインターチェンジである霊山飯館ICを通過するが、これもハーフインターチェンジで福島方面とのみ接続している。E13東北中央道とともに石田川の流域を西に向かって走る。福島r31との交差点を通過する。右折方向の道路にはヘキサではなく通行止の標識が表記されているが、そちらもr31に指定されている。ただし、約1.1km先で分断されており通り抜ける事はできない。

34.霊山パーキング 35.石田川沿いを走る 36.桂畑集落
 福島r31交差点を過ぎてすぐに霊山パーキングを通過し、蛇行する石田川に沿ってカーブの多い2車線道路を走る。南に並走しているE13東北中央道が無料で通行できるせいもあってR115の交通量は相変わらず少ない。

37.福島r316交差点 38.福島r316交差点 39.中瀬集落
 福島r316交差点を通過して少し走るとr316が月舘方面に分岐する。その後も石田川の流域を西に向かって走っており、集落が点在している場所を通っており山間部ながら走りやすい道路状況になっている。

40.石田川沿いを快走 41.福島r149交差点 42.福島r149交差点
 石田川の左岸を走っていると広瀬川に合流する辺りで福島r149交差点を通過して広瀬川の右岸を少し走るとr149が梁川方面に分岐する。広瀬川に沿っているのはr149交差点の間だけである。

43.山戸田橋 44.伊達市霊山町掛田 45.R349・R399交差点
 福島r149との重複区間が終わった直後に広瀬川を山戸田橋で渡って川から離れて行く。しばらく上り勾配が続いた後に大きく左にカーブしてから下りに転ずる。右カーブを曲がって平坦になった後にR349R399との交差点を通過する。案内標識にR399のおにぎりは表記されていないが、R349の川俣・保原両方面に重複している。

46.E13東北中央道の小国大橋 47.E13東北中央道・霊山IC、道の駅「伊達の郷りょうぜん」 48.福島r51交差点
 R349・R399交差点を通過して少し走るとE13東北中央道の小国大橋をくぐった先で霊山ICを通過する。インターチェンジまでの途中に道の駅「伊達の郷りょうぜん」がある。なお、E13東北中央道の内のE4東北道以東の区間(=福島相馬道路)において最も開通が遅かったのが伊達桑折IC〜霊山ICで、2021年4月24日に開通している。
 霊山ICからもこれまでと同じような対面2車線道路が続いているが、交通量が若干増える。これは並走しているE13東北中央道が少し北を通っており福島市の中心部に行くには多少大回りとなってしまうせいかもしれない。

49.福島市大波星ノ宮 50.福島r318交差点 51.福島r318交差点
 2車線快走路を走っていると市境を越えて福島市に入るが、道路状況と風景に特に変化は見られない。小国川に沿って走っていると福島r318交差点を2ヶ所通過する。相馬市寄り交差点は案内標識は設置されているものの信号機がなくセンターラインの切れ目もないため非常に分かりにくい。福島市街地寄りは信号機も設置された普通の交差点だが、r318は1km弱南までしか県道に指定されていないようである。

52.交通量は増えても快走可能 53.登坂車線 54.福島r308交差点
 多少交通量が増えたものの信号機付きの交差点が少ないため流れは良好で走りやすい。やや急な右カーブを曲がると登坂車線が現れる。登坂車線が終わった直後に福島r308交差点を通過する。

55.山口大橋 56.福島市街地を遠望 57.福島r317交差点
 福島r308交差点を過ぎると下り勾配となり、右にカーブした後に山口大橋を渡る。その後左カーブを曲がると前方に市街地が見えてくるが、おそらく福島市市街地の北部と思われる。勾配が落ち着いた所で福島r317交差点を通過する。

58.福島r4交差点 59.福島r4交差点以西は片側2車線道路 60.文知摺橋
 直線道路を走っていると福島r4交差点を通過し、以降は中央分離帯付きの片側2車線道路になり、福島市の中心部に近付いている事もあって交通量も増える。福島r309交差点を通過してから文知摺橋で阿武隈川を渡る。

61.文知摺橋以降は4車線道路 62.R4岩谷下交差点を左折
 文知摺橋からは中央分離帯がなくなって4車線道路になるが、交通量はさらに増えている。R4との岩谷下交差点に至るが、一桁国道との交差点とは言えここはR115の終点ではない。左折してR4との重複区間を郡山方面に進む。なお、直進の御山町方面は1本の線しか描かれていないが、片側2車線の幹線道路である。

国道115号 part2