国道113号
part1

R7本町交差点〜R345桃崎浜交差点
新潟市→聖籠町→新発田市→胎内市

1.R7・R8・R17・R116・R289・R350・R402・新潟r565本町交差点 2.礎町交差点 3.左端車線が減少
 新潟市役所と新潟駅の間に位置する本町交差点がR7の起点である。交差点の北に接続している新潟r565から見ると、新潟駅方面にR7、新潟市役所方面にR116の2本の国道の交差点に見えるが、実はR7R8R17R113R289R350R402と合計8本もの国道が交差しており、それぞれが起点もしくは終点となっている。以前はR7とR116のおにぎりが表記された案内標識が設置されていたが、いつの間にか撤去されている。
 本町交差点から中央分離帯のない6車線道路で東に向かう。交差していた国道のうち、R7とR8、R17、R350が重複しており、R113を合わせて5本の国道の重複区間である。鏡町交差点で紫竹山ICが左折方向に案内されているが、これはR7のバイパスを経由してのルートである。ただし、R7のバイパスは1.4km程度しか供用されておらず大半はR7以外の道路を利用する事になる。

4.萬代橋 5.R7・R8・R17・R345・R350東港線十字路交差点を左折
 緩やかな右カーブを曲がって緩やかな勾配を上って萬代橋を渡るが、その手前でバス優先の左端車線がなくなる。橋からの勾配を下り切った所でR7・R8・R17・R345・R350東港線十字路交差点を左折して新潟空港・新潟西港・佐渡航路方面に進む。案内標識にR113のおにぎりが表記されているが、完全な単独区間ではなくR345とR350が重複している。R350は本町交差点から重複しているが、R345はこの交差点が起点のためここから重複が始まる。

6.「新潟空港7km 佐渡航路1km」 7.佐渡航路は左折 8.R7万代島バイパス・R345との交差点
 東港線十字路交差点からはR345とR350との3国道重複区間になる。中央分離帯のない4車線道路を北上していると約300mで市道との交差点を通過する。左折の市道に佐渡汽船のターミナルが案内されており、R350はこの交差点で分岐しているものと思われる。“思われる”としたのは、過去には新潟市内にもR350の単独区間があったようだが、再開発により重複区間のみで単独区間が失われている。
 R350が分岐していると思われる交差点の直後にR7万代島バイパスとの交差点を通過する。前述のとおり、このバイパスは約1.4kmしか供用されておらず、R7の現道には接続していない。バイパスとの交差点からは6車線道路になるが次の交差点を過ぎると左端車線が減少する。

9.4車線道路 10.新潟r464竜ヶ島歩道橋交差点 11.山ノ下橋
 緩やかな右カーブを曲がった先でR113東港線バイパス・R345・新潟r464万国橋交差点を通過する。右前方の道路が東港線バイパスだが、一方通行の出口のため進入する事はできない。
 万国橋交差点の直後に左カーブを曲がって4車線道路走っているとr464竜ヶ島歩道橋交差点を通過する。さらに走っていると右カーブを曲がった後に山ノ下橋を渡る。下を流れている通船川が区境のため、中央区から東区に入る。

12.R113東港線BP・R345紡績角交差点を左折 13.新日本海フェリーは山の下埠頭から発着 14.末広橋交差点を右折
 山ノ下橋を渡ってから少し走るとR113東港線バイパスとの紡績角交差点となり、左折して新潟空港・北海道航路方面に進む。右折が東港線バイパスであり、ひとつ南の長者町交差点までは対面の4車線道路である。
 紡績角交差点からも4車線道路が続いており、北海道航路の出入口に当たる交差点を通過する。北海道航路と案内されているものの敦賀港を発着している便や秋田港に寄港する便もあるため、敦賀や秋田との往来も可能である。紡績角交差点から約400m北の末広橋交差点を右折して新潟東港・新潟空港方面に進む。

15.末広橋交差点からは対面2車線道路 16.JRの貨物線の踏切跡を通過 17.新潟r4平和町交差点
 末広橋交差点からは対面2車線道路になるが、市道との北葉交差点を過ぎると東向き1車線+西向き2車線の変則的な3車線道路になる。約500mでJR貨物の支線の秋葉踏切跡を通過する。廃止になったのが20年以上前の2002年とあって道路上の線路は撤去されているが、道路部分以外の線路や踏切関連の設備等は残っている。3車線道路を走っていると緩やかな左カーブを曲がって新潟r4平和町交差点を通過する。

18.新潟r4浜谷町交差点 19.防風柵が設置されている 20.新潟市東区大平
 平和町交差点を過ぎて右カーブした先で新潟r4浜谷町交差点を通過してr4との短い重複区間を終える。西向き1車線+東向き2車線の3車線道路を走っていると緩やかなS字状のカーブを曲がり、程なくして空港ターミナルの出入口に当たる、その名も空港入口交差点を通過する。

21.新潟r17下山交差点を右折 22.下山交差点からは片側2車線道路 23.新潟r17津島屋8交差点を左折
 新潟空港の南東、阿賀野川の手前で新潟r17下山交差点を右折して新潟空港IC方面に進む。以前は直進の村上方面が国道に指定されていたが、2013年4月2日に下山交差点〜神谷内北交差点間がr17に降格している。
 下山交差点からは片側2車線道路になる。かつてはr17単独区間であったが、前述の経路変更によりR113・R345・r17の重複区間となっている。片側2車線と整備されているのは新潟空港のアクセス道路のためと思われる。約1.8km走った先のr17津島屋8交差点を左折して村上・新潟東港方面に進むとr17の重複が終わる。直進してr17を南下するとR7との一日市ICが、さらに南に進むとE7日本海東北道の新潟空港ICがある。

24.左側車線が減少 25.ござれや阿賀橋 26.西名目所IC
 津島屋8交差点からは緩やかな上り勾配の片側2車線道路を走るが、上っている途中で左側車線がなくなって対面2車線のござれや阿賀橋を渡って新潟市北区に入る。上流側にはR7の阿賀野川大橋が、下流側には旧道である新潟r17の松浜橋が架かっている。ござれや阿賀橋を渡り終えた直後に西名目所ICを通過する。直結しているのは市道だが、その市道を経て新潟r398に接続している。

27.新井郷川橋 28.盛土の上を走る 29.新潟r17神谷内北交差点を右折
 新井郷川橋で新井郷川と新潟r398の上を通って盛土の上を走る。4車線として計画されているのか、東側には拡幅用地と思われる土地が確認できる。緩やかな下り勾配の先で新潟r17神谷内北交差点に突き当たり、右折して村上・新潟東港方面に進む。左折してr17を道なりに走ると下山交差点に戻る。

30.派川加治川沿いを走る 31.太夫浜運動公園の入口 32.新潟r324太夫浜交差点
 神谷内北交差点からも対面2車線道路だが、バイパスではなくなっているため盛土ではなく平地である。河川というより水路のような派川加治川に沿って緩やかなカーブをいくつか曲がりながら走っていると新潟r324太夫浜交差点を通過する。右折してr324を約800m走ると新潟競馬場、さらに約700m走るとR7の競馬場ICがある。競馬の開催日(特に午後)は混雑するものと思われる。

33.沿線の家屋は少ない 34.新潟r158島見町交差点 35.新潟r46・r204交差点を右折
 太夫浜交差点からも派川加治川沿いの2車線道路が続いている。新潟r158との島見町交差点を通過して少し進むと新潟r46・r204との交差点に至り、右折して豊栄IC方面に進む。直進の太郎代方面にヘキサは表記されていないため市道に見えるが、r204に指定されているはずである。かつては国道であったが、福島潟放水路が造られた事によって一部区間が廃止されており、国道に指定も外れている。また、左折の島見方面はr158のバイパスとして造られたものの2018年にr46に振り替えられている。

36.片側2車線道路 37.新潟r46交差点を左折
 新潟r46・r204交差点からは片側2車線道路を走り、約1.0kmでr46交差点を左折して村上方面に進む。直進の豊栄IC方面がr46だが案内標識におにぎりは表記されていない。また、豊栄ICまでの距離は僅か400mである。さらに進むとE7日本海東北道の豊栄新潟東港ICがある。

38.新潟r556交差点 39.聖籠町に入る 40.新潟r204交差点
 新潟r46交差点からも片側2車線道路が続いている。笹山大橋で福島潟放水路を渡り、R7の道の駅「豊栄」の北を通過した後に新潟r556交差点を通過して聖籠町に入る。市町境に新潟東港専用線という貨物線があったが、2002年に廃線となっている。踏切や線路は撤去されているが遮断器の一部が残っている。
 聖籠町に入って程なくして新潟r204交差点を通過する。r556、r204ともに案内標識にヘキサは表記されていない。南にはR7が並走しており、r556、r204どちらもランプで接続している。

41.東港大橋 42.新潟r204蓮野交差点を左折
 上下線が分離した東港大橋を渡った先で新潟r204蓮野交差点に至り、左折して村上方面に進む。案内標識ではT字路となっているが、直進方向に町道が接続しており十字形状の交差点である。右折した約300m先にR7の蓮野ICがあり、R7と近い位置で並走しているのは蓮野ICまでである。

43.蓮野交差点からは片側2車線道路 44.前方に見えるのは東新潟火力発電所の煙突 45.左側車線が減少
 蓮野交差点からは中央分離帯のある片側2車線道路で新潟東港の東側を走る。新潟県免許センターの出入口に当たる交差点を通過した後に東北電力の東新潟火力発電所の煙突を望みながら走っていると右カーブを曲がる。聖籠緑地付近の交差点で左側車線が左折専用車線となり、交差点の直後で左側車線がなくなる。

46.対面2車線道路を走る 47.新潟r544交差点 48.次第浜橋
 対面2車線道路になってすぐに新潟r203網代浜交差点を通過する。沿線にはこれまでとは異なって通常の住宅が中心である。緩やかな左カーブを曲がりながら新潟r544交差点を通過した後に次第浜橋で加治川を渡る。

49.聖籠町次第浜 50.新発田市に入る 51.平坦かつ直線的な2車線道路が続く
 次第浜橋を渡ってからは緩やかな勾配を上る。いねむり防止用の横断線があるが、カーブ部分に施されているような凹凸で、しかも轍部分が消えかけていたので眠気覚ましとしての効果があるかは疑問である。
 緩やかな右カーブの先で市町境を通過して新発田市に入る。紫雲寺記念公園の出入口に当たる交差点の直後に新潟r21交差点を通過する。r21へと進むと旧紫雲寺町の中心部に行く事ができる。海岸線に近い場所を通っているものの200mほど離れているうえに樹木があるため海は全く見えない。右、左と緩やかなS字状のカーブを曲がった後に藤村橋を渡る。橋上はセンターラインがあるものの車線幅が狭く大型車同士の離合は難しい。歩道は上流に専用の橋が架けられている。

52.沿線の建物はほとんどない 53.新潟r54村松浜交差点 54.「横風注意」
 藤村橋を渡って沿線に建物のない状態を走っていると胎内市に入る。ゴルフ場と村松浜集落の間で新潟r54村松浜交差点を通過する。「横風注意」の標識からも分かるように海岸線に近い場所を通っており、風力発電用の風車もいくつか建っている。

55.見通しの良い直線道路を快走 56.路側帯が広くなっている 57.新潟r314笹口浜交差点
 海岸線に近いが標高が低いうえに多少距離があるせいで海面は見えない。集落も存在しているが、そのど真ん中を通らず海寄りを通っているのはバイパスとして造られた道路であるためだろう。平坦な直線道路を淡々と北上していると新潟r314笹口を通過する。

58.胎内大橋 59.新潟r508荒井浜交差点 60.防砂用の松林あり
 笹口浜交差点から程なくして胎内川に架かる胎内大橋を渡り、緩やかな勾配を上っていると新潟r508荒井浜交差点を通過する。その後は標高が15m程とやや高くなるうえに海岸線に近くなるため国道上からも海が見える場所もある。

61.松林の間から海が見える 62.R245桃崎浜交差点を右折
 防砂林のため海がほとんど見えないもののほぼ平坦な直線道路のため道路状況としては非常に良い。本町交差点から約46kmで桃崎浜交差点に至り、右折して関川方面に進む。東港線十字路交差点から約45kmに渡って重複しているR345も直進して村上方面に進んでようやく単独区間になる。

国道113号 part2