国道105号
part1

R7大堤交差点〜大覚野峠
北秋田市

1.R7大堤交差点 2.「角館100km 森吉18km 大館能代空港 E7秋田道10km」 3.車線幅の広い2車線道路
 秋田県北秋田市の中心部の北東に位置するR7大堤交差点がR105の終点であり、ここから内陸部を通って秋田県南西の日本海に面している由利本荘市に向かう。R105を走り始めると車線幅の広い2車線道路で道路状況としては申し分ない。快走路を南下していると稲穂ロードという農免農道との交差点を通過する。

4.大太鼓の里の橋 5.秋田r102中網交差点 6.東鷹巣橋
 JR奥羽本線の上を大太鼓の里の橋で通過し、勾配を下り切った先で秋田r102中網交差点を通過する。交差点の南東と北西にショッピングセンターがあり、西には北秋田市の中心部が広がっている。西側に防雪柵が設置された2車線道路を走っていると東鷹巣橋で米代川を渡る。下流に鷹巣橋がありおそらくR105鷹巣バイパスの旧道と思われる。

7.E7秋田道との鷹巣IC 8.七太田表交差点 9.R285・秋田r324小森交差点
 2車線道路を快走しているとE7秋田道の鷹巣ICを通過する。この区間のE7秋田道は無料で通行する事ができるが、秋田方面はインターチェンジ3つ先の蟹沢ICまでしか供用されていない(2021年8月時点)。
 鷹巣ICを過ぎて緩やかな左カーブを曲がっていると七太田表交差点を通過する。ここで交差している市道を道なりに北上すると鷹巣橋を経て北秋田市の市街地に行く事ができる。さらに緩やかな右カーブを曲がるとR285・秋田r324小森交差点を通過する。右折してr324を走るとE7秋田道の大館能代空港ICがある。空港には道の駅が併設されており、駐車場とターミナルは兼用である。

10.七日市集落 11.秋田r198交差点 12.R105・R285重複区間
 小森交差点から南はR285が重複しているが、道路状況に変化はほとんどなくカーブも勾配も緩やかな2車線道路を走る。小猿部橋の南詰で秋田r198交差点を通過し、右カーブ付近からやや急な勾配を上る。

13.直線基調の快走路 14.松栄集落 15.下り4%勾配
 多少のアップダウンはあるものの走りやすい2車線道路が続いている。松栄集落を過ぎると4%とやや急な勾配を下るが、直線のため走りにくさは一切感じない。山間部ながら幹線道路のため交通量はやや多い。

16.旧道との交差点 17.萩の下橋 18.米内沢新橋の手前から平坦
 旧道との交差点を通過してからも直線道路を下る。萩の下橋で秋田内陸縦貫鉄道の上を通過するが、この鉄道は仙北市(旧角館町)までR105と同じようなルートを通っている。下り勾配が終わると米内沢新橋で阿仁川を渡る。

19.北秋田市米内沢 20.R285・秋田r3諏訪岱交差点を左折
 米内沢新橋から少し走るとR285・秋田r3諏訪岱交差点を左折して大仙・角館方面に進む。小森交差点からの距離は約8.3kmである。直進のR285滝ノ沢バイパスが供用される以前は右折のr3がR285に指定されていた。

21.諏訪岱交差点以降も2車線道路 22.秋田r111交差点 23.阿仁前田集落
 諏訪岱交差点からも2車線道路が続いている。意外にも直進してR285に進む車の方が多いため交通量が少なくなる。寄延沢付近に8%の急勾配区間があるがそれ以外の勾配は緩やかで走りやすい道路状況である。阿仁川の左岸を走っていると秋田r111との交差点を右にカーブして通過する。交差点付近はセンターラインが消えかけているが2車線道路である。
 その後も阿仁川の左岸を走っており阿仁前田集落を通り過ぎて秋田r214・r309阿仁前田交差点を通過する。上小阿仁村方面のr214、太平湖方面のr309どちらもくまげらエコーラインという愛称が付けられている。

24.集落のない区間も2車線確保されている 25.川に沿っている割にアップダウンが多い 26.R285重複区間よりも交通量が少ない
 秋田内陸縦貫鉄道と阿仁川を挟むようにして上流に向かって走る。川沿いの割にアップダウンが多いもののセンターライン付きの2車線道路のため走りにくさはまったく感じない。

27.喜鵲橋 28.旧阿仁町中心部の東側をバイパスで通過 29.茶屋庫トンネル
 左の急カーブを曲がって喜鵲橋で阿仁川と秋田内陸縦貫鉄道の上を通過する。橋を渡り終えてすぐに市道との交差点を通過するが、阿仁合駅周辺の集落を通り抜けているルートからしてR105の旧道と思われる。旧阿仁町の中心部の東側を通っているが、建物はほとんど見えない。バイパスの南端付近で茶屋庫トンネルをくぐる。

30.旧道との交差点 31.秋田内陸縦貫鉄道の荒瀬駅の前を通過 32.阿仁トンネル
 茶屋庫トンネルを出てすぐに旧道との交差点を通過するが、以降も走りやすい2車線道路が続いている。喜鵲橋以南は秋田内陸縦貫鉄道と同じ阿仁川の右岸を通っており、荒瀬駅の前を通過する。秋田内陸縦貫鉄道と並走しながら南下を続けていると阿仁トンネルをくぐる。トンネルの手前には「阿仁トンネル L=862M」という標識が立っているが、これは正確ではない。阿仁トンネルは1号から3号まで3つのトンネルがあり1号と2号、2号と3号がそれぞれロックシェッドで繋がっているためひとつのトンネルとして扱われているようである。

33.萱草大橋 34.萱草陸橋 35.秋田内陸縦貫鉄道と並走
 萱草大橋で阿仁川の左岸に移るが、並走している秋田内陸縦貫鉄道も大又川橋梁で川を渡っており列車の撮影ポイントのようである。萱草大橋から程なくして萱草で陸橋で秋田内陸縦貫鉄道の上を通過して阿仁川の左岸を走る。

36.右折が根子集落、左折が笑内落、 37.ジテン沢橋 38.新鳥坂橋
 谷筋から開けた所で市道との交差点を通過する。右折すると根子集落へ行く事ができ、左折して笑内集落を通り抜ける道路は旧道と思われる。市道との交差点からは阿仁川に流れ込む沢をいくつか渡りながら左カーブを曲がる。新鳥坂橋を渡って6%の勾配を下った先で旧道との交差点を通過する。

39.阿仁幸屋渡集落 40.道の駅「あに」 41.秋田r308交差点
 秋田内陸縦貫鉄道のトンネルの上を2回通るがその間はやや急なカーブである。秋田内陸縦貫鉄道と並走していると前方にかつて大阿仁村の中心部だった集落が見えてくる。比立内駅の南を通過した後に秋田r308交差点を通過し、道の駅「あに」の前を通る。実は大堤交差点からR105に入った直後の案内標識の支柱に47.7km先と案内されている道の駅である。50km近く手前から案内されても…という気がしないでもない。同じ支柱にある「かみこあに」と「ひない」もそれぞれ26.1km、25.9kmと結構な距離がある。新牛滝橋を渡った南詰でr308交差点を通過して短い重複区間が終わる。

42.比立内トンネル 43.路側帯のない2車線道路 44.スノーシェッド建設のため片側交互通行規制中
 秋田r308交差点を過ぎてすぐに比立内トンネルをくぐり、繋沢の谷筋を走る。勾配もカーブも緩やかだが車線幅が若干狭く快適に走れるとは言い難い。片側交互通行規制が敷かれている場所があったが、スノーシェッドを建設するためであった。

45.繋沢スノーシェッド 46.繋沢の谷筋を走る 47.万内森2号スノーシェッド
 ロックシェッドの建設現場を過ぎてすぐに繋沢スノーシェッドをくぐり、法面の土砂崩れの復旧のための片側交互通行規制箇所を通過する。その後、大覚野2号スノーシェッド、繋沢ロックシェッド、万内森2号スノーシェッドをくぐる。

48.志渕内橋 49.赤倉橋と赤倉1号スノーシェッド 50.大覚野1号スノーシェッド
 万内沢に架かる志渕内橋を渡り、赤倉2号スノーシェッドと赤倉1号スノーシェッドをくぐる。2つのスノーシェッドの間に赤倉橋がある。さらに大覚野1号スノーシェッドをくぐる。

51.万内森1号スノーシェッド 52.大繋沢スノーシェルターと兵治沢スノーシェルター 53.大覚野峠
 そして万内森1号スノーシェッドをくぐる。赤倉1号、2号とは異なり、大覚野1号スノーシェッドと万内森1号スノーシェッドはそれぞれの間に別のスノーシェッドが造られており、番号が連続していない。その後、大繋沢スノーシェルターと兵治沢スノーシェルターを相次いでくぐり、左にカーブしている兵治沢橋を渡った先で大覚野峠を越えて仙北市に入る。峠にもスノーシェルターが設置されている。

国道105号 part2