国道10号
part7

R217番匠交差点〜R57宮崎交差点
佐伯市→臼杵市→豊後大野市→大分市

319.「大分55km 臼杵41km」 320.小股橋 321.道の駅「やよい」
 R217現道・R217佐伯弥生バイパスとの番匠交差点からは番匠川の左岸を走り、右にカーブしている小股橋で支流の井崎川を渡ると番匠川から離れ、平坦な直線道路になった所で道の駅「やよい」を通過する。

322.大分r35弥生振興局入口交差点 323.佐伯市弥生井崎 324.大分r219植松交差点
 道の駅を過ぎてすぐに大分r35弥生振興局入口交差点を通過する。弥生振興局は旧弥生町の役場であり、交差点から西に50m程の場所にある。弥生振興局入口交差点からは平坦な直線道路を走り、植松橋で井崎川を渡った直後に大分r219上町交差点を通過する。

325.佐伯市弥生大坂本 326.交通量は多くない 327.黒土集落
 植松交差点からは井崎川の流域を上って行く。番匠交差点の少し前で交通量は増えたものの多くの車両が佐伯市街方面に向かったため、二桁国道にしては交通量の少ない状態が続く。尺間隧道をくぐり、黒土集落を過ぎると沿線の集落が一旦途切れる。

328.「この先4km 中ノ谷トンネル 高さ制限4.3m」 329.車両高測定装置 330.「この先2.5km 中の谷トンネル制限高1.3m」
 川中集落に至る市道との交差点の手前に中の谷隧道の制限高に関する警告が確認できる。制限高は4.3mと決して低くないが、二桁幹線国道故に警告されているのだろう。山間部の3桁国道であれば警告されていない可能性もある。さらに進むと車両高測定装置があり、その奥には警告表示版が設置されている。センサーで4.3m以上を感知した場合は表示板が点灯するのだろう。車両高測定装置の先には4.3m超の車両に接触する物理的な物も設置されている。

331.高平トンネル 332.熊の戸隧道 333.赤水隧道
 左カーブを曲がって高平トンネルをくぐる。トンネルの手前で高平橋を、奥で梅の平橋を渡っており、川沿いの旧道は閉鎖されており通行できない。宇藤木集落に至る市道との交差点を左にカーブしながら通過し、熊の戸隧道と赤水隧道を相次いでくぐる。

334.登坂車線 335.登坂車線が終わる 336.中の谷隧道
 赤水隧道を出てすぐに登坂車線設置区間となるが、400m手前の予告標識のように左側に登坂車線が付加されるのではなく右側に走行車線が付加される。約700m先で登坂車線が走行車線に合流してなくなる。そのため走行車線を走る場合も登坂車線を走る場合も1回は車線変更が必要になる。対面2車線道路に戻ってすぐに中の谷隧道をくぐる。前述のとおり制限高は4.3mだが、特別低い訳ではないのでトンネルの外観も普通と言える。

337.臼杵市に入る 338.反対側車線に登坂車線あり 339.旧道との交差点
 中の谷隧道の中で市境を越えて臼杵市に入る。樹木で隠れているせいもあるが臼杵市よりも旧野津町の境標識の方が目立つ。反対側車線の登坂車線も右側に走行車線が付加されて、登坂車線が減少するタイプである。登坂車線の起点を過ぎて簡易駐車帯の端で中の谷峠を越える旧道との交差点を通過する。傍に立っている案内標識に北九州まで166kmという距離が表記されている。

340.垣河内川沿いを下る 341.内平集落 342.風連鍾乳洞の入口
 旧道との交差点付近からは垣河内川の流域を下って行く。勾配、カーブともに緩やかで、いくつかの集落を通り抜けているがどの集落内も改良された2車線道路のため走りやすい。

343.「北九州161km 大分37km 犬飼13km」 344.大分r53交差点 345.大分r633交差点
 多少蛇行している垣河内川の右岸を走っていると大分r53交差点を通過し、大きく右にカーブすると進行方角が北に変わる。大分r633交差点を左にカーブしながら通過して落谷橋を渡る。

346.交通量が増え始める 347.R502明治橋交差点
 大南野津地区広域農道との交差点を通過して少し走るとR502明治橋交差点を右にカーブしながら道なりに通過して大分・犬飼方面に進む。左折の三重は豊後大野市の中心部に当たり、R10に案内されている犬飼も豊後大野市の一部である。

348.改良された2車線道路 349.大分r204野津庁舎入口交差点 350.R502日当交差点
 明治橋交差点の直後も2車線道路だが、センターラインにはゼブラゾーンが付加されており拡幅された事が分かる。通常のセンターラインの2車線道路になって野津橋を渡った先で大分r204野津庁舎入口交差点を通過する。野津庁舎はかつての野津町役場であり、この辺りは町の中心部だった場所である。
 旧野津町の中心部を過ぎると沿線の家屋は少なくなる。明治橋交差点から約2.3km走ると日当交差点を通過してR502の重複区間が終わる。臼杵市街と臼杵ICの他に別の案内標識にフェリー(臼杵港〜八幡浜港)も案内されている。

352.牧原集落 353.おへま橋 354.大分r637藤小野交差点
 日当交差点を過ぎると野津川に沿って左カーブを曲がって牧原集落と波津久集落を通り抜ける。旧道との交差点を通り過ぎて右にカーブしているおへま橋を渡り、川沿いを走っていると大分r637藤小野交差点を通過する。r637の一部はR10の旧道である。

355.大分r636交差点 356.吉四六大橋 357.豊後大野市に入る
 非常に緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると大分r363交差点を通過して戸ノ上橋を渡る。信号機どころか案内標識もセンターラインの切れ目もなく、県道が交差している事を確認できるのはソトバだけである。蛇行している野津川を吉四六大橋で2回渡り、左カーブを曲がると豊後大野市に入る。旧犬飼町の境標識が残っているが、野津町とは異なり“町”の文字が隠されている。

358.吐合大橋をくぐる 359.野津川水路橋をくぐる 360.R326久原交差点
 豊後大野市に入ってからも引き続き野津川沿いを走り、市道の吐合大橋と野津川水路橋をくぐった後に野津川が合流した大野川沿いを走る。やや急な右カーブの先でR326久原交差点を通過する。宮崎県延岡市の曽立交差点で分岐して以来の交差で、この交差点がR326の終点である。曽立交差点からの距離はR10が約73km、R326が約54kmである。案内標識の傍に左矢印の補助標識が取り付けられたR57とR326の串刺しおにぎりが設置されているが、R57中九州道に一本化されて現道が降格したため、本来であればR57のおにぎりは撤去されていなければならない。

361.大野川の右岸を走る 362.R57(中九州道)の犬飼どんこ大橋が見える 363.上下線が分離
 久原交差点からも大野川沿いの2車線道路が続いており、対岸にはJR豊肥本線と大分r631が並走している。R57(中九州道)の犬飼どんこ大橋の手前で中央分離帯が現れて片側1車線になる。

364.大分市に入る 365.上下線が分離した側道を走る 366.R57合流後は片側2車線
 犬飼どんこ大橋の下で市境を越えて大分市に入り、側道を走った後にR57(中九州道)が合流してくる。R10、R57ともに1車線だが合流後は片側2車線になる。交差点(ランプ)の構造上、R10佐伯方面とR57竹田方面の往来はできず、犬飼ICと久原交差点を経由しなければならない。

367.上尾トンネル 368.E10東九州道の大分米良ICと大分宮河内ICまでの距離は1kmしか違わない 369.大分r25・r631筒井交差点
 右にカーブした後に上下線が分離している上尾トンネルに入って左カーブを曲がる。トンネルを出てからはカーブの少ない片側2車線を北に向かって走る。大野川沿いになり小筒井橋を渡った直後に大分r25・r631筒井交差点を通過する。ウォっちずではすぐ南にr25の旧道が現役扱いされているが、R10との接続部が歩行者か自転車しか通れなくなっている。

370.大野川水管橋 371.大分r622大南大橋先交差点 372.大分r38中村交差点
 ごく緩やかなアップダウンを繰り返しながら大野川の右岸を走っていると大野川水管橋をくぐる。豊後大野市に入ってすぐにくぐった野津川水路橋と同じ昭和井路土地改良区の水路橋である。
 大分r622大南大橋先交差点を通過して少し走ると大分r38中村交差点を通過する。r38は大分宮河内IC付近でR197の大分南バイパスに接続しており、R197の海上区間を担う国道九四フェリーが発着する佐賀関港に行く事もできる。また、中村北交差点で交差している道路もr38だが、ウォっちずでは現役扱いしているものの案内標識等は設置されておらず、降格している可能性もある。

373.白滝橋 374.大分r208・r631白滝橋北交差点 375.大分r515判田橋交差点
 交通量の多い片側2車線道路を走っていると大野川を白滝橋で渡り、大分r208・r631白滝橋北交差点を通過する。左折のr631には地名が案内されていないが、大野川の左岸を南下して久原交差点付近でR326に接続している。判田橋の北詰で大分r515判田橋交差点を通過する。r515は中判田駅に至る停車場線だが、1.0車線幅狭路とあって案内標識が設置されていない。

376.R10大分南バイパス・R57との大分南バイパス入口交差点 377.判田郵便局前交差点を右折してR10大分南バイパスに行く事もできる 378.JR豊肥本線と並走
 R10大分南バイパスとR57との大分南バイパス入口交差点は左側車線を直進して現道へと進む。右折してバイパスへ進むと大分市街に行く事はできるが、北端は現道に接続しておらず国道をトレースできない。
 大分南バイパス入口交差点の直後に判田郵便局前交差点があるが、ここを右折する事でも大分南バイパスへ進む事ができる。そのため左側車線を走っていて車線変更し損なっても焦る必要はない。JR豊肥本線沿いの対面2車線道路を走る。大分南バイパスへの右折車線が2本ある事からも分かるように大分南バイパスへ進む車両が多い。しかし二桁国道であり現道の交通量も決して少なくない。

379.反対車線側では多車線化工事が進行中 380.敷戸橋東交差点 381.敷戸橋
 JR豊肥本線に沿って緩やかにアップダウンする2車線道路を走る。敷戸橋東交差点を過ぎると車線が増えると同時に中央分離帯が現れて片側2車線道路になり、敷戸橋で豊肥本線を越えると緩やかに下って行く。

382.左側車線はバス専用車線(土日休日を除く7:30-8:30) 383.大分r682寒田団地入口交差点 384.沿線には商業施設が多い
 下り勾配が終わって平坦になる辺りから北の左側車線はバス専用車線になる。土日休日を除く7:30〜8:30の1時間だけで、バスの他にタクシーや2輪車も通行可能である。鴛野小学校入口交差点付近で緩やかな左カーブを曲がった後に敷戸駅の前を通過する。駅は国道に隣接しており国道側に出入口があるが、ロータリーどころか駐車スペースもなく車での送迎には不便である。
 線路から離れた後に大分r682寒田団地入口交差点を通過する。大分市の中心部までにはまだ少し距離があるが、沿線には多くの商業施設があり、昼間は交通量の多い区間である。

385.E10東九州道の宮崎高架橋 386.R57・R210宮崎交差点
 E10東九州道の宮崎高架橋をくぐった先でR57・R210宮崎交差点を通過する。案内標識には表記されていないが、以北はR57に加えてR210も重複している。日田方面のR210も片側2車線道路で、E10東九州道の大分光吉ICが接続している。

国道10号 part8