国道1号
part11

R8烏丸五条交差点〜R168天の川交差点
京都市→久御山町→八幡市→
→枚方市

482.R9重複区間 483.R9堀川五条交差点を左折
 R8R9R24R367烏丸五条交差点からはR9と重複しながら引き続き西に向かって走る。片側4車線という道路状況も変わらない。五条油小路交差点からはさらに車線が増えて6車線となるが、左端と右の2車線は堀川五条交差点の左折車線と右折車線である。R9への直進が3車線、京都r38への右折車線が2車線に対して、R1の左折車線は1車線だけであるが常時左折可である。なお、このr38という番号に聞き覚えのある方もいるかもしれないが、これはR477とともに百井別れを形成する府道である。

484.片側4車線に見えるが左端は路側帯 485.西本願寺の手前にS字カーブ 486.西本願寺の東を南下
 堀川五条交差点の左折車線は1本だけであったが、交差点の先は片側3車線もある。一見すると片側4車線に見えるが、左端は車道ではなく路側帯という位置付けである。約300m進むと西本願寺の北東でS字カーブを描いているが、これは西本願寺の敷地を避けるための処置だろう。S字カーブがあるためある程度減速しなければならない場所だが、カーブの先には自動速度取締機が設置されている。

487.堀川塩小路交差点で左車線が左折車線になる 488.JR山陰本線と東海道本線をアンダーパス 489.東海道新幹線と近鉄京都線をアンダーパス
 堀川五条交差点から約1.0kmで堀川塩小路交差点を通過するが、ここで左端車線が左折車線となる。左折すると京都駅(JR&地下鉄&近鉄)の北側に行けるためそちらに進む車両も多く、常時左折可能な構造である。片側2車線状態でJR山陰本線と東海道本線のアンダーパスを通過し、勾配を上り切った所で東海道新幹線と近鉄京都線の高架の下をくぐる。近鉄の高架の下は八条油小路交差点であり、こちらを左折すると京都駅の南側に行く事ができる。

490.イオンモール京都の西を通過 491.中央分離帯のない6車線道路 492.京都r143九条油小路交差点を右折
 八条油小路交差点からは中央分離帯のない上下7車線道路だが、南進の左端は油小路東寺道交差点の左折車線で北進の右端は八条油小路交差点の右折車線である。よって油小路東寺道交差点からは6車線道路となって南下を続ける。
 堀川五条交差点から約1.9kmで京都r143との九条油小路交差点に至るが、R1はこの交差点を右折しなければならない。一桁国道と府道、市道との交差点だが、右折車線は1本しか設定されていない。なお、左折してr143を道なりに進むと東山五条交差点に戻る事ができる。

493.近鉄京都線 494.東寺の南を西進 495.R171京阪国道口交差点を左折
 九条油小路交差点からすぐに先ほど高架をくぐった近鉄京都線のガードを再びくぐる。北側には東寺駅があるため東向き車線には客待ち停車しているタクシーが多い。京都r114九条大宮交差点を通過してからは東寺の前を走り、その敷地の南西端に位置するR171京阪国道口交差点を左折する。左折可の標識は設置されていないが、停止線が描かれていないため常時左折可能と思われる。

496.京都r181国道十条交差点 497.鳥羽大橋 498.名神・京都南IC
 京阪国道口交差点からも4車線道路が続いており、交通量も多いままである。南区役所の西側を通過し、ほぼ真南の方角に進む。京都r181国道十条交差点付近以降の沿線はそれまでの中高層マンションから工場が目立つようになる。鴨川を鳥羽大橋で渡って伏見区に入った直後に名神の京都南ICを通過する。行楽シーズンの休日を中心に渋滞しやすく、名神から京都市中心部への流出に時間を要する事がある。

499.京都南IC以南も4車線 500.京都r188横大路交差点 501.宇治川大橋
 京都南ICからも4車線道路が続いている。沿線には工場や物流倉庫が多く、その中に商業施設が点在している感じである。一方通行区間や商店街区間を持つ京都r35との4ヶ所目の交差点である大手筋交差点を通過する。右折する道路は京都/大阪r13であり、一部はR1の旧道でもある。山科区で交差した外環状線の一部の京都r188との横大路交差点を通過するが、約500m東の阪神高速8号京都線が南北に走っているがその下に並走する道路はR1の第二京阪バイパスに指定されている。高架下の下三栖交差点の南側だけが国道で北川は市道と思われる。
 横大路交差点から程なくしてフェンスタイプの中央分離帯が現れると同時に緩やかな上り勾配となり、京阪本線の線路の上を通過してすぐに宇治川大橋を渡る。橋からの勾配を下って平坦な道路を走り、承水謙三号水路で市町境を通過して久御山町に入る。

502.宇治川大橋以南は片側2車線 503.R1BP・R478との京滋バイパス森交差点 504.イオンモール久御山用の左折車線あり
 前方の高い位置を横切る高架道路を見ながら南下を続けていると京滋バイパスの高架の下でR1BPとR478との京滋バイパス森交差点を通過する。この京滋バイパス森交差点はR478の終点だが、一般道としてはR171との国道五条本交差点〜京滋バイパス森交差点の間しか供用されておらず、他は京都縦貫道(一部京滋バイパス)として供用されている。なお、京都縦貫道は走行日時点では京丹波わちIC〜丹波IC間が建設中で供用されていない。さらに付け加えると案内標識には表記されていないが、左折方向はR1のバイパスであり、第二京阪バイパスとを繋ぐだけでなく京滋バイパスの宇治西ICまで国道に指定されている。

505.周辺には工場や物流倉庫が多い 506.木津川大橋を渡って八幡市に入る 507.意外にアップダウンがある
 京滋バイパス森交差点からも工場や物流倉庫が集中している中を2車線道路で走り抜ける。京都r81久御山森交差点を通過すると緩やかな左カーブを通過し、久御山町役場の南東で京都r15久御山田井交差点を通過する。さらに進むと木津川に架かる木津川大橋を渡って八幡市に入る。R171京阪国道口交差点以南で渡った鴨川、宇治川、木津川は全て合流して淀川となって大阪湾に注ぐ。

508.京都r284(山手幹線)八幡洞ヶ峠交差点 509.洞ヶ峠を越えて大阪府枚方市に入る 510.長尾峠町交差点
 八幡市内は市街地から離れた位置を走っており意外にアップダウンがあるものの非常に緩やかなので車両で走っている分にはあまり気にならない。久御山町までに比べて沿線には工場・物流倉庫よりも商業施設が目立つように思える。京都r284・r735八幡洞ヶ峠交差点を通過すると上り勾配となり、洞ヶ峠を越えて大阪府枚方市に入る。標高は49mと低く、交通量の多い片側2車線道路とあって峠を越えたという印象は薄い。枚方市に入ってからは下り勾配となり、市道との長尾峠町交差点を通過する。交差点の名称で異なる峠を名乗っているが、京都側では洞ヶ峠、大阪側では長尾峠と呼ばれていたという事だろうか。

511.緊急交通路に指定されている 512.背が低い割に大きなサイズのおにぎり 513.「守口20分 中振10分」
 峠からの勾配を下り切ってからも完全に平坦な状態にはならず、非常に緩やかなアップダウンが続いている。京阪間の幹線国道とあって交通量が多く、片側2車線であっても流れの悪い事が多い。「○×まで△分」という、距離ではなく時間を示す電光掲示板が設置されているのも渋滞しやすい幹線道路ならではの設備だろう。

514.R307・大阪r139池之宮北交差点 515.枚方市街地側の標高が低い
 枚方駅周辺の枚方市街地のほぼ真東でR307・大阪r139池之宮北交差点を通過する。市街地からはやや離れた位置だが周囲には商業施設が建ち並んでおり交通量の多い場所である。交差点から少し進むと北の枚方市街地側は溝谷川が流れているため標高が低く、R1は緩やかに下った後に少しだけ上り勾配になる。

516.京阪交野線をオーバーパス 517.R168・大阪r20天の川交差点
 星丘2交差点を過ぎると下り勾配になり、京阪の交野線の線路をオーバーパスして天野川新橋を渡った西詰でR168・大阪r20天の川交差点を通過する。橋のすぐ傍にある交差点だが、R168王子方面への左折車線とr20枚方市街地方面の右折車線はそれぞれ長めに設けられている。沿線の建物は少ないが交通量が多く渋滞しやすい交差点である。

国道1号 part12