国道1号
part6

R152北島交差点〜R248八帖交差点
浜松市→湖西市→
→豊橋市→豊川市→岡崎市

235.JR東海道線をオーバーパス 236.右側車線は長鶴交差点で右折車線になる 237.東海道新幹線
 R152北島交差点の左折車線は1本だけだったものの左折した先では片側3車線が待っている。天竜川駅の東でJR東海道本線を緩やかな勾配の跨線橋でオーバーパスし、その先の長鶴交差点で右側車線が右折専用車線になる。跨線橋を下る辺りから右折車線になる旨に注意を促すため路面が青色に塗られている。長鶴交差点から程なくして東海道新幹線の高架下をくぐる。北島交差点から新幹線の高架付近までの区間は区境を3回通過しており、最終的に浜松市南区に入る(東区→南区→東区→南区)。

238.沿線の建物が少なくなっていく 239.R150石原町交差点(浜松市街方面) 240.R150石原町交差点(御前崎方面)
 浜松市の市街地からやや離れた東側を走っていると徐々に沿線の建物の数が少なくなって田畑が目立つようになる。R1は広い中央分離帯を備えており交通量が多いため“長閑な風景”とは言い難い。北島交差点から約4.5kmでR150石原町交差点を通過する。案内標識では右折の浜松市街方面と左折の御前崎方面とでは交差する位置がずれているかのように表記されているが、右折車線が手前から分岐して間に分離帯があるだけで同じ信号を通る。

241.R150BP福塚交差点 242.「名古屋110km 豊橋37km 湖西21km」 243.中央分離帯が広いせいか右折車線は本線から分岐する
 石原町交差点からも広い中央分離帯の片側2車線の浜松バイパスを南西の方角に走る。信号の数自体は少ないが速度を抑制するためか青信号のタイミングが悪くややストレスを感じる走行になる。石原町交差点から約2.3kmでR150BPとの福塚交差点を通過する。十字形状の交差点だが右折側はR150ではなく市道である。
 福塚交差点付近の緩やかな右カーブによって進行方角が西に戻る。R52興津交差点付近以来の海沿い区間だが、海岸線からは1km弱の距離があるため海沿いを走っている感は薄い。

244.篠原IC 245.元有料道路の証の緑色の案内標識 246.制限速度は80km/h
 浜松市西区に入って程なくして篠原ICを通過して高架道路に上る。案内標識には側道にも本線にもR1のおにぎりが記されており、直進の方には「BY-PASS」とある。この篠原ICを境にして東が浜松バイパスで西が浜名バイパスである。緑色の標識も設置されているが、藤枝バイパスや掛川バイパスと同時の2005年3月30日に無料開放されている。また、案内標識には表記されていないが、篠原ICを出た所の篠原交差点にはR42R257R301が交差しており、3本とも起点の交差点である。
 高架道路への勾配を上りながら緩やかに左にカーブして、その後緩やかに右にカーブしている。道路左側には表示されている事から松林が見られ、防砂林を兼ねているものと思われる。静岡r65坪井ICや静岡r49馬郡ICなど交差点は立体交差化されており信号がないため、また案内標識が緑色のため高速道路を走っている可能な錯覚を覚える。制限速度は80km/hに設定されており、自動車専用道路のため125cc以下の2輪や自転車、歩行者は通行できない。

247.砂浜に沿って走る 248.浜名大橋 249.新居弁天IC
 浜名湖と遠州灘に挟まれた場所に来ると左側に遮音壁や防砂林もなく海面・砂浜が見えるようになる。遮蔽物がないため海からの風を直接受けるため横風に注意する必要がある。浜名湖と遠州灘を繋ぐ今切口を全長1435mの浜名大橋で渡って湖西市に入る。湖西市内も道路状況や周辺状況に変化はなく、海岸沿いの高架道路を快走できる。

250.大倉戸ICの手前で左車線が減少 251.R1現道・R42大倉戸IC 252.白須賀高架橋
 篠原ICから約12.0kmで左側車線がなくなり片側1車線になり、直後に大戸倉ICを通過する。大戸倉ICを側道に進んで浜名バイパスを下りてすぐにR1現道・R42の大戸倉IC入口交差点に至る。車線が減少した事からも予想できるが、大戸倉ICが浜名バイパスと西側の潮見バイパスの境で、かつては有料区間の境でもあった。また、大戸倉ICは浜松方面としか接続していない。現道を見れば大戸倉IC入口交差点の東はR1現道・R42重複区間だが、西はR42の単独区間である。
 大戸倉IC以西は対面2車線となったものの高架道路は続いている。白須賀高架橋に至っては全長2448mと浜名大橋よりも長い。ただし、橋の下に浜名湖がある訳でも大河が流れている訳でもない。

253.R42白須賀IC 254.側道が本線上を横切る 255.道の駅「潮見坂」
 大戸倉ICから約2.0kmでR42白須賀ICを通過する。R42に向かう側道が本線の上を高架で通過する構造となっている。R1潮見バイパスの浜松方面とR42田原方面は長須賀ICと直接接続しているが、R1豊橋方面とR42とは距離は短いものの市道を経由する必要がある。またR1浜松方面とR42浜松方面とは迂回等をしない限り往来できない。
 白須賀ICを過ぎてようやく白須賀高架橋が終わり、緩やかな右カーブで道の駅「潮見坂」への側道が分岐する。掛川バイパスにあった「掛川」同様に道路と施設の出入りはインター形式となっている。

256.潮見トンネル 257.R23豊橋東ICを側道へ進む 258.R23境川交差点を右折
 道の駅から続く右カーブを走り終わって直線になった所で潮見トンネルをくぐる。高い山を貫くトンネルではないが、上にはR42が走っており切通しにできない事情がある。本線の両脇に側道のような道路があるがただの市道でありR42との往来はできない。
 潮見トンネルを出てすぐに豊橋東ICの側道が分岐するが、R1は直進の本線ではなく側道に分岐しなければならない。まだ静岡県湖西市なのに豊橋東ICを名乗っているのかと思いながら側道に進むと平面道路に降りる手前で県境を通過して愛知県豊橋市に入る。R1は跨道橋の下の境川交差点を右折して豊橋市街方面に進む。インター付近の舗装が新しいが、豊川東ICを含むR23豊橋東バイパスが全通したのは2013年6月23日と開通してまだ間がない。

259.境川交差点直後は片側1車線 260.カーブに注意を促しているが急なものはない 261.東海道新幹線と並走
 境川交差点を右折した直後こそ片側1車線だが約600m北の愛知r173一里山東交差点の手前で車線が増えて以降は片側2車線になる。急カーブに注意を促す警戒標識が立てられているものの緩やかなカーブばかりなのでよほどスピードを出していない限りや難なく通行できる。愛知r403三弥町交差点を通過して緩やかな左カーブを走っていると右側に東海道新幹線が近接してくる。

262.交通量、沿線建物ともに多い 263.東海道新幹線と東海道本線を同時にオーバーパス 264.深夜帯(23-5)は大型貨物車両は右側車線が通行帯になる
 東海道新幹線と東海道本線の南側を西に向かって走る。豊橋市の中心部から離れた場所だが、幹線国道故に交通量は多く、また二川駅が近いため周辺に住宅が多い。二川駅を通過してから上り勾配も右カーブを走っていると東海道新幹線と東海道本線をオーバーパスする。その後も片側2車線道路が続いており、豊橋市街地に近付くため大型貨物車両は23-5時の深夜帯は騒音低減のため右側車線を通行区分に指定されている。

265.愛知r4東八町交差点を道なりに左へ 266.豊橋鉄道は路面電車 267.R23現道・R151・R247・R259西八町交差点を右折
 豊橋市街地の東で愛知r4東八町交差点を道なりに左斜め前方に進む。豊橋鉄道の路面電車が走っているせいか、右折車線が設置されておらずr4に右折する事はできない。東八町交差点からは上下線の間に路面電車が走っている。並走区間内においては軌道敷内を走れないタイプとは言え路面電車は慣れていないとやはり走りにくいと感じる。
 豊橋公園前駅と市役所前駅を通り過ぎて、豊橋市役所の南西に位置する西八町交差点を右折して名古屋方面に進む。交差点手前の3車線のうち、右端車線はもちろん真ん中車線からも右折可能である。案内標識にはR1とR23、R259の3本しか表示されていないが他にもR151とR247(ともにR1名古屋方面に重複)が交差しており、R1を除いて起点もしくは終点である。R23は豊橋東ICで交差しているが、こちらはバイパスであり西八町で交差しているのは現道の起点である。

268.西八町交差点からも片側2車線 269.愛知r387・r400瀬上交差点の歩道橋のおにぎりは縦横の比がおかしい 270.R151とR247のおにぎりは設置されていない
 2車線で右折したため当然ながら交差点から先も片側2車線が続いている。3ケタ国道ならともなく天下の国道1号は直後に車線が減少するような事もない。豊川を吉田大橋で渡り、やや急な左カーブを通過してからは直線道路を北西に進む。

271.豊川市に入る 272.R151・R247宮下交差点
 市境を越えて豊川市に入ってすぐに豊川放水路を渡り、緩やかな勾配を下った所でR151・R247宮下交差点に至る。この宮下交差点でR151は新城方面へ、R247は蒲郡方面に分岐する。西八町交差点〜宮下交差点の約3.9kmはR1・R151・R247の3国道重複区間だが3つ串刺しおにぎりは設置されていない。ごく一部を除いてR1からR151とR247が出ている宮下交差点が起点もしくは終点と思われていてもおかしくはない。

273.制限高は4.3m 274.イオンモール岡崎は25km手前に案内あり 275.名鉄名古屋線をオーバーパス
 宮下交差点からも片側2車線道路が続いており、交通量も多い。周囲に対して低い掘割のような場所を走っており、市道やJR飯田線が道路の上を通過している。市道の跨道橋のひとつには4.3mの制限高が設けられているが、よほど特殊な貨物を積んでいる大型トラックでない限りは問題なく通行できる。跨道橋でR1をオーバーパスしている愛知r31との京次西交差点を通過すると左に緩やかにカーブして名鉄名古屋本線の跨線橋を越える。

276.東名の音羽蒲郡IC&愛知r73交差点 277.非常に緩やかにアップダウンしている 278.岡崎市に入る
 名鉄名古屋本線の南西を並走するようなルートを走る。愛知r332音羽交差点を過ぎてからは名神とも並走状態となる。音羽蒲郡ICが接続している愛知r73交差点を通過するが、r73はかつては三河湾オレンジロードという有料道路であった。名鉄名古屋線と名神とともに谷筋のような場所を走っており、緩やかながらアップダウンやカーブもある。信号は少ないが、切り替わるタイミングが悪く多くの信号に引っ掛かってしまう。

279.R473新箱根入口交差点 280.本宿駅前を通過 281.R1とR473の串刺しおにぎり
 岡崎市に入ってすぐにR473との新箱根入口交差点を通過する。その後はR473との重複区間となるが、道路状況の変化はなく名鉄名古屋本線と近接並走しながら北西の方角に進む。R473との重複区間は短い距離なのだが串刺しおにぎりが立てられている。

282.R473本宿町沢渡交差点 283.愛知r327交差点 284.道の駅「藤川宿」
 本宿町沢渡交差点を通過するとR473との約1.4kmの重複区間が終わる。名鉄名古屋本線の南側を走っていると名鉄の舞木検査場を過ぎた所で跨線橋を通って線路との南北が入れ替わる。藤川駅の北西で道の駅「藤川宿」を通過する。出入口の交差点の舗装が新しく、道の駅の供用開始は2012年12月と新しい施設である。

285.大平橋 286.岡崎IC 287.愛知r26岡崎インター西交差点
 ほぼ平坦で時折現れる緩やかなカーブのある片側2車線道路と走る。交通量と信号が多くスムースに流れているとは言い難いが渋滞はしていない。但し、これは早朝という時間帯のせいであって、日中であれば渋滞が発生している事の方が多い区間である。岡崎市の市街地に入る手前で東名の岡崎ICを通過し、その直後では愛知r26岡崎インター西交差点を左にカーブしながら通過する。

288.騒音防止のため40km/h規制 289.騒音防止のため大貨車は22-6時は右側車線を走行しなければならない 290.R248八帖交差点
 岡崎市の市街地では周囲に住宅が多いためか、騒音を防止する目的で制限速度が40km/hに設定されている。また、同じく騒音防止のために大型貨物車両は夜間(22〜6時)中央分離帯寄りの右側車線が専用通行帯に指定されている。
 岡崎公園の北側を通り過ぎてすぐにR248八帖交差点となる。片側2車線の幹線国道同士の交差点だが立体交差化されておらず、市街地に位置するとあって渋滞しやすい交差点である事は想像に難くない。

国道1号 part7