国道504号
part2

R223西光寺交差点〜R3餅井交差点
霧島市→さつま町→出水市

28.JR肥薩線と交差 29.登坂車線も完備 30.溝辺鹿児島空港ICから鹿児島空港までは片側2車線
 西光寺交差点を左折して単独区間になると山道の様相を見せる。カーブは緩やかなものの勾配はきついが登坂車線が設けられたいる事からも整備状況は良い。西光寺交差点から約5kmで九州道の溝辺鹿児島空港ICを通過し、そこから空港入口交差点までは片側2車線となる。R504の整備具合と切っても切り離せない鹿児島空港。鹿児島空港があったから整備されていると言っても過言ではないだろう。

31.鹿児島空港から先は静けさを取り戻す 32.九州道とも交差する 33.交通量・信号ともに少なくハイペースで走れる
 鹿児島空港を過ぎたからと言って整備状況が極端に悪くなるという事はなく、普通のローカル2車線国道が延びている。緩やかな勾配とカーブが続く道路は鹿屋〜霧島間同様に非常に走りやすい。霧島市街地や鹿児島空港周辺の交通量が信じられないくらいに行き交う車の数は少ない。

34.バイパスを無視して直進の旧道へ進む 35.旧道と言えど2車線と割合整備されている 36.さつま町の境標識もちゃんとある
 西光寺交差点から快走路を走ること約19kmで鹿児島r446との交差点となり、R504は右折と案内されるがそちらはバイパスで自動車専用道路となっている。人や自転車、原付は通行する事はできず直進の旧道を通らなければならない。そのせいか、旧道も国道の指定を外されておらず地図では国道色に塗られている。それに従って筆者も直進して旧道へと進む。
 旧道と言えどセンターライン付きの2車線で旧道らしからぬ雰囲気を持っている。さつま町に入るまでは概ね2車線となっており交通量が皆無という事もあって走りにくさはまったくない。

37.センターラインがない箇所もあるが狭路ではない 38.高架はR504バイパス 39.この先でバイパスと合流
 さつま町に入ると一部でセンターラインがなくなる箇所があるが、2.0車線はあるのですれ違いに困るほどではなく、すぐに2車線に戻る。バイパスの高架の下を通過ししばらく走るとバイパスと合流する。距離にして約5.5kmである。

40.鹿児島r50との交差点は左折 41.長閑な風景の快走路 42.さつま町時吉。左に逸れるのが旧道と思わる
 バイパス合流後は快走国道が続いている。鹿児島r50との交差点を左折する以外の変化はなく交通量の少ない道路をただ走るだけである。さつま町中心部に入る手前でまたしても旧道とバイパスに別れるが、旧道入口を見落としたため街中のただのちょっと狭いだけの道路だろうと思ってバイパスに進む。

43.R267交差点を直進 44.R328虎居町交差点も直進
 西光寺交差点から約39km走りさつま町中心部でR267と交差する。これを直進して600m進むと今度はR328と交差する。この虎居町交差点も直進する。市街地を少し離れたバイパスを通っているためか、交通量は多いが道幅が広めで走りにくさはあまり感じない。

45.さつま町中心部を抜ければまた快走路 46.交通量が非常に少ないのも訳がある 47.右に見える高架は建設中のバイパス
 R267・R328との交差点を過ぎるとまたしても快走路が続いており、今まで以上に交通量が少なくなる。こんな走りやすい道路なのにこの交通量の少なさは何だと思える状況だが、その理由はR504を走り続けていれば分かる。虎居交差点から約11.5km走るとセンターラインが消え2.0車線幅にグレードダウンしてしまう。バイパスとなる北薩道路の高架が見えるが2008年4月現在は建設中で走る事はできない。ここから先は堀切峠を越える狭路が待ち構えている。

48.ようやく酷道区間が始まる 49.急カーブはないが勾配はきつめ 50.バイパスは北薩トンネルで一気に抜けるようだ
 北薩道路の工事現場を通り過ぎると道幅は1.5車線以下となり酷道の様相を見せ始める。起点の鹿屋市からここまで酷道らしい箇所はほとんどなく500番台の国道として健闘していたが、ここに来てようやく酷道らしくなってきた。泊野川沿いに小刻みなカーブを刻みながら進む。道幅は1.5〜2.0車線と驚くほど狭いという訳ではないが、その割には勾配はきつい。霧島市・さつま町境付近と異なりバイパス開通後の旧道ではないのだが、交通量はほとんど・・・いや、まったくない。

51.現役の国道なのでおにぎりも当然立っている 52.現役の国道だが路肩はヤバイ 53.峠に近づくと景色も開けてくる
 勾配のきつい狭路をひたすら川沿いに進む。途中、路肩が派手に崩れかけている現場もあり国道である事を疑うような場面に出くわす事もあるが、国道である事を隠すつもりはないようでおにぎりがいくつか設置されている。狭路となってから約4kmで堀切峠に到着する。さつま町側は狭くて勾配がきついものの路面が安定しているし交通量が少ないので走りにくさはあまり感じない。

54.峠手前で紫尾林道と交差する 55.堀切峠を越えると出水市に入る
 堀切峠の手前で左右に林道が接続している。尾根筋を走る林道でなかなかの絶景が拝めるようだ。少し東にある紫尾山にはテレビ電波塔があり、そこからは360度の景色を堪能できる(電波塔がどうしても視界に入ってしまうが)。林道交差点の先が堀切峠でさつま町と出水市との境にもなっている。

56.落石は少ないが崩落しかけている場所もある 57.出水市側にもおにぎりあり 58.平八重集落での交差点は左へ進む
 堀切峠を越えて出水市に入る。出水市側も1.5〜2.0車線の急勾配道路となっている。出水市側最初の集落となる平八重で集落への道路(?)が接続しているが、国道は直進ではなく左へ伸びる道である。案内標識はあるがR504を示すものはないので要注意である。交通量はまったくなく現役国道であるにもかかわらず旧道めいた雰囲気を醸し出している。

59.集落が見えたと思ったら廃屋が目立つ 60.狭いうえにカーブも勾配もきつい 61.左にバイパスの高架が見えてくる
 廃屋の混じった平八重集落を抜けても急勾配狭路は続く。小刻みなカーブが連続しており走りにくい区間ではあるが、交通量が皆無で対向車はいないせいで多少はマシになっているかもしれない。峠から4km程走ると北薩道路の高架が目に入ってくる。この部分もまだ建設中で通行する事はできない。

62.中屋敷ICとなる予定(?) 63.新幹線の高架の手前を側道に入り旧道へ進む 64.新幹線の高架の先で狭くなる
 ほんの少しだけ建設中のバイパスと併走した後にセンターラインが復活する。九州新幹線のガードの手前で北薩道路の中屋敷ICとなる。この中屋敷ICから先、出水市街地側は既に開通しているのだが、あえて当然旧道を選択すべく側道のような道路に進む。

65.高尾野トンネルを無視して旧道を進む 66.旧道らしい狭路が続く 67.高尾野ダムを越えると2車線となりバイパスと合流
 高尾野トンネルの手前で北薩道路のガードを通過して本格的に旧道に入る。堀切峠前後と異なり狭いものの勾配はほとんどなく交通量のなさも加わって狭い割に走りやすい。高尾野ダム付近からは2車線となり、そのまま急勾配を上った直後に高尾野ICとなりバイパスに合流する。ちなみにバイパスの方の交通量も皆無であった。

68.高尾野IC以降は快走路 69.鹿児島r374高尾野駅前交差点を左折 70.R3餅井交差点
 バイパス合流後はまたしても2車線快走路となり緩やかな勾配と緩やかなカーブの道路を気持ち良く走る事ができる。交通量も非常に少ない。肥薩おれんじ鉄道の高尾野駅の手前で鹿児島r374高尾野駅前交差点を左折し、以後しばらく肥薩おれんじ鉄道と併走する。この区間も快走路だがそれまでに比べて交通量がほんの少し増える。高尾野駅前交差点から約6kmでR3餅井交差点に突き当たりR504は終了となる。

 沖縄を除けば最高番号となるR504だが酷な区間は堀切峠前後しかなく、その唯一残る区間も北薩道路という名のバイパスが建設されており遠からず全線が普通以上の国道になるものと思われる。鹿屋市・出水市から鹿児島空港までの最短経路を担うR504は急成長を遂げている最中であった。