国道485号
part3

西郷港〜島根r47交差点
隠岐の島町

91.おき西郷港 92.フェリーくにが
 七類港を9:30に出港するフェリーで別府港に12:05に到着。国道トレースと観光を済ませて別府港から出港するのが17:15で、西郷港に到着したのは18:30。既に日没時間を過ぎていたため、車中で夜を明かして翌日の朝から隠岐の島の残り区間を走る。上の2枚の写真は隠岐の島を離れる際に撮ったものである。

93.R485西郷港端点 94.普通の対面2車線道路 95.天神橋
 R485の隠岐の島の端点は西郷港のターミナルの建物のすぐ傍のT字形状の交差点である。建物の真ん前ではあるがフェリーを利用していると裏口という印象を持ってしまう。端点からR485に進むとごく普通の対面2車線道路を走る。八尾川に架かる天神橋を渡るが、前後の勾配はやや急である。

96.水祖神社の脇を通る 97.臨港道路との交差点を右折
 天神橋を渡り終えると水祖神社の脇を緩やかな左カーブを描きながら通過する。西郷漁港付近で臨港道路とのT字路に突き当たり、右折して五箇・都万方面に進む。菱浦港付近ほどではないが、西郷港から五箇・都万方面に向かうのであれば臨港道路を通った方が便利である。逆方向のトレースであれば西郷港と案内されている事もあって直進してしまう可能性があるので要注意である。

98.「五箇17km 都万15km」 99.島根r47交差点を左折
 臨港道路との交差点からは平坦な2車線道路を走り、右カーブの後に左カーブを曲がって緩やかな勾配を上る。大洋橋の上の島根r47交差点を左折して引き続き五箇・都万方面に進む。r47に案内されている布施はR485の起点のある場所で、R485の約30kmに対してr47は約19kmと短い。ただし、若干狭い区間が存在している。

100.城山橋 101.隠岐世界ジオパーク空港へは左折する 102.西郷湾沿いを走る
 島根r47交差点を左折した直後に城山橋を渡り、少しだけ下った後に上り勾配となり、下りに転ずる場所で町道との交差点を通過する。左折して西郷大橋を渡った先に隠岐世界ジオパーク空港がある。町道との交差点からは緩やかな勾配を下りながら西郷湾沿いを走る。海岸線は近いが標高は10〜20mの位置を走っているため、海面とは高低差がある。

103.島根r43交差点を右折 104.玉若酢命神社の前を通る 105.町役場の手前は下り勾配
 緩やかな勾配を上っていると島根r43との交差点を右折して五箇方面に進む。r43は隠岐空港線という(空)港県道であり、滑走路の下をトンネルで通っている。r43交差点からの少しだけ上り勾配が続き、平坦になった後に玉若酢命神社の前を右にカーブしながら通過する。その後やや急な勾配を下る。

106.隠岐の島町役場 107.チェーン店も存在している 108.島根r323交差点
 下り勾配が終わって平坦になる所で隠岐の島町の役場の前を通過する。新築移転されたのが2020年9月からなのでまだ新しい。町役場を過ぎて少し走るとS字状のカーブを通過するが、その辺りに島の商業施設が集中している。八尾川に架かる八郎橋の北詰で島根r323交差点を通過する。

109.内陸の快走路 110.島根r316交差点 111.八尾川沿いを快走
 島根r323交差点からは八尾川の左岸を走る。平坦て直線的な2車線道路で非常に走りやすい。原田集落に入ると島根r316交差点を通過する。以前は都万方面のr316と中村方面のr316が少しずれて交差していたが、バイパスが開通した事で十字形状になっている。r316交差点以降も八尾川沿いを走る。

112.「五箇10km 水若酢神社6km」 113.皆市集落への町道の一部は旧道と思われる 114.日の津トンネル
 八尾川を何回か渡りながらその流域を上流に向かって走る。長い上りが続くものの勾配は非常に緩やかである。都万目集落に至る町道との交差点の先で日の津トンネルをくぐる。川沿いに旧道があったようだが廃道になっていると思われる。

115.五箇トンネル 116.正面に見えるのは岳山か 117.隠岐の島町小路
 日の津トンネルを出て少し走ると五箇トンネルをくぐる。南西に旧トンネルがあったが、名称は全く異り中山隧道という。五箇トンネルを出るとやや急な勾配を下って都万路集落を通り抜ける。

118.重栖川沿いを走る 119.島根r44交差点 120.拡幅済みの快走路
 重栖川沿いになると勾配がなくなって平坦になる。水若酢神社の近くを通った後に郡川を渡って島根r44交差点を通過する。r44は路線名を西郷都万郡線といって、概ね隠岐の島の西側の海沿いを通っている。r44交差点からも走りやすい2車線道路が続いており、大きく左にカーブして進行方角を北に向ける。

121.旧道との交差点 122.旧道の下を通る 123.山光久見トンネル
 左カーブ付近からは緩やかな勾配を上る。旧道との交差点を通過した後にその下を通って山光久見トンネルに入る。すぐ東に久見トンネルがあるが、旧道はさらに西の峠を越えている道路である。

124.久見集落に至る町道との交差点 125.バイパスを快走 126.2021年8月の台風による被災と思われる
 山光久未トンネルを出た直後に久見集落に至る町道との交差点を通過する。集落とは逆の方向へ進むと前述の久見トンネルに行ける。勾配がやや急でカーブが連続しているがバイパスとして造られた2車線道路なのでさほど走りにくさは感じない。2021年8月に大雨に見舞われたため、法面が崩落もしくは崩落しかけている場所があり、巨大土嚢で応急処置が施されていた。

127.旧道と合流 128.幅員減少 129.乗用車同士なら離合可能
 旧道との交差点を通過してからも急カーブが連続している。程なくしてセンターラインがなくなって道幅が狭くなる。狭いと言っても1.8〜2.0車線幅程度はあるので乗用車同士であれば比較的容易に離合可能である。

130.狭路区間も大雨の被災箇所がある 131.西ノ浦林道との交差点 132.伊後集落
 狭路区間内にも8月の大雨の被災箇所があったが、道幅が狭いため片側交互通行規制が敷かれていた。ただし、距離が短く交通量が少ないため信号機を設置せず減速して通過する程度でもよいような気がした。カーブの連続区間が終わると西ノ浦林道との交差点を通過すると伊後集落に差し掛かるが、道幅は広くならず狭いままである。

133.集落内も下り勾配 134.白島崎は左折 135.西村集落では拡幅工事が進行中
 伊後集落を通り過ぎて2.0車線幅のカーブの多い道路を走っていると右カーブの先で白島崎に至る道路との交差点を通過する。隠岐の島の北端の岬で展望台や白島埼灯台がある。国道トレース終了後にフェリーまでの時間を利用して島内の観光スポットをいくつか回ったが、12月の平日とあって他の観光客と遭遇したのはこの白島崎のみであった。白島崎の根元を通りりすぎて少し走ると西村集落に差し掛かる。この集落内の道幅も狭いが拡幅工事が始まっていた。

136.拡幅済み区間に入る 137.快走路を下る 138.中村集落まで下る
 西村集落を走っているとセンターライン付きの2車線道路になる。アスファルトがまだ新しく拡幅されたまだ年月が経過していない事が分かる。2ヶ所の長い勾配を下ると中村集落に入る。

139.新堤橋の手前を直角にカーブ 140.島根r316交差点 141.新元屋橋でも直角カーブ
 勾配が終わって平坦になると中村川に沿って走り、左の直角カーブを曲がって新堤橋を渡り、その東詰で島根r316交差点を通過する。町役場の北でも交差したr316は隠岐の島の北東から南西にかけてを横断している県道である。中村集落の南端部を走っていると新元屋橋を渡るが、ここでも直角カーブを曲がる。2つの直角カーブはどちらも道なりになのでルートミスする可能性は低い。

142.元屋川沿いを快走 143.青降トンネル 144.青海トンネル
 元屋川に沿った平坦な2車線道路を走っていると上元屋集落で大きく左にカーブして川から離れて上り勾配になる。青降トンネルと青海トンネルを相次いでくぐる。カーブの多い狭路が旧道と思われるが、おそらく通行不能箇所があると思われる。

145.飯美集落への町道との交差点 146.飯美トンネル 147.谷筋を下る
 飯美集落に至る町道との交差点を通過して少し走ると飯美トンネルをくぐる。緩やかな下り勾配の2車線道路を走っていると左の急カーブを曲がるが、そこに2本の道路が接続している。カーブの頂点に接続しているのは北谷林道で、その先に接続している道路は隠岐自然回帰の森に至る道路である。後者は隠岐の島の代表的な観光地のトカゲ岩に行く事ができるルートである。ただし、走行した日は大雨の影響で崩落が発生しており立入不可となっていた。

148.南谷林道との交差点 149.布施集落 150.ウオッちずでのR485起点
 勾配がなくなった所でS字状のカーブを曲がるが、左カーブ部分には南谷林道が接続しており、この林道を進むと乳房杉に行く事ができる。ただし、ここも走行した日は立入不可であった。南谷林道との交差点からは平坦な直線道路を走る。T字路に突き当たるが、ウオッちずでは以降の道路が黄色(=島根r47)となっておりR485の起点として表示している。

151.R485?島根r47? 152.案内標識でのR485起点
 現地の案内標識とソトバでは突き当りを左折して右の直角カーブを曲がり、その先の十字路が起点となっている。2ヶ所の起点の距離は200m弱である。なお、布施港は漁港でありフェリーや高速船といった旅客船は就航していない。