国道477号
part6

R307松尾北交差点〜R23浜町交差点
日野町→甲賀市→菰野町→四日市市

156.松尾北交差点以西は快走できる 157.いくつかの集落を繋ぐローカル国道が続く 158.平子峠を越えて甲賀市に入る
 松尾北交差点を通過直後は日野町市街地を貫いているせいもあり交通量と信号が多く流れはあまり良くないが、市街地を抜ければ平坦でカーブの少ないローカル快走国道となる。蔵王ダム手前までその状態が続くが、ダム以東からは勾配がついてくる。ダム湖を通り過ぎると日野町平子を通るがかなりの急カーブが連続しており集落内という事もあって気を遣わなければならない。集落を抜けると平子峠まできついカーブはなくなるが勾配がきつくなるので走りやすさという点からはあまり変化はない。

159.右カーブの先に右折の案内がある 160.日野川に架かる1.5車線の橋を渡った先を右折する 161.滋賀r9交差点を左折。高架は工事中の大河原BP
 平子峠を越えて甲賀市に入って少し走るときついヘアピンがあるが、それを通過した直後の橋は1.5車線幅しかない。橋上では乗用車同士のすれ違いも難しく、先行車があれば橋の手前で待つ方が無難だろう。その橋を渡った先でT字に突き当たるが、R477は右折である。その直後には滋賀r9との交差点があるが、ここは左折しなければならない。
 r9交差点の先に高架道路が見えるが、これはR477の大河原バイパスのものであり開通すれば1.5車線の橋と右左折箇所が国道でなくなるかもしれない。走行当時は未開通だったのだが、レポート執筆時にMapionやMapFanで見ると開通したものとして扱われていた。ここ1ヶ月の間に開通したのかと思って検索をかけてみたが、開通したという情報は得られなかった(国交省道路局の道路開通情報サイトには開通時期が平成19年2月と表示されている)。

162.滋賀r9交差点の先には通行止ゲートがある 163.元有料道路だけあって整備状況は悪くない 164.晩秋とは言え紅葉の時期なので交通量は多め
 r9交差点から先は冬季通行止区間となる。と言っても元有料道路でもあり特別狭いわけでもなく普通の2車線の山岳国道となっている。しかし勾配はきつくカーブも多くスピードはさほど上がらない。登坂車線がないため遅い車に捕まると延々と付き合わされる羽目になる。追越禁止ではない区間もあるが前述の通りカーブが多く、時期によっては(特に紅葉期)対向車も多いのでムリな追越しはできない。筆者の走行した日は11月18日と晩秋とも言える時期だったが、行楽日和の3連休という事もあり東進西進どちらも通行料が多かった。

165.県境西側はヘアピンカーブが連続 166.武平トンネル。駐車車両多し 167.武平トンネルを抜けると菰野・四日市が見渡せる
 有料道路時代の料金所跡や崩落復旧工事現場(片側交互通行)を通過してなおも急勾配を上り続ける。県境に近づくと勾配はさらにきつくなりヘアピンが連続して続いている。アスファルトにはタイヤ痕が大量に付いており、夜間にはその手の走り屋が出没しているものと思われる。走り屋対策か不法投棄対策かまたその両方の対策なのか分からないが、いくつかの駐車スペースが閉鎖されており景色を眺めようにも停車ポイントは少ない。なお、スカイライン内は駐停車禁止・転回禁止・制限速度40km/h・追越のための右側はみ出し禁止となっている。
 滋賀r9交差点からワインディングを走ること約13kmで滋賀県と三重県の県境となっている武平トンネルに着く。トンネル手前はちょっとした駐車スペースとなっており紅葉見物客や登山客の車で賑わっている。武平トンネルを抜けると一気に視界が開け、菰野市街地や(おそらく)四日市まで見渡せる。

168.三重県内は滋賀県よりも勾配がきつい 169.紅葉見物客&登山客の車両で溢れかえっている 170.湯の山温泉付近からカーブはほとんどなくなる
 三重県は滋賀県よりもさらにきつい勾配を下る。また、勾配だけでなくカーブもきつく減速帯の段差も大きくスピードは出せない。やはりと言うか、三重県側にもカーブにはタイヤ痕が大量に付いている。時期的なものになるがさらに紅葉見物客&登山客の車両が多く、半ば走行車線にはみ出した駐車車両や歩行者も多いので通常期以上に気を遣った走行を強いられる。蒼滝トンネルの西側辺りから勾配は幾分か緩やかになるがカーブはきついものが多い。

171.三重r752交差点は左折 172.r752交差点以降は直線的な道路を緩やかに下る 173.R306菰野交差点を直進
 三重r752交差点を左折してからは近鉄湯の山線沿いのほぼ直線の道路を緩やかに下って行く。道の駅「菰野」を通過し武平トンネルから11km弱走るとR306菰野交差点となる。以前は交差点の南側には道路がなかったのだが、2002年5月にR306バイパスが開通している。旧道は1.7km程東で交差しているもののR306とは案内はされていない。実はこのR306の菰野町・四日市市境の狭路区間は筆者が初めて遭遇した酷道でもある。まだ“酷道”という言葉を知らなかった時代の話で「これでも国道かよ」とごく一般的な反応をしていた。それもいまやバイパス工事が行われ、菰野側は供用済みで四日市側も工事が進行している。

174.東名阪道の高架下を通過 175.四日市ICからバイパスまでは片側2車線 176.バイパス分岐後は三滝川堤防を走る
 菰野町から四日市市に入ってすぐに東名阪道の四日市ICとなる。ICとの交差点を過ぎると中央分離帯付きの片側2車線となるが四日市バイパスとの交差点までのごく短い距離でしかない。三滝川を挟んで左岸にバイパス、右岸に現道という構造になる。片側2車線のバイパスに対して現道は対面2車線となっている。5km弱のバイパス併走区間を経て久保田橋の南詰の交差点で両者は合流する。

177.バイパスと合流直後は1.5車線の一方通行道路 178.画像右側の坂道が西向きの一方通行 179.一方通行区間を過ぎると2車線に戻る
 久保田橋南詰でのバイパス合流後のルートには注意を要する。道なりにまた車の流れに従って走るとY字路を右に進まされてしまうがそちらは四日市市道であって国道ではない。国道は左側でその先は東向き一方通行道路となっているので余計間違いやすい。ちなみに西向きに(起点から)トレースした場合は、ここはR477の南側のしょぼい道路を通る事になるが、この道路は国道の指定を受けていない。つまりR477を忠実にトレースするには終点側の池田市から走らなければならない。一方通行区間を通過してからはセンターラインも復活し2車線となるが道幅はあまり広くない。

180.おにぎりシールに釣られてY字路を左に進んだものの 181.近鉄名古屋線とR365の下を通過 182.R477本線(?)に合流
 2車線だが道幅に余裕のない堤防道路を走っているとまたY字路で道路が二手に別れる。左側の高さ制限ゲートにR477のおにぎりシールが貼ってあったので思わずそちらに進んでしまったが、帰宅後に地図で確認したら右側が国道色に塗られていた。ルートミスかもしれないがおにぎりシールがあったので現地優先の原則により国道をトレースした事にしておく。なお、ここを左側に進んだ場合は近鉄名古屋線を踏切ではなくガードで通過できるが、R365への流出入ができない。なお、No.180の写真に通行止の看板が立っているが、走行日の翌日からなので規制を無視しているわけではない事を付け加えておく。

 
183.R1橋南詰交差点を右折してR1重複となる 184.R1重複は中部交差点までの僅かな距離  
 今回はスルーしているが、明治橋南詰の交差点からR365重複となり、300m程進むとR1(四日市)橋南詰交差点となる。この交差点を右折するとR365とは分岐し(R365はここが終点)、R1との重複区間となる。四日市市の中心部にも近く約1km程東にR23が走っている区間ではあるが、中央分離帯付きの片側2車線と整備されており交通量も非常に多い。
 R1と重複する距離も短く300m先の中部交差点までとなっており、ここを左折してR1から分岐するが今度はR164重複となる。ちなみにバイパス合流直後のY字路を道なりに右へ進むとこの中部交差点に至る。要するに国道トレースをしておらず単に四日市中心部に行きたい場合は道なりに進めば良いという事になる。

185.中部交差点からはR164重複となる 186.JR関西本線の踏切を通過 187.起点のR23浜町交差点にようやく到着
 中部交差点以降はつい先ほどのR1重複区間とは比べ物にならないほど交通量が少なくなる。道路状況も対面2車線とごく普通で特筆すべき点はない。JR関西本線の踏切を越え、中部交差点から1.1km程でR23浜町交差点にぶつかる。ここがR477の起点交差点で、大阪府池田市からの走行が終了する。が、他の上位国道と重複しているせいでR477が終わったという印象はあまり受けず、締まりのない終わり方となってしまっている。

 終点の西本町交差点から浜町交差点まで216kmを写真撮影や休憩を含み6時間強掛かっている。道路時刻表では5時間半程となっているので割とイイペースで走ったのかもしれない。もっとも道路時刻表の時刻は実走に基づくものなので当然の結果かもしれない。