国道471号
part1

R158平湯IC口交差点〜R360河合町交差点
高山市→飛騨市

 冬季閉鎖が解除になった瞬間に災害(復旧工事)に入り、1年のうち大半が人々の往来を許さない「開かずの国道」の異名を持つR471。昨年(2007年11月)に冬季閉鎖解除後の災害復旧工事が終わり通行できるという情報を得て現地へ赴いたものの、前日の初降雪に冬季閉鎖となり撤退を余儀なくされた。結局その年の通行可能期間はわずか2週間ということになる。

 そして年も改まった2008年6月。冬季閉鎖解除の報を受けて再び彼の地に降り立ち、岐阜県高山市東部の平湯温泉から走行を開始する。

1.平湯IC口交差点 2.気温は3℃を表示 3.湯の郷トンネルが通行止めのため温泉街を迂回
 上高地や乗鞍高原、飛騨高山といった観光地に程近い平湯温泉にあるR158平湯IC口交差点がR471の終点となっており、そこから走行を開始する。平湯IC口交差点は南北東がR158となっており、北に向かうのがR471である。山岳地帯の道路らしく急勾配ではあるが、2車線と整備された道路は走りにくさは感じない。が、平湯IC口交差点から1.2km程進むと全面通行止の看板とともに強固なゲートで前進を阻まれる。原因は土砂崩落との事で走行時点では復旧工事が行われているとのこと。ちなみに半年前も通行止であった。迂回路として硫黄臭のする温泉街を通りトンネルの北側で国道に復帰する。

4.温泉街を抜けると落石に注意しなければならない 5.整備状況は良いが勾配はかなりきつい 6.新平湯温泉に近づくと急カーブもある
 通行止箇所を迂回してから先も2車線道路が続いている。特に急なカーブはないものの勾配はかなりきつく10%を越えている箇所も多い。平湯温泉から走れば下りとなるが逆向きであれば当然上り坂となる。2車線なので整備されていない道路と言える状態ではないが、さすがに登坂車線までは確保されていない。

7.新平湯温泉は大型車が通行できない 8.新平湯温泉郷を通過 9.岐阜r475栃尾交差点を左折
 平湯温泉から約4kmで新平湯温泉に到着する。温泉街と言うと昔からの道路を拡幅できず狭いままです、となっている事が多い中、ここは特に狭くなる事もなく2車線のまま抜けられる。ただし街中心部の国道は大型車通行禁止規制が敷かれている。蒲田川を越えると岐阜r475栃尾交差点に突き当たりここを左折する。

10.道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」 11.快走路が続く 12.
 栃尾交差点から先も2車線快走路が続く。高原川沿いの緩やかなカーブと緩やかな勾配はR471の酷さを微塵も感じさせないほど普通に走る事ができいささか拍子抜けしてしまう。

13.駒止橋 14.舟津橋を渡ってR42に交差する 15.R42舟津北交差点を左折する
 駒止橋を越えると飛騨市に入る。飛騨市に入ったからと言って急に道路状況に変化が現れるわけでもなく普通に2車線道路を走る。旧神岡町市街地に入り、「スカイドーム神岡」の前を。次いでかみおかトンネルを抜ける。神岡鉱業近くで左折して舟津橋を渡ると舟津北交差点でR41にぶつかる。案内標識にはR471の表記はなく、R471の路線を考えるとR41富山方面に向かいそうになるが、ここは左折してR41高山方面へ向かわなければならない。

16.勾配はきついが気持ち良く走ることができる 17.意外にもR41とR471の串刺しおにぎりあり 18.登坂車線も整備されている
 舟津北交差点を左折してR41重複区間に入る。二桁国道だけあって交通量は多い。案内標識にR471の表記はなかったが、きっちり串刺しおにぎりが用意されている。場所が場所だけに幹線国道であっても急勾配となっているが、登坂車線が整備されているのはさすがは二桁国道と言ったところだろうか。旧神岡町と旧古川町との境であった数河峠までは上り坂が続く。

19.「これより7km急な下り坂」 20.急カーブの警告標識が多いしデカイ 21.信号のない交差点を鋭角に右折してR41から分岐
 数河峠を越えると下り坂となるがこちらも勾配はきつい。急勾配の中の連続ヘアピンカーブを過ぎて少し走るとJR高山本線を跨線橋で越え、その直後の信号のない交差点を鋭角に右折するとR41から分岐となる。案内標識には白川・宮川・河合と書かれているが、どれも岐阜県の地名で富山県のそれは一切出てこない。

22.各方面の道路工事規制案内がでかでかと立っている 23.一番下の情報が気になるが・・・ 24.「大型車通行不能」の文字に燃える
 R41から別れると道路工事規制案内なるものに出迎えられる。工事状態(=通行可否?)をドライバーに伝える重要な役割を持っているであろう事は容易に想像できるが、このようなものを常設している事実は工事(=通行規制)の存在が日常茶飯事である事をも示している。だって、普通は簡易的な看板を一時的に置くだけでしょ?
 では2008年6月1日現在の規制を見てみよう。
  R360富山方面(宮川村)・・・規制なし
  R360白川方面(河合村)・・・規制なし
  R471八尾方面(河合村)・・・楢峠冬 通こ(ry。
見なかった事にしよう。もしかしたら「冬“は”通行止(だったよ)」という事かもしれない。

25.電光掲示板の文字も気になる・・・ 26.JR高山本線ガード付近は上下線が別れる 27.R471とR472の串刺しおにぎりあり
 規制案内を後にして先に進むと電光掲示板にも嫌な文字が表示されているが、八尾町も利賀村も既にこの世に存在しなくなっているので、過去の情報が更新されずに表示されたままになっていると都合良く解釈して走り続ける。上下線が分離してJR高山本線とクロスし、その後は宮川沿いの快走路が続く。R471とR472の串刺しおにぎりが立っていてようやく気付くが、実は何を隠そうR41と別れた瞬間からR472重複区間となっている。楢峠と言えば一般的に(?)「R471/R472楢峠」と表記される事が多いが、そのR472はこんな所から非常に地味に重複しているのだ。

28.R360宮川町交差点は左折 29.宮川を渡った先は右折 30.R360とR471の串刺しおにぎり。R472は??
 R41分岐から6kmでR360宮川町交差点となり、左折してセンターラインのない橋で宮川を渡る。ここからはR360との重複区間となる。この交差点の案内標識にも左折方向には岐阜県の地名しか書かれていない。

31.JR高山本線と今度は踏切でクロスする 32.右折のR471(とR472)の行き先が消されている 33.交差点直前のものはR471の存在すら消去されている
 R360に重複してからすぐに三度JR高山本線とクロスするが、今度は踏切となっている。その踏切を越えてから先は意外にも2車線道路が続いている。しかしR360から分岐する交差点の案内標識が普通ではない。まず60m手前のものはR471の行き先の地名だけがあからさまに消されていて、さらに直前のものは地名もろともR471も消されている。しかもこちらもあからさまに。これは期待できそうだw

国道471号 part2