国道465号
part1

R16新井交差点〜R410辻森交差点
富津市→君津市

1.R16・千葉r90新井交差点 2.ごく普通の対面2車線道路 3.千葉r255川名交差点を左折
 千葉県富津市の市街地から少し離れたR16・千葉r90新井交差点がR465の終点であり、ここから房総半島の中部を横断した後に北上して起点のある茂原市に向かう。R16の富津岬方面は400m弱先で海上区間の端点となり、その先は千葉r255で富津岬に行く事になる。R16の海上区間にフェリーや高速船等は就航しておらず、金谷港と久里浜港を結ぶ東京湾フェリーが代替航路と言える。
 400番台後半の国道だが単独区間で始まっている。対面2車線道路を走り緩やかな右カーブを曲がった先のr255との川名交差点を左折して佐貫方面に進む。前述のとおり、r255はR16の端点に接続している県道である。

4.歩道のない対面2車線道路 5.富津市川名 6.センターラインがなくなる
 川名交差点からも対面2車線道路が続くが、歩道がなく家屋が密集している場所もあるため走り易いとは言い難い。下州漁港に至る市道との交差点を過ぎるとセンターラインがなくなり1.8車線幅と狭くなってしまう。

7.「!」 8.制限速度は30km/h 9.千葉r157交差点を右折
 集落を貫く1.8車線幅道路を走っているとバイパスらしき道路との交差点を通過するが、JR内房線前後が供用されておらず通り抜ける事ができないため案内標識等も設置されていない。内房線の新田踏切の手前で千葉r157交差点を右折して佐貫方面に進む。直進してから左折してr157を走ってもさらに直進して市道を走ってもR465のバイパスに行く事ができる。

10.JR内房線沿いを走る 11.大貫駅前を通過 12.制限速度は30km/h
 千葉r157との交差点からも道幅は広くならず1.5〜1.8車線幅の狭路が続いている。大貫駅の真ん前を通っているが、小さな駅のため繁華街はおろか商店街も形成されていない。また、道幅が狭いため制限速度30km/h規制が続いている。

13.踏切を挟むシケイン 14.千種街道踏切 15.市道との突き当りを右折
 大貫駅前を通り過ぎて少し走ると左カーブを曲がり、直後にJR内房線の千種街道踏切を渡って市道とのT字路に突き当たり、右折して佐貫方面に進む。左折の市道に富津市役所が案内されているが、内房線の西を通るR465と似たような道路状況で走りやすいとは言えない。

16.富津市岩瀬 17.R465バイパス(の連絡道路)との交差点 18.JR内房線
 千種街道踏切直後からも1.8車線幅とやや狭い道幅の道路が続いている。右にカーブして岩熊橋を渡った直後に君津と案内された道路との交差点を通過するが、ウォっちずではこの道路は国道として表記されている。600m東の交差点までは1.5〜1.8車線幅と狭く、交差点以降は整備された2車線道路である事を考えると、暫定的に供用されているバイパスと現道を繋ぐ連絡道路のようなものかもしれない。この連絡道路(?)との交差点を過ぎてすぐにJR内房線の跨道橋をくぐるが、3.6mの制限高に加えて道幅も乗用車の離合もで困難な程度に狭くなっている。

19.住宅地を通り抜ける 20.大貫漁港入口交差点を左折 21.大貫漁港入口交差点からも狭い
 家屋が建ち並ぶ中を1.5〜1.8車線幅の狭路で通り抜けていると大貫漁港入口交差点に突き当たる。案内標識が設置されていないが、左折が国道である。大貫漁港入口交差点からも狭路が続いているが、これまでとは異なり緩やかな上り勾配が始まる。沿線の建物が密集している点も同じだが、個人の商店が散見される。

22.センターラインが復活 23.左にはJR内房線が並走している 24.花御堂跨線橋
 沿線の建物が少なくなる辺りでセンターラインが復活するが車線幅はやや狭い。小久保交差点の直後の右カーブを曲がるとJR内房線との並走が始まり、程なくして左カーブを曲がって花御堂跨線橋で線路の上を通過する。

25.千葉r256佐貫町駅前交差点を左折 26.センターラインはあるがやや狭苦しい 27.R127・千葉r163佐貫交差点を右折
 花御堂跨線橋からの勾配を下り切った所の千葉r256佐貫町駅前交差点を左折する。佐貫町駅の真ん前に位置しており交差点は駅前ロータリーに接している。なお、日曜休日を除いた7〜8・15〜16時は大型貨物や大型バスは右左折が禁止されており直進のr256に進むしかない。
 佐貫町駅前交差点からもセンターライン付きの2車線道路が続いているが、車線幅が狭く制限速度は30km/hと低めに設定されている。約800m進むとR127・千葉r163佐貫交差点に至る。案内標識にR465のおにぎりは表記されていないが、右折してR127との重複区間を館山方面に進む。

28.「館山40km 浜金谷15km」 29.E14館山道・富津中央IC 30.富津中央付近から南は片側1車線道路
 佐貫交差点からは内房(房総半島西部)の幹線国道であるR127との重複区間となるため道路状況が良くなる。緩やかな勾配を上っていると中央分離帯が現れた直後にE14館山道の富津中央ICを通過する。富津“中央”となっているものの富津市の中心部に近い訳ではない。そもそもE14館山道自体が富津市の中心部から離れた場所を通っている。

31.中央分離帯がなくなる 32.R127浅間山運動公園交差点を左折
 中央分離帯がなくなって対面2車線道路に戻ると同時に緩やかな下り勾配が始まり、下り切った所の浅間山運動公園交差点を左折してR127から分岐する。以降は内房バイパスであり、供用以前はさらに南の湊交差点までが重複区間であった。

33.E14館山道との並走は続く 34.アップダウンあり 35.千葉r93湊小学校下交差点を左折
 R127から分岐して単独区間になってからもE14館山道との並走状態が続いている。一旦上った後に下り、湊川の手前の千葉r93湊小学校下交差点を左折してE14館山道の湊川橋をくぐって鴨川・久留里方面に向かう。内房バイパスが供用される以前は上総湊方面のr93もR465に指定されていた。

36.千葉r93更和交差点 37.富津市望井 38.概ね走りやすい
 更和交差点を過ぎるとr93の重複区間が終わり、同時に湊川からも少し離れる。湊川は蛇行しているが、R465はカーブが少なく線形が良いため概ね走りやすい道路状況と言える。交通量は意外にあるが信号機付きの交差点が少ないため流れは良い。

39.右直角カーブ 40.千葉r182交差点を左折 41.車線幅の狭い箇所がある
 右の直角カーブを曲がった直後に千葉r182交差点を左折する。かなり急なカーブで不自然な感じがするが、本来は直進方向にバイパスが延伸される計画があるものと思われる。ただし、筆者が知る限り10年以上はこの状態のままである。r182交差点からもセンターライン付きの2車線道路が続くが、バイパスが終わったせいもあって一部に車線幅の狭い箇所がある。

42.千葉r88関尻交差点を左折 43.「橋上狭小 歩行者注意」 44.富津市東大和田
 緩やかなカーブが連続している上り勾配の2車線道路を走っていると環橋を渡り、その先の千葉r88関尻交差点を左折する。r88に鴨川と館山が案内されているが、r88は富津市と鴨川市の境の木之根峠を含む区間がやや狭く急カーブが多いため、千葉r182の方が便利かもしれない。
 関尻交差点からも上り勾配は続くが勾配が幾分か緩やかになる。湊川に架かる東郷橋はやや狭いが、以降は短距離ながらバイパスが開通しているため沿線の家屋も少なく走りやすい。

45.緩やかな勾配を上って行く 46.平野橋 47.和田橋
 蛇行している飛清川を大和田橋と平野橋、和田橋で次々に渡って行く。沿線の集落は途切れるが、市道を少し奥に入った所に小規模な集落がいくつか存在しており、人里離れた場所ではない。

48.新田倉二号橋と新田倉一号橋 49.採石場が多い 50.交通量は少ない
 飛清川を何度か渡りながらひたすら上って行く。北側に並走している道路があるが、おそらく旧道であろう。通行可能な区間もあれば閉鎖されて進入できない区間もある。また、この区間の特徴として複数の採石場がある事が挙げられる。平日を中心に多くのダンプが走っているであろう事は路面を見れば容易に推測できる。

51.苗割橋 52.「上り6%勾配」 53.九十九橋
 旧道と並走しながら、飛清川を何度も渡りながら市境に向かってひたすら対面2車線道路を上る。苗割集落を過ぎて九十九橋を渡った直後に鹿野山林道の上を通過する。鹿野山の南を経てマザー牧場に行く事ができる林道だが、崩落個所があるようで通行止になっている。

54.九十九トンネル 55.平田トンネル 56.君津市に入る
 九十九橋を渡り終えて九十九トンネルをくぐってすぐに左にカーブしている平田トンネルをくぐる。平田トンネルが市境となっており、富津市から君津市に入る。君津市の形状からすると端という訳ではないが中心部から離れた場所には違いない。

57.ゴルフ場を繋ぐ橋梁の下を通る 58.君津市植畑 59.アップダウンのある快走路
 君津市に入ってからもセンターライン付きの2車線道路が続いており、緩やかな勾配を下って行く。道路両側をゴルフ場に挟まれており、それらを繋ぐ跨道橋の下をくぐる。ゴルフ場から離れるとセンターラインがなくなるが道幅は2.0車線幅程度あるので極端に狭い訳ではない。センターラインが復活した後に最初の集落に差し掛かり、以降は家屋が点在する中を走る。

60.センターラインがなくなる区間が残っている 61.千葉r93西粟倉交差点を右折 62.清和橋
 小糸川沿いになると同時に再びセンターラインがなくなり、今度は1.5車線幅と狭くなってしまう。川に沿って右カーブを曲がった後に千葉r93西粟倉交差点を右折して清和橋を渡る。

63.東粟倉隧道 64.千葉r92東粟倉交差点を右折
 清和橋からは緩やかな勾配を上り、程なくして東粟倉隧道をくぐる。トンネルを出て左カーブを曲がり、次の右カーブの直後の千葉r92東粟倉交差点を右折する。案内標識に直進の鴨川方面にヘキサが表記されていないが、木更津方面と同様にr92に指定されている。かつては千葉県道路公社が管理する有料道路であったが、2019年4月20日に無料開放されている。ただし、R410の大戸見隧道の通行止規制やトンネル付近の工事での片側交互通行規制が敷かれる事に伴って迂回路に設定されたため、2013年2月14日から暫定的に無料化されていた。

65.「館山47km 千倉41km」 66.道幅が狭くなる 67.交通量は少ない
 東粟倉交差点を過ぎて少し走ると道幅が若干狭くなりセンターラインのない区間もある。カーブが連続しているため見通しが悪く、交通量は少ないものの走りやすいとは言い難い。

68.辻森集落 69.久留里方面の異常気象時通行規制の予告 70.市道との交差点を左折
 辻森集落には久留里方面の異常気象時通行規制の事前予告の標識が立っている。それによると規制区間の延長は4.2kmで、連続雨量150mm超で通行止めになる。曲線半径の大きめの左ヘアピンカーブに次いで右カーブを曲がった先で市道との交差点を左折して大多喜・久留里方面に進む。案内標識にR410のおにぎりが表記されているのはかつては大多喜方面と館山方面がR410に指定されていた名残である。もっともバイパスが供用されて経路が変更されてから10年以上は経過しているし、館山方面はおにぎりが消去されているので何らかの理由があって残っているのかもしれない。ウォっちずでは既に国道扱いされていない。

71.R410のおにぎりが取り残されている 72.R410辻森交差点を左折
 R410の旧道との交差点からはセンターライン付きの2車線道路を上る。案内標識だけでなくR410の通常のおにぎりも残ったままである。勾配を上り切った所でR410辻森交差点に突き当たる。案内標識にR465のおにぎりは表記されていないが、左折して久留里方面に進む。

国道465号 part2