国道462号
part3

R299交差点〜十石峠
神流町→上野村

118.旧中里村役場の前を通る 119.魁橋 120.1.0車線狭路の先でセンターラインが復活
 R299交差点からは旧中里村の中心部を通っており、1.0〜1.5車線幅と非常に狭い。神流町役場中里合同庁舎の前を通過して少し走ると魁橋付近でやや急な左カーブを曲がる。さらに進むとS字状のカーブを通過してセンターラインが復活する。このS字カーブの東側にバイパスが接続する予定である。

121.異常気象時通行規制区間に入る 122.恐竜センター 123.琴平橋と平原トンネル
 旧中里村の中心部を出ると3ヶ所目の異常気象時通行規制区間に入る。対象の区間延長は13.3kmと結構長く、これまでの規制区間と同じ連続雨量120mm超で通行止になる。恐竜センターの前を通った後に琴平橋を渡って平原トンネルをくぐり、さらに平原橋を渡る。琴平橋の東詰に旧道が交差している。

124.平尾橋 125.天神橋 126.後山橋
 平尾橋や天神橋、中丸橋、後山橋を次々に渡って神流川の右岸と左岸を行き来する。琴平橋の東詰で交差していた旧道は全て左岸を通っており、後山橋の西詰で合流している。沿線の家屋はほとんどないが、旧道沿線には集落が形成されている。

127.上野村に入る 128.新要橋 129.R299・R462串刺しおにぎり
 高橋を渡って町村境を越えて上野村に入る。その後しばらく神流川の右岸を走っていると向屋集落に入って新要橋を渡る。橋の東で交差している町道の一部は旧道と思われるれ、対岸の旧道沿線に集落がある。

130.新羽橋 131.柳橋 132.道の駅「上野」
 左カーブを曲がって新羽橋を渡って旧道らしき村道との交差点を通過する。次いで柳橋を渡って緩やかな上り勾配の左カーブを曲がる。その後の直線道路を走っていると道の駅「上野」の前を通過する。

133.山間部ながら快走路 134.法面工事のため片側交互通行規制中 135.川和橋
 道の駅以降も神流川沿いの2車線道路が続いているが、法面工事のため片側交互通行規制が敷かれている場所があった。川和橋を渡った先で村道との交差点を通過して跨道橋をくぐる。村道との交差点の案内標識は左折方向の不二洞しか案内されていないが、右折すると上野村役場に行く事ができる。

136.父母トンネル 137.乙父トンネル 138.集落は神流川左岸の旧道にある
 S字状にカーブしながら下って乙母橋を渡ると父母トンネルをくぐり、神寄橋を渡って乙父トンネルをくぐって神流川の右岸を走る。旧道の沿線には小規模ながら集落が存在しているものの現在の国道の沿線の家屋はほとんどない。田平橋と中村橋を連続で渡るが、その間に旧道が交差している。

139.楢原トンネル 140.神流川沿いを快走 141.川の駅「上野」
 中村橋を渡って緩やかな勾配を上ると楢原トンネルをくぐる。旧道と神流川を挟むような形で西に向かって走っており、山間部の割に道路状況は良く快適に走る事ができる。川の駅「上野」という観光案内所の前を通る。道の駅「上野」が若干狭いためこちらを利用するのもよいかもしれない。

142.楢原橋の手前の村道に小海とぶどう峠が案内されている 143.群馬r124交差点と砥根平トンネル 144.砥根平トンネルの西までが2車線区間
 川の駅を過ぎてすぐに楢原橋を渡るが、その手前に村道が、奥に群馬r124が交差している。r124はぶどう峠を越えて長野県まで繋がっているが、長野県小海町やぶどう峠が案内されているのは村道である。集落内を通り抜けているr124よりも村道の方が整備されている。r124交差点の直後に砥根平トンネルをくぐる。

145.「幅員減少」 146.群馬r45交差点
 緩やかな勾配を下っているとセンターラインがなくなって道幅も少し狭くなる。群馬r45との交差点を通過するが、ここから先が十石峠峠区間と言える。大型貨物車通行止の標識は設置されていないが、大型車の通行は遠慮するようにという内容の看板が設置されている。

147.肝心な部分が消えている 148.黒川集落 149.勾配は緩やか
 群馬r45交差点の直後は1.8車線幅と乗用車同士であれば離合できそうな幅だが、黒川集落は1.0〜1.5車線幅とさらに狭くなる。神流川の支流の黒川に沿っているが、高低差があるため川面は見えない。

150.黒川集落の北端にゲートあり 151.道幅は1.5車線 152.いのぶたセンターの横に簡易ゲートあり
 黒川集落の北端付近に閉鎖用ゲートが設置されている。ゲートの奥に立っている標識では大型車は通行不能だと警告している。ゲートを過ぎると1.5車線幅の狭路が続く。冬季閉鎖解除直後に走行したR299に比べて3週間が経過しているせいか路面は比較的きれいであった。いのぶたセンターの脇を通過するが、十石峠区間が閉鎖される際はセンターの入口を過ぎた所にA型バリケード等が置かれて閉鎖地点となる。

153.「落石注意」 154.「路面の凹凸あり」 155.オーバーハングとの接触に注意
 いのぶたセンターを通り過ぎると本格的な酷道区間に入り、道幅は1.0〜1.5車線幅が基本である。山岳部のため落石に注意しなければならないし、路面そのものの凹凸にも注意しなければならない。路面の凹凸と言っても所謂路上河川の類ではない。法面は保護されているとは言えオーバーハングしているため大型車両であれば接触する可能性がある。

156.「道路幅員狭小 大型車通行不能 群馬県」 157.林道(?)との交差点は左へ進む 158.天狗滝橋
 黒川に沿った1.0車線幅狭路を走っていると林道(?)との交差点を左方向へと進んで下り勾配の先の天狗滝橋を渡る。橋の前後でヘアピンカーブとなっており、進行方角は北から南へと変わる。

159.落石防止柵は増えている 160.勾配は緩やか 161.路上の散乱物は少ない
 天狗滝橋からも1.0〜1.5車線幅の狭路が続いており、勾配が緩やかという点にも変化はない。所々に落石防止柵が設置されているが、複数の種類が確認できる事から徐々に増設されてきた事が分かる。

162.舗装のひび割れが多い 163.八重小屋橋 164.防護柵が頼りない
 黒川の北側を西に向かって走っていると八重小屋橋を渡る。2004年3月に開通した橋で、崩落の復旧として架けられたものである。当然ながら崩落から開通までは長期に渡って通行止であった。八重小屋橋以降も特に道路状況に変化は見られない。崩落した旧道との接続地点で右カーブを曲がった後に左ヘアピンカーブを曲がって谷をトラバースする。

165.R299走行時には損傷していた落石防止柵が補修されていた 166.補助標識が付加されていた 167.酷道区間にもおにぎりは立っている
 法面の保護は対策は比較的多くの場所で行われており、昨年のR299走行時には損傷したものも補修されていた。補修されたばかりの路面の傍に落石注意の警戒標識があるが、「落石注意」という補助標識が追加されていた。

168.R299走行時から変化なし 169.新たな補修箇所はなかった 170.交通量は非常に少ない
 昨年のR299走行時にもあった巨大土嚢が置かれた崩落予備箇所は1年が経過しても全く変化はなかった。よく言えば崩壊が進んでいない、悪く言えば放置しているとなるのだろうか。酷道のため交通量は少ないが、場所が場所だけに紅葉期は増大する傾向にある。

171.法面から細かい砂が流出していた 172.北側が開ける 173.矢弓沢林道との交差点
 1.5車線幅が基本的な道幅となっている道路をひたすら走る。勾配が緩やかなため実感しにくいが標高は1200mを超えている。北側の視界が開けた場所を通った後に右ヘアピンカーブを曲がるが、その途中に矢弓沢林道が交差している。群馬r45からここまでの区間が通行止になった場合は矢弓沢林道が迂回路となる。r45交差点〜矢弓沢林道交差点の間も長期に渡る通行止規制が敷かれていた時期があった。

174.矢弓沢林道との交差点以降は下り勾配 175.高圧電線の下を通る 176.林道(?)との交差点
 矢弓沢林道との交差点からは下り勾配となる。カーブも緩やかなものが大半で道幅が狭い事を除けば決して悪い道路状況ではない。天望山の南側に至る林道(?)との交差点からは上り勾配の割合が増える。

177.天望山の北を走る 178.標高は1300mを超えている 179.2回目の高圧電線の下は景色が開ける
 天望山の北は勾配は緩やかだが小刻みなカーブが多く見通しはあまり良くない。県境の尾根に近付くと急カーブが増える。2回目の高圧電線の下を通るるが、その辺りは東側の視界が開けている。

180.閉鎖用ゲートと十石峠展望台 181.長野県佐久穂町に入る 182.群馬県上野村方面を向いて撮影
 正面に十石峠展望台を見ながら閉鎖用ゲートの間を通って左カーブを曲がると十石峠を越えて長野県佐久穂町に入る。群馬r45交差点からは約15km、矢弓沢林道との交差点からは約3.1kmである。峠の北には展望台、南には駐車場と公衆トイレがあるが、走行時(2023年4月23日)は駐車場を除いて閉鎖されており利用できなかった。

国道462号 part4