国道454号
part3

R103宇樽部交差点〜R102交差点
十和田市→
→小坂町→
→平川市

85.「鹿角47km 十和田IC42km 休屋8km」 86.沿線には複数の民宿がある 87.宇樽部バイパスとの交差点を右折して現道へ進む
 宇樽部交差点からはR103との重複区間となる。十和田湖の東湖の南岸に位置しており、沿線には複数の民宿が見られる。600m程走ると信号機のない交差点があるが、宇樽部バイパスと現道が分岐する交差点である。案内標識がないため分かりにくいが、直進がバイパスで右折が現道である。R103の走行時にバイパスを走っているため、今回は右折して現道へと進む。

88.現道の入口は怪しい雰囲気が漂っていた 89.落ち葉の堆積具合が交通量の少なさを物語る 90.判別不能な警戒標識あり
 宇樽部交差点からすぐに樹木が生い茂っている中に突っ込むが、その落差が旧道らしい風景となっていた。センターライン付きの2車線道路であり酷道と呼べる程ではないと言いたいところだが、紅葉期とあって落ち葉が路肩付近を中心に堆積しており有効な車線幅が狭くなっていた。まだ国道の指定を受けているとは言え、整備の手がしっかり入っているとは言えないようで判別の難しい標識も見られる。

91.おにぎりも樹木で見えにくくなっている 92.紅葉の最盛期だった模様 93.瞰湖台
 十和田湖に沿っているものの樹木で視界を遮られるため湖面が見える場所はほとんどない。御倉半島を横切って東湖と呼ばれる区域から中湖と呼ばれる区域に移ってからも道路状況と風景に変化はない。落ち葉の堆積したカーブの多い2車線道路を走っていると瞰湖台という展望台を通過する。宇樽部バイパスが供用されて以降は交通量が少なくなったため、十和田湖を望むスポットとしてはマイナーと言える。それでも中湖を見下ろせる好景観スポットである点に間違いはない。

94.急カーブが多い 95.法面崩落箇所あり 96.宇樽部バイパスとの交差点を右折
 瞰湖台を過ぎてからも急カーブの多い状態が続いている。湖岸から離れていくが元々湖が見える場所がほとんどなかったため景色の変化はほとんどない。幾分かカーブが緩やかになり、左急カーブの先で宇樽部バイパスとの交差点に突き当たる。この交差点にも案内標識が設置されていないが、右折して鹿角・休屋方面に進む。なお、バイパスと現道の並走区間の距離はバイパスが3.5kmで現道が5.9kmである。2km強しか違わないように思えるが、道路状況が異なるため実際の距離以上の差があるように感じてしまう。

97.十和田市大字奥瀬十和田湖畔休屋 98.市道との交差点を左方向へ進む 99.秋田県小坂町に入る
 宇樽部バイパスに合流してからは走りやすい2車線道路を走る。十和田湖の湖畔に近いため民宿等があり観光地らしい雰囲気が感じられる。市道が交差している左カーブを曲がった直後に神田川橋を渡って秋田県小坂町に入る。神田川が県境であり右岸が青森県で左岸が秋田県である。

100.右側の建物の向こうは青森県域 101.十和田湖畔を走る 102.道路通行規制区間に入る
 秋田県に入ってからは神田川の左岸を走っており、道路右側の建物の向こう側は青森県域という状況である。十和田湖の湖畔を走り、集落が途切れた直後に道路通行規制区間に入る。

103.「八幡平84km 大館59km」 104.十和田湖のすぐ傍を走っている 105.おにぎりはR103のみ
 道路通行規制区間に入ってからも平坦でカーブの少ない走りやすい道路が続いている。写真では樹木が生い茂っている中を走っているように見えるが、十和田湖のすぐ傍であり所々で湖面が見える。

106.R103和井内交差点 107.単独区間になっても湖畔を走る 108.湖面との高低差が生じる
 宇樽部交差点から現道経由で約15km走ると和井内交差点を直進してR103から分岐して単独区間に戻る。R103が十和田湖を離れて鹿角方面に向かうのに対してR454は引き続き湖畔を走る。秋田県小坂町に入ってからは高低差がほとんどない状態だったが、和井内交差点からは上り勾配があるため湖面との高低差が生まれる。

109.猿鼻岬 110.小坂町鉛山 111.突如現れる学校等ありの警戒標識
 十和田湖の湖面と数十メートルの高低差のある状態で湖畔を走る。猿鼻岬付近に急カーブがあるがその他の急なカーブは少ないが、カーブの数は多い。十和田湖に注ぐ小さな沢をいくつか渡りながら湖畔を走る。

112.法面保護工事中 113.低すぎる標識 114.小坂町十和田湖大川岱
 法面の工事現場を2ヶ所通過した後に大川岱集落に差し掛かる。ホテルや旅館がある比較的小さな集落であるが小中学校が置かれている。十和田小学校/中学校という名称だが、同一名称の学校が青森県十和田市と秋田県鹿角市にも存在している。

115.大川岱集落の北に2つのスノーシェッドあり 116.銀山集落 117.湖畔には民宿等が点在している
 大川岱集落を通り過ぎてすぐに2つのスノーシェッドをくぐる。十和田湖畔を走っていると寺子ノ岬を通過した後に銀山集落を通り抜ける。集落と言っても民宿と別荘らしき建物だけである。銀山という名称からしてかつては鉱山として栄えたのかもしれない。

118.3つのスノーシェッドをくぐる 119.閉鎖用ゲートを通過 120.急勾配・急カーブで標高を上げる
 岩力ヶ沢を渡って以降は上り勾配となり3つのスノーシェッドを連続でくぐる。その後すぐに閉鎖用ゲートを通過するが、その前後に転回用のスペースは用意されていない。その後も2車線道路が続いているが、勾配がややきつく急カーブを含めて標高を上げていく。

121.スノーシェッドとヘアピンカーブの連続地帯 122.交通量は少ない 123.紅葉の最盛期を迎えている模様
 スノーシェッドをくぐった直後に右のヘアピンカーブを曲がり、さらに左ヘアピンカーブを曲がって内部にヘアピンカーブのあるスノーシェッドをくぐる。その後しばらくカーブのない状態だがすぐに急カーブ連続地帯を通過する。紅葉期にしては交通量は少ないがこれは平日に走行しているためかもしれない。

124.勾配が緩やかになる 125.展望台の前を通過
 勾配が緩やかになって左カーブを曲がるとセンターラインがなくなるが、2.0車線幅程度の道幅は確保されている。展望台の前を通過するが、経年劣化のせいか2階部分は立入禁止になっていた。

126.青森県平川市に入る 127.R102交差点を左折 128.R102子の口方面/R454休屋方面を撮影
 展望台の直後にR102との交差点があり、左折して弘前・黒石方面へ進む。交差点のすぐ傍が滝ノ沢峠という峠となっており、R102沿いに広めの駐車帯がある。R102子の口方面からR454休屋方面へはかなり鋭角に左折しなければならないため、車種やテクニックによっては一度で曲がり切れない可能性もある。

国道454号 part4