国道451号
part1

R12栄町2交差点〜R231川下交差点
滝川市→新十津川町→当別町→石狩市

1.R12・R38栄町2・大町1・本町1・明神町1交差点 2.商店街を通る 3.JR函館本線
 北海道滝川市の市役所に近いR12・R38栄町2・大町1・本町1・明神町1交差点がR451の終点である。400番代の国道ながら単独区間で始まっており、案内標識にもおにぎりが表記されている。車線幅の広い2車線道路でアーケード街のような場所を走る。市道との栄町4・本町1交差点を過ぎるとJR函館線の下のアンダーパスをくぐる。

4.アンダーパス以西も車線幅が広い 5.有明町4交差点 6.石狩川橋
 アンダーパスから平面道路に戻るとアーケードはなくなるが車線幅幅の広い2車線道路は続く。車線幅が狭くなると緩やかなカーブを描きながら勾配を上って有明町4交差点を通過する。交差点の北西には扇町駐車公園があり、公衆トイレが設置されている。また北海道r990深川砂川自転車道線も隣接しており、自転車道の休憩所としても利用が可能である。そのr990の上を通って石狩川橋を渡って新十津川町に入る。

7.R275中央71・中央70交差点を右折 8.R275重複区間 9.R275中央39・中央交差点を左折
 石狩川橋を渡り終えて緩やかな勾配を下り切った所でR275中央71・中央70交差点を右折して浜益・碧水方面に進み、緩やかな左カーブからは石狩川右岸の堤防の内側を走る。約1.1kmで中央39・中央交差点を左折して浜益方面に進み、短い重複区間が終わる。

10.「留萌118km 浜益55km」 11.2車線快走路を走る 12.徳富川の左岸を走る
 中央39・中央交差点からは単独区間となって2車線道路を走る。上り勾配が終わった所で新十津川神社の南を通過する。その先にはJR札沼線が交差していたが、新十津川駅〜石狩沼田駅の間は1972年に廃線となっている。また新十津川駅よりも南の区間は現存しているものの、北海道医療大学前駅〜新十津川駅の間は2020年に廃止となる予定である。直線道路を走っているとやや急な左カーブを曲がって徳富川の左岸を走る。

13.里見峠 14.北海道r625交差点 15.アップダウンとカーブが多い
 徳富川に近い里見峠を越えて少し走ると再び開けた場所に出る。北海道r625交差点を通過してからはアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路である。沿線には家屋が点在しているが、交通量は非常に少ない。

16.新十津川町字学園 17.7号橋 18.吉見橋
 徳富川の左岸の平地を西に向かって走る。沿線に大きな集落は存在しないが、点在する家屋が途切れる事なく続いている。学園という地名ながら学校がある訳ではない。西徳富幹線水路に架かる7号橋を渡るが、他にも名称が不明の橋をいくつか渡る。吉見橋は欄干が工事中のため車線幅が狭くなっていた。

19.吉野橋の手前から左カーブ 20.吉野公園の前を通る 21.徳富川沿いを走る
 吉見橋を渡った後にワッカウェンベツ川に架かる吉野橋を渡るが、その手前からやや急な左カーブとなっている。カーブが終わると吉野公園の前を通過するが、徳富川の三日月湖らしきものも確認できる。吉野公園を通り過ぎて少し走ると徳富川沿いを走る。

22.吉野集落 23.所々で川沿いとなる 24.北幌加橋
 徳富川の左岸を走り吉野集落を通り過ぎる。徳富川は蛇行しておりR451はカーブは多いものの川に比べると緩やかなカーブであり、そのため時折川沿いを走る区間もある。北幌加橋を渡ると右岸に移る。

25.下り6%勾配 26.徳富ダムへは右折する 27.道路通行規制区間に入る
 北幌加橋を渡って緩やかな勾配を上った先で6%勾配を下って幌加川橋を渡る。幌加集落を走っていると徳富ダムに至る町道(林道?)との交差点を通過し、左にカーブしながら上り勾配を走る。集落の端に閉鎖用のゲートが設置されており通行規制区間に入る。対象区間の距離は17.7kmだが、通行止になる規制値は記されていない。これは北海道内の他の通行規制区間と同様である。

28.開けた谷筋を走る 29.菊野橋 30.路肩部分が復旧工事中だった
 通行規制区間に入ってもセンターラインがなくなって道幅が狭くなるという事もなく2車線道路が続いている。奥幌加内川の谷筋を通っているが、比較的開けており薄暗い雰囲気はあまり感じない。菊野橋付近に田畑があるが建物は作業小屋程度しか見当たらない。かつては家屋もあったのだろうが廃村になって年月が経過していると思われる。菊野橋から程なくして川沿い部分の路肩の補修工事箇所を通過する。

31.路面凹凸ありは工事とは無関係と思われる 32.普通の2車線道路 33.舗装の凹凸が多い
 さらに走ると2ヶ所目の工事現場を通過する。どちらの工事箇所も手前に「路面凹凸あり」の警戒標識が設置されているが、工事による凹凸ではなく舗装そのものの凹凸を指していると思われる。凹凸が多い点を除けば普通の2車線道路だが、北海道内の国道としては路側帯がほとんどないため狭苦しく感じる。

34.青山トンネル 35.当別町に入る 36.四番川沿いを下る
 全長329mの青山トンネルをくぐって当別町に入る。ちなみに新十津川町は空知総合振興局に、当別町は石狩振興局に所属しており、振興局の境でもある。青山トンネルを出るとやや急な勾配を下り、四番川橋を渡ると左の急カーブを曲がって川沿いを走るようになる。

37.新十津川町側よりも舗装状況は良好 38.閉鎖用ゲートを通過 39.北海道r28交差点
 蛇行する四番川の右岸を緩やかに下って行く。新十津川町側に比べてカーブは少なく舗装の凹凸も少ないため走りやすい。沿線に田畑が見られるようになった後に閉鎖用ゲートを通過する。新十津川村側のゲートからの距離は約8.5kmであり、道路通行規制区間はゲート以降も続いている。
 緩やかな右カーブを曲がりながら北海道r28交差点を通過する。r28を南下すれば当別町の市街地に行く事ができるが、その距離は40km以上とかなり離れている。青山奥四番川集落からであれば当別町の中心部より新十津川町や滝川市の中心部の方が近い。

40.「留萌88km 浜益25km」 41.五番川橋 42.当別町にも凹凸注意区間あり
 北海道r28交差点を過ぎてすぐに当別川に架かる青山橋を渡ると上り勾配となる。当別川の右岸を走っていると五番川橋を渡る。四番川に続いて五番川ときたので調べてみたら一番川から五番川まであるらしく、そのうち四番川までは集落が現存している。六番川は河川は存在しないものの過去には集落があったようである。

43.石狩市に入る 44.舗装状況はあまり良くない 45.長い下り勾配が続く
 名もなき峠を越えると石狩市に入る。上り勾配から下り勾配になるだけで道路状況や周辺の風景には特に変化は見られない。浜益川の谷筋を淡々と下って行く。沿線に集落はなく、交通量は非常に少ない。集落跡と思われる場所に入ると閉鎖用ゲートを通過する。新十津川町字幌加のゲートから約17.7kmであり、ここまでが道路通行規制区間に該当する。

46.泥川橋 47.御料地集落 48.浜益川沿いを走る
 泥川橋を渡って少し走ると沿線に家屋が現れる。御料地という集落名はかつては御料林があった事に因むらしい。盤の沢橋で浜益川を渡ってからは右岸を走る。ほぼ平坦でカーブも少ないため走りやすい道路状況と言える。

49.黄金橋 50.石狩市浜益区実田 51.浜益川の左岸を快走
 黄金沢川に架かる黄金橋を渡るが、黄金沢川の上流に向かうと御料地牧場がある。石狩市営のようなので宮内庁が管理する御料牧場ではなく、御料地という場所にある牧場と思われる。実田集落に入ると視界が開けて緩やかな左カーブの後に実田橋を渡って浜益川の左岸に移る。

52.旧道との交差点を道なりに右へ進む 53.新於礼内橋 54.浜益温泉の前を通過
 浜益川の左岸の直線道路を走っていると旧道が交差している右カーブを曲がる。新於礼内橋を渡って左カーブを曲がり、その後いくつかのカーブを通過する。バイパス区間の中に浜益温泉がある。

55.実田浜中橋 56.旧道との交差点を右にカーブして通過
 実田浜中橋を渡った後に右の急カーブを曲がるが、そこには旧道が接続している。旧道と言ってもセンターライン付きの2車線道路で決して酷道とは言えない道路状況だが、歩道は設置されていない。一方でバイパスには歩道が設置されており走りやすさは向上している。

57.旧道合流後は直線道路 58.旧浜益村の中心部に差し掛かる 59.R231川下交差点を右折
 旧道との合流後は平坦な直線道路を真西の方角に向かって走る。旧浜益村の中心部に差し掛かると沿線の建物が増えるが道路状況は良好なままである。浜益郵便局の南でR231川下交差点に突き当たり、右折してR231との重複区間を留萌・増毛方面に進む。ここから起点までの全区間がR231重複区間であり、この川下交差点がR451の実質的な起点と言える。ちなみに重複率は6割超えており、当然ながら単独区間の割合は4割を下回っている。

国道451号 part2