国道442号
part1

R10大道入口交差点〜R57会々七里交差点
大分市→豊後大野市→竹田市

1.R10・R57・R197・R210・R217大道入口交差点 2.JR日豊本線 3.大分r21椎迫入口交差点
 JR日豊本線・豊肥本線・久大本線の大分駅の北西に位置するR10・R57・R197R210・R217大道入口交差点がR442の起点だが、R210に重複しているため案内標識におにぎりは表記されていない。他のおにぎりが表記されていないR57はR10佐伯方面に、R217はR197佐賀関方面に重複している。
 R210との重複区間を日田方面に進むとすぐにJR日豊本線のガードをくぐる。この東に大分駅がある。中央分離帯のない4車線道路を走っていると大分r21椎迫入口交差点を通過する。この交差点から南は曜日と時間帯によって中央線が変移する区間であり、平日の7時から8時30分は市街地に向かう北向きが3車線、南向きが1車線となる。中央線が変移している時は左側車線に移らなければならない。走行した日は休日であったため2車線とも南下できた。

4.この曜日この時間は南向き2車線 5.大道トンネル 6.大分r601大道トンネル南交差点
 椎迫入口交差点からは緩やかな上り勾配となり右カーブを曲がった後に大道トンネルをくぐる。上下線が分離したトンネルだが、中央線変移区間に含まれるため、本来南向き車線のトンネルは時間帯によって対面通行となる。トンネルを出ると大分r601大道トンネル南交差点を通過する。中央線変移時間であっても右折は可能である。

7.南大分跨線橋 8.R210交差点を右折
 大道トンネル南交差点を過ぎてすぐに南大分跨線橋でJR久大本線の上を通過し、跨線橋が終わった直後のR210交差点を右折して単独区間となる。大道入口交差点からの距離は約2.7kmである。

9.R210交差点の直後のみ4車線 10.大分r207田中三差路交差点 11.市街地向きは2車線
 R210交差点の直後は4車線道路だがすぐに左側車線が減少し、その後に大分r207田中三差路交差点を通過する。市街地に向かう車線は2車線あるため合計3車線の道路を南西に向かって走る。

12.明磧橋 13.E10大分道の宗方高架橋の下に大分r41交差点 14.左側車線が左折専用車線になる
 車線が増えて片側2車線道路となり大分川に架かる明磧橋を渡ってやや急なS字カーブを曲がっていると大分r41交差点を通過する。交差点の上にE10大分道があり、r41はそれを挟む形で上下線が分離している。市道との交差点で左側車線が左折専用車線となり多車線区間が終わる。舗装等が新しい事から多車線区間が延伸されてそれほど年月が経過していないと思われる。

15.対面2車線道路を走る 16.道路拡幅計画がある模様 17.R442現道との交差点を直進
 直線的な対面2車線道路を走っていると緩やかな勾配を下り、大分r623下芹交差点付近から平坦になる。道路沿いに空き地が見られる事からさらに多車線区間を延伸する計画があると推測できる。再び車線が増えた直後の交差点はバイパスと現道の交差点であり、直線がバイパスで右折が現道である。今回は直進してバイパスへと進んでいる。

18.R210国道442号入口交差点 19.「竹田38km」 20.霊山橋
 バイパスに進んで約200m走るとR210国道442号入口交差点を通過する。“国道442号入口”交差点となっているが、この交差点はR442の起点でもなければ終点でもない。国道442号入口交差点で左側車線が左折専用になるため以降は対面2車線道路になる。とは言えバイパスとして新たに造られた道路とあって線形は良く沿線の建物もほとんどないため走りやすい。霊山橋を渡ってやや急な右カーブを曲がる。

21.現道との廻栖野交差点 22.左折方向は旧道と思われる 23.旧野津原町に入る
 国道442号入口交差点から約2.5kmで廻栖野交差点を通過するが、右折の木ノ上方面が現道である。胡麻鶴集落を走り右カーブを曲がって胡麻鶴大橋を渡る。橋の手前で交差している道路は旧道と思われる。胡麻鶴大橋からは七瀬川の左岸を走り旧野津原町に入る。

24.広瀬橋 25.一の瀬橋 26.大分市野津原
 アップダウンとカーブが連続する2車線道路を淡々と走る。七瀬川はかなり蛇行しているが、国道は忠実に沿っている訳ではなくカーブは多いものの緩やかなものが大半で線形は悪くない。

27.アップダウンが多い 28.大分r412交差点 29.交通量の少ない快走路
 緩やかな勾配を上っていると矢ノ原集落で一時的に平坦になり、その集落内で大分r412交差点を通過する。その後少しだけ下った後は緩やかながら長い勾配を上る。交通量が少ないため多少上り勾配が続いても走りにくさは感じない。

30.ななせダム 31.道の駅「のつはる」 32.天神平橋
 長い勾配を上っているとななせダムの脇を通過し、そのすぐ先で道の駅「のつはる」を通過する。ダムは2020年4月から稼働しており、道の駅はダム本体が完成した直後に2019年11月30日に開業している。道の駅以降はダム湖であるのつはる湖の北岸を走る。

33.貝殻岳橋 34.基本は上り勾配だがアップダウンあり 35.大分r26交差点
 ダム本体は既に通り過ぎているが複数の橋梁で構成された走りやすいバイパス道路が続いている。山肌に沿った旧道がいくつか確認できるが、2021年5月時点のウオッちずでは国道扱いされている区間が存在している。ダム湖の西端部分を過ぎてからも緩やかな上り勾配の走りやすい道路が続いており、大分r26交差点を通過する。

36.「竹田方面 幅員減少」 37.国道は左側の道路 38.石合集落
 大分r26交差点から約200mでセンターラインがなくなって道幅が狭くなると同時に道路が二手に分かれる。Y字路なので分かりにくいが国道は左側の道路である。石合集落の1.5車線幅の狭路で走り抜ける。道の駅からr26交差点にかけての区間も改良される以前はこのような道路状況だったのだろう。

39.石合集落以降も狭路が続く 40.勾配は緩やか 41.豊後大野市に入る
 集落が途切れてからも1.5車線幅の狭路が続いている。市境に近い山間部ながら勾配はほとんどなくほぼ平坦な一方で小刻みなカーブが多く見通しは良くない。市境となっている七瀬川に沿って走っていると左にカーブして橋を渡って豊後大野市に入る。

42.荒木集落 43.豊後大野市に入ってからも狭い 44.センターラインが復活
 豊後大野市に入ってすぐに最初の集落の荒木集落を通り抜けるが、道路沿いに数軒の家屋のみの小さな集落である。集落以降は1.5車線幅の狭路が続いている。大分市側と同様に勾配は非常に緩やかだが、カーブが少ない点が異なる。市境から約2.9km走るとセンターラインが復活して2車線道路になるが、制限速度は40km/hとあまり高くない。

45.「竹田16km 朝地10km」 46.市万田川の上でヘアピンカーブ 47.休憩所(?)
 センターライン付きの2車線道路になって少し走ると温見集落を通り抜ける。大分r412や大分r30に行く事ができる市道との交差点を通過して集落を通り過ぎて少し走ると右のヘアピンカーブを曲がる。カーブの外側には神角寺林道が交差しており、カーブの先には休憩所のような建物が建っている。

48.男獄トンネル 49.紅葉橋 50.「犬飼31km 竹田10km」
 市万田川沿いの谷筋を走っていると男獄トンネルをくぐるが、見た目はトンネルというよりロックシェッドと言った方がよいかもしれない。紅葉橋以降は市万田川から離れ、道路状況が良くなる。アップダウンはあるもののカーブが少なく走りやすい。

51.大分r657交差点 52.交通量は少ない 53.大分r209交差点
 大分r657との交差点を通過するが、r657は1.0車線幅の狭路区間が存在するためか案内標識は設置されていない。さらに南下を続けると眞竹川の流域を走りる。旧朝地町の中心部の手前で大分r209交差点を通過する。

54.大分r518交差点 55.大分r57朝地交差点を道なりに進む
 大分r518交差点の直後に大分r57朝地交差点に突き当たる。案内標識では右折するようになっているが、実際には道なりに右方向へ直進する感じである。r57は竹田犬飼線という路線名で全区間がR57の旧道である。あえて国道と同じ番号にされたのかと思いきや、大分県道は56まで指定されていたため偶然の結果であるらしい。

56.「熊本84km 竹田5km」 57.竹田市に入る 58.竹田市三宅
 朝地交差点からはR57の旧道だった区間となるが、これまでと道路状況に大きな変化はなく対面2車線道路が続く。R57中九州道が無料で通行できる高規格道路とあって旧道となったこの区間の交通量は少なくなっていると思われる。JR豊肥本線と並走しながら走っていると鉄道トンネルの上を通過してから下り勾配となる。

59.R57の笹無田橋 60.新笹無田トンネル 61.挟田交差点
 JR豊肥本線とともに下っているとR57の笹無田橋の下を通り、その先で新笹無田トンネルをくぐる。右側に別のトンネルがみえるが、これは旧笹無田トンネルで現在は歩行者・自転車用として利用されている。豊肥本線と並走しながら川沿いを走っていると竹田市の市街地に繋がる市道との挟田交差点を通過する。

62.七里トンネル 63.千引橋 64.R57・大分r8・r47会々七里交差点
 新濁渕橋を渡って濁渕川の左岸に移って七里トンネルをくぐる。左に歩行者自転車用のトンネルがあるが、断面積が小さいことから笹無田トンネルとは異なり旧トンネルではなく人道用として掘られたものと思われる。七里トンネルを出ると千引橋で濁渕川とJR豊肥本線の上を通過し、その先でR57・大分r8・r47との会々七里交差点に至る。R442は直進してR57との重複区間を熊本方面に進む。R57中九州道はr47に接続する竹田ICまでしか供用されていないため元々r47だった約150mがR57に指定されている。交差点直近の案内標識ではそれが反映されているが、300m手前のものは未反映であった。

国道442号 part2