国道434号 |
part4 |
R186山崎交差点〜R187交差点 |
安芸太田町→廿日市市→ →岩国市 |
126.R191の跨道橋の下を通過 | 127.JR可部線の廃線跡 | 128.太田川の左岸を走る |
山崎交差点を左折してからはR186・R191との重複区間となる。3国道の重複区間だが3つ串刺しおにぎりは立てられていない。山崎交差点直後の右カーブの先でR191の跨道橋をくぐり、さらにその先でJR可部線のガードをくぐる。可部線は既に廃線になっており列車が通る事はない。その後は太田川のカーブの多い2車線道路を走る。急なカーブも存在するが、概ね走りやすい道路状況と言える。 |
131.轟大橋を渡る | 132.左側には中国道が並走 | 133.JR可部線とも並走していた |
戸河内IC入口交差点の直後に轟大橋で太田川を渡り、以降は支流のひとつの筒賀川沿いを走る。R191とは分岐したものの引き続きR186とは重複しており、100番代国道並の整備状況のため、走りやすい2車線道路となっている。交通量は加計郵便局前交差点以西のR433重複区間よりも増えているが、信号が少ないため流れは良い。中国道と並走しているが、中国道は筒賀川右岸の山裾の高い位置を走っている。また、廃線となったJR可部線とも並走しており、ガードを2ヶ所くぐる。2ヶ所目のガードから南は可部線は北西に向かうため並走が解消される。 |
134.旧筒賀村の中心部を走る | 135.左側の高架は中国道の下り車線 | 136.筒賀川沿いを快走 |
中国道の筒賀PAの西で旧筒賀村の中心部を通り抜ける。2車線道路ではあるものの沿線に家屋が密集しているため若干狭苦しく感じられる。中心部を通り過ぎてからも断続的に家屋が続いているが、走るにつれてその数はどんどん少なくなっていく。並走している中国道は上下線が離れた位置を走っており、上り線の高架をくぐった直後に下り線の高架と並走する。 |
137.2つとも中国道の高架 | 138.中国道はトンネルが多い | 139.国道の交通量は少ない |
筒賀川沿いの谷筋を走っていると何箇所も中国道の高架下をくぐる。蛇行する筒賀川に沿っている国道に対して中国道はトンネルを用いているからに他ならない。高速道路と一般道の関係からすれば特に珍しくもない光景である。が、ここでは合計7ヶ所も高架下をくぐっており、他に比べて多いと言える。 |
140.布引トンネル | 141.栃山トンネル | 142.中国道との最後の交差ポイント |
中国道の馬越トンネルの南には国道にもトンネルがある。右カーブの直後の布引トンネルとその先にある栃山トンネルである。どちらも短く照明は設けられていない。その後も中国道と絡み合うようにして筒賀川沿いの2車線道路を走る。 |
143.安芸太田町上筒賀坂原 | 144.廿日市市に入る | 145.市町境以降も上り勾配 |
安芸太田町側の最後の集落となる坂原集落を2車線道路で通り抜けて狭い谷筋を走っていると市町境を越えて廿日市市に入る。安芸太田町と廿日市市との境は峠部分ではないようで、廿日市市に入ってからも上り勾配が続いている。中国道との並走状態は続いているが、直接高架等が見える場所は少ない。 |
146.廿日市市吉和石原 | 147.中国道・吉和IC | 148.R186・R488吉和郵便局前交差点 |
廿日市市側の最初の集落である石原集落に入ると狭い谷筋を脱して明るい雰囲気になる。緩やかな勾配を下っていると中国道との吉和ICを通過し、その直後でR186・R488吉和郵便局前交差点を通過する。左折のR488湯来方面は酷道区間を経てR433との湯来出張所前交差点に至る。R434は引き続きR186と重複して大竹・佐伯方面に進む。 |
152.中国道との並走状態はまだ続いている | 153.おにぎりはR186のみ | 154.チェーン着脱場がある |
R488が分岐しても道路状況に変化はなく太田川に沿って緩やかなカーブを曲がりながら2車線道路を走る。中国道との並走状態はまだ続いており、高架をくぐった後は南側を並走している。中国道との距離はさほど離れていないが樹木などに視界を遮られるため目視する事ができない。中国道が冠山トンネルに入る所でR434(実質はR186)は南の方角に進み、中国道から離れる。 |
158.県境まで2車線 | 159.山口県岩国市に入る | 160.松の木峠はR434の最高地点 |
緩やかな勾配を上っていると山口県との県境の松の木峠に着く。峠を境に広島県側は2車線だが、山口県側はセンターラインのない1.8車線幅と狭くなってしまう。山口県と岩国市の境標識の奥には岩国市だけの境標識が立てられており、その反対側にはR434の最高地点である事を示す看板まで立てられている。標高は776mと特別高い訳ではない。 |
161.松の木峠からは狭い | 162.黄色いガードレールは山口県の特徴 | 163.中国道との並走は山口県に入っても続いている |
松の木峠からは1.8車線幅の狭路を下る。舗装状況は悪く凹凸が多く、いくつものヘアピンカーブで標高を下げる。黄色いガードレールに違和感を覚えるが、山口県が管理している国道と県道の特徴である。最後のヘアピンカーブの前後で中国道の下を3ヶ所通過する。 |
164.常国集落 | 165.道幅は狭いが舗装状態は悪くない | 166.三和集落から2車線になる |
中国道の高架下を通ってから程なくして山口県側最初の集落である常国を通過する。集落内及び通過後も道幅は狭いままで1.0〜1.8車線と離合に厳しい箇所もある。しかしこれまで越えてきた酷道峠に比べると走りやすいとすら感じるかもしれない。三和集落からセンターラインが現れて2車線道路になる。 |
167.距離が長い割に貴重なR434おにぎり | 168.宇佐トンネル | 169.拡幅工事中 |
センターラインが消えかけている区間もあるが走りやすい2車線道路が続いている。宇佐トンネルを通り抜けると中国道の高架下をくぐる。その先で幅員減少の標識が現れ、標識の通り道幅が狭くなる。2車線から1.0車線に急激に狭くなるが、拡幅のため山側が大規模に法面を削る工事が行われていた。鉄板で壁が造られており完全1.0車線幅だが交互通行規制は敷かれていなかった。 |
170.工事現場以降にも狭路が残っている | 171.山口r16の旧道(?)との交差点 | 172.高鉢山第1トンネル |
拡幅工事現場から先は1.0〜1.5車線幅の狭路が残っている。勾配はほどんとないが蛇行する宇佐川に沿っているためカーブは多い。約1.7kmに渡って狭路を走ると急にセンターラインが復活して2車線道路になる。以降は緩やかな下り勾配の快走路が続いている。小さな案内標識が設置されている山口r16との交差点を通過するが、県道として表記していない地図が多い事から既に県道の指定を外されている可能性がある。舗装が新しい状態になり高鉢山第1トンネルをくぐる。第1トンネルと名付けられているものの現時点では第2トンネルは存在していない。 |
173.2車線快走路を緩やかに下る | 174.山口r16交差点 | 175.宇佐川沿いを走る |
高鉢山第1トンネルから南も2車線快走路が続いている。勾配は決して緩やかではないがカーブの少ない線形のため走りやすい。山口r16と山口r59との交差点を相次いで通過し、宇佐川沿いの2車線道路をひたすら下る。 |
176.国鉄岩日北線の第4宇佐川橋梁 | 177.須川トンネル | 178.岩国市錦町須川 |
案内標識のない山口r120交差点を通過して宇佐川を渡り、左岸を走っていると国道と宇佐川を一気に渡る橋の下を通る。国鉄岩日北線の第4宇佐川橋梁だがその上を列車が走る事はない。廃線、ではなく開通前に工事が凍結された未成線である。一方のR434の方は宇佐川に沿った2車線道路を快走する事ができる。宇佐川を渡った直後に須川トンネルをくぐり、トンネルを出た所で再び宇佐川を渡る。 |
179.乙女峡トンネル | 180.国鉄岩日北線の第3宇佐川橋梁 | 181.山口r134交差点 |
乙女峡トンネルの前後でも宇佐川を渡っており、左岸を走っている旧道と比較して線形はかなり改良されており走りやすい状況が続いている。分断区間を抱える山口r134交差点を通過して、その先で雙津峡温泉を通り過ぎる。右カーブの先では岩日北線の第2宇佐川橋梁をくぐる。この第2宇佐川橋梁の少し北まではとことこトレインという観光用の車両が運行されている。 |
182.宇佐川の右岸を走る | 183.国鉄岩日北線の第1宇佐川橋梁 | 184.R187交差点を左折 |
宇佐川を挟んで岩日北線未成線と並走しながらほとんど勾配のない2車線道路を走る。宇佐川の支流の大野川を渡って左にカーブすると岩日北線の第1宇佐川橋梁の下を通り、その先でR187との交差点に突き当たる。案内標識はソトバ等にR434は表示されていないが、この信号機のない交差点を左折して岩国市街地に方面に進む。 |
国道434号 part5 |