国道431号 |
part1 |
R9大島交差点〜R485付属中前交差点 |
出雲市→松江市 |
1.R9大島交差点 | 2.大島交差点付近は車線増設(?)工事中だった | 3.境橋 |
出雲大社のある出雲市の南西に位置するR9大島交差点がR431の起点であり、ここから鳥取県米子市に向かう。起点、終点共にR9との交差点だが、R9が宍道湖と中海の南側を通っているのに対してR431は北側を通っている。 R9・島根r337大島交差点からは米子市のある方角の東ではなくまず北に伸びている。案内標識には出雲大社としか表記されておらず、酷道であるのを想像させる演出がされている。しかしR431に入ると普通の2車線道路であり、交通量が多くて渋滞しやすいのか車線増設と思われる工事が行われていた。工事現場を過ぎると境橋で神戸川を渡る。橋の前後でアップダウンがある他は平坦で走りやすい道路状況である。 |
4.2車線快走路を北上 | 5.えびす通りという通称あり | 6.万代橋東交差点を左折 |
出雲長浜中核工業団地を通り過ぎ、緩やかなカーブを描きながら平坦な2車線快走路を北上する。大島交差点から約5.0kmで右カーブの途中の万代橋東交差点を左折して日御碕方面に進む。R431の案内されている地名と「松江方面は直進願います」という標識が立てられている事から酷道的な妖しさを感じずにはいられない。 |
7.案内標識のないT字路を右折 | 8.軒先酷道区間が始まる | 9.露骨に狭くなる |
万代橋東交差点を左折して2ヶ所目のT字路を右折するのがR431である。信号機どころか案内標識もソトバもなく、強いて目印を上げるとT字路がある事を示す警戒標識だろうか。ちなみに直進の2車線の道路もR431なのだが、情報が古い地図では島根r29と表記しているものもある。 バイパスとの交差点を右折すると「この先1.5km区間 大型車の 通行は困難です」という警告がなされている。案内標識のない交差点からわざわざ進入してくる大型車がいるとは思えない生活道路然とした雰囲気で、路面の「スクールゾーン」という文字が目立つ。交差点からしばらくは1.5車線幅だが、200m程走ると1.0車線幅とさらに狭くなる。この道幅を大型車で走行するのは“困難”ではなく“不可能”なのではないだろうか。 |
10.歩道の幅と大差ない車道 | 11.側溝に蓋がなければ軽自動車でも厳しい道幅 | 12.交差している市道は2車線 |
1.0車線幅の狭路が終わって広くなったと言っても1.5車線幅なので乗用車同士の離合も困難である。右側に歩道が設けられているように見えるが、その幅からして暗渠を歩道のようにしたものと思われる。暗渠歩道区間が終わると両側に側溝のある1.0車線幅とまたしても大型車が通行できなさそうな道路状況になる。側溝に蓋がなければ軽自動車でもビクビクしながらの運転になるだろう。堀川を渡った先で信号機付きの交差点を通過するが、交差している市道は2車線と市道の方が整備状況が良い。 |
13.狭路ながら走りやすく感じる箇所もある | 14.おにぎりは全く設置されていない | 15.前後でオフセットしている交差点もある |
市道との交差点の直後は1.8車線幅+広めの路側帯の今までよりは道幅に余裕がある。しかしその距離は短く道幅が1.5車線になると同時に広い路側帯もなくなってしまう。常に両側には家屋が建っており、人里離れた断崖絶壁を走っている時とは異なる緊張感を強いられる。早朝のため歩行者・自転車はほとんどいないが、集落内かつ出雲大社に近いため昼間だとさらに難儀するかもしれない。 |
16.舗装の色が変わる交差点は道なりに右方向へ進む | 17.山陰合同銀行の前を左折 | 18.舗装が観光地仕様 |
非常に緩やかな勾配の1.0車線幅道路を走っていると舗装の色が変わり、直後の市道との交差点は道なりに右へ進む。さらにすぐ先の山陰合同銀行の西側のY字路は左方向へ進む。どちらも案内標識がないため、特に後者は事前にルート確認していないと国道から外れてしまう可能性が高い。S字状に進んだ交差点から先も狭路が続いているが、出雲大社にだいぶ近付いたためか沿線には一般の家屋に混じって旅館等も見られる。 |
19.r29交差点を右折 | 20.出雲大社の南は上り勾配 | 21.島根r161交差点 |
バイパスとの交差点から約2.1kmで海側を回ってきたバイパスと再び交差する。出雲大社の出入口に当たるこの交差点を右折がR431だが、案内標識は設置されていない。このバイパス交差点間の軒先酷道区間は、実は余りの軒先酷道振りに経路変更が行われており、それを反映されたか否かの違いである。実際に元r29であった区間にはR431のおにぎりが立てられている。弊サイトでは酷な方を選ぶという方針の下、国道扱いしている地図があるため軒先区間を走行した。 元r29のバイパスとの交差点を右折してからは2車線道路となり、出雲大社の南側を右にカーブしながら勾配を上る。勾配が落ち着くと左に大きくカーブし、その中ほどに島根r161が交差している。 |
22.コンビニの前に動物注意 | 23.山裾を走る快走路 | 24.島根r276交差点 |
古代出雲歴史博物館の前を通り過ぎてからは北側の山地の裾野を走っており、平坦かつカーブが少ないため走りやすい。北側の山はその山容こそ激しいものではないが、海岸まで続いているため集落は少ないようで北に伸びている車両が通行できる道路は市道を含めて存在しない。R431が交差する島根r28、r276、r286全て南側に伸びている。 |
34.バイパス区間が終わってからも快走路が続いている | 35.正面に宍道湖が見える | 36.宍道湖の湖畔を走る |
旧道らしき道路との交差点を通過するという事はバイパス区間が終わる事を意味するが、道路状況はバイパスと比べても遜色のない快走路が続いている。湯谷川の左岸をほぼ一直線に走っていると接近してきた一畑電鉄と共に平田船川を渡る。布崎駅付近はやや急なアップダウンがあるが走りにくいと言える程ではない。勾配を下りてくる地点で前方に宍道湖が見え、S字カーブ状に一畑電鉄をオーバーパスしてからは湖畔を走るようになる。 |
37.松江市に入る | 38.宍道湖と一畑電鉄に挟まれている | 39.道の駅「秋鹿なぎさ公園」 |
一畑電鉄と宍道湖に挟まれながら緩やかなアップダウンとカーブの2車線快走路を走っていると松江市に入る。島根県の県庁所在地に入ったとは言え、中心部から離れているため湖畔を走るローカル快走路という状況が続いている。松江フォーゲルパーク駅と秋鹿町駅のほぼ中間で道の駅「秋鹿なぎさ公園」を通過する。周辺にコンビニ等が少ない場所なので観光ルート的にはちょうど良い位置にあると思う。また、「秋鹿なぎさ公園」は宍道湖北岸のほぼ中間とも言える位置にある。 |
40.左の建物は島根県運転免許センター | 41.湖畔だけを走っている訳ではない | 42.松江市西浜佐陀町 |
道の駅からも宍道湖畔の2車線快走路が続いている。走行した日は風は弱かったのだが、強かったとしても外海ではないため波は高くならないだろう。松江イングリッシュセンター駅の少し西からは湖畔を離れた位置を走っており湖のある南側にも建物が建っている事も多い。 |
国道431号 part2 |