国道422号
part5

R166向赤桶交差点〜三重r53交差点
松阪市→大台町

217.おにぎりはR166のみ 218.新赤桶橋 219.片栗子集落
 向赤桶交差点からはR166との重複区間となり、改良された2車線道路を走る。右カーブの先で新赤桶橋を渡って旧道との赤桶交差点を通過する。新赤桶橋は1990年に供用されており、R422の赤桶橋よりも古い。赤桶橋が架け替えられた際も名称が変更されなかったようである。

220.田引トンネル 221.旧道との交差点 222.新田引橋
 櫛田川の左岸を走っていると田引トンネルをくぐる。トンネルの前後に旧道が交差しているが、沿線に何もないにもかかわらず閉鎖されておらず通行可能である。中切集落で旧道との交差点を通過して新田引橋を渡り口野々集落山の間を走り、やや急な左カーブを曲がる。

223.片平橋 224.新毛原橋 225.毛原橋
 片平橋と新毛原橋を相次いで渡るが、その間に旧道との連絡道路が交差している。毛原集落を過ぎると毛原橋を渡って旧道と合流する。西詰に電光掲示板が設置されているが、道路情報ではなく14kmほど上流にある蓮ダムの情報を表示するものである。

226.「奈良92km 桜井59km 東吉野39km」 227.粟野橋 228.向粟野集落
 下粟野集落を走っていると粟野橋を渡って櫛田川の右岸に移る。下流には1.5車線幅の旧粟野橋が架かっていたが、既に撤去されている。2018年にR166を走行した際は拡幅された直後だったが、2023年にはどこを拡幅したかわからなくなる程度になっていた。

229.2車線快走路区間が終わる 230.飯高大橋 231.川俣橋は未改良
 左カーブの先でセンターラインがなくなって道幅も1.8車線程度にまで狭くなり、1.5車線幅の飯高大橋を渡って左カーブを曲がるとセンターラインが復活する。飯高大橋の東には道路用地が確保されており、それを見る限り橋も架け替えられると思われる。センターライン付きの2車線道路になったものの川俣橋の手前で再び狭くなる。

232.福本橋 233.柳瀬集落 234.櫛田川沿いをひたすら走る
 再びセンターライン付きの2車線道路になるも福本橋の手前でまたしても狭くなる。とは言え1.8〜2.0車線程度の道幅なので交通量の少ないタイミングであればさほど離合に苦労する事もないだろう。ただし、100番代国道なので交通量はそこそこあるしダンプを中心に大型車の通行も少なくない。

235.R166大谷橋交差点を左折 236.大谷橋 237.三重r569交差点を左折
 櫛田川に沿って右カーブを曲がった先の大谷橋交差点を左折してR166から分岐する。案内標識は設置されているもののR422のおにぎりが表記されていないため直進してしまわないように注意を要する。また、橋の北詰とあって交差点が凸形状のため見通しが悪いため対向車に留意しなければならない。
 大谷橋交差点の直後に大谷橋を渡るが、1.5車線幅のため橋上での離合はできない。橋を渡り終えて1.5車線幅道路を少し下って突き当たった三重r569との交差点を左折する。こちらにはおにぎりが表記された案内標識が設置されているが、逆方向の走行の場合は案内標識が設置されておらずr569に直進してしまう可能性がある。また、この交差点から大台町方面は雨量通行規制区間であり、連続雨量150mm超、時間雨量30mm超で通行止になる。大台町野又までの41kmとなっているが、実際の距離は30km程度と乖離がある。

238.三重r569交差点以降も狭い 239.湯谷川沿いを走る 240.1.0車線幅の箇所もある
 三重r569交差点からも道幅は狭く、1.5車線幅程度しかない。栃川集落内はほぼ勾配のない状態で小刻みなカーブが連続しており見通しは悪い。湯谷川の谷筋に入ると上り勾配が始まり、沿線の家屋も少なくなる。林道との交差点をいくつか通過するが、どの林道も行止りでどこかに通り抜けられる訳ではない。

241.カーブが多く見通しは悪い 242.勾配は緩やか 243.湯谷トンネル
 山間部を走っていると勾配は緩やかな一方でカーブが多く見通しが悪い。集落のない区間が長いものの昼間であれば意外に多くの交通量があるため離合に難儀するかもしれない。林道が交差している左カーブを曲がった先で湯谷トンネルをくぐって大台町に入る。トンネル内のみセンターラインが引かれている。

244.湯谷トンネル以降は下り勾配 245.大台町側の勾配も緩やか 246.崩落復旧跡(?)は少し拡幅されている
 湯谷トンネルからは下り勾配となる。松阪市側と同じく等高線に沿っているため勾配は緩やかだがカーブが多く見通しは悪い。トンネルを出て約500mで右の急カーブを曲がるが、その外側に湯谷不動明王があり、鳥居の傍には湧き水もある。南側が開けているが眺望が良い訳ではない。

247.栗谷川の対岸に水田あり 248.中木屋集落 249.集落には待避所が設置されている
 栗谷川の対岸に水田(跡?)が見えてから少し走ると中木屋集落に差し掛かる。道幅は1.5〜1.8車線とやや広くなるが、制限速度は30km/hと低く設定されている。所々に退避可能なスペースも設置されており、集落のない区間よりも走りやすい。

250.離合できない1.0車線幅区間もある 251.短距離ながら拡幅工事中 252.センターラインが現れる
 離合のできない1.0車線幅区間もあるが、所々に退避所があるため幾分か気楽に通行できる。左の急カーブを過ぎると谷側を埋め立てる形で拡幅工事が行われているが、施工延長は短く快走路になるにはまだまだ時間を要するだろう。センターラインが現れて2車線道路になってからもカーブの多い状態は続く。

253.栗谷川沿いを走る 254.公衆トイレの先でセンターラインがなくなる 255.集落のない場所にも1.0車線幅区間がある
 センターライン付きの2車線道路になってからは走りやすくなるが、下出集落の公衆トイレの前を通り過ぎた先の短い橋からは1.8車線幅道路になってしまう。赤坂集落には1.0車線幅区間も残っている。

256.小規模な集落を繋いでいる 257.芦谷橋 258.看板は湯谷峠に向かう車両用だが…
 1.5〜2.0車線幅の広狭が混在した道路をひたすら走る。栗谷川に忠実に沿っている訳ではないがカーブが多いのが特徴である。2車線道路になってすぐに湯谷峠が積雪・凍結時にチェーンを装着するように警告する看板が設置されている。本来は湯谷峠に向かう車両に見えないといけないのだが、逆に湯谷峠から来る車両に見えるようになっていた。おそらく回転式で冬期間が終わって向きが変えられたのだろうが、真反対ではなく90度回転して見えなくするのが正しいのではないだろうか。

259.山側にも排水溝がある 260.栗谷口集落 261.三重r31交差点を右折
 栗谷橋を渡るとセンターラインがなくなって1.0〜1.5車線幅の狭路を栗谷川に沿って走る。左にカーブして川から離れて下った先で三重r31との交差点に突き当たる。案内標識は設置されておらずソトバが頼りだが、R422は右折である。かつては鳥居のようなものをくぐった直後のかなり鋭角な交差点だったが、交差点の位置を変えることで角度が改良されていた。

262.大台町野代まで雨量通行規制区間 263.天明橋 264.明豆集落
 三重r31交差点からはセンターライン付きの2車線道路になるが、雨量通行規制区間は続いている。大台町野野又までの29kmとなっているが、実際の距離は17km程度なので12kmも乖離している。
 宮川の左岸の2車線道路を走っているとこれまで並走していた栗谷川に架けられた天明橋を渡る。明豆集落は消えかけているセンターラインも多いが平坦でカーブも少なく走りやすい。

265.明豆集落の端で狭くなる 266.御棟集落 267.大村谷林道との交差点
 明豆集落の南端できれいに1車線分がなくなって1.0車線幅狭路区間が始まる。約400m走るとセンターラインが復活して御棟集落は2車線道路で通り抜ける。隣の小滝集落に入ってからしばらくは2車線道路である。

268.大台町役場領内出張所付近から狭くなる 269.左折した先の領内橋は歩行者・2輪車のみ通行可能 270.始神橋
 大台町役場領内出張所を通り過ぎた直後に道幅が狭くなり、家屋が建ち並ぶ中の1.5車線幅狭路を走る。領内郵便局の前で交差している町道を下ると領内橋に至る。1.0車線幅と狭いもののかつては車両も通行できたが、現在は歩行者と2輪車しか通行できない。新しい領内橋は1kmほど下流に架けられている。始神橋を渡ると神滝集落に入るが、道幅は狭いままである。

271.咳地蔵堂の前を通る 272.大井集落への町道との交差点は道なりに右へ進む 273.広狭が混在
 小滝集落を過ぎてからも1.5〜1.8車線幅狭路が続いている。咳地蔵堂の前を通り過ぎた後に神滝集落に差し掛かる。大井集落に至る町道とのY字路は道なりに右方向へ進む。神滝集落を過ぎるとセンターライン付きの2車線道路になるが、神瀧橋の直後で1.5車線幅に戻ってしまう。

274.蟇之谷橋 275.東井戸集落 276.八知山隧道閉鎖時はここを左折して迂回していた
 1.5車線幅道路を少し走って蟇之谷橋の手前でセンターライン付きの2車線道路になるがすぐに1.8車線幅道路になってしまう。里中集落で町道との交差点を通過するが、この先の八知山隧道が落石の危険性があるため閉鎖されていた際の迂回路に指定されていた。そのため路面には大杉方面という文字とともに左折方向の矢印が描かれていたが、新八知山トンネルが供用されてから矢印は直進に変更されている。なお、八知山隧道が閉鎖されたのは1998年で、2017年に新八知山トンネルが開通するまでの20年弱に渡って不通状態が続いていた。

277.小又集落 278.新八知山トンネル 279.旧道との交差点
 過去2回の走行時は八知山隧道が閉鎖されていたため、交差点から西の区間は初めての走行となる。1.5車線幅とセンターライン付きの2車線道路が混在した状態を走っていると新八知山トンネルをくぐる。トンネルを出た直後で交差している道路が旧道である。

280.新八知山トンネル以西は快走路 281.拡幅工事が進行中 282.大熊橋
 新八知山トンネルからは改良された走りやすい2車線道路となるが、それも長くは続かず700m程で1.5車線幅狭路になってしまう。川側を埋め立てて拡幅用地が造られているのが確認できるが、その延長は長くない。大熊橋を渡るとセンターライン付きの2車線道路になる。

283.「ダム放流に注意」 284.半次郎橋の西詰を通過 285.本郷集落
 大熊橋からしばらくは走りやすい2車線道路が続く。公衆トイレや公衆電話のあるからすき谷公園を通り過ぎて数軒のみの番屋集落を過ぎるとセンターラインがなくなって1.5車線幅道路になる。その後1.8車線幅程度と多少広くなる。三重r31交差点以降の交通量は極めて少ないため狭路区間もさほど苦にならない。

286.後谷集落の西にロックシェッドあり 287.古ヶ野集落 288.三重r53交差点を左折
 山岳部を走る区間が多いながら唯一のロックシェッドをくぐって左カーブを曲がって古ヶ野集落を通り抜けた先で三重r53との交差点を左折する。案内標識は設置されておらずソトバだけが頼りである。交差点の北に雨量通行規制区間を示す標識が設置されており、連続雨量150mm超、時間雨量30mm超という値は三重r31交差点付近と同じだが、区間は飯高町栃川までの38kmとなっており湯谷トンネル区間を含んでいる。飯高町栃川という場所はおそらくR166との大谷橋交差点を指していると思われるが、そこまでの距離は28km程度なので実際の距離との乖離が大きい。

国道422号 part6