国道413号

R16西橋本5交差点〜R137上宿交差点
相模原市→城山町→津久井町→道志村→山中湖村→富士吉田市

1.R16の側道に入ると西橋本5交差点となる 2.沿線には比較的商業施設が多い 3.平丸TNはここからまだ20kmも先のトンネル
 神奈川県内の国道は大抵が整備されており酷道と呼べるものはほとんど残っていない。その中で神奈川最後の酷道として残っているのがこのR413である。結論から言うと酷道と言っても大したことないんだけどね。だからあまり期待しないようにしてください。

 R413を終点のR16西橋本5交差点から走り始める。JR横浜線のすぐ南で、渋滞することで名高いR16・R129の橋本五差路交差点の北側に位置している。R16を南から走ってきた場合はJRの線路をパスする高架の側道に入ることになる。側道の先の交差点が西橋本5交差点と言うわけだ。R413はこれを左折して相模湖・津久井方面へと向かう。対面2車線のごく普通の道路で交通量も比較的多い。そんな中目に入ったのが「R413平丸トンネル先 夜間前面通行止」の電光掲示板。こういうのを見てしまうと否が応でも酷道を思い浮かべて行きたくなるのがマニアというもの。どんな状態なのか楽しみな気持ちを抑えつつ先に進む。ちなみに平丸トンネルは山梨県境に手前の、約20kmも先のトンネルのことである。

4.これがなければ直進してしまう可能性高し 5.高架は神奈川r508 6.津久井湖城山公園付近は大きなアップダウンあり
 神奈川r48川尻農協前交差点は5差路だがR413は道なりに直進すればよい。急勾配の先で突き当たりにぶつかるがここは左折し、神奈川r510久保沢交差点を直進して高架の下をくぐる。たかが500番代の県道がこんな立派な高架になっているのは、地理的要件に加えて川尻石器時代遺跡があるから!?r510の高架と合流して一瞬だけ4車線となるがすぐに2車線に戻る。r510合流以西はアップダウンが大きく、交通量によっては流れが悪くなりそうな雰囲気を持っている。

7.津久井ダムの上を通過 8.意外に栄えている津久井町の中心部 9.R412三ヶ木交差点は左折する
 津久井ダムの上を通って津久井町に入るが、意外にも沿線にファミレスやらコンビにやらが多いのに驚く。R413のすぐ北にある津久井湖を始め、相模湖や相模湖ピクニックランドなどレジャー向けの施設があるため観光客が多く訪れる証拠だろう。実際に行楽シーズンの晴れた休日などこの先のR412の渋滞っぷりは目も当てられないような状況となることが多い。早朝だからと油断しているととんでもない目に遭う。
 そのR412とは津久井町北西部の山ヶ木交差点で交差する。案内標識を見ると直進・右折共にR412となっているが、R413は左折の「厚木 半原」方面のR412に重複して一時南下する。重複区間はアップダウンは大きいが2車線と普通以上には整備されているので走りにくさは感じない。

10.再びR413単独区間に戻る 11.すでに改良済みでいくつかの大きな橋を渡って進む
 約800mほどの重複ののち青山交差点線を右折すると単独となる。ここからは今までと異なり沿線の店舗施設はほとんどない、山間部となる。と言ってもいきなり狭くてカーブの多い道路となるわけではない。観光客の足を確保するためか、程よく整備された道路が続いている。場所が場所だけに信号などほとんどなく気持ち良く走ることが可能。ただし前にチンタラ走る車がいなければの話になってしまうが。

12.酷道を予想させる警告標識だが・・・ 13.広いわけではないが走りにくいと言うほどでもない 14.減速さえすれば難なく離合可能
 相模原市内の電光掲示板に出ていた平丸トンネル付近から雰囲気が怪しくなってくる。雨量規制を示す警告標識の先ではセンターラインがなくなり道幅が狭くなる。狭くなると言っても1.8車線ほどなので離合に難儀するようなことはあまりないと思われる。しかしキャンプ場が多いためか交通量が少ないとは言えない。サンドラが多い状況であれば簡単に詰まってしまう可能性が無きにしも非ず。筆者のような物好きには物足らない状態なのだが・・・

15.道志川にかかる橋を渡ると山梨県道志村に入る 16.道志村は整備された山道が続く 17.いくつもの集落を通り過ぎていく
 神奈川r76との交差点以降は2車線に戻りそのまま山梨県道志村に入る。しばらくは急勾配・急カーブの山道となっているが、野原の集落以西はそれも幾分か緩やかになる。あとは集落を繋ぐ2車線が続くが、ほとんどは快走できる状態となっている。しかし路面は若干荒れ気味なので調子に乗ってとばしているとデトマソの持病が発症してしまう。
 お隣の山中湖村との境の山伏峠に近づくと勾配がきつくなる。神奈川県との境付近と同じパターンだ。ヘアピンカーブを抜けると村境の山伏トンネルとなる。余談だが、R413は細長い道志村を貫く形で走っていて、この山伏トンネルと神奈川県境、そして村の中央部から西に伸びている山梨r24が村に出入できる全ての道路となっている。

18.山中湖の西端の突き当たりは左折する 19.ここもそれなりに有名な観光地 20.R138旭日丘交差点を直進して重複区間に入る
 山伏トンネルを抜けて山中湖村に入るとずっと下りが続く。下りきった所で山梨r729とのT字路に突き当たるが、R413の方が感応式となった信号に出迎えられる。ここを左折してその直後の山梨r730交差点を道なりに右方向へと進む。津久井町、道志村と続いてここも観光地となっている。観光資源は村の名からも分かるとおり、山中湖である。R413は山中湖の南側に沿って西へと進む。天候は今ひとつだが休日なので交通量は多い。観光地だけあって他府県ナンバーも見られる。
 山中湖南側のほぼ中央部でR138旭日丘交差点となるが、ここを直進すればR138との重複区間となる。これ以後R413の名は表舞台から消え去ってしまう。

21.山中湖を望みながら西進する 22.交通量の割には整備状況は遅れているか?
 旭日丘交差点で実質的なR413は終わっているが法的にはR138と重複して富士吉田市の上宿交差点まで続いていることになっている。右手に山中湖畔を眺めながら進んでいく。山中湖から離れると何の変哲もない2車線道路となり普通に走ってりゃ起点の上宿交差点に到着する。その後は上宿交差点を起点とするR300のトレースに突入した。

 筆者のようなマニアには物足りない国道だが、沿線にキャンプ場やら湖やら観光地が多いし普通にドライブするにはお薦めの国道である。ただしシーズン中の休日はそれなりに混雑します。