国道406号
part2

R148北城交差点〜長野r36鬼無里交差点
白馬村→小川村→長野市

42.JR大糸線の大出踏切 43.異常気象時通行規制区間に入る 44.「長野45km 戸隠39km 鬼無里25km」
 北城交差点を右折してR148から単独分岐した直後にJR大糸線の大出踏切を通過する。村道との大出交差点のすぐ先には異常気象時通行止規制の起点を示す標識が立っているが、それによると時間雨量15mm超もしくは連続雨量80mmで通行止となる。その規制とは裏腹にしばらくは緩やかな上り勾配の2車線快走路が続く。

45.天神宮橋 46.カーブの多い上り勾配 47.山間部のためスノーシェッドあり
 北城交差点から約700mで天神宮橋を渡るが、その辺りで沿線の建物が途切れて勾配がきつくなるうえにカーブが多くなって山道の様相を帯びてくる。峰方沢の谷筋を走っているが、沢は道路よりも蛇行している。

48.チェーン着脱場あり 49.花園集落への村道との交差点 50.山田橋
 峰方沢に沿った上り勾配の2車線道路を走っていると幸田集落に至る村道や花園集落に至る村道との交差点を通過する。2つとも村道沿線にあるためR406の沿線には集落のない状態が続く。

51.災害復旧工事のため片側交互通行規制 52.峯方集落 53.堀田集落への村道との交差点
 法面崩落に伴う復旧工事区間は片側交互通行規制が敷かれており、その現場から程なくしてヘアピンカーブを2ヶ所通過する。その後峯方集落を通り抜けるが、ペンションも建っておりただの山間部の集落とは異なる雰囲気である。一ノ倉集落が白馬村内におけるR406沿線の最後の集落だが、その南に交差している村道を進むと堀田集落に行く事ができる。

54.一ノ倉集落以降は無人地帯 55.「落石のおそれあり」 56.道幅が狭くなる
 村道が交差している左の急カーブを曲がると電光掲示板が設置されており、以降は集落のない場所を走る事になる。消えかけているとは言えセンターライン付きの2車線道路が続いているもののカーブが多く見通しが悪いため決して走りやすい道路状況ではない。また、センターラインのない1.5車線幅の区間も存在している。交通量は極めて少なく対向車に遭遇する事は稀ではある。

57.白沢洞門 58.白沢洞門から北アルプスを望む 59.北アルプス
 北城交差点から約8.8kmで白沢洞門が接続した白沢隧道をくぐる。1.5車線幅の酷道にはありがちなトンネルだが、長野市から白馬村に向かって走っていれば出口で北アルプスを遠望できる好景観地である。

60.白沢隧道以降も白馬村域を走る 61.ガードロープが整備されている 62.路面状況はあまり良くない
 白沢隧道以降はセンターラインのない1.5〜2.0車線幅とやや狭い道路状況となっている。等高線に沿っているため勾配は急ではないが、それ故に小刻みなカーブが多く見通しは悪い。また、積雪地域であるためアスファルトのひび割れと補修痕が目立ち凹凸が多い。

63.小川村に入る 64.道路状況に変化なし 65.藤口隧道
 1.5〜2.0車線幅の道路を走っていると小川村に入る。北城交差点からの距離は約11.5kmである。小川村に入っても沿線に集落のない状態が続いており、交通量はほとんどない。白馬村域に源流のある天神川の左岸の斜面を走っていると藤口隧道をくぐる。

66.長野市に入る 67.一之坂集落 68.相変わらず勾配は緩やか
 小川村に入ってから約1.2km走ると長野市に入る。市村境付近には道路が交差しており、右折してその道路を進むと李平集落に至る。さらにその村道を進むと長野市域を掠めた後に小川村の中心部まで行く事ができる。
 長野市に入ったと言っても平成の大合併より以前は鬼無里村域だった場所であり、道路状況や風景には特に変化はなく、1.5〜2.0車線幅の狭路が続いている。勾配が緩やかな点に変化はないが、カーブは幾分か緩やかで数も少なくなっている。市村境から約700mで最初の集落の一之坂集落を通過する。

69.押切集落 70.舗装の状態は良くない 71.鬼無里の里(奥裾花温泉)の前を通過
 天神川の流域を走っていると押切集落を通過する。蛇行する天神川を何ヶ所か渡っているが、道幅は広くなくバイパスと言える道路状況ではない。鬼無里の里という温泉を併設した宿泊施設の前を通るが、そこもセンターラインのない狭路である。

72.天神川の流域を走る 73.府成洞門 74.西京集落
 田之頭集落を過ぎると家屋のない谷筋を走り、府成洞門をくぐる。洞門内だけはセンターライン付きの2車線道路だが、府成集落は1.5車線幅の狭路である。西京集落に差し掛かると沿線に家屋が増える。

75.長野r435(?)交差点は右方向へ進む 76.西京集落の中心部は2車線道路 77.「須坂36km 長野24km 戸隠18km」
 西京集落の西部で長野r435との交差点を右方向へと進む。案内標識は設置されているが、小さいため目立たずヘキサも表記されてない。西京集落の中心部と思われる場所はセンターライン付きの2車線道路となっているが、その距離は短く家屋が途切れると同時に1.8車線幅になってしまう。

78.足出洞門 79.十二平集落 80.松原集落
 西京集落を通り過ぎてからは1.8車線幅の道路を走り、足出洞門をくぐり、さらに少し走ると七ッ室洞門をくぐる。どちらも洞門も内部はカーブしているが、洞門以外の区間の方が急カーブである。その後はセンターライン付きの2車線道路と1.8〜2.0車線幅を繰り返しながら交通量の少ない道路を走る。

81.旧鬼無里村の中心部に差し掛かる 82.長野r36交差点 83.長野r36鬼無里交差点を右折
 旧鬼無里村の中心部に差し掛かると周囲の家屋が増えてくる。裾花川沿いになった所で長野r36交差点を通過する。交差点の先がY字路になっているが、R406は左側の上り勾配となっている方である。なお、案内標識には右前方の道路は表記されていない。
 緩やかな上り勾配の道路を左にカーブした先でr36鬼無里交差点に至る。R406は右折して須坂・長野方面に進む。前述のとおり、鬼無里村は合併して長野市となったが、それは2005年であり、案内標識は10年以上も修正されていないのだろう。

国道406号 part3