国道376号 |
part1 |
R9仁保入口交差点〜R315長穂交差点 |
山口市→周南市 |
1.R9仁保入口交差点 | 2.ごく普通の2車線道路 | 3.仁保地峠 |
山口市の市街地の北東に位置するR9・R262仁保入口交差点がR376の起点であり、ここから東南東の方角にある岩国市の終点に向かう。片側2車線のR9を山口市の市街地から走っていれば右側車線が減少した後に仁保入口交差点となるため、右側車線を走り続ける事はできない。 仁保入口交差点から単独区間で始まっており、ごく普通の2車線国道といった雰囲気である。交通量もR9程ではないが多くの車が走っている。ただ、県庁所在地の割に中心部からさほど離れていないにもかかわらず、仁保地川沿いの谷筋に入ると沿線の家屋の数は一気に減少する。緩やかな勾配を上っていると仁保地峠を越えて下りに転ずる。仁保地峠の西にはJR山口線の仁保駅がある。 |
4.山口市野上 | 5.山口r26・r123井開田交差点 | 6.道の駅「仁保の郷」 |
仁保地峠からの勾配を下っていると浅地川を渡ってから上り勾配となる。山口県警の警察学校の北で名もなき峠を越えて下り勾配になり、仁保川に架かる仁保新橋の東詰で山口r26・r123井開田交差点を通過する。井開田交差点の北東には道の駅「仁保の郷」がある。 |
7.道路情報は「通行注意」 | 8.幹線道路のため駐車スペースも設けられている | 9.実際は7%勾配とは思えない程度の勾配 |
道の駅からも2車線道路が続いており、緩やかなカーブを曲がりながら坂本川を2ヶ所渡る。2ヶ所目の坂本橋の手前には山口r26・r197との交差点がある。以降は坂本川の右岸の上り勾配の2車線道路を走る。7%上り勾配の標識が設置されているが、線形の良い2車線道路のためそこまで急な勾配には思えなかった。坂本川の対岸には中国道が並走しており、時折視界に入ってくる。 |
10.荷卸トンネル | 11.上り勾配8%地点に登坂車線 | 12.荷卸峠 |
荷卸トンネルを通過すると南側に中国道が隣接する状態になる。トンネルを出てから少し走ると登坂車線が設けられている。警告標識によると8%の勾配だが、やはり道路状況が良好なせいでそこまで急勾配には思えなかった。登坂車線が終わると同時に荷卸峠を越える。 |
13.荷卸峠の東側には反対車線に登坂車線あり | 14.徳地堀集落 | 15.中国道の高架下を通過 |
荷卸峠を越えると今度は反対側車線に登坂車線が現れる。勾配は西側と同じ8%で、急なカーブはなく2車線道路なので勾配の具合に比して走りやすいと言える。二の宮川沿いの谷筋を走っていると南側を並走している中国道の高架をくぐり、以東はやや距離を置くルートを通っている。 |
19.いづもあい橋の西詰で直角右カーブ | 20.いづもあい橋 | 21.R489・山口r184交差点 |
r24交差点から約2.6km走るといづもあい橋の西詰で右に直角にカーブして橋を渡る。歩道がなく車線幅の狭い2車線だが、上流側に自転車・歩行者用の橋が架けられている。いづもあい橋から東は旧徳地町の中心部を走っており、沿線の建物の数は多い。旧市街地の東部でR489・山口r184との交差点を通過する。中国道の徳地ICはR376ではなく左折のR489に接続している。 |
22.R489と重複しているがおにぎりはR376のみ | 23.島地川沿いを走る | 24.岩国まで82km!? |
R489との重複区間となるが、串刺しおにぎりどころかR489が重複している事を示すものは存在しない。これは中国地方の多くの国道に言える事で、番号の大きい国道をトレースする際は事前にルートを確認する事が必須となる所以である。旧徳地町の中心部を過ぎると島地川沿いを断続的に続く集落を結びながら2車線快走路と走る。急なカーブも存在しているがほぼ平坦で2車線とあって特に走りにくさは感じない。島地川の支流のひとつである大野川を渡る手前の案内標識には岩国までの距離が82kmとなっている。岩国市に終点があるR376の総延長68.1kmと齟齬が生じているように思えるが、82kmという数字は岩国市の中心部までの距離であり、R376の終点はその手前に位置しているというだけであって誤りではない。 |
25.山口r192交差点 | 26.快走路を淡々と走る | 27.周南市に入る |
島地川の右岸を淡々と走る。山口r9、r169、r192と相次いで県道との交差点を通過するが、どれも信号機が設置されていない。県道との交差点にすら信号がないので、その他の市道の交差点に信号がある訳もなく、自分のペースで走る事ができる。島地川に架かる上村橋を渡ると市境を過ぎて周南市に入る。 |
28.山口r180交差点 | 29.R489交差点 | 30.R489分岐後は上り勾配 |
周南市に入ってすぐに山口r180との交差点を通過する。その後左にカーブして新米光橋で島地川を渡った先の交差点でR489が分岐する。R489との重複区間が終わってすぐに長野橋を渡り、その後は島地川沿いという点において変化はないが上り勾配となる。勾配は出てきたものの非常に緩やかで走り易さにはほとんど影響しない。 |
31.周南市高瀬 | 32.山口r180交差点 | 33.適度な勾配の上りが続く |
島地川沿いの集落を結びながら緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。急カーブは少なく山口r180が交差している右カーブくらいである。川の流れに沿った故のカーブかと思いきやr180の前後だけは川から離れた位置を走っている。r180交差点から少し走ると集落が途切れて勾配がきつくなり、急なカーブが増える。 |
34.右に直角にカーブして島地川ダムへ | 35.島地川ダムの天端を走る | 36.ダムを渡り終えると右直角カーブ |
島地川が造る谷筋を走っていると右の直角カーブを曲がって島地川ダムの天端を通過し、対岸でも右の直角カーブを曲がる。ダムの天端を走る国道は多くはないにしても決して珍しいものではないが、センターラインが引かれた2車線というのは少ない。 |
37.大崩トンネル | 38.緩やかな下り勾配の快走路 | 39.大道理トンネル |
島地川ダムからは下りとなるが勾配は非常に緩やかである。高瀬トンネルと大崩トンネルを連続で通過し、島地川の支流の新畑川に沿って走る。川の上流に向かっているにも関わらず道路の勾配は下りである。一旦上り勾配になってから名もなき峠を越えて下りに転じ、大道理トンネルをくぐって富田川沿いを走る。 |
40.山口r3瀬戸兼交差点を左折 | 41.瀬戸兼交差点からも快走路が続く | 42.R315長穂交差点を右折 |
緩やかな勾配を下っていると信号機のない山口r3との交差点を通過し、r3と重複区間を少し走った後に瀬戸兼交差点を左折するとr3が分岐する。瀬戸兼交差点からは上り勾配を走り、大久保集落の東端の旧道と思しき道路との交差点から下り勾配になる。勾配を下り切った所でR315長穂交差点に突き当たる。案内標識にR376は表記されていないが、右折して周南市街・岩国方面に進む。 |
国道376号 part2 |