紀見峠


 これが‘道’な人を満足させるのに充分な逸品。もはや数字は読めませんが、R371でないことは解る。話すと長くなるが、もともとここはR170であったらしい。それが幾度かの変遷を経て現在に至ったが、旧道となった紀見峠には撤去されることもなく取り残されたようだ。これを発見できたのは全くの偶然で、道路の写真を撮ろうと車から降りて振り向いたらありました。この偶然がなければ発見することもなく峠区間を終えていたでしょう。ちなみにもう一枚あるらしい。
 道路のほうはというとセンターラインがないものの擦れ違いに不自由することはない。

*紀見峠を示す看板 *やけに苔むした大阪府の境標識
 これが峠の様子。国定公園の中らしくきちんと看板が立っている。驚くべきことにこの峠のピークに普通の民家が存在する。しかも大阪府と和歌山県の県境標識の間に建っている。この家は大阪府と和歌山県のどちらなのか疑問に思うが、地図を見ると和歌山県側から峠付近までバスが来ているので、おそらく和歌山県なのでしょう。