国道367号

R1烏丸五条交差点〜R27三宅交差点
京都市→大津市→朽木村→今津町→上中町

1.R1烏丸五条交差点付近。R367のおにぎりもある 2.四条烏丸付近。京都のビジネス・繁華街である 3.右手にあるのは御所
 烏丸五条交差点でR1から分岐するとこんなに片側2車線の道路である。何を隠そう、ここは京都一の大通り、烏丸(からすま)通である。真下には地下鉄も走っている。大阪で言えば御堂筋である。交差点からすぐの中央分離帯にR367のおにぎりが堂々と立っている。まるで「烏丸通と呼ぶな、R367と呼べ」と主張しているかのように見える。しかし誰もR367とは呼んでいないだろう。道路は片側2車線な上に路側帯が広いため路上駐車の影響を受けにくいためまずまず走りやすい。700mほど進むと四条烏丸交差点となる。ここは京都一のビジネス街・繁華街であり、車も歩行者の数も非常に多い。
 さらに進むと右手に御所が見えてくる。古都、京都だけあってその他にも観光スポットは多い。そのためタクシー、バスも多いです。この御所の横は分離帯はフェンス程度のしょぼいものになり路側帯も狭くなる。タクシーなんかは急に停車したりするので要注意。

4.烏丸今出川交差点以北は分離帯がなくなる 5.烏丸北大路交差点を右折。タクシー多し(2001年撮影)
 御所の北端の京都r101烏丸今出川交差点からは中央分離帯がなくなってしまう。しかしそれに対応してか、交通量もだいぶ減っている。烏丸五条交差点から約7kmの直線を走っていると京都r181との烏丸北大路交差点となる。R367はここを右折して東へと向かう。写真を見れば分かるように京都市内はタクシーが多い。
 ここからは北大路通りという名称である。4車線なのだが、右車線はバス・タクシー専用レーン(7-9,17-19)である。バスだけでなくタクシーも含んでいるのが京都らしい。そんな道路で賀茂川を渡りさらに高野川を渡る。この高野川を渡った先の高野橋東詰交差点を左折する。ちなみに賀茂川を渡ると左京区に入っている。あの百井別れを有する左京区である。

6.川端通りとして高野川沿いに北東へ進む 7.右の高架は京都r182。この先だけ4車線になる
 ここからは川端通りとなり高野川沿いに進んでいく。2車線と普通の道路である。ただし付近に修学院があり観光客が多いので注意して運転しなければならない。バスが乗降停車していても無理な追越をかけてしまわないように。高野橋交差点より900mほど進むと右側に高架が現れる。京都r182、市道蹴上高野線である。おいおい市道のほうが立派に見えるやんけ。側道を進むと高架から降りてきた道路と合流するのだが、R367はこの先の花園橋交差点を右折しなくてはならない。つまり200m弱の間に2車線を越えて右折レーンに行かなければならないのだ。通るタイミングによっては神経をすり減らすかもしれない

8.左京区八幡町。右には高野川が流れる 9.京都市内とは思えないのどかな町並みが続く 10.R477との交差点。ここを左折すれば…
 無事右折レーンに入ることができ、花園橋交差点を右折する。再び高野川沿いの2車線となり、叡山鉄道鞍馬線の高架をくぐる。ここまで来ると京都市中心部の喧騒を離れており交通量は少ない。すぐ先の三宅橋をS字のようになるので注意が必要。その後も高野川沿いに進んでいく。
 八瀬トンネルを越えると左京区八瀬に入る。すでに付け替えられているのか、道路沿いに民家は少ない。快走できるのだが、この辺りは冬季は凍結等もするので油断できない。特に橋上では凍結しやすい上にカーブしているものが多いので走行には気を付けねばならない。
 高野橋交差点より約12kmで大原の集落に入る。三千院や寂光院などがあり、付近には常に観光客が歩いているような場所である。また駐車場を探しながら運転している人もいないとは限らないので注意した方がよいだろう。大原を過ぎれば交通量はますます減ってしまう。左京区小出石町でR477との交差点がある。これを左折すればどこにいけるかは今更言うまでもないだろう。

11.途中トンネルを通るように案内している 12.京都府と滋賀県の境はこんな感じ。既に有料区間に入っている
 R477交差点より約2kmで京都府と滋賀県の境に達する。境に到達する前に写真のような看板が立っている。ふむふむ、市道は狭いから途中トンネルへ行けってことね。まだ県境を越えてないからここはまだ京都市内だが看板は大津市と書いてあった。しかしこの案内にもかかわらず市道のほうへと突っ込んでいく車は多い。写真撮影中にも何台か通ったが8割方市道へ入っていた。この看板から100mも走れば県境となる。

13.県境を越えて途中トンネルへ向かう 14.途中トンネルの料金所。ETCには非対応だと思われる 15.途中トンネル。出口の先でR477と分岐するが表記されていない
 県境を越えると途中トンネルの料金所が見えてくる。道路自体は今までと変わらない、普通の2車線である。料金所で150円(普通車:夜間は無料)を払う。トンネルは入口から出口が見えることからも分かるようにそんなに長くない。はっきり言ってこれでこの値段は高いぞ。市道を走る車が多いことも納得できなくもない。市道沿線の住民は迷惑だろうけど。

16.滋賀県に入っても2車線が続く 17.花折トンネルまではヘアピンカーブが連続(2001年撮影) 18.花折トンネル
 途中トンネルを出るとR477と分岐する。右折してR477へ行けば琵琶湖に出ることができる。R367の方は2車線確保されており走りやすい。途中トンネル-花折トンネルの間はきついヘアピンカーブが連続して続く。それも花折トンネルを出ればカーブも緩いものがほとんどとなり走りやすい。この花折トンネルだが、有料の途中トンネルよりも距離は長いが無料で通れる。

19.坂下トンネル 20.大津市葛川木戸口町を通過 21.大津市葛川中村町にはまだ狭い区間も残っている
 花折トンネル以降はカーブも緩くなり走りやすい。花折峠を通過するトンネルは坂下トンネルである。山間部とは言え2車線の非常に走りやすい道路である。坂下トンネルを出ると大津市葛川木戸口町を通過する。このR367だが途中-花折トンネル間などのごく一部の区間を除けば集落が途切れることがない。山間部を走る3ケタ国道には珍しいパターンだと言える。
 快走路を走っていると葛川中村町で突如として1.5車線となる。ほんの50mほどだが、スピードが出ていることもあるので注意したい。さらに先の葛川中居町にも1.5車線となるのだが、こちらは500m程度だろうか。ただしこれらの狭路区間は拡幅工事が行われている形跡があったのでセンターライン付きの2車線となるのも時間の問題と思われる。

22.朽木村に入る 23.朽木村役場前。もちろん村の中心部であろう 24.檜峠を越えて今津町に入る
 大津市葛川中居町の1.5車線区間を抜けさえすればあとは今までのように2車線を気持ちよく走ることができる。山間部とは言えきついカーブも勾配もあまりない。
 その状態は大津市を出て隣の朽木村に入っても変わらない。村の中心部ではさすがに走っている車は通行人の数も増えるが、こんな都市部を離れた所とあってはストレスを感じるほどではない。道の駅「くつき新本陣」の前を通ったが、日曜朝市をやっていたためか結構な人出があった。道の駅を通過すれば朽木村役場の前を通る。おそらくはここが村の中心部だろう。
 朽木村役場から約4km走ると今津町との境である檜峠となる。さすがに峠の前後は民家もなくなりカーブも勾配もあるが、2車線あるので走りにくいと言うことはない。

25.R303保坂交差点 26.R303重複区間も2車線と整備されている 27.快速2車線を走り続けることになる
 今津町保坂にてR303との交差点となる。起点からおよそ57kmである。R367は左折してR303との重複区間となる。滋賀県北部と福井県麗南を結ぶメインルートを形成しているので交通量は少なくない。R367では少なかったトラックもここでは結構通る。水坂トンネル、寒風トンネルを通過すると福井県との境となり、福井県上中町に入る。ここでも山間部なのだが、結構なハイペースで流すことができる。道の駅「若狭熊川宿」の周辺からは集落の間を抜けるようにして北西へと進んでいく。
 快走路を飛ばしているとR27との三宅交差点に出る。R367はここで終わりである。

 古くから鯖街道と呼ばれ京都と若狭を繋ぐ、歴史ある道である。琵琶湖沿いに走るR161に比べて交通量、特にトラックが少ないので大津市北部の狭路を除いては走りやすい。ただし冬季には積雪・凍結の可能性があるので要注意