国道364号
part2

R416東古市交差点〜R8黒瀬交差点
永平寺町→坂井市→
→加賀市

56.狭苦しい2車線道路 57.鳴鹿橋 58.福井r17鳴鹿三差路交差点
 R416東古市交差点からも2車線道路だが、両側に家屋が密集していて圧迫感を感じる場所もある。約400m走ると緩やかな勾配を上って九頭竜川に架かる鳴鹿橋を渡る。北詰で市道との交差点を通過して緩やかな勾配を上ってから福井r17鳴鹿三差路交差点を道なりに左にカーブしながら通過する。九頭竜川の右岸を走るr17の交通量も多いためか、三方向それぞれ青信号の時のみ進入できる変則的な切替えタイミングとなっている。

59.坂井市に入る 60.福井r17・r112上久米田交差点
 鳴鹿三差路交差点から約500mで坂井市に入る。九頭竜川右岸の山裾を北西の方角にほぼ一直線に走っていると福井r17・r112上久米田交差点を右折しなければならない。案内標識では直進の矢印が消されているが、これはr17のバイパスが開通したためと推測される。

61.上久米田交差点からは上り勾配 62.山道区間に突入 63.急カーブが多い
 上久米田交差点からは上り勾配となる。車両の流れは福井r17かr112とR364永平寺方面がメインとなっているようでR364加賀方面の交通量は少ない。採石場を通り過ぎると集落が途切れる。道路情報板には「路面凍結」と「スリップ注意」と表示されているが、路面にはほとんど積雪しておらず路肩に少し残っている程度である。名もなき川に沿って走っていると左ヘアピンカーブを通過して川から離れる。

64.急勾配が続く 65.六呂瀬トンネル 66.近庄トンネル
 地形に沿って大きくカーブしながら急勾配を上っていく。長い距離の上り勾配だが登坂車線は設置されていない。左手に旧丸岡町(?)を遠望しながら六呂瀬2号橋を渡り、六呂瀬トンネルをくぐる。切通しにできそうな地形だが、六呂瀬山古墳があるためトンネルが掘られたのだろう。トンネルの北側坑口から200m程進んだ所には古墳見学用と思われる駐車スペースが設置されている。小近庄トンネル、次いで近庄トンネルを通過する。近庄トンネルは全長1186mと結構長いトンネルだが、開通は1986年と意外に古い。

67.トンネルからは下り勾配 68.福井r10・r259交差点 69.旧道は左折
 近庄トンネルを出ると下り勾配となるが、南側に比べて勾配もカーブも緩やかである。集落に差し掛かった所で勾配がさらに緩やかになり、福井r10・r259交差点付近からはほぼ平坦になる。交通量の少ない2車線道路を快走しているとあわら・丸岡IC・丸岡城が案内されている道路との交差点を通過する。この道路が県境の大内峠を越える旧道の入口だが、旧道自体はあわらにも丸岡ICにも丸岡城にも行かず峠を越えるだけである。

70.山竹田橋 71.丸岡・山中温泉トンネル 72.石川県加賀市に入る
 旧道との交差点からは上り勾配となる。いくつかの沢を渡りながら整備された2車線道路を走る。バイパスとして造られた道路だが登坂車線は設置されていない。大内峠のほぼ真西で丸岡・山中温泉トンネルに入る。トンネルに入ってすぐに下り勾配となり、トンネルを出た所に石川県加賀市の境標識が立てられている。その標識のある場所は旧道との交差点でもある。旧道は国道からは降格しているが、特に閉鎖はされていない模様。ただし、除雪はされていないようで通行した日は積雪のため車両での進入は不可能であった。

73.下り5%勾配 74.みす滝トンネル 75.おにぎり下には直進の補助標識が付いている
 石川県加賀市に入ってからは5%の下り勾配を走る。勾配のある距離は長いが、上りとなる反対車線に登坂車線が設置されていない。大内谷川に沿って走っていると七曲橋を渡り、みす池トンネルをくぐり、三乃庄橋を渡る。川を2回渡る事からも推測できるが、川沿いに旧道がある。出入口が封鎖されていない事から進入はできそうだったが、放置されていると思われるので通行できるか否かは不明である。

76.右直角カーブを曲がる 77.我谷ダムの天端を通る 78.石川r153交差点を道なりに左方向へ進む
 緩やかな下り勾配の2車線道路を走っていると富士写湖の西岸を走り、ダムの管理事務所を通り過ぎた所で幅員減少と右直角カーブの警戒標識が現れる。標識の通り右の直角カーブを曲がると我谷ダムの天端を通るが、このダム上だけがR364における2車線未満の区間である。ダムの北詰で石川r153交差点を道なりに左に直角にカーブしてスノーシェッドに入る。

79.スノーシェッドが連続 80.加賀市山中温泉我谷町 81.集落内も快走可能
 長短合計3つのスノーシェッドを通過して大聖寺川の右岸を緩やかな下り勾配で北上する。県境のトンネルの名称にあった山中温泉に近付き、花つばきという宿泊施設の前を通過する。とは言うものの温泉街の真ん中を突っ切っている訳ではないので温泉街の雰囲気は感じられない。

82.道の駅「山中温泉ゆけむり健康村」 83.石川r39こおろぎ町交差点を左折
 温泉街の南で道の駅「山中温泉ゆけむり健康村」を通過し、そのすぐ先で石川r39こおろぎ町交差点を左折する。直進してr39に進めば山中温泉街を通り抜ける事になる。左折のR364には山代温泉と案内されている。

84.こおろぎ町交差点からは上り勾配 85.加賀市山中温泉上野町 86.石川r11塚谷西交差点を左斜め前方に進む
 こおろぎ町交差点からは一直線に勾配を上る。山中温泉街のすぐ西側を通っているのだが、高低差があるうえに樹木に視界を遮られているため温泉街は一切見えない。山中温泉医療センター付近からは沿線にも建物が建っている。
 医療センターを通過して勾配を下っていると石川r11塚谷西交差点に至る。五差路となっており道なりに直進するのはr11であり、R364は左斜め前方に進む。鋭角に左折する道路は国道ではないのだが、センターラインのない1.5車線幅のため間違える可能性は低いだろう。

87.加賀市山中温泉上原町 88.石川r142河南北交差点 89.直進の補助標識が付いたおにぎりが多い
 塚谷西交差点からは平坦になり沿線には多くの家屋が建ち並んでいる。交通量もこれまでに比べると多いが、一般的に言えばまだ少ないと言える範疇である。大聖寺川左岸の山裾を走っていると石川r142河南北交差点を通過し、以降は山から少し離れて平地を走る。直線で見通しが良く非常に走りやすい道路状況である。

90.石川r151保賀橋詰交差点を道なりに進む 91.加賀市黒瀬町 92.R8・R305・R365黒瀬交差点
 2車線快走路を走っていると石川r151保賀橋詰交差点を通過する。案内標識では突き当たりを左折するかのように描かれているが、実際はさほど急でもない左カーブである。道なりに走っていれば国道をトレースできる。保賀橋詰交差点からは黒瀬町集落の中を通り抜け、R8R305R365黒瀬交差点に至る。市の中心部から離れた位置にあるこの交差点がR364の終点である。黒瀬交差点はR365の起点でもあり、R305大聖寺方面に重複している。また、R8金沢・小松方面にもR305が重複している。