国道345号
part6

R47狩川矢倉交差点〜R7女鹿交差点
庄内町→酒田市→遊佐町

253.狩川矢倉交差点以降も快走路 254.幅員減少 255.最上川橋
 R47狩川矢倉交差点からは単独区間となり、左カーブを曲がった後は平坦かつ直線的な2車線道路を走る。幅員減少の警戒標識を通り過ぎ、上り勾配になると同時に路側帯がなくなる。そのまま最上川に架かる最上川橋を渡るが、橋上は一応は2車線ではあるものの車線幅が狭いため大型車同士の離合は一方が停止もしくは徐行しなければならないだろう。そのような道路状況にもかかわらず、歩道は設置されていない。なお、最上川橋を渡ると酒田市に入る。

256.山形r361交差点を左折 257.最上川の右岸を走る 258.様々な形状の防雪柵がある事が分かる
 最上川橋を渡り終えた北詰で山形r361との交差点を左折して松山方面に進む。最上川橋から来る方向が突き当たるため、一時停止しなければならないように思えるが、その義務はない模様。ただし、交差点の形状からして一時停止した方が良いと思われる。
 r361交差点から少しだけ最上川の堤防の内側を走り、緩やかな右カーブを曲がると川から離れて行く。以降は緩やかなカーブが続く平坦な2車線道路を快走する。交通量が少ない事もあって非常に走りやすい。

259.山形r362交差点 260.再び最上川の堤防上を走る 261.山形r117(?)のバイパスが工事中
 緩やかに左にカーブしながら山形r362交差点を通過し、少し走ると緩やかな勾配を上って最上川沿いとなる。堤防の上を走っており、見通しが良く走りやすい道路状況である前方やや右側には鳥海山を望む事ができる。

262.山形r117交差点 263.山形r40交差点 264.市道との交差点を道なりに右へ進む
 堤防上を走っていると山形r117との交差点を通過する。最上川に架かるr117の橋(庄内橋)は最上川橋と同様に歩道がなく車線幅が狭いため、少し上流に新たな橋が架橋工事中である。
 r117交差点以降も最上川の堤防の上を快走する。山形r40交差点付近からは堤防から離れて水田の中を走るようになる。相沢川に架かる宝永橋の前後を除けばアップダウンもなく走りやすい道路状況である。

265.山形r40交差点 266.おにぎり越しに鳥海山を望む 267.山形r205交差点
 緩やかな右カーブを曲がって正面に鳥海山を望みながら北上を続け、山形r40との交差点を通過する。堤防でも交差していたr40だが、重複していたのではなく別ルートだったものが交差しているだけである。なお、r40の一部はR345の旧道と思われる。平坦な2車線道路を走っていると緩やかな左カーブを曲がって市道との交差点を通過する。この市道を南下するとr40を経てR345に至るルートである事から旧道に当たると思われる。旧道と思われる市道との交差点を過ぎて少し走ると山形r205交差点を通過する。

268.山形r352交差点 269.山形r367交差点 270.鳥海山を望みながら快走
 交通量が少なく流れの良い2車線道路を北上していると山形r352交差点を通過する。さらに少し走ると山形r367交差点を通過する。前方に見えている鳥海山がかなり大きく見えるようになる事からもかなり近付いているように思えるが、山頂との距離は20km程度ある。

271.市道が交差している右カーブを通過 272.旧八幡町の中心部付近を走る 273.R344市条交差点
 旧八幡町の中心部の手前で市道が2本交差している右カーブを曲がり、市街地の南端部を走っていると左カーブの直後に市道との交差点を通過し、その先でR344市条交差点を通過する。手前で交差している市道はおそらくR344の旧道と思われる。案内標識では直進の道路にR345のおにぎりが表記されているが、本来であればR344のおにぎりが表記されなければならないはずである。

274.八幡橋 275.R344重複区間 276.R344・山形r369観音寺交差点
 R344との重複区間が始まってすぐに八幡橋を渡る。旧八幡町の市街地の西部を走っているとR344・山形r369観音寺交差点を通過する。R344との重複区間の距離は600m程度を短い。

277.観音寺交差点以降は市街地を離れる 278.酒田市芹田 279.鳥海橋
 観音寺交差点からも2車線道路が続いているが、旧八幡町の市街地から離れるため進むにつれて周辺の家屋の数が減っていく。右、左とやや急なカーブをを曲がった後に右にカーブしながら緩やかな勾配を上って鳥海橋を渡る。その下を流れている日向川は市町境の川であり、橋を渡る事で遊佐町に入る。

280.山形r373交差点 281.山形r373交差点 282.カーブは多いが快走路と言える
 鳥海橋から程なくして山形r373交差点を通過して短い重複の後に杉沢方面に分岐していく。重複距離が短いため案内標識はひとつしか設置されていないが、交差点の間に町道との交差点があるので誤ってそちらに進んでしまわないように注意が必要である。r373との重複区間以降も平坦な2車線道路が続いている。カーブは多いもの緩やかななので走りやすいと言える道路状況である。

283.町道との交差点を左折 284.遊佐バイパス 285.庄内東部広域農道(庄内こばえちゃライン)との交差点
 遊佐町に入ってから約2.8kmで町道との交差点を左折しなければならない。案内標識に修正された跡がある事からも想像できるが、地名の表記されていない直進の道路がR345の旧道である。2019年4月時点ではウォッちずにおいて国道扱いされているが、約3.0km先の山形r371交差点より北の区間は町道扱いとなっている。よって国道トレースは左折して遊佐バイパスを走らなければならない。
 旧道との交差点からはバイパス区間となるが、これまでが快走路だっただけに特に道路状況が良くなったとは感じない。庄内東部広域農道(庄内こばえちゃライン)との交差点を通過する。鶴岡市(旧藤島町)の山形r44交差点で交差していた庄内東部広域農道だが、概ねR345の西を通っており複数の県道との重複を経てここに至るルートである。広域農道という事で道路状況は悪くないと思われ、距離はR345よりも短いため旧藤島町〜遊佐町の往来は広域農道の方が便利かもしれない。

286.山形r60交差点 287.八走跨線橋 288.山形r60・r208交差点を右折
 山形r60交差点を通過してすぐに八走跨線橋でJR羽越本線をオーバーパスする。新潟県内では概ね並走状態であった羽越本線だが、山形県内では離れた場所を走っており久しぶりの交差地点である。跨線橋からの勾配を下り切った所で山形r60・r208との交差点となり、右折して秋田・由利本荘方面に進む。

289.JR羽越本線の西を北上 290.山形r375交差点 291.遊佐町富岡
 山形r60・r208交差点からはJR羽越本線の西側を並走するようにして北の方角に進む。遊佐駅の近くを通っているが、市街地は駅の東に形成されているためR345沿線の家屋は少ない。遊佐町中心部の北西で山形r375交差点を通過し、北上を続けていると大きく左にカーブした後にそねた橋を渡る。

292.現道(旧道?)との交差点 293.緩やかなカーブが連続 294.山形r353交差点
 そねた橋を渡り終えて左カーブを曲がっていると町道との交差点を通過するが、その町道がR345の旧道である。遊佐バイパスが終わってからも平坦で走りやすい2車線道路が続いている。左にカーブした後に西鳥海橋を渡り、その先で山形r353交差点を通過する。

295.山形r353交差点以西は沿線に建物なし 296.峠部分を越える 297.津波浸水想定区域に入る
 山形r353交差点からは上り勾配となり、左、右と緩やかなカーブを通過する。おそらくバイパスとして造られた道路と思われ、沿線にはほとんど家屋が存在しない。緩やかな勾配を下っていると津波浸水想定区域に入るが、海岸とは直線にして600m程度離れている。

298.R7菅里交差点を右折 299.道の駅「鳥海」 300.R7西浜交差点を左折
 下り勾配が終わって平坦になった所でR7菅里交差点に突き当たる。R345の終点は遊佐町にあり、かつ一桁国道との交差点ではあるが、この交差点は終点ではない。右折してR7との重複区間を秋田・由利本荘方面に進む。
 菅里交差点から300m弱で道の駅「鳥海」を通過する。R7に接する道の駅とあって行楽シーズンは混雑している事も多い。出入口に信号機が設置されておらず、また交通量も多いため、右折で入るのはともかく出るのはタイミングが悪ければ中々出られない事もある。
 道の駅を過ぎると緩やかな右カーブとなるが、R345は西浜交差点を左折してR7から分岐する。重複区間の距離は600m弱と短い。案内標識の地名からも分かるとおり、ここからは海沿い区間になる。

301.遊佐町西浜 302.新吹浦橋 303.山形r353交差点
 西浜交差点からは単独区間となるため交通量が激減するが、走りやすい2車線道路は続いている。。月光川に架かる新吹浦橋を渡り、緩やかな左カーブを曲がると山形r353交差点を通過する。交差点の東に吹浦駅がある。

304.JR羽越本線のトンネルの傍で左直角カーブ 305.歩道は老朽化のため通行止 306.山形r210交差点
 JR羽越本線に沿って走っていると左の直角カーブを曲がり、月光川の河口直近の右岸を走る。川寄りには歩道が設置されているものの老朽化のため通行止であった。十六羅漢岩付近で右カーブを曲がって山形r210交差点を通過する。

307.海とJR羽越本線の間を走る 308.風力発電の風車が建ち並 309.遊佐町吹浦島崎
 海岸線に沿って走っているとトンネルから出てきたJR羽越本線との並走状態となる。対面2車線道路と整備されており、内陸側で並走しているR7の旧道に該当すると思われる。

310.片桟橋形式の歩道が通行止になっている模様 311.海岸を離れて勾配を上る 312.R7女鹿交差点
 小さな集落を繋ぎながら海岸線沿いを快走する。山形r353交差点から山形r210交差点にかけての区間の歩道が通行止だったが、他にも通行止になっている箇所がある。片桟橋形状の歩道が規制対象になっているものと思われる。
 JR羽越本線から離れると同時に集落が途切れる。緩やかな勾配を上って海岸線からも離れて行く。右の急カーブの直後にR7女鹿交差点に至る。この交差点がR345の終点の交差点である。なお、東港線十字路交差点〜女鹿交差点はR7であれば約192km、4時間弱であり、R345であれば約208km、4時間強である。区間によってR7もしくはR345(R113含む)を使い分けた方がより短く早くなる。