国道333号
part3

R450白滝IC〜R39日東交差点
遠軽町→上川町

99.「北見峠 夜間・早朝 路面凍結のおそれ 走行注意」 100.新白滝橋 101.北海道r558交差点
 E39/R450旭川紋別道の白滝ICを過ぎてすぐに右カーブを曲がり、しばらく平坦な状態を走った後に下り勾配となって新白滝橋を渡る。白滝橋を渡り終えると北海道r558交差点を通過する。ここを右折すると白滝駅に行く事ができる。JR石北本線とともに湧別川に架かる白滝橋を渡って旧白滝村の中心部から離れて行く。

102.JR石北本線と並走 103.防雪柵区間あり 104.上白滝跨線橋
 JR石北本線の南側を並走しながら西の方角に向かって2車線道路を走る。ほとんど勾配がなくカーブも少ないため非常に走りやすい道路状況である。南側には湧別川が流れているが、その間に畑が広がっており防雪柵が設置されている。やや急な右カーブを曲がった先で上白滝跨線橋を通過する。跨線橋から少し西に上白滝駅が置かれていたが、下白滝駅と旧白滝駅と同日に廃止になっている。

105.町道との交差点は通行区分帯がある 106.八号沢橋 107.北側に防雪柵が設置された区間もある
 上白滝跨線橋からの勾配を下り切った所で町道との交差点を通過する。跨線橋の手前に通行区分帯がある旨の標識が設置されているが、左折車線(反対方向は右折車線)のあるただの交差点である。その後は平坦な2車線道路が続き、八号沢橋で湧別川を渡る。八号沢橋以西はR333、E39/R450旭川紋別道、JR石北本線の全てが湧別川の右岸にある。

108.防雪柵の隙間に駐車帯 109.奥白滝駅跡付近にも駐車帯あり 110.町道奥白滝上支湧別線との交差点
 防雪柵の隙間に設置された東向き車線の駐車帯を通過し、約1.0km走ると西向き車線の駐車帯を通過する。そのすぐ近くに奥白滝駅があったが、下白滝駅、旧白滝駅、上白滝駅よりも前の2001年に信号場になっている。町道奥白滝上支湧別線との交差点を通過するが、左折して1.0km程進むとE39/R450旭川紋別道の奥白滝ICに行く事ができる。奥白滝ICは白滝PAが併設されているが、道の駅「しらたき」としても登録されており一般道からの利用も可能である。

111.北見峠の遠別町側ゲート 112.奥白滝覆道 113.奥白滝スノーシェルター
 広くもない駐車スペースの先で遠別町側の閉鎖用ゲートを通過して直後に雲別橋を渡る。北見峠区間に入ったものの勾配はさほど急ではない。JR石北本線の橋梁をくぐるが、その下には奥白滝覆道が設置されている。覆道が必要な地形とは思えないので橋梁からの落雪を防ぐ為のものと思われる。さらに少し進むと奥白滝スノーシェルターをくぐるが、その上にはE39/R450旭川紋別道の湧泉橋があり、これも橋梁からの落雪避けと思われる。

114.石北橋 115.渓雲覆道 116.登坂車線
 覆道とスノーシェルターを通過してすぐに石北橋を渡る。名称からしてJR石北本線の上を通っていそうだが、鉄道とは無関係で湧別川に架かっている。源流に近付いている湧別川の右岸を走っていると渓雲覆道をくぐり、曲線半径60mのヘアピンカーブを曲がる。ヘアピンカーブ部分には渓雲橋があり、この橋が湧別川に架かっているR333の橋の中で最も上流に位置している。ヘアピンカーブを曲がり終えると延長400mの登坂車線区間を走る。

117.「旭川75km 上川29km」 118.丘平覆道 119.曲線半径30mのヘアピンカーブ
 登坂車線が終わった直後に左ヘアピンカーブを曲がる。曲線半径は30mとかなり急だがセンターライン付きの2車線道路なので酷道と言える程ではない。ヘアピンカーブの先には丘平覆道をくぐるが、その延長は400mと覆道にしては長い。覆道を出た直後は曲線半径40mの右ヘアピンカーブが待ち構えている。E39/R450旭川紋別道の北大雪トンネルの上を通過した先の左ヘアピンカーブの曲線半径は30mである。

120.複数のヘアピンカーブあり 121.峠に近くなるとヘアピンカーブがなくなる 122.しらかばロード
 スプリコヤンベツ川の源流付近を曲線半径40mの右ヘアピンカーブで回り込み、次の左ヘアピンカーブの曲線半径は90mと少し緩やかに感じる。以降はヘアピンカーブはなく直線基調となるため走りやすくなる。標高800mを越えた所では北大雪トンネルの上を2回通っているが、特に目印等がある訳ではないので実感はできない。北見峠はしらかばロードと呼ばれているようで周辺には多くの白樺がある。

123.北見峠駐車場 124.上川町に入る 125.「凹凸あり」
 北見峠の手前で北見峠駐車場を通過する。かつては売店やトイレもあったようだが扉は閉ざされており利用できなくなっていた。これはE39/R450旭川紋別道が開通した事と無関係ではないだろう。旭川紋別道路は無料で通行できるため急カーブの多い峠道は避けられるようになったのだろう。通過した際もまったくと言っていいほど車は走っていなかった。
 北見峠駐車場を過ぎて左カーブを曲がっていると北見峠を越えて上川町に入る。町境であると同時に振興局の境でもあり、オホーツク総合振興局から上川総合振興局に入る。峠を越えるため勾配が下りになる。曲線半径40mの急カーブもあるが、遠軽町側に比べると急カーブは少ない。

126.「この先連続カーブ有り 走行注意!!」 127.「下り6%勾配」 128.前方の橋はE39/R450の美水橋
 小刻みなカーブが連続している2車線道路を走る。左にカーブしてE39/R450旭川紋別道の北大雪トンネルの上を通り、曲線半径40mの右カーブを曲がる。旭川紋別道の清澄橋の南で左にカーブした後に6%の勾配を下る。その前方には旭川紋別道の美水橋が見える。

129.前方の橋はE39/R450の水月橋 130.上越シェルター 131.E39/R450の水明橋をくぐる
 旭川紋別道の水月橋の南を通過するが、美水橋との高低差はほとんどなかったが、水月橋は2,30mの高低差がある。上越橋の直後に上越シェルターを通過するが、その上にはJR石北本線がある。これも橋梁からの落雪を防ぐためのシェルターと思われる。留辺志部川の右岸を少し走ると旭川紋別道の水明橋の下をくぐる。

132.水明橋の北側を走る 133.上二股橋 134.R273交差点を左折
 水明橋をくぐってからも留辺志部川沿いを走っており、対岸にはJR石北本線と旭川紋別道がある。ポンルベシベ川に架かる上二股橋を渡って右の急カーブを曲がった先でR273との交差点に突き当たる。この交差点より旭川市の起点まで他の上位国道との重複区間となっており実質的な起点と言えるが、案内標識にはR333のおにぎりが表記されている。そのため左折してR273重複区間を旭川・上川市街方面に進む事が分かる。交差点の手前から見える橋は浮島ICのランプ橋であり、交差点から少し北に接続している。

135.水音橋 136.「旭川64km 上川市街19km」 137.二股シェルター
 R273との重複区間になった直後にランプ橋の水音橋の下をくぐる。水音橋は国道だけでなくJR石北本線の上も越えている。緩やかな左カーブを曲がった先で石北本線の下をくぐるが、その下には二股シェルターが設置されている。

138.渓流橋 139.清流橋 140.深雪橋
 二股シェルターの直後に紅葉橋を渡り、大きく右にカーブして渓流橋を渡る。さらに少し走ると清流橋と深雪橋を相次いで渡る。これら4つの橋は全て留辺志部川に架けられており、短い距離で右岸と左岸を往ったり来たりする。

141.中越シェルター 142.中越シェルター以西はカーブが少ない 143.中越跨線橋
 留辺志部川の右岸を走っていると右カーブを曲がって中越シェルターをくぐる。かなり低い位置にあるため見えにくいがシェルターの上にJR石北本線が通っている。シェルターを過ぎてからも留部志部川沿いの2車線道路が続いているが、カーブが少なくなるため多少走りやすくなる。ニタイオマップ川に架かる二世橋を渡り、緩やかな勾配を上った後に中越跨線橋で石北本線をオーバーパスする。

144.中越駐車帯 145.中越橋 146.E39/R450旭川紋別道のなかこし大橋
 留辺志部川とJR石北本線の間を走っていると中越駐車帯を通過する。その北東に中越信号場があるが、これは2001年まで中越駅として機能していた。左カーブを曲がって中越橋で留部志辺川を渡って左岸に移り、直線道路を走っているとE39/R450旭川紋別道のなかこし橋の下をくぐる。

147.交通量は非常に少ない 148.「自動速度取締路線」 149.E39/R450旭川紋別道の滝口跨道橋
 留辺志部川の左岸を走っていると滝口橋で川を渡ってきたE39/R450旭川紋別道の滝口跨道橋をくぐる。その手前は直線道路となっており、東向き車線のみ自動速度取締機が設置されている。

150.片側1車線区間 151.天幕橋 152.上川町字天幕
 2車線道路を走っていると中央分離帯が現れて右カーブを曲がる。追越しを物理的に禁止するために設置された中央分離帯であろうが、カーブは比較的緩やかである。対面2車線道路に戻ってすぐに左にカーブしている天幕橋を渡り、次いで宇円内橋を渡る。その後は旭川紋別道とJR石北線に挟まれた間を走る。

153.日東橋 154.上川町字日東 155.R39・R273日東交差点を右折
 JR石北本線とともに緩やかなS字カーブを描きつつ日東橋を渡る。ほとんど勾配のない2車線道路を走っていると留辺志部川が本流の石狩川に合流する辺りでR39・R273日東交差点に突き当たる。終点で交差していたR39だが、R333の起点はこの交差点ではなく右折して旭川方面に進む。なお、R273は帯広方面のR39に重複しているため、以降はR39とのみ重複している。

国道333号 part4