国道333号
part1

R39交差点〜R242交差点
北見市→佐呂間町→遠軽町

1.R39交差点 2.「遠軽55km 仁頃6km」 3.終点からしばらくは直線道路
 北海道北見市の中心部から北に少し離れた位置にあるR39との交差点がR333の終点である。起点は旭川市の4条通7・4条通6交差点だが、これはR39の起点でもある。旭川市まで全てR39に重複している訳はなく、R39の北を通る別ルートで旭川市を目指す。
 終点の交差点から走り始めるとほとんど勾配のない平坦な直線道路を北西に向かって走る。二桁国道の並走ルートに当たるためか、早朝という時間帯のせいもあって交通量は非常に少ない。

4.左カーブから上り勾配 5.2ヶ所目の駐車帯 6.端野トンネル
 駐車帯付近から上り勾配となりやや急な左カーブを曲がる。次いで右カーブを曲がっていると2ヶ所目の駐車帯の前を通る。駐車帯の手前に旧道らしき道路が交差している。特に閉鎖はされていないようだが、交差点の直後から狭いダート道路なので道路状況は芳しくないと思われる。駐車帯を完全に通り過ぎた後に端野トンネルに入る。竣工は1993年で延長1319mと比較的長いトンネルである。

7.端野トンネルからは下り勾配 8.旧道との交差点を通過 9.仁頃側にも駐車帯あり
 端野トンネルからは下りとなるが勾配は緩やかで急なカーブもないため走りやすい。旧道との交差点を通過するが、こちら側も閉鎖されていないが、ダート路である事が確認できる。

10.北海道r7交差点 11.睦月橋 12.周辺には畑が広がっている
 やや急な勾配を下った先で北海道r7交差点を通過する。r7は北見常呂線という路線名だが、平成の大合併で常呂町が北見市になったため、一桁道道ながら単一の市町村のみ通っている。r7交差点を通り過ぎてすぐに睦月橋と如月橋を相次いで渡る。前者は仁頃川に、後者はルクシニコロ川に架かっている。如月橋からは緩やかな上り勾配となる。その後は山裾と言える場所を通っているが、なだらかな勾配なので走りにくさは一切感じない。

13.「遠軽45km 岩佐18km」 14.「この先連続カーブ」 15.「4.0km先 交通遮断機あり」
 沿線の家屋が途切れると同時にルクシニコロ川の谷筋区間に入る。勾配が少しだけ急になったうえにカーブが連続するようになるが、センターライン付きの2車線道路なので走りにくい道路状況とは言えない。

16.ルクシニコロ川側に迂回路が設定されていた 17.谷筋区間も快走路 18.ゆずり車線
 ルクシニコロ川の左岸を走っていると道路工事現場を通過する。川寄りに仮設の道路が造られており、その前後がやや急なカーブとなっている。中央分離帯が現れるのと同時にゆずり車線区間となる。その延長は1000mであり、4号橋はゆずり車線が設置された際に西向き車線のものが新たに架橋されている。

19.ゆずり車線区間終了後はラバーポールあり 20.閉鎖用ゲートを通過 21.ラバーポール区間は意外に長い
 ゆずり車線が終わると中央分離帯はなくなるがラバーポールが設置されており追越しができないようになっている。駐車スペースのみの駐車帯の直後に閉鎖用ゲートが設置されている。ゲートの奥には反対側車線の駐車帯が設置されている。ラバーポール設置区間は駐車帯を過ぎてからも続いている。

22.仁頃トンネル 23.右のフェンスの奥が旧道 24.新佐呂間トンネル
 トンネル用の機械室付近からはラバーポールがなくなり、その状態で仁頃トンネルに入るニコロルクシ川に沿っている道路が旧道と思われるが閉鎖されており通行できない。仁頃トンネルを出ると緩やかなカーブを曲がって北陽橋を渡った直後に新佐呂間トンネルに入る。ルクシ峠を越える旧道もフェンスによって閉鎖されており、またトンネルも閉鎖されているので通行する事はできない。

25.佐呂間町に入る 26.カーブ部分に中央分離帯あり 27.駐車帯付近はラバーポールが設置されている
 新佐呂間トンネルは市町境のためトンネルからは佐呂間町に入る。トンネルを出た直後はラバーポールが設置されており、その後中央分離帯区間を大きく右にカーブして進行方角を西から北に転ずる。勾配は緩やかだが反対側車線には延長838mのゆずり車線が設置されている。中央分離帯が途切れるとラバーポール設置区間となり、反対側車線側の駐車帯の前を通過する。

28.カーブ部分に中央分離帯 29.「右折車あり 追越し注意」 30.佐呂間町字中園
 駐車帯からは直線道路となっているが、程なくして左にカーブする。このカーブ部分にも中央分離帯が設置されており、その意図は追越しをさせないためと思われる。左カーブが終わってからは緩やかにアップダウンしている直線道路を走る。

31.北海道r103・r685交差点を左折 32.「上川100km 遠軽27km」 33.北海道らしい風景が広がっている
 若佐集落で北海道r103・r385交差点を左折して上川・遠軽方面に進む。佐呂間町役場へは右折してr103を進んだ先にある。岩佐集落を通り過ぎると畑が広がる北海道らしい風景の中を走る。

34.カーブは緩やかなものばかり 35.敷島橋 36.北海道r103交差点を右折
 緩やかな左カーブを曲がって少し走ると敷島橋を渡る。橋の手前には幅員減少の警戒標識が立てられており、橋上はセンターライン付きの2車線道路ながら若干車線幅が狭い。敷島橋からは栄集落を通っており、集落内の北海道r103交差点を右折して引き続き上川・遠軽方面に進む。直進してr103を南下すれば旧留辺蘂町の中心部でR39に至る。

37.電光掲示板には旭野トンネルの工事通行止規制の情報が表示されている 38.歩道設置工事中 39.「上川92km 遠軽19km」
 北海道r103交差点からもほぼ平坦で直線的な2車線道路が続いており走りやすい道路状況である。電光掲示板にはこれから通る旭野トンネルの通行止規制情報が表記されているが、これは工事に伴う予告情報である(工事期間は2019年10月21日〜31日)。緩やかな上り勾配とカーブの2車線道路を走っていると集落が途切れる。

40.旭野トンネル区間は自動車専用道路 41.「この道路の制限速度は60km/hです」 42.ラバーポール+縁石
 北海道r103交差点から約4.7kmで自動車専用道路の入口に至る。これは旭野トンネルを含む旭野道路が地域高規格道路の遠軽北見道路の一部のためであり、計画ではE39/R450旭川紋別道やE61十勝オホーツク道に接続する予定である。旭トンネルを含む旧道は国道の指定を外れているため、徒歩や自転車、125cc以下の二輪車ではR333の完全トレースは不可能である。
 自動車専用道路区間に入るとラバーポールが現れた後に縁石も現れて高速道路の暫定2車線区間のような状態になる。供用されたのは2002年11月と意外に年数が経過しており、路面状況も自動車専用道路にしては荒れている。

43.旭野トンネル 44.遠軽町に入る 45.下り5%勾配
 旭野トンネルを抜けると遠軽町に入る。5%とやや急な勾配を下っており、高所を走る高架橋はないものの強風地域のようで横風注意の警戒標識や吹流しが設置されている。南側に建設中の生田原道路が見えると自動車専用道路区間の終点は近い。

46.自動車専用道路区間が終わる 47.実則橋 48.建設中の生田原道路
 旭野トンネルを出てから約1.1kmで遠軽町側の旧道との交差点を通過する。ここまでが自動車専用道路区間であり、その距離は約3.5kmである。両方の旧道との交差点には駐車帯のようなスペースがあるが、これは除雪車の転回場である。そのため一般車両は駐車しないように警告されている。
 自動車専用道路区間が終わると5%勾配を下り、実則橋付近から勾配が緩やかになる。左カーブを曲がっていると建設中の生田原道路の跨道橋をくぐって旭野橋を渡る。生田原道路も遠軽北見道の一部を成している。

49.道路状況は良好 50.遠軽町生田原安国 51.北海道r1032交差点
 大きく右にカーブして記念橋を渡ってからしばらくへ直線道路となっている。左にカーブして旭橋を渡ると生田原安国集落に入る。集落内は車線幅の広い2車線道路のため非常に走りやすい。JR石北本線の安国駅の東で北海道r1032交差点を通過するが、r1032は停車場線ではなく駅と反対側に伸びている。

52.車線幅の広い2車線道路 53.安国跨線橋 54.R242交差点を道なりに進む
 JR石北本線の東を走っていると生田原安国集落が途切れる。左にカーブしながら緩やかな勾配を上ると安国跨線橋を通過し、緩やかな勾配を下った所でR242との交差点に至る。交差点の形状としてはT字状と言えるが、交差している角度が直角ではなく、R333は道なりに直進のように進んでR242と重複して上川・遠軽方面に進む。R242留辺蘂方面からR333への右折は鋭角に曲がる形になり、右折車線は設置されていないが特に右折は禁止されていないようである。

国道333号 part2